RRRのレビュー・感想・評価
全692件中、201~220件目を表示
超一級の娯楽大作。 イギリスに支配されていたインドの歴史を背景に、...
比類ないアクションシーンが圧巻
タイトルの『RRR』というのは、Rise(蜂起)、Roar(咆哮)、Revolt(反乱)の頭文字に由来し、主人公のモデルとなった2人は、どちらもイギリス植民地時代にインドの独立運動の英雄として知られる実在する人物だという。インドの物語というと、内容は全く知らないものの、世界史で習った『ラーマーヤナ』、『マハーバーラタ』というものがタイトルだけ耳に残っている。主人公のラーマは『ラーマーヤナ』のラーマ王子、ビームは『マハーバーラタ』のビーマに相当するらしい。もっとも映画は2大スーパーヒーローの空想上の友情ということなので、歴史を踏まえたものではなく完全なフィクションである。衣装、言語、生活様式などは当時を再現しているなど、インド映画史上最高の約97億円の製作費をかけ、非常のスケールの大きいものになっている。
見どころはなんといってもアクションシーンだ。映画の冒頭から、ビームは森の中で虎と格闘する一方、ラーマは警察署を襲ってきた群衆を相手に1人で鎮圧するという派手な立ち回りシーンがある。そして、イギリス軍に捕らえられた少女を救い出すため、ビームが総督の家を襲撃するシーンではトラックで突っ込んで荷台からたくさんの猛獣を解き放して大混乱になるシーンや投獄されたラーマを救い出すため、ビームが足を負傷して歩くこともままならないラーマを肩車で合体して駆け抜けながら戦うシーンは圧巻で、今まで観たアクション映画の中では見たことがないものだった。
イギリスのインド植民地化は、東インド会社を設立し、経済を支配し、資源を奪い、人々を搾取したというが、イギリス人をばったばったと切り倒すこの映画に拍手喝采するインド人が多いということは、その反英感情は相当根深いものなのだろうか。人に恨みは持たれないように生きていきたいものである。
単純な映画、つまらないの一言
映画の都は
流転する数奇な物語
友情とダンスが織りなすこのアクション大作映画、前振りがうますぎる
信を置くレビュアーが太鼓判を推すので、初のインド映画鑑賞だったがマジで面白くてビックリ、ていうかインドって映画製作大国だったのか・・・。
主人公らは実在の偉人で、本作のストーリーは彼らがもし出会ってたらのIF世界らしいが歴史の知識なしでもわかる内容だ。これでもかと邪悪に描かれる英国を相手に、方や家族を助けるべく、方や一族の悲願を達成すべく行動していた二人は運命の邂逅を果たし、時に友情を育み、時にすれ違い、互いの目的を知り和解した後はアメコミヒーローが如く共闘ラストバトルで物語は締める。話自体は実にわかりやすく、丁寧な前振りと細かな人物描写に加え要所で観賞者を盛り上げてくる歌&ダンスパートも相まり、3時間超のストーリーでも最後まで見ごたえを保持している。
本作一番の目玉はやはり『ご存じか?』で巷を騒がせた【ナートゥ】だろう---インド映画知らずの身としては聴き慣れない曲調とフレーズを歌いながら激しく、そして力強く踊る主役二人の足さばきがまぁスタイリッシュでカッコよく見え、何より元気が出てくる陽気ぶりが凄く好み。そして直前の前振りによって踊る必然性を生み、唐突感を無くしているのが素晴らしい。あれだけ侮辱されたら見返してやろうじゃないか!となるのも大いに頷けるし、物語に踊りが挿入されても違和感がなく、むしろここはもう踊るしかない!!と思わせてくる。本作は歌パートに留まらず、一見ハチャメチャな展開にもキチンと前振りがあるのでどれもこれもスルッと受け入れた、RRRのポスターで肩車してるのを観た人は何じゃコレと思うだろうが、実際に見てみるとコレしかないと印象を改める事間違いなし、どこまでも前振りが非常に上手い。
他にはEDがかなり印象深い、豪勢なステージ上で自国の偉人を称えながらノリノリで歌って踊った挙句に監督も登場してくるので、政治とエンタメとある種のメタが混在した陽気でカオスなエンディングだった---インド映画の特色かはわからないが日本じゃ絶対実現しない演出なのもあり色々興味深く観た、結果的にプロパガンダより自国愛の強さと見てとった。
以上、EDで違和感を感じる人が出ると思うが基本は非の打ちどころがない娯楽作品なのでぜひ見て欲しい。
とめどなく流れ込む激アツ展開の応酬に打ちのめされる
ザ・グレート・ムービー🎉
インド映画?素晴らしいね!
イヤイヤイヤイヤ…カッコ良すぎだろ!🤣
痛快!爽快!おすすめです
初めて観た大作インド映画で感動の嵐!
アクションも素晴らしく、ストーリーも見てて清々しい映画!
全692件中、201~220件目を表示