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映画「クリーチャー・デザイナーズ ハリウッド特殊効果の魔術師たち」 クリーチャー・デザイナーズ ハリウッド特殊効果の魔術師たち
劇場公開日:2022年5月20日
解説
「ターミネーター2」「ジュラシック・パーク」「スター・ウォーズ」など映画史に残る数々の名作に登場するクリーチャーやモンスターたちと、彼らを生み出してきたクリエイターたちの関係性に迫ったドキュメンタリー。想像の産物であるクリーチャーやモンスターをスクリーン上に出現させる特撮、特殊効果、特殊造形、そして近年発達の目覚ましいデジタル技術の魅力と背景を、数々の映画で活躍してきた著名アーティスト、クリエイターたちのインタビューをもとに探っていき、「現代のフランケンシュタイン(怪物の創造主)」とも呼ぶべきスペシャリストたちが、クリーチャーやモンスターに息吹を吹き込む瞬間を映し出していく。「スター・ウォーズ」の特撮を担当したフィル・ティペットや、「パンズ・ラビリンス」「ヘルボーイ」の監督ギレルモ・デルトロ、「ターミネーター2」特撮のデニス・ミューレン、「メイ・イン・ブラック」特殊メイクのリック・ベイカーら著名クリエイターが多数出演。
2015年製作/104分/フランス
原題:Le complexe de Frankenstein
配給:イオンエンターテイメント
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2022年6月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
80年代の黄金期から、90年代に入りCGの登場で職を失ってしまった彼らの栄光と挫折が映しだされます。
ジョン・ランディスとジョー・ダンテが隣り合って座り「狼男アメリカン」のメイクを担当したリック・ベイカーが撮影前に「ハウリング」の仕事に取り掛かっており、しかもメイクのアイデアまでバラしてしまい、揉めたエピソードを語るシーンは笑えました。
2022年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
映画の舞台裏を見れると期待したが、インタビューを中心に模型のカットで済ませる度合いが多い。映像の権利の問題なのだろう。個人的には特殊メイクの裏側の技術が見たかったが、よく知る技術の解説だったので残念。
SFやファンタジーに欠かせないクリーチャー・デザイナーのドキュメンタリーで、やや単調ながらもハッとする切り口がありました。彼らの多くが、フランケンシュタイン博士のような情熱(原題)で、クリーチャー=生き物を創造しているのが面白いです。数々の制約下で独自の発想や工夫で観客の度肝を抜くような生き物を創造しながらも、特撮映画の技術はCGに取って替わられ、彼らの職人技はもはや廃れる一方なのは寂しい限りです。CG一辺倒の現在の映画にもはや観客は驚かないという指摘は全く同感で、CGだけでなく、特殊メイクやアニマトロニクスのような実物大の技術や模型などの縮小技術の組み合わせがリアルな映像づくりに必要と思います。物体Xの天才ロブ・ボッティンすら消息不明であるのには、愕然としました。
2022年5月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
インタビュー中心のドキュメンタリーは基本、思い出話を語ったあと実際の本編映像で説得力増す作りが一般的なんだろうけど、本作はほぼインタビュー映像のみなので正直、レンタルや配信で十分な気がする。
つまらない訳ではなく、劇場で観る程ではないということ。