「寺島しのぶの剃髪シーンは見所」あちらにいる鬼 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
寺島しのぶの剃髪シーンは見所
人気作家の長内みはる(寺島しのぶ)は作家・白木篤郎(豊川悦司)と講演をきっかけに知り合い、男女の仲になった。一方、白木の妻・笙子(広末涼子)は夫の奔放な女性関係を黙認することで夫婦生活を続けていた。しかしみはるにとって白木は体だけの関係にとどまらず、同じ小説家として、書くことを通してつながることで、かけがえのない存在となっていった。その後、みはるは白木との男女の関係を断つため出家し・・・という、ストーリー。
瀬戸内寂聴と井上光晴、井上の妻の3人がモデルの小説が原作らしいが、寺島しのぶが瀬戸内はるみにみえた。
特に寺島しのぶのリアル剃髪シーンは女優魂の凄さを感じた。
耐える妻役の広末涼子も素晴らしかった。
鬼とは自由奔放に好きになった女性を抱きまくった白木の事なんだろう。もちろん豊川悦司も良かった。
人の心を打つ作品を書こうとしたら、それなりの実経験が必要なのかも。芸のためなら女房も泣かす、っていう歌の歌詞が頭をよぎった。
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NOBUさんのコメント
2022年11月14日
今晩は
御指摘、ありがとうございました。今朝、直ぐに修正しました。お恥ずかしい・・。他のレビューの方からも指摘を受け修正した積りでしたが、どーも、金子光春が好きなので、ごっちゃになってしまいました。
これからも、宜しくお願いいたします。
この映画サイトのレビュアーさんの多くの方は、知識も豊富で助けられます。今回の件、ホント多謝です。