エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
全611件中、41~60件目を表示
カンフーとメタバース!
クリストファー・ノーランとクエンティン・タランティーノとサモ・ハン・キンポーを足して3で割るとこんな映画ができるかもしれない…
ついでに衣装は高田ケンゾー!?
いや~ネタバレしようにも一体この映画が何なのか未だ理解できていません。
ただ一つ分かっているのはサイコーに面白かったこと。
メタバースの描き方はきちんとしているのに、メタバース間の移動方法は人を煙に巻く珍妙さ!
アクションは立派なカンフーなのに、戦う人々は最高にバカバカしい!
小難しいメタバース理論を香港映画的な馬鹿馬鹿しさで包みこんで、中国映画お得意の家族愛に落とし込む…
百聞は一見に如かず。
是非ご覧になってください。
またマルチバース・・・
ハリウッドって最近、完全にネタ切れ!
またマルチバース・・・辟易する
設定はマルチバース版マトリックスという感じ
でも本質的テーマは家族愛
決して悪くはないけど、コレ、
アカデミー賞作品賞受賞作とは到底思えぬ!
年々アカデミー賞への信憑性が
低くなってきていると個人的には思う
カンフーアクションも思った程なく地味だったし
長ったらしいので後半はちょっと飽きた
正直がっかりしたというのが本音
ただ、キー・ホイ・クァンとミシェル・ヨーが
アカデミー賞受賞出来たのは本当に嬉しい!
この映画がアカデミー賞?!
まず言いたいこの映画がアカデミー賞7部門受賞?!何故?凄く悪い映画ではないが、間違いなく絶賛されるような映画ではないと思う。一言で言うならB級映画。そして内容は…ん〜表現が難しい映画です。アクション、ヒューマン、コメディ、SF…。そして時間が長い。
アクション…まぁよくあるカンフーアクションだが、アクションにキレがない。
ヒューマン…主人公の家族愛や仕事、恋愛などの苦悩、葛藤が描かれています。特に娘との確執が描かれています。
コメディ…下ネタやシュールなコメディが演出されていたようですが、自分は笑えませんでした。
SF…マルチバース、パラレルワールド、複数の異次元を行ったり来たり、なんでもありです。少しマトリックスに影響を受けている感じがしました。
良かった点
音楽が良かった。
娘の衣装がたくさん出てきたが、どれもオシャレだった。
主人公の苦悩はよく描かれていた。
良くなかった点。
パラレルワールドを行ったり来たりしているせいか、展開がガチャガチャしていてテンポが悪い。笑いのツボが全くハマらなかった。内容が少し難解だった。アクションのキレがなかった。
家族の悩みを抱える方へ〜これが人生!
ユーモラスで知的
あんたを母親にもった喜びも 苦しみも知ってる
並行世界をも巻き込んだ超超ビッグな家族喧嘩。前半役90分はプロローグ、この話のミソは後半に詰まっている。彼女が”全ての場所で起きた、あらゆることを、いっぺんに”解決するお話である。
この映画の見所はやっぱり目新しく目まぐるしい演出面とジョブトゥパキ(ジョイワン)演じるステファニー・スーの素晴らしい演技だと思う。
ずっと強く恐ろしい表情で圧倒的な存在感を放っていたジョブトゥパキ。ベーグルに飲み込まれる寸前、母親に手を離されずっと強かったその表情が崩れるあの一瞬は鳥肌モノだった。
そして演出。ずっと派手派手な世界観で表現を最大限まで引き上げ、見てる側を置いていくスピードで進んでいく。しかし複数の並行世界を同時に演出していく所業には恐ろしいものを感じる。石になる世界にも無理に意味をもたすなんて、とても無茶苦茶。しかし最高…。
そして結局最後にこの映画が伝えたいことは「ちゃんと人の話を聞こうね」という事。なんちゅう映画や…。
ナニコレ、、?
