劇場公開日 2023年7月14日

  • 予告編を見る

CLOSE クロースのレビュー・感想・評価

全129件中、21~40件目を表示

4.5アイスホッケーでマッチョになろう

2023年9月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

*以前にアップした内容が勝手に削除されたので、一部固有名詞を修正して再投稿。

ヒョロヒョロと長い手足の美少年レオとレミは、世界的にも他に類を見ない性犯罪で話題の日本の芸能事務所のジジイでなくても目を瞠ってしまう。ルーカス・ドン監督の前作はトランスジェンダーのバレエダンサーの話で、めっちゃ痛いクライマックスにすべての男性器持ちが失神しかけたが、その主人公といい今作のふたりといい、役者選びが絶妙すぎる。

怪物・星川君なんかより、レミに対する友愛の情を初っ端から飛ばし続けるレオに嫌な予感はしたわけだが、トクシック・マスキュリニティと言うには無邪気な気持ちの反動によるその結果を、12歳の子どもが背負う姿を見るのがツラすぎる…。

多くの場面が顔のアップかバストアップ、セリフも最小限で、表情と態度で心象を語ってくる。なので、レミの母ちゃんがレオに渡した水に毒でも入れてんじゃないかとドキドキしたが、さすがに違った。

コメントする 1件)
共感した! 5件)
ジョンスペ

3.5#36 誰のせいでもないけど

2023年9月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
chicarica

3.0頭の重さに耐える

2023年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

幸せ

LGBT系。
稀ながらもありえなくもなさそうな話。

良い点
・女子ら

悪い点
・全体的に見ると単調

コメントする (0件)
共感した! 0件)
猪古都

3.5かわいそうに…

2023年9月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

友達とのいさかいとか経験して乗り越えて成長していくのに…
成長止めてどないすんねん!周りに負の影響与えすぎやろ!でもそんなことしてしまうのも子供だからか…
演者は皆さんめっちゃ上手かった!

コメントする (0件)
共感した! 2件)
シモヤン

4.0切ないね

2023年9月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ちょとした心のすれ違いが引き起こす悲劇。
みんな切ないね。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
やまぼうし

3.5ベトベトしてる。

2023年9月5日
iPhoneアプリから投稿

一旦以下のようなレビュー書いたんですけど、思い返すとちょっと違うかもと思えてきた。
この映画で誰が悪いかって言ったら、やっぱり「あんたたちつきあってるの?」てクスクス笑う女子たちや「やーい女ー」みたいに体ぶつけて嫌がらせする男子たちってことになると思うんだけど、男同士くっつくだけでゲイと決めつける視線は自分の中にもあって、以下の自分のレビューなんかはひょっとしたら上の女子や男子と同種のものを含んでるのかもしれないですね。
この映画は、人の行動にラベルを貼ってをとやかく言いたがる、軽々しいんだけどいやらしくて深刻な悪意が何かを殺した、という映画で、自分の見方はちょっと殺す側に寄ってたのかも。

まあそれでもやっぱり男同士くっつきすぎて違和感はえるんだけどね。それはそれとして、その向こうで描こうとしてるものが、以下のレビュー書いたときはわかってなかったかもしれない。
あの少年のカメラ目線は、そういうとこに気づかない自分のような人たちを見てたのかもしれないと、思い当たった次第です。

***

中盤までは、それでもなかなか見応えある映画だと思っていたのだけど。
花畑を走る映像とか、おおー!って思ったし。

しかしだんだん、ベトベトした感じが気になって醒めてしまった。
シンプルに男同士くっつきすぎだし。
少年同士とか、兄弟とか、、あーこれ監督そういう趣味の人だろ、て、監督がゲイの人だとか予備知識なかったけど見ててそう思ったら、案の定そうらしく。。

別にそうい趣味自体が悪いというんではないけど、この映画のそれは、なんというか、わざとらしい気がした。

だいたい、ゲイだとかそうでないとか、重要は重要かもしれないが、そんなに決定的に本質的なことではないのでは?
大なり小なりそれをテーマに物語を描くとして、そこに人間としての普遍的な痛みや切なさや喜びや、そういうものが浮かび上がるからドラマになるんであって。

この映画は変にそれを押しすぎというか、ストーリー上は別にはっきりゲイってわけでもないのに、あの少年同士のモチャモチャは・・・、あれほんと単純に、趣味でそういうのが撮りたかったってだけなのでは?

わざとらしいという意味では、カメラワークも、終始アップにしっ放しっていうのが狙いすぎで鼻につくというか、見てて飽きるし、疲れる気がした。
たまに主人公があからさまにカメラ目線になるのも、どんな意図なのか知らないけど、ただ違和感を感じるだけで、あまりプラスになるものを感じなかったし。

途中からそんな感じで興味が失せてしまったので、主人公の本当の思いがどこかできっとあらわになると思って、それだけ待ってたのだけど、それも中途半端なまま終わってしまって・・・。
あれだけ小出しにして引っ張った割には、全然掘り下げ不足だったんじゃないですかね?

