ブラック・フォンのレビュー・感想・評価
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可もなく不可もなく…
意外と評判が良いので期待したけれど、特に大きな感動はなく、、
しいて言うなら、主人公のフィニーとその妹のグウェンの演技がとても良かった!
特にグウェンは目線や雰囲気、全てからその存在感が際立っていてその演技力に脱帽。
兄のフィニーも気弱だけど、意志の強い目力を見せてくれてた。
子役の演技は良かったのだけれど…
脚本がなんとも、、、
まず、誘拐犯の目的がよくわからず。
そして、なぜ被害に遭った子たちが狙われたのか。
外で1人になっていたから???
でも、気の強そうな子供も被害に遭ってたし、そんな子たちが手品に誘われるのだろうか???
地下牢の配線が切れている黒電話を通じて、被害者がフィニーに助言をするところはジーンときたけれど。
まぁでもサクッと観るにはちょうど良いホラーかな、という感じでした。
素晴らしいホラー映画
この監督のホラーはフッテージも大好きだが、
おしゃれさが増し増しになっていてとってもよかった。
お化けの恐ろしさが自分の好みよりは少ないものの、人間が怖いスリルは十分あった。
演出や映像のセンス、お話の構成が素晴らしく、
大切にしたい映画。
人にお勧めもしたい。
手品は見せてくれない。
行方不明の少年のチラシが増える中、いじめられっ子の少年フィニーと妹グェンちゃん←どっちもかわいい。
犯罪者の名前は「グラバー」
少し気の弱い兄より少し妹の方がアグレッシブ。
いじめっ子に岩で頭殴ってるのすごい。
そんなグェンちゃん、ちょっとスピった子なんで良く夢で行方不明の少年の手がかりを見るらしい。
その夢だけが頼りに刑事さんが話を聞きにくるのも謎だったし、お父さんのそんなグェンちゃんの発言にDV半端ない。ベルトはなぁ!叩くと痛いんだぜ!
そして事件発生!
フィニーくん誘拐監禁事件。
そこからが「ブラックフォン」
断線された黒電話が鳴り始める。ジリリリン!怖いよ。
まず、「黒電話」が不気味すぎる。
なぜ監禁部屋にポツンとあるのか?なぜ犯人の謎マスクはその黒電話の存在を許してるのか。その辺があやふやで逆に不安になる。
スマホ当たり前の現代だから、黒電話って余計怖い。
でも、藁にもすがる思い、電話線にすがる思いで受話器を持つとさまざまな少年たちの声がしてくる。
それは名前を忘れた少年たち、交わした言葉でお互いを認識できる少年たち。
最初は怯えるものの彼らのさまざまなヒントにより、一つずつ脱出方法を試してみるものの全てが失敗。
謎マスクの男は食事を持っていき、特に何もせず不気味な事だけを言い放つだけ。
フィニーはいつ殺されるのだろう。
焦りと不安を募らせるフィニー。
一方で妹ちゃんは、神に願い兄への手がかりの夢を見せてくれと願うがなかなか見せてもらえない。観ているこっちももどかしい…ほんと、ファックユ~だよ。
やっと手がかりの夢を掴んだグェンちゃん。しかもハッキリした居場所。早速ポリスメェンに電話する。
そこでフィニーにヒントを与えていた少年たちの死体をみつける。
フィニーはいつもかばってくれた喧嘩の強い親友と会話をし戦い方を教えてくれ、君がグラバーを倒すんだと強い励ましの言葉をかけられる。
ついに反撃の時がきた。
今までの彼らのヒントが全て生かされトラップとなりグラバーを倒す。
ここで初めてすべてが回収されるという素晴らしさよ。
一つやってはダメじゃん!どうすんのさってジリジリしてた気持ちがスッキリ!
そして、彼は1人でゆっくりとドアを開けて出ていく。
最後、今までの気弱そうな表情が強気な顔になり彼の成長のわかるラストでとても良かった。
黒い風船とかもっと活かせないものかな?
