RRRのレビュー・感想・評価
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R R R
190分は短い
全く飽きない3時間
予想可能なよくある結末を描くのに3時間はお腹いっぱいすぎる
TOHO系では上映されないようなので他所の映画館へ行きました。
インド映画を人生で初めて見た。国が違えば映画作りも違うのか。
日本なら端折るものをそのまま描いたので3時間になりました。って感じ。
社交パーティーで当時の白人女性全員がインド人に惚れるなんて流石にないわな笑
おじさんW主人公は立場ゆえの正義と正義がぶつかりあうが大義は同じ。反英。
1920年当時の左翼、現代のインド右翼の映画。
トップガン2より面白いは言いすぎだ。なぜならラストに驚きがないから。
でもどちらも本国国民のナショナリズム形成には一役立っているという点では同じ。
1920年ゆえ人が頻繁に死に、拷問シーンも結構あるのでお気をつけください。
ビッグマックを一度に3個食べるようなボリューミーな豪華娯楽映画を見たい方はどうぞ。
恋愛要素はほぼないですが家族愛、民族愛はたっぷり描かれています。
エンターテイメント映画の到達点
笑って泣いて歌って踊りハラハラドキドキ、至福の3時間
1920年イギリス植民地時代のインドのお話し。
村から警察に連れ去られた女の子を取り返す為に戦うビームと大義の為に警察官になったラーマの友情物語。序盤からあり得ない展開ラッシュ。ビームは村を守る守護神。素手で虎とバトルだ〜!ラーマは数百人相手にバトルだ〜!
あら、2人は敵同士じゃんと思っていたら、ある事をきっかけに友達になる。お互いの本当の立場は知らないけど親友と呼べるまで仲良くなる。この辺り楽しいよ〜。歌って踊って笑いっぱなし。その後、敵対関係に戻り対決。どっちが勝つんだよ〜!ビームは動物達を操れんのかよ〜!なんて笑ってるとラーマの大義が見えてきて、ウルッ。方法は違えど同じ目的を持つ2人、いつかは仲直りしてよ〜。それにしてもどちらも何度も死んじゃったと思うほど、やられまくります。えっ!生きてたの?の繰り返しが、楽しい。ラストも素晴らしいオチで大満足でした。
面白すぎ〜!!
極熱のエンターテイメント傑作!
良い映画見た
日本よ、これがエンターテイメントだ
喜喜喜怒怒怒哀哀哀楽楽楽
この映画を鑑賞し衝撃と感銘を受け、本作で全編を通じ一瞬たりとも途切れないインド映画特有の喜怒哀楽表現の最上位概念とはなんぞやと自分なりに考えた結果・・・表題の様になりました。
映画の題名もRが3つ並んでいるので、そうしたのだけど(笑)、おふざけ部分はここまでです。
英国統治下で圧政にくるしむインド、独立までの長い長い道のり、と分かり易いけど大変重いテーマがベースにあるのですが、それぞれ別の目的と使命を持った主人公二人の運命的な交わり、友情、別れなどなど・・・喜怒哀楽マックスで映像化されます。
普通の映画であれば演者だけのオーバーアクションで感情表現したのなら浮いて見え、白白しくも感じるでしょう。しかし、これが周囲を巻き込んで画面全体で表現されていてかつ、インド映画特有の違和感さえ全くなくなるのは凄いとしか言いようがありません。
映像の迫力はもちろんですが、ストーリー的にも細やかな伏線を張り、丁寧な描写もそこかしこに現れ、不思議な説得力があるのはこの映画の稀有な特質だと思います。
本当に素晴らしい傑作と思います。
仮にインド映画だからと敬遠しているならもったいないので是非、ご鑑賞を。
温度と湿度の管理が完璧
高温、多湿。
どちらも単独だと命の危険を予感する不快感に繋がりますが、この二つを組み合わせたサウナはなぜか気持ちいい。
その気持ちよさを分析すれば
・身体の老廃物を強制的に排出できる気持ちよさ
・いつでもその苦しさを止められるという安心感
・止めた後の冷水やビールによるメリハリの快感(身体への善し悪しはさておき)
だと思います。
さて、関係ない話から入りましたが「RRR」。何が素晴らしいってサウナのように物語の温度湿度の管理が完璧なのです。