映像は美しいし、主人公の少年もルックス最強でめちゃくちゃ魅力あるし、母親たちの抑えた演技も素晴らしくて、まあいいところもたくさんあったんですけどね。
それもひっくるめて自分としては、夢中になれるような映画ではなかったかなー。

コメントする 2件)
共感した! 3件)
sokenbitea

2.5さほど深くはない。期待し過ぎた。

2023年9月4日
スマートフォンから投稿

ストーリーも、描こうとしてる心情も、ごくシンプル。それを1時間40分の作品にするためにどう肉付けするのか、なにかポイントを絞って深堀りして描くのか、それともサイドストーリーを挟むのか。本作はどちらでもなく、淡々と似たようなシーンの繰り返しで時間を使っている。それらは「子どもの日常を描く」という役割を担ってはいるが、やや冗長。特に、くり返し出てくる主人公の部活(アイスホッケー)のシーンは、一定の役割を果たしつつも中途半端で退屈。あまりにも何度も出るので、「予算少なくて、1日でこの場所でたくさんシーン撮らなきゃいけなかったのかな」などと考えてしまった。
全体的に狭い画角のカットが多く、広い絵が少ないため、見ていて息苦しく、緩急がなく感じる。監督の狙いなのか?登場する大人たちが、みんなきちんと大人らしく振る舞っている描き方が欧州っぽかった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
cycycy

5.0大好きだけど大好きじゃない

2023年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

レオは期末の休暇を幼馴染のレミとたっぷり過ごし、新学年を迎えた。新しいクラスで友達が増え、その誘いでスポーツチームに参加したりTVゲームを始めたり、交友関係や興味が広がって行く…というと日本でも春の学校あるあるで、保護者からすれば歓迎するような成長の兆しとも言える。
しかし、レオが新しい生活に傾倒するのはレミとの仲の良さをクラスメイトに揶揄われた反動も含んでいる、というのが本作の哀しいところ。兄弟のように生活していた親密さにレッテルを貼られ、スルーしきれずに行動で証明しようとするレオの年相応の未熟さとそこで生じるレミとのすれ違いが胸に痛い。

思春期につるむグループの面々が入れ替わるのは我々の学生時代にもよくあることで、それで多少ギスギスした経験がある人も少なくないだろう。だからこそレオの後悔も、レミの痛みも、誰かが決定的に悪くなくても悲劇が起こる哀しさがよく理解できる。
悲劇に対してフィクション的な都合の良さが与えられないリアリズムが非常に現代的で、観客がその余韻をどう処理するかで評価が二分しそうな作品だった。スクールカウンセリングのシーンで出てくる「感情はその人のもの」という言葉が印象的で、劇中の問題を象徴していた気がする。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
うぐいす

3.5言葉にできないような心情を、視線で語るレオが妙に心に残る

2023年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

セリフがなく、表情と情景で語るような場面が多い映画だった。
恋人のような付き合い方をしていた少年2人が、関係性をからかわれたり、新たな人間関係ができる中で、次第に疎遠になっていく。
それが許せない少年達は大喧嘩をして、その直後・・・・といった話。

誰もが子供の頃に経験があるような話だが、普通はだんだん疎遠になって、ただの友達か他人になっていくが、この映画ではある意味決着をつけてしまう。

残された者は立ち直っていくしかなくて、少年は乗り越えられる未来が見えているが、母親はどうだろう?と思ってしまった。
レオのことは許せていたが、息子レミの行動をどう思い、どう心の整理をつけるのか?
表情だけの描写では私にはわからなかった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ジュンヤ

4.5うつくしくてかなしい。

2023年8月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
だいず

4.52023年TOP10入り

2023年8月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 5件)
みき

4.0少年の全て

2023年8月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

少年の青春と喪失と罪の意識と訣別(成長)の物語。些細ないさかいで大切な友達が死んでしまう。自立か自殺か。依存を失くした友達は自殺してしまう。レオは喪失感を埋め、罪の意識から逃れようと様々なことに打ち込もうとするが、そう簡単には行かない。レオとレミの母親の心情が巧みに表現できていた。レオが告白し、レミの母が拒絶はするが、最後には受け入れ、そして訣別が訪れる。少年は乗り越えて成長し、自立していく。ラストシーンでじんわり来た。ドカーンとは来ないところもこの作品の品格なのであろう。

コメントする 1件)
共感した! 3件)
印刷局員

2.0美少年のレオを観賞する作品か

2023年8月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

13歳のレオとレミは、学校だけでなく放課後も一緒に過ごすほどの親友だった。しかし、2人の親密な間柄をクラスメイトにからかわれたことで、レオはレミへの接し方を変え、そっけない態度をとるようになった。そのせいで気まずい雰囲気になり・・・てな話。