見やすいサイコホラー
ゲットアウトの制作チームが手掛けたと知り
表紙は怖いけど見てみました!
犯人がなぜ少年たちを拉致して監禁したのか。
なぜマスクを取らないのか。黒い風船。
そこに関しての理由や経由は説明がなく進む形でした。
ホラー部分は、犯人が取り憑かれてるとかなんかなのかと思ってましたが、ブラックフォンは配線が切れているのに、鳴り出す。
そして電話の先にいるのは、犯人が殺してきた子供たち。
お化けの子供達からのアドバイスと自分の勇気で立ち向かって、グラバーを倒します!
妹の夢透視(?)のようなことができる、母親から譲り受けた霊感的なものをもっている血筋で、その妹の兄弟愛が強くて、こんな強い絆で結ばれてる兄弟っていいなってみてて思いました。
グラバーは兄弟のマックスと同居しており、マックスは自分の家族がグラバーとはつゆしらず、この誘拐人権について自分なりに調査して自分の家の地下の部屋とたどり着いた矢先に、グラバーに殺されてしまいます!
どうみても、グラバーの家で警察が来てマックスが状況説明していたので、一瞬こいつか?!ってなるけど髪型も違うので、間取りや犬が吠えるシーンなどですぐに同居人と分かるシーンがあります!
ホラーとのことでしたので、怖いんだろだって思いで見たからお化け要素の怖いはありません!
サイコ要素もそんなに強くないので、人が怖いものあまり感じられない作品でした。
この誘拐幼児殺害が実話と言うことだけが怖いですね。
海外ドラマをギュッと短く省略して見たような感じの映画です。映画のような短い時間では難しいですが、一人一人のキャラの深掘りや、グラバーの深いところまで見て見たかった作品でした。
そしてグラバー役がほぼ顔が見えないシーンばかりなので見終わるまで気づけなかったのですがまさかまさかのイーサン・ホークでびっくりでした!!
まるで別人!気づかなかったけど大有名人!驚きです。
ホラー?スリラー?イーサン?…
序盤から妹の夢、スピリチュアル系を思わせるが、リアルで兄フィーニーが他の少年達同様、力ずくで誘拐監禁されてましまう。しかも不気味なマスクを被った男に。これは最後までイーサン・ホークとは分からない。そこから線が切れて鳴らないはずの黒電話が鳴り、次々と殺された少年達がフィーニーを助けるべく、話し掛けてくる。妹の予知夢、少年達の助け、内気なフィーニーが勇気を持ってイーサンに立ち向かい、自力で脱出する成長物語。色んな要素が組み合わさった不思議な作品だった。
密室に鳴り響く、死者からの電話
原題
The Black Phone
感想
恐怖が同時進行するブラムハウス•プロダクションズのサイコ•スリラー
死者からの電話に出なければ、この密室から抜け出せない。
それなりに楽しめました、フィニーは犠牲者からの電話でどんどん強く成長しましたね、妹ちゃんの能力は凄すぎます。兄妹愛ですね。
作品自体に怖さはなかったですがグラバーのマスクは不気味ですね。ちょっと驚いたシーンもありました。
いじめや虐待の描写もありです。ベルトで引っ叩くシーンは見ていて痛そうでした。ケンカシーンの顔面殴りもリアルでした。
まあ何気なーく観れた作品でした。
※バイトで手品をやっているんだ、見たいか?
恐怖の黒電話
玄関ドアの暗証番号を入力するシーンの緊張感がハンパなかった…!そもそも階段上がったらあの仮面殺人鬼が座ってる姿に恐れ慄いて地下室に戻ってしまいそう…。
無念のうちに殺された少年たちがフィリーに電話をかけさせたのは、妹の不思議な力によるものなのかそれとも残留思念によるものなのか。いずれにせよいくつもの命がバントのように繋いで繋いで最後にはホームランを打つラスト。冒頭の野球やイジメなど打たれてばかりの前半との対比。そして予知夢をみることのできる妹とのブラザーフッド的な要素もある。
醜形恐怖症なのか顔を隠さないと生きられないような犯人にどんな過去があったのか、なぜ子供ばかりを狙うのか、そのあたりの深掘りがあればもっと面白かったかも。
あと、最後に連続殺人鬼とはいえ人を殺したフィリーが恐れられつつもどこかヒロイズムを感じさせるような終わり方に違和感を感じてしまうけれど、これは文化の違いか。
友人からの電話が切なかった!!