湿度が高い場面はちゃんと温度も高く、気分を落ち込ませずハイに持っていけます。
そしてすぐに湿度下げてサッパリ爽快なシーンを持ってくるこれぞオモテナシ精神。
インド映画お馴染みのダンスシーンも、ちゃんとストーリー上最適なところに持ってくるのでツッコミ無用の楽しさです。
3時間の長さを感じさせない、まさにエンターテインメント。今年一番のオススメです。
邦画の歴史物もちょっと見習って欲しいものです。
ここで感想も書いた「峠 最後のサムライ」なんて、終始低温多湿でジクジクグジグジと不快感を我慢する2時間。
せっかくの見せ場の筈のガトリング砲もショボくて短くて爽快感ゼロ。
まあ峠は論外としても、すぐにコメディに逃げたり中途半端に歴史切り取ったりしないで爽快感に全振りしたジャパニーズ歴史映画もいつか見たいものです。
シータ役のアーリヤー・バットがめっちゃ美しかった
1920年、英国植民地時代のインドで、歌の上手い少女が英国軍にさらわれたため、ビームが救出に向かった。両親と弟を英国軍に殺されたラーマはある目的のため英国政府の警察官となり活躍し昇進を目指していた。互いの素性を知らずに、少年が列車火災で火に囲まれてる所を協力して救出し、それをきっかけに親友となった。しかし、ビームの仲間が英国軍に狙われ、ラーマはビームと闘うことになった。結末は如何に、てな話。
ストーリーは単純そうでなかなか奥深く面白かった。
英国に抗議する群衆のシーンなどものすごく多くの人を使って迫力あった。さすが人件費の安いインドだから撮れた迫力あるシーンだなぁ、って思った。
インド人1人より鉄砲の玉1個の方が価値があるとのたまう英国軍のボスが凄く悪役で憎々しかった。
特に総督の妻が最高に悪女で、ビームが鞭打ちされてる時に血しぶきが見たいと言ったりして憎たらしかった。
ビーム役のN・T・ラーマ・ラオ・Jr.とラーマ役のラーム・チャランが似てて、最初は混乱しそうだったが、どっちもアクションが素晴らしかった。肩車攻撃最高だった。
インド映画でお馴染みの歌と踊りも良かった。
ラーマの恋人シータ役のアーリヤー・バットがめっちゃ美しくてダンスも素晴らしかった。
追記 23/7/29
激音上映での吹替版を観たのでそのレビューを追記します。
まず、アーリヤー・バットの吹替・久保ユカリが違和感なく良かったのが一番。
そして、正面にTADのサブウーハーを8台並べた激音上映は重低音が大迫力で素晴らしかった。
激音上映、機会が有れば体験してみるのも良いですね。
「ボリウッド」ではないインド映画
余計なお世話ですが、この作品も「バーフバリ」も、つくられているのは南インド、テルグ語の映画なので「ボリウッド」(北インド)の映画ではありません。
主人公のモデルは実在の人物で、ストーリーはフィクションですが、すでに神話化した人物を、それこそ古代からの神話の神々に重ねていくという趣向を持った作品でした。
エンドロールはいわばはあの人たちが「主人公たち」なんでしょう。
インドの人たちにとっては完全な「愛国映画」なんですね。
しかし、帝国支配に内心では強烈に反発しながら形の上で「イギリス側」についているラーマには、心ならずもイギリス側につかなければならなかった当時の人たちも重ねられていますし、ビームのように地方での暮らしを壊された人にも多くの観客が感情移入できるでしょう。
エンタメに徹した作品ですが、一方でそうした「苦難の歴史」を振り返る視点はきちんと押さえられています。
さらにアクションはあらゆるパターンの目白押しで、迷いなく繰り出す演出力は本当に素晴らしいと思いました。
実は映像で心情を語るのも非常に巧みな監督ですが、要所要所はわかりやすいセリフで説明するのも、多くの観客に受け入れられる所以だろうと推察します。そのバランスがいいんでしょうね。
血沸き肉躍る物語です
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