RRRのレビュー・感想・評価
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活動写真の面白さを現代で一番感じさせるのはインド映画だったとは!エンタメのすべての要素を盛り込んで間然とするところがない極上のインド料理!
①実は世界一の映画大国であるインド。その底力を見る思いがする。宇宙でなくてもスーパーヒーローがいなくても人間だけで十分面白い映画を作れることを証明してくれる。
②話は至ってシンプル。老若男女オールOKの勧善懲悪もの。しかも悪者はインドを植民地として圧政を敷くイギリス帝国の悪辣な総督夫婦。歴史的背景もバッチリなので話の筋がぶれません。主人公やその仲間たちへの感情移入もバッチリ。
③貧しい村の少女が端金でイギリス総督夫人に買い取られ必死で後を追う母親が酷い目に遭わされる冒頭はまるで「水戸黄門」かと思わせる出だし。少女奪還がメインテーマのアクションものかと思っていたら、インド人ながらイギリスの警察官になっている男のめっちゃ強い武勇談に場面が飛ぶ。
もはやインドにしか存在しない熱い娯楽魂を浴びる
やっと観れた。3時間というので疲れてる日にトライは出来ず、満を持して。偶然新ピカのライブ音響回。そしてあっという間の3時間。ただでさえクラクラするような映画に前半からの打楽器の音が、クる。
そして、いいですね、もの凄くいい。シスターフッドの世の中にこんなにもどストレートでチャーミングなブラザーフッド映画。インドの歌って踊るトオルとヒロシに二度ほど熱い涙が。。
植民地の圧政からの解放ってとても握り拳作りやすい題材も相まって、敵は敵はしく、英雄は超がつくほど英雄らしく、あらゆるコミックよりコミカルに、そして肉感的で80年代に置き忘れた娯楽魂を揺さぶられた。当時のあらゆる香港の娯楽映画にあった「何かを信じきって楽しませる」ことに徹してる。ダンスは言わずもがな、アクションシーンもモブシーンも、音楽もアクションもCGも、容赦なくいろんなものを取り込みつつ独特の発展をしていて、国の中で映画が産業としてしっかり回ってるんだな、って感じがする。通常ハイスピードのカットなんか嫌いなのだけど、その時の顔や肉体の躍動感が止まっていてもいいんだよな、素晴らしい民族アートを観れた感じ。
面白かったけど、ちょっとやり過ぎ
"終わった後は、みんな笑顔…"な映画
エンディング曲の、あのお茶目なダンスと歌で、映画館を出る時は、みんな笑顔になりますね…不思議と!笑
ストーリーは.マーベルと大差ない荒唐無稽なお話ながらも、そのゴリ押し具合にすっかり心は持って行かれてしまいます。
インド映画の不思議な世界を未体験な方は、「最初に体験するのは、この作品から!」はアリやと思います(笑)
オススメ!笑
*"上映時間3時間"に観る前は、ちょっと気が引けましたが、ホントにあっという間でした…あと1時間ぐらいは行けそうな感じでしたよ(笑)
濃い!熱い!長い!
だがしかし長すぎて退屈するという意味では決してない。長時間の上映中一瞬も力を抜く時がなく終了後には若干の歯の痛みが。波瀾万丈の大河ドラマ1年分を無理やり3時間で見切ったとしたら短いか。
主人公たちのバトルシーン。あのスローモーションの大見得はもはやインド式歌舞伎。「よっ!〇〇屋!」と思わず大向こうから声をかける気持ちがよく分かった。映像も演出も全てが濃い!大袈裟!そして大袈裟すぎる演出に最初苦笑していた自分が最後はハラハラと涙してしまっていた。なんだこの暑苦しいまでの感動は!
それにしても憎っくきはかの時代の大英帝国。テメェら人間じゃねーや。この映画観せられたら無条件で独立運動に加わっちまうだろう。チャンドラ・ボース、マハトマ・ガンジー万歳! (でも白人女性は例外なのね。ナートゥダンスでみんな味方になっちゃったからね)
歌と躍りと筋肉
どんな無理筋でも歌と躍りで通してしまうのがインド映画。しかしRRRはひと味違う。話題のナートゥはまさに我々の思い描くインド映画そのものだが、そこに至るストーリーがあり必然性がある。
時は英国植民地時代のインド。子供を助けたことで親友となるラーマとビーム、実は互いに譲れない使命を持った敵同士だった……。というありふれたストーリーながら、これがたまらなく面白い。
二人が出会って仲良くなっていく過程や子供みたいにじゃれあう姿に涙を禁じ得ない。その中でも羊飼いがヤギ飼いに追われるシーンがあったりユーモアも忘れないのがインド映画。
劇中歌にあるように二人はインドの英雄の名前を冠していて、やはりそれぞれの英雄譚バリの活躍をする。そのため元ネタを知っていた方がより楽しめるだろうが、その辺の教養がなくても十分に楽しめた。
そもそも、歌って踊れてアクションもできるマッチョが俳優やってるって、その時点でインド映画は強い。
この映画もインド映画の他聞に漏れず3時間と長い。回転率が悪くなることから長尺の映画を上映する映画館は少なかったが、近年では洋画の尺が伸びたおかげかRRRの力か上映館が多い。この勢いで良質なインド映画をもっと上映して欲しいものだ。
見応えのある映画
楽しく魅せる反英映画
多分いま、世界一面白い映画。
日本でも空前の大ヒットを飛ばしたインド映画、「バーフバリ」のS・S・ラージャマウリ監督待望の最新作。
「バーフバリ」は古代インドの貴種漂流譚だったが、今回はイギリス統治下の近代インド。インド開放運動に命を捧げた実在の英雄を主人公に描く英雄譚。
とはいっても、そこはラージャマウリ監督。
主人公の一人ラーマは1万人近い群衆を相手に一人で勝つし、もう一人の主人公ビームは野生のトラと素手で戦うスーパーパワーの持ち主に。
そんな二人が力を合わせ理不尽なイギリス軍を蹴散らすのだから、つまらないハズがない。
そんな風に書くと「おバカ映画か」と思われるかもだけど、どっこい脚本は細部に至るまで考え抜かれているし、矢継ぎ早に繰り出される山場シーンの画力の強さは、まさにザッツ・エンターテイメント。
上映時間はほぼ3時間とかなり長いけれど、あまりの面白さに体感時間は2時間くらいに感じた。
映画館の大スクリーンで見るのがおススメ。
インドの友情最強か
☆3つ
全く長く感じない
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