一本の映画にするには内容が薄く、元が短編でありますしネタが少ない気がします。友人からの電話が切なかったです。個人的に、ブラムハウスは苦手です。
惜しい
イーサン・ホークの顔がよく見えないのが残念。
声でわかったけど。(笑)
誘拐の目的は?
少年ばかり狙われたということは…?
しかし何をするわけでもなく、何日も監禁?
うーん、犯人像がわからない。
仮面だけが印象的。
しっかり者の妹の不思議な力と黒電話に助けられたわけだけど、それにしても警察の捜索はずさんだな〜と。
何人もいなくなっているのに、手がかりすらつかめない。
夢の話を聞き取りに学校に来るくらいなら、近所の聞き込みをしっかりすればいいのに。
あえてスマホのない時代を選んだのは黒電話を使いたかったから?
ホラーとサスペンスにノスタルジーを少々加えたような作品。
それにしても亡くなった子達はかわいそうである。
サイコスリラーではない。
いわゆる霊能力や超常現象を扱ったジュブナイル映画であり、期待していたようなサイコホラーではない。
「エミリーローズ」や「フッテージ」など、監督の一連の作品から期待して鑑賞したけどかなりがっかりな作品だった。「ドリームキャッチャー」を観た時くらいに。
本作の要であるはずのイーサン・ホーク演じる犯人はあの印象的なマスク姿の割にはかなり脇役度が高い。劇中彼の人物像がほとんど描かれないし、また俳優としての扱いも酷いもの。そもそもあの役をイーサン・ホークがやる必要性すらない。
作品中盤までは本作の主題がつかみづらかった。結局、主人公は霊能力によって犠牲になった少年たちの助言を受け、一つ一つは無駄になった脱出手段が最後には結合して犯人を倒すという、大きな試練を仲間と共に乗り越えて少年が逞しく成長してゆくまさにジュブナイルものでしかなかった。
それにしても同時期公開の「X」と同時代が舞台で両作品とも70年代風映像で撮られてるのは偶然かな。妹役の子役が良かったので星一つおまけで。
劇場公開を見送って正解だった。
オカルトの扱いが中途半端。
サスペンスホラーには定番の監禁脱出もの。何人もの少年が行方不明になる序盤の雰囲気は不気味で先を期待させるものの、だんだんと展開にご都合主義や突っ込み所が目立つように。狭い地域で友人や知人の少年たちが何人も行方不明になっているのに、主人公の兄妹は平気で単独行動したり、怪しげな男(まさに犯人)にあっさり騙されて誘拐される始末。本人も周囲の大人たちも危機意識無さ過ぎて呆れる。捕まらないと話が進まないとは言え、こういう地味な所にリアリティを持たせてこそ全体に説得力が出るのに、そこに気を使えないのでは期待薄だなと思ったら案の定。
タイトルにもなっている「黒電話」は、被害者の少年たちとの霊界通信に使われるというものだが、主人公の兄妹の母親が霊感体質だったらしく、そのせいで霊と交信できるというご都合主義。まさに"設定のための設定"でキャラが薄っぺらい。妹の夢もたいして役に立っていなかったのに、何故かラスト付近で監禁されている家を特定でき、しかも警察が妹の「夢で見た」という通報でさっそく家に突撃(笑)。子供の夢の話を真に受けていきなり銃を構えて突入なんかする?
