RRRのレビュー・感想・評価
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インド映画でみたいものが全て詰まっている。
インド映画でみたいものが全て詰まっている。
屈強な男が歌とダンスと筋肉で全てを粉砕していく。
思い切りが良すぎる。そうはならんやろって展開が3時間。バーフバリの突入シーンの興奮がずっと続く。
バイクを投げ、弓で射り、爆発させる。これが令和の爆弾矢。(ちなみにRRRの時代設定は1920年代)
歴史と神話を絡めた2人の英雄の活躍は素晴らしく、力強いメッセージ性がある。
細かいディテールにもこだわっており、背景の中にも物語を示唆するものも多い。
全体的に力技が過ぎる部分は多いが、この強さこそが他の映画とは全く違う唯一無二の魅力である。
楽しかったが、3時間は長い。
気力集中力が家ではもたないというのもあるが、映像も音楽もとても素晴らしいので迫力満点の映画館で観るべき。
神話や歴史を知っているとより理解出来ると思うが、何も考えずに楽しむのがおすすめ。
現時点で地球上最高峰のアクション娯楽作品
普通見せ場って二、三個くらいだと思いますが
この作品はアクションシーンが全部見せ場で
普通の映画3本分くらいの内容で体感時間が本当に3時間の映画なのに95秒くらいに感じるくらい没頭できますね
あとヒゲのムサいオッサン同士のBL要素!!!!!最高じゃねえかよ!!!!!
あとイチイチ宗教画のような300も真っ青になるような美しい画と効果音でアクションキメにキメてくるので高揚感は異常だし ナトゥダンスは
感極まって謎の号泣する人が居たって報告あったけど
それも納得ですし アカデミー賞の時のナトゥダンス最高でしたねー アメリカで去年Netflixで配信されてトップガンやMCU作品より面白いとか言って話題になってたけどまあ納得です!
エンドロールも隅っこでオマケのように流れて
知らんやつ踊ってるけどなんなんとか思ってたら監督まで踊ってるし楽しいダンスで最後のI秒まで楽しませてくれてるし
コスパ最強の完璧な作品だとおもいます
ツッコミどころを上回る面白さでそんなのどうでもよくなるとか凄過ぎ!
つうか星5個じゃ足りないです。
肩車にあらわれるインドナショナリズム
2022年。S・S・ラージャマウリ監督。1920年代インド。お互いの素性を知らぬまま親友となった男二人が、実はイギリスによるインドの植民地統治を巡って敵対関係にあるとわかり対立、しかしさらにその奥に、イギリスへの抵抗という共通点があることが判明するという話。最後の群舞が露わにしているように、「力」と「知性」を頼みとした、前向きであけすけな、しかしよく考えられたナショナリズム映画。
対立と見えたものが実は対立ではなく、既存の政治システムの上位に上り詰めてから権力を経てそれから抵抗する二段階路線か(必然的に最初の段階では自らの素性を隠し、信条を棚上げする知性が求められる)、とにかく今ここでの暴虐に対して正義を求める直接行動か(大衆的想像力を味方にした知性を経ない直情的な行動)の路線対立に過ぎないことがわかる。わかった後は協力して一気呵成に敵を倒すのみだが、直情型の男が知性派の男を型の上に乗せる肩車(劇中に二度登場)こそがその協力の形を表してる。
力強さやスピード感をスローまたはストップモーションを多用した映像で表現し、時に度を超える演習もあることはあるが、さほど超人的な動きがなかったのが以外。一応、現実の歴史のうえに設定されているからだろうか。
二人の見知らぬ男同士が素性を明かさぬまま親友となるという物語の肝となる部分がイメージ映像だけで説明されていて腑に落ちないが、イメージ映像による説明は「バーフバリ」でも多様されていた監督の得意技(インド映画の、かも)。インドという国の若さ、前向きな「力」への信奉、ナショナリズムへの無垢な没入、を感じる。
終始笑顔
良い映画!面白いです!
3時間コスパがいい映画 96点
出ました!今年イチです。
ナ〜トゥナトゥナトゥナトゥナトゥナ〜トゥ〜♫
パチ屋を思い出す音量
3時間でも見る価値あり!!
エネルギッシュ!初の応援上映で会場も沸き立つ!
すごくパワフル
圧!熱!!のダブルパンチ!
「銃弾は命より価値があるか?」
痛快なヒーローもののアクション映画です。みなさん書いておられるように3時間があっという間に感じる映画で、映画館の大スクリーンで見て損はない映画です。
ですが、「いやいや、ないない!」みたいなツッコミを入れたい衝動の連続ではあります。
カラッと明るい、突然歌って踊るインド映画のノリをイメージして見たのですが、ストーリーも重い、ずっしり重い。結構グロいし、残酷な場面も多いです。子供や女性にはおすすめいたしかねる映画ではあります。
舞台は、植民地時代のインドです。
植民地の現地人に人権などありません。支配者の思うがまま・なすがままに蹂躙されます。
現代の人間は忘れてしまいがちですが、人権が一応保証されるようになったのは長い人類史の中でも、第二次世界大戦後から今に至るほんのわずかな時期だけです。ましてや今でも地域によっては人権が蹂躙されている地域も少なからず存在しています。
映画中に、現地人が支配者側の人間に「この命は銃弾一発の価値もない」と言われる場面がありました。虫けらの如く扱われる支配される側の怒り・咆哮が炸裂するのがストーリーの骨子ですが、その割に主人公は「大義の前に、敵は殺しても良い」と、どんどこ殺害していきます(汗)。
野暮なツッコミかとは思いますが、「ヒーローが大義のために敵をやっつける。痛快だ。」で片付けてしまって良いものだろうかと思います。しかし逆に「残酷な映画だ。」と目を背けてしまうのも惜しい見方かなとは思います。
「平和は大事。人を殺してはいけません。」確かにそれは大事。でも、それは平和と安全が「かりそめ」にも保証されているから言えることで、現実として自分たちの所属する国や地域や共同体が武力で蹂躙しようとされる時、抵抗しなければならない現実。
そこに、人は社会の中でいかに生きるべきか、国家とは何か。その相剋が問われるのです。
マハトマ・ガンジーは「非暴力による抵抗」を選択しました。自分たちを蹂躙するものには、抵抗しなければならない。しかしそのために暴力で立ち向かうのは、正義だろうか?・・・今でも問いかけている。
「正解」はありません。そこには、個人個人の選択があります。だけど、その選択に「覚悟」はあるでしょうか。北朝鮮・中国・ロシア。言わずもがなですが、現実に日本にも忍び寄っている「危機」があります。平時にこそ、自分に問いたいと思います。
「銃弾と命、どちらに価値がある?」
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