チャイコフスキーの妻
劇場公開日:2024年9月6日
- 映画館を探す
- 予告編を見る
解説
19世紀ロシアの天才作曲家ピョートル・チャイコフスキーと彼を盲目的に愛した妻アントニーナの残酷な愛の行方をつづった伝記映画。ロシアではタブー視されてきた「チャイコフスキーが同性愛者だった」という事実と、「世紀の悪妻」の汚名を着せられたアントニーナの知られざる実像を、史実をもとに大胆な解釈を織り交ぜて描き出す。
女性の権利が著しく制限されていた19世紀後半の帝政ロシア。かねて同性愛者だという噂が絶えなかった作曲家チャイコフスキーは、世間体のため、熱烈な恋文を送ってくる地方貴族の娘アントニーナと結婚する。しかし女性に対して愛情を抱いたことのないチャイコフスキーの結婚生活はすぐに破綻し、愛する夫から拒絶されたアントニーナは孤独な日々のなかで次第に狂気に駆られていく。
「LETO レト」「インフル病みのペトロフ家」で知られるロシアの鬼才キリル・セレブレンニコフが監督・脚本を手がけた。2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
2022年製作/143分/PG12/ロシア・フランス・スイス合作
原題または英題:Tchaikovsky's Wife
配給:ミモザフィルムズ
劇場公開日:2024年9月6日
スタッフ・キャスト
- 監督
- キリル・セレブレンニコフ
- 製作
- イリヤ・スチュアート
- キリル・セレブレンニコフ
- ムラド・オスマン
- パーベウ・ブーリャ
- 製作総指揮
- マイク・グッドリッジ
- エリザベータ・チャレンコ
- 脚本
- キリル・セレブレンニコフ
- 撮影
- ウラジスラフ・オペリアンツ
- 美術
- ウラジスラフ・オガイ
- 衣装
- ドミトリー・アンドレーエフ
- 編集
- ユーリ・カリフ
-
アントニーナアリョーナ・ミハイロワ
-
チャイコフスキーオーディン・ランド・ビロン
-
アナトリー/モデストフィリップ・アブデーエフ
-
オルガナタリア・パブレンコワ
-
コーテクニキータ・エレネフ
-
ブランドゥコーフアレクサンドル・ゴルチーリン
-
サーシャバルバラ・シュミコワ
-
ユルゲンソンビクトル・ホリニャック
-
ルビンシテインオクシミロン
-
ウラジーミルアンドレイ・ブルコフスキー
-
アリョーシャニキータ・ピロズコフ
-
ニコライグルゲン・ツァトゥリャン
-
クボストワナタリア・ポレノワ
-
アレクサンドルニキータ・レベデフ
-
アナスタシアソフィア・レズニック
-
教会にいる女性ユリア・アウグ
-
料理人イリーナ・ルドニツカヤ
-
葬儀屋ピョートル・アイドゥ
受賞歴
第75回 カンヌ国際映画祭(2022年)
出品
コンペティション部門 | |
---|---|
出品作品 | キリル・セレブレンニコフ |