肝心の犯人も、少年たちを監禁して〇してた動機を含むキャラの背景描写が何ひとつ無いため、何でここ最近になって急にこんな狭い地域内で事件を起こし始めたのか、何のために監禁していたのか等、一切不明。「ゲームがしたいから」とか言う曖昧な理由で主人公の少年はいつまで経っても放置するのもよく分からず、犯人側の"ルール"がはっきりしないため、床を掘ったり、鉄格子を外したり、壁に穴をあけてるのに何もお咎めなしと言うのに違和感ありまくり。で、何かコントロールしてそうで何もしていない犯人は床の落とし穴に落ちるただのアホと判明(笑)。
いくらなんでも最後に何かどんでん返し(実は主人公の少年は既に〇されていて、最後の生還シーンは魂だけの存在だったとか)があるだろうと思っていたら、そのまま普通に生還(笑)。アル中気味の父親も最後まで何の役にも立っておらず、母親との過去や親子関係が何も描かれていないので、ふたりに謝罪しているシーンも「いや、お前何もしてないやんけ」と空々しく感じられる。親父も少しは事件解決に奔走していればあのラストにも感動は出来るのにそれも無し。とにかく主役の少年や犯人を始め、登場人物の背景が薄っぺらい上に、霊に情報を教えてもらいつつリアルに知性で対抗するのか、もっと妹の霊能力を活かしてオカルト寄りで行くのか、どちらも中途半端なので何を見せたかったのか不明
怖くはありません。
連続誘拐犯に捕らえられた少年が、監禁場所から逃げ出すべく苦闘する物語。
一風変わったホラーサスペンスです。ホラー系を余り観ないので知りませんでしたが、制作会社のブラムハウスは有名な会社のようですね。
この作品の主人公は二人。運動神経は良くても気が弱く虐めの対象になってしまった兄。自殺した母親の能力を引き継ぎ、正夢を観る能力を持つ妹。
前半は虐めのシーン、父親からの虐待シーン等を描いて、兄妹の人間性や絆をしっかりと描写。
後半は、オカルト部分。閉じ込められた地下室での兄の恐怖や苦闘を中心に、心配する妹の苦悩も絡めて描きます。
この作品の残念なところは、兄の監禁と妹の能力が上手にリンクしていなかったこと。このリンクがあれば、もっと説得力と驚きがある映画になったように思います。
例えば、兄妹の絆が妹に正夢を見せた描写があるとか・・・・例えば、母親の特殊能力は兄にも引き継がれていて、それが死者の念を感じ取る能力として受け継がれて・・・とか。
結局、妹の能力がなくても兄は脱出出来た訳で、正夢を無駄設定してしてしまうのはとても勿体なく感じました。
私的評価は普通にしました。
ホラーとしてもサスペンスとしても微妙
ホラーとして見た場合怖い要素が最後まで無く
サスペンスとしてみた場合電話1本でなんでも解決するので深みがない
殺人鬼の意外性も無く淡々と予想通りの展開が進んでいく
要素多めなのに観やすい
とても見やすい作品でした。
「脱出劇」というメインテーマに+α様々な要素が入っていました。
・サイコな犯人との息詰まる攻防
・妹の不思議な力で捜査する
・殺された被害者の幽霊たちと協力する
どれか一つ組み込むだけでも映画は作れそうなものの全て盛り込まれていて、かつシンプルに楽しめるのがスゴい!
被害者たちの力を借りて反撃に出て、かつ彼らの憎しみの言葉を彼ら自身の声で犯人に伝えて倒すという、スカッとする展開も最後に用意されているので、エンターテイメント作品としてとてもオススメできる作品だと思います。
妹が兄を助けるためにいじめっ子たちに立ち向かっていくところが個人的には好きでした。
身ひとつじゃなくてしっかり大きめの石で殴りに行くところがスマート!(?)
