逆転のトライアングルのレビュー・感想・評価
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まさにクソ映画
なんで、あんなにクソやゲロ出すんでしょうね。ああいうのが批評家スジに受けるんですかね。
まつたく、不快でしかなかったです。
最初からつまんなくて、確かレストランで払う払わないで揉めた後、気づいたら船が出航してました。
船はあんなに揺れてる?のに、机の上のグラスとかは一才倒れないんですね。さすがの高級クルーズ船?
海賊みたいなのが来たと思ったら、都合よく遭難。
トイレキャプテンが漁も火おこしも一手に〜ということですが、そんなの教われば誰でもできるでしょう。バカばっかりなのか。
ラスト、疾走してましたけど、なんともおもわせぶりなだけでまあ、ひどい映画でした。
カンヌ映画祭はエログロクソゲロ好きなんですね。
予備知識無し、思うのと違ってた。
資本社会を露わにしたサバイバルが無人島を舞台に繰り広げられ上流階級と下層階級が逆転、生きるため至上主義が繰り広げらていた。
面白そうだと思い観てみたがブラックユーモア、生き残りをかけた天外な生活たったけどそれなりに楽しめました。
観た後に『ザ・メニュー』や『オールド』を思い起こしてしまいました。
ヤヤに一途なカールが体を張るヤヤ役の女優さん眼福映画 これでアクシ...
ヤヤに一途なカールが体を張るヤヤ役の女優さん眼福映画
これでアクションだと銃でマウント取り始めるけど今回はその要素がないのがいい
皮肉のきいたジョークは楽しいのだがテンポがイマイチ
予告見ないで軽いノリで見るのが楽しめると思う
ここに出てくる人たちってあんまり悪そうに見えないので気持ちがついていかない
老夫婦も醜態とかさらすキャラがよかった。武器売る人が必ずしも悪い人ではないと思う
ディミトリも悪い人じゃないと思うしな
アプリ商人のおっさんとか何でいるのか意味不明
まあテロは理不尽だ
ポテチ食わなそうな人たちがパリパリ食ってるシーンはおかしい
アビゲイルがやってることも結局富豪と本質は一緒
ヤヤの食べないパスタはオーケーで、どこの馬の骨かもわからないヤロウが食べきれない食事を映すのはアウトってなわけ
いやあ美しいってお得。
始めはルッキズム最後は欲望
カール君の女難体験記/働かざる者食うべからず
原題は Triangle of Sadness 。
第1章から第3章の構成。
第1章はインフルエンサーの美人モデルとなかなか芽がでない男性モデルのカップルがレストランでの食事代の支払いを巡って面倒くさいやり取りを繰り返す。男の方はキングスマンでのカンバーバッチの息子役、ザリガニの鳴くところでは復讐される裕福な御曹司役の新進若手俳優。なかなか顔芸も達者。
美人モデルヤヤ役の女優さんはこの映画の公開を待たずして亡くなったんだそう。クルーズ船でのビキニ姿。おへその上下に手術の傷痕がくっきり。
公開写真ではなんにもないように修正されています。
若いから卵巣癌?
脾臓破裂で開腹手術を受けたときの傷痕のようです。
なんやら動物の口腔内にいる細菌がもとでの感染症で亡くなったらしい。
ネコとキスばっかりしていたんでしょうか?
変ったおてんば娘だったのかな?
なかなか個性的で、ステキなモデルさんでした。
第2章はインフルエンサーの彼女が豪華客船の旅に招待されて、カール君もお供で乗船。クセの強いお金持ちたちと接客クルーたちのやり取りでは接客係の女の子を無理矢理プールに入らせる老婦人が印象的。ロシアの肥料会社の社長は酔っぱらって、シット、シットと叫びまくり。
CGはゲロ描写のために特化した映像技術だと確信。
第3章は難破した客船から救助ボートで無人島にたどり着いた数名がサバイバル能力によるヒエラルキーの逆転を体験することに。フィリピン人の中年女優さんが、千葉のいすみ市の釣り船でよく一緒になるおばちゃんによく似ていて、えっ👀⁉️って思ってしまいました。よく釣るんですよ。ちっちゃいおばさんなのに。で、旦那じゃないオジサンを連れて泊まりがけで来るんです。船宿の女将さんは欲求不満が溜まっているのか、物凄くやっかんでいました。なぜか、ボクにだけうっぷんを晴らすように言うんです。誘っていたのかも。商売ですから、お供を連れてきてくれる本人には文句は言いません。そんなわけで、人生至るところにトライアングルは存在するんだなぁと思いました。
ちなみに、いすみ市はタコ🐙の水揚げで日本有数の所です。
カール君は女将さんとちっちゃいおばちゃんの間で、気を遣いながら釣りをしていました。結構、ストレスでしたよ。
最後の場面はそのあとどうなるのか?カール君にとってどんな悲劇が待っているのか考えるとドーンと気持ちが沈みこみます。
社会規範の戯画化
雲の中
これぞカンヌ!!!