何を描きたかったのか、考えながら観てたが、イマイチ理解できず終わった。
レミは自殺だったのだろうが、あれくらいで死ぬのを是として良いのか?世界には戦下で友や兄弟、両親を失ったりしても逞しく生きている子供はたくさんいる。
レオは違うのだろうが、レミはゲイだったのか?
その後もレオのアップでホッケーしたり、サッカーしたり、雪合戦したり、授業を受けたり、植え込みの手伝い、などのシーンが細切れで続き、そしてソフィと車に乗ってる時に降ろされ雑木林での抱擁。
刺さる人には涙腺が緩むらしいが、もう少し分かるようにしてほしいし、もっと厳しい現実は世界にいくらでも有るとしか思えない。
説明のないこういう文学的な作品が高評価だと、映画をレビューする気力が失せてしまう。
個人的には合わなかった。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
りあの

3.5心臓の音

2023年8月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

寝られる

まるで絵画のような映画である。
どのシーンを切り取っても絵になる、美しい作品。同時に思春期である主人公の葛藤が、複数の絵で物語られている。行間が多く、特にラスト辺りは睡魔に襲われるが、他の作品では味わえない居心地の悪さが本作にはありました。

どんなホラーやグロ描写が激しい映画よりも、こういう子どもが悩み、苦しみ、辛い表情をする映画のほうが見てられない。何故、一心不乱に生きる子どもがこんな思いをしなきゃいかんのか。2人とも、絶妙な演技をしていて、胸がぎゅーっと苦しくなる。よくよく考えてみれば、レミはレオのせいで自殺を測ったとは思えず、もしそうならレオはあまり悪くないんじゃないかとも思う。ただ、そんなことを部外者が言っても仕方ない。実際のところ、どうだったのかが分からないのが辛いのだ。

こういう映画を見ると、自分に置き換えてしまう。
だから、余計に苦しいんだと思う。この世から去ってしまってからの描写が、本作すごく長いため、かなりキツイ。ハッキリ言うと、苦手だ。救いようのない物語だし、衝撃的な展開があるわけでも無い。じっくりと時間をかけて主人公・レオの心に迫る。先程も言ったように、絵になるシーンが多くてとても美しい作品ではあるのだけど、映画となると物足りないように思えた。

見る年代によって結構感じ方が変わりそう。
いい映画と言われることはよく分かるんだけど、感情移入してしまうがあまりにいい映画とはとても言えない。ん〜、自分に向いてないな笑

コメントする 2件)
共感した! 3件)
サプライズ

3.5レオ役の少年、素晴らしい❣️

2023年8月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

色んな意味で印象に残る、とても良い作品でした🙂
でもってレオ役の少年、素晴らしかったです❣️

コメントする (0件)
共感した! 1件)
タモン

3.0後半の心情の理解が難しい

2023年8月15日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 1件)
1985

4.0子供から大人への別れの物語

2023年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

異性であるか同性であるかに関わらず、ただ親友という濃密な関係性が成立するのは幼少期のみで、いつしか「性」というものを意識せざるを得なくなる。
13歳のレオ(エデン・ダンブリン)とレミ(グスタフ・ドゥ・ワエル)の2人は何をするにも一緒の兄弟のような存在。レオはレミの家族と夕飯を食べたり泊まるのが日常だ。
それがある日、同級生に「付き合っているのか」とからかわれ、レミは何とも思わないが、レオは距離を置いてしまうようになる。
そして、2人の友情には決定的な別れが訪れてしまう・・

本作で昨年のカンヌ国際映画祭グランプリを受賞したルーカス・ドン監督は、2人の少年の細かい感情の変化や家族のやり切れない気持ち、学校の対応などを決して感情的にならず静かに繊細に描いていく。

LGBTQやダイバーシティなどは今の時代の創作の大きなテーマと言えるが、今作はそうしたテーマを扱いながらも、誰もが幼少期を振り返った時に抱く後悔の念にも訴えることで、多重的なテーマを描くことに成功している。

それは、大衆の目や社会規範を意識し純粋な子供から大人の入り口に立ったレミに自分を重ね合わせられるからだろう。

演技未経験でレオ役に抜擢されたダンブリンの少年と大人の雰囲気を併せ持った演技と美しさが際立っている。
その瞬間を焼き付ける監督の手腕も素晴らしい。

レミやその母親の抑えた感情表現や過度な演出を排した静かで丁寧な表現がリアルで染み入る。
絶望的な内容ではあるが、暗さだけではなく生きていく希望のようなものも見えてくる作品だ。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
kozuka

4.0凄く丁寧に描かれた青春映画。

2023年8月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
松王○

4.5近いままで遠くへ行けるのか

2023年8月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 12件)
berkeley

5.0忘れられない物語

2023年8月10日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 16件)
共感した! 33件)
hum