ため息つかせて。
良い映画だとは思う(と言うか良い映画、という事にしたい人がいるんだと思う)なにか伝えたい大きなテーマがある(ように思える)作品だと。ただ楽しめなかったなぁ。正直疲れた。時々「観る人を選ぶ映画」ってあるけれどまさにそれだなと。映画通と呼ばれたい人には丁度いいのかな。下品だし騒々しいし。ソーセージを見て男性器を想像して喜ぶなんて大の大人のするこっちゃないですわ。
ところどころ良かったと思うシーン(岩になるところとか)もあったけど。そもそもミシェルヨーの顔が苦手なのもあるのかな。
国税局?の人がジェイミー・リー・カーティスに似てるな?と思ったらやっぱりそうだった。あとジョイがプロ野球の森友哉に見えて仕方なかった。結論としては主演女優賞はまだわかるとして作品賞はちょっと....納得しない人は多いだろう。私もその一人。
飛躍もオチも想定内
最初の30分でかなり笑えるが同時にオチも見え透ける。マルチバースって銘打ってるけど、最後まで飛躍しない「統制されたカオス」て感じ。違う見方をすると初期モンタージュに近い構成以外にマルチバース系は物語る方法が無さそう。だから特に新しい映画ではないし、巷に溢れる革命的っていう感想どうかしら。
良いところも勿論ある。エヴァの最終話みたいに下絵が躍動するシーンがそれで「Organic」と岩バースには笑った。でも結局岩同士会話しちゃうところが痛い。鏡にヒビ入って視覚的に分裂する所とか途中でエンドロール出現する所もベタで「飽きてるよ?」って言いたい。
サイレント映画好きだから喋って世界観説明してくる映画苦手。ノーランと同じで説明過多世界観はゲームでやれ。完結した世界観に興味は無い。
不快?深い?難解。
ちょっと厳しい・・・
数々のショーを撮ったり、予告をみたりしていて、とても面白そうと期待大でアマプラで鑑賞。タランティーノとかチャーリーとチョコレート工場とかちょっとへんてこな世界も割と好きではあるのだけれどこれは入り込めなかったのでとても残念。
冒頭は入り込みやすかった。主人公が税金の支払いに行くというシチュエーション、娘が恋人を紹介しにきたりと普通の日常から始まるところは。
その後マルチバースに入り込み、行ったり来たりして他にもこんな人生があったとかそういう発想が素晴らしいと思ったし、途中までかなりわくわくしていた。
途中からなんだかB級映画のようなぐたりを感じてしまい、集中がとぎれたかな。娘の変貌ぶりもちょっとついていけなかったので、この世界に入り込めなかったのは残念〜
俳優のこともっと知ってたり深掘りすれば楽しいのかもしれない。カンフーとかこの夫婦や娘の演技は素晴らしかったとは思う。
色んな「可能性」を感じる作品
ポリコレガー!などと言われる昨今ですがこちらに関しては「既婚中年女性」「マイノリティ(移民)」であることが映画の面白さや深みをうまく引き出してくれる作品でした。
どん底だからこそ無限の可能性が分岐する。
しかしながら主人公に共感を得やすいであろう中高年女性が、ところどころに出てくるパラレルワールド要素や物理分野の用語を一回の視聴で理解したり楽しめるかはわかりません。
画面もチカチカすることが多く、中高年には凝視するのがしんどいかもしれません。
その辺が評価の分かれるところかなあと思います。
なので、こちらの映画を本当に楽しめるのは主人公の夫に共感出来そうな理系もしくはSF好きの既婚中年男性なのではないかと思います。
ところどころ出てくる下ネタも男性向きかな。
それでも愛を感じさせてくれる作品です。
個人的にグーニーズが好きだったので感慨深かったです。
マルチバース疲れ
スパイダーマンやデッドプールやフラッシュや、その他諸々の作品で、ここ数年間で色んなマルチバースが描かれて来ました。
今の流行りだと思いますが、本作はもっと庶民的なレベルでの類似作だと思います。
NETFLIX無料期間の最終日に鑑賞したので、タイムリミットにギリギリという事と、気疲れで、結局途中で観るのをやめてしまいました。
気持ちの余裕がある時に、落着いてじっくり鑑賞すれば、作品自体の出来は良いのかもしれませんが、今回は途中で筋を追うのに疲れてしまい、もういいやとリタイアしてしまいました。
インディジョーンズで可愛かったキーホイクァンと、007でセクシーだったミシェルヨーを拝めただけでも良かったかなと思います。
ハリウッドの凋落を象徴
かなり遠回りな家族愛!? いくらなんでも飛ばし過ぎでしょ…
あまり好みのジャンルではなかったが、第95 回アカデミー賞11部門ノミネート7部門受賞という快挙を成し遂げた作品とのことで鑑賞。
なんと突飛なストーリーなのだろうか。マルチバースやらなんやら、めくるめくカオスな展開に正直ついていけない。「レミーの~」だかなんだか知らないが、アライグマの登場もとにかくぶっ飛んでいる。
最終的には「家族愛」に収まっているようだが、このあたりも人形だったり石だったりと、ちょっとホロリときつつもやはり奇想天外過ぎるし、かなり遠回りし過ぎている印象。
うーん、この感じでアカデミー賞等々の高評価はかなり意外。個人的にはあれだけ色々な役を演じまくったミシェル・ヨーの主演女優賞はじゅうぶんありだとは思うのだが、「トップガン マーヴェリック」ももっと評価して欲しかった。
もちろん、わかりやすい映画が良い映画だとは全く思っていないのだが、2度観て初めて理解できる映画が良いとも一概には思えないかな。
移民チャイニーズの必然性が無い
ま~合う合わないはあるのでしょうけど。
危機に瀕したパラレルワールドを救うことで、自身と家族を見つめ直す主人公の物語。
ミシェル・ヨー主演のSFファンタジー。アカデミー賞受賞と授賞式のドタバタで著名になった作品ですね。元々、アクション俳優としてのミシェル・ヨーが好きだったこともあって鑑賞。結果、完全な失敗でした。
やりたいことは分かります。
異国の地での生活。父の介護、娘との不和。そんな環境が精神を蝕み、絶えずイライラを隠せない主人公。
そんな主人公が、パラレルワールドで違う人生を歩んで来た自身に触れることで、「自身」との、「夫」との、「娘」との関係を見直し再生を果たす物語。
凄く、良いプロットだと思います。
でも、個人的には、まったく刺さりません。
ただただ、分かり難く、意味不明なシーンがが続き、拷問のような時間が過ぎていくだけす。
ベーグルや腕がソーセージになるシーンなど何かしら意味があるのでしょうが、それを考察する気にもなりませんし、そんな考察に意味があるとも思いません。
ミシェル・ヨーのアクションも、年齢を考えれば仕方がないとはいえ、「おふざけ」レベル。
これがアカデミー賞なのですから、私自身の鑑賞レベルが低いのでしょうが、それでも酷評せざるを得ない作品だと断言出来ます。
私的評価は1にしました。
全611件中、41~60件目を表示