前3パートで構成されている本作。 個人的にはパート1の会話が一番面...
構成、アイデア、ストーリー、演出、すべてが優秀
シンプルに面白い、と言っていいのかわからないけど、最近観た中ではダントツに面白い。語りとスタイル、下品であるバカバカしいシーンも知性的なので安心して笑える。
思ってたのと違うのは、豪華クルーズに乗る前が意外に結構あって、主人公の美男美女のしょうもなさを際立たせてクルーズに入ると、もっとヤバめな金持ちのオンパレードでそれらがだいたいゲロ吐く噴水と化して、この辺りはブニュエルチックな面白さがあり、クソを売ってる、爆弾を売ってる金持ちがそれぞれその餌食になり、ちょっとモンティパイソン的な雰囲気もあるが、ここから先のまさかのトイレ掃除のおばちゃんのサバイバル術でヒエラルキーの逆転で社会構造を持ち込んだのが賞を獲得できてる所以でしょうか。
ちゃんと観客の想像をくすぐる作りになっていて、最後まで人をくったスタイルの一貫性もあり、優秀な映画でした。中盤から、画面上の並行が崩れてくあたりからの畳み掛け、音楽含めてとてもワクワクした。そしていかに無人島に行くのか、どうやって沈没させるのかと思ってたら、、その辺のずらし加減も知恵があったな。
長いけど飽きない
カンヌは格差社会がお好き。
私はダニエルブレイク、パラサイト、万引き家族と格差を描いた作品がカンヌでは受けがいい。もちろん全てが傑作なのは間違いない。
本作は格差社会を痛烈に皮肉りながらもエンタメに振り切った点ではパラサイトに近い。
前半の主人公カップルの伝票駆け引きはいつまでも見てられるくらい可笑しかった。
中盤の嵐の中でのディナーのシーンはやり過ぎと思えるくらいセレブ達をこれでもかといじめまくる。
仕事中のクルーたちを傲慢にも泳がせたロシア人実業家の妻に対する酷い扱いは少々やりすぎと思いながらも、成熟しきった資本主義社会がまるでソドムとゴモラのように沈んでゆく様にはカタルシスを覚えた。
資本主義が滅びマルクスがいう資本が共有される社会主義体制が生まれる。しかし、そこではサバイバル能力に長けた掃除婦が新たな独裁者として君臨する。まさに社会主義に舵を切ったソ連の如く。
彼女はこの体制を守るためにヤヤの命を奪う。資本主義により搾取されてきた彼女が搾取する側に陥るという皮肉。
鋭い社会風刺に富んだ傑作。ちなみに前の席でいちゃついてた若いカップルは本作をデートに選んだことを後悔しただろうなあ。
愛しさと切なさと心強さと
リューベンオストルンド監督の逆転のトライアングル鑑賞。待ちに待った作品!!
前作のザスクエア思いやりの聖域 のテーマと皮肉とユーモアセンスと間の取り方が大好きすぎて今作も期待大だった。テーマ的には前作と同じく、意識高い系の人種をいじり倒すんだけれども、あらすじがテンポよくわかりやすく進化していたように思う。相変わらずシュールなギャグセンスは顕在で、最初のオーディションの場面で画面の隅にフレンチブルドッグが意味なくいるのだけでも笑った。自分は不謹慎な笑いが大好きなので終始笑いっぱなしだった。ウディハレルソン演じる、マルクス主義の狂人船長っぷりも最高だった。多分ウケない人には全然ウケない映画だと思いますが、わたしはこのリューベンオストルンド 監督作品は毎回大笑いさせてもらっているので刺さりまくる。イケてる人たちの滑稽な姿を描かせたら右に出る者はいない。しかし今回は一人の女性がキーマンになっており、それが作品の重みを増して意味あるものにしていると思う。
お金を持っていることも容姿が端麗であることも責めるべきことではないが、たくさんの武器を手にした上で他者へどう対応ができるかということが大切なんだなと、そして周囲の環境一つで現代社会のヒエラルキーはいとも簡単にぶち壊れる。普段からキャンプ生活してサバイバル術覚えておいた方がいいかもしれません。
加えて主演女優のチャールビディーンちゃんが可愛くてググっところ去年病気で亡くなられてたとのことでかなりショックでした。。
船ではトイレ係でも、ここではキャプテンよ。
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