Sweetの「Fox on the Run」に興奮!懐かしい・・・
地下室に閉じ込められたフィン。そこには壁掛け式黒電話があるのだが、電話が鳴り、受話器を取ると、今までに行方不明となった友人たちからのアドバイスが聞える。犯人グラバーには電話は一切聞えない。言ってみればフィンの超能力によるものか・・・そのアドバイスでは土を掘れだとか、天窓に登れとか、壁を壊して冷凍庫を探せとか、結局は役に立たないじゃん!てな感じで監禁生活が続く。
5人の少年たちの誘拐される経緯がよくわからなかったが、とにかく黒いバンで黒い風船を持った男が手品師として現われるみたい。妹グウェンの夢能力が冴えるのですが、警察もそれを頼りそうでもあり逡巡しながら捜査は続く。
『悪魔のいけにえ』、『燃えよドラゴン』といった好きな映画作品を挙げるフィン。まぁ、トビー・フーバーを乗り越えた上に大好きな映画になったのだから、恐怖体験なんて大したことない。運良くロケット型懐中電灯を持ってたおかげでかなり助けられたとは思う。
難しいとは思うけど、もうちょっと迫力を出すためには子役たちの大胆な演技が必要かなぁ。そして、ブルース・リーにも憧れるなら、電話をヌンチャクとして使ってほしかった。犯人(イーサン・ホーク)を殺してしまったことで、今後の彼はそのトラウマでうなされることだろうし、正当防衛であることの後日談が全くないのも不自然・・・同じ「黒電話」なら『恐怖ノ黒電話』(2012)のほうが好き!
ホラー映画プロレスかな?
・序盤
ホラー映画って親子の関係みんな悪いな
・中盤
おー頑張って脱出しろー
・終盤
いけ!そこだ!
Fhoo!気持ちいい!
プロレスを見終わった様な爽快感をホラー映画で体験したい人にオススメ
受話器越しの友情
ラストで、あー良かった!!と、ほっとしてカタルシスを感じました。
終わりよければすべてよし・・・ですね。
1978年。コロラド州デンバーのある町で、少年誘拐事件が多発している。
犯人は黒いワンボックスカーに無理やり力ずくでフィニーを乗せて、
地下室に監禁しました。
フィニーの学校の男子生徒が5人も行方不明で、どうも“グラバー“
と呼ばれる男の仕業らしい。
スティーヴン・キングの「IT」を連想してしまいます。
子供をさらうピエロが「IT」
とても似ています。
血の浴槽・・・「IT」でも洗面台から血が湧いてきて溢れるシーンが
ありますね。
おまけに原作者がスティーヴン・キングの息子さんのジョー・ヒル。
なんとなく「スタンド・バイ・ミー」も思い浮かべる
少年の成長と友情の物語・・・そんな雰囲気感じました。
しかしこちらはあくまでも少年・誘拐殺人事件がメインのホラー映画。
誘拐犯の“グラバー(イーサン・ホーク)が誘拐したフィニーの前でも
わざわざ仮面を付けているのは何故だろう。
殺すつもりなんだから、顔を見られても問題ない筈。
そして“グラバー“は暇そうで、フィニーに何をするという訳でもなく、
食事を運び後は放っておく。
そして線の切れた黒電話が地下室で鳴る。
なんとも懐かしいジリジリジーンという耳をつんざく音。
この電話は冥界にいる“グラバー“に誘拐されて殺された少年から
なのだ。
それは脱出のアドバイス。
脱出の方法を教えてくれるブルース・タナカやビリーやヴァンス。
彼らは誘拐されて殺された少年たち。
フィニーの学校の生徒だから、顔見知りだし接点もある少年たちだ。
彼らは口々に、
“俺の仇を討ってくれ“と言って、
地下室の扉に付いてる鍵の番号のヒントをくれる。
“早く、そこを出ろ!!“と励ます。
5人の中にはいじめっ子もいたけれど、そんなことはもう問題外。
そして一番心強い味方は、フィニーの妹のグウェン。
兄思いの可愛い妹で、彼女は予知夢を見るのです。
グウェンは意気地無しの兄をサポートするしっかり者。
グウェンの超能力的な予知夢も手助けになります。
ラストは壮絶なグラバーとの決死の攻防。
アドバイス通りフィニーは、黒電話を振り下ろす!!
何度も何度も!!
もうフィニーを“弱虫“と呼ぶ生徒はいないだろう!!
ちょっと逞しくなったフィニーの姿だった。
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