線は、僕を描くのレビュー・感想・評価
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感動!
予告をみて気になっていたので観に行きました!
横浜流星さんが演じる青山霜介と
清原伽耶さん演じる篠田千瑛はとてもよかったです
湖山が描いたあの龍の水墨画!
「あっ」と言って失敗したのかと思いきや
そこから少し考え再び描き始め完成、、
とても迫力があって感動しました!
映画に出てくる水墨画の作品の数々は実際にみてみたい
と思う物ばかりで凄かったです!
語彙力がなくてすみません笑
個人的に今年観た映画の中で
上位に入るほど素晴らしい映画だったと思います😊
いろんな人に観てもらいたい映画です!
素晴らしい映画をありがとうございました☺️
水墨画って深い~
以前、営業先の階段に飾ってあった水墨画見てから、興味はありました。書道を習っていたこともあり、墨をするシーンは懐かしい。
墨の濃淡、ダイナミックさと繊細さが描かれて劇中、思わず拍手したくなりました(笑)。流星くんが一生懸命、描いてる横顔が凛々しくて美しい。ストイックで努力家な流星くん、今後も楽しみ。江口さんの作品もステキすぎて目を奪われた。江口さんも役柄でガラリと変わる演技力がすごい。続編があれば観たいと思います。
心を描く
穏やかな気持ちになりました
悲しい訳では無いのですが、何故か3回も
泣いてしまった💦
水墨画は出来ませんが、自分も心の中で
気持ちが穏やかになり、落ち着きました
悩みのある人、ぜひ見てほしい
見た後に、なんだか悩みがスッキリしそう…
横浜流星くんも良かったけど、今回は江口洋介さんが
すごくいい役柄だったと思います
迷っているなら、是非おすすめします
白と黒とで描かれる水墨画の世界。それを描く事に生きる意味を見いだした男の、人生再出発の物語です。
墨と水。 それだけで描かれた絵が
ときに深遠幽玄な世界をも描き出す。
水墨画って惹かれるものを感じます。 うん。
その水墨画の世界を題材に
どんなお話が描かれるのか気になり鑑賞です。
寺の境内に並べられた多数の水墨画。
その中の1枚を見て涙を流す男・青山霜介 (=横浜流星)。
彼は 展示会を手伝いに来た大学生。
絵を描く実演の場。
描くのは巨匠・篠田湖山(=三浦友和)。
先程、霜介に値段の高い方の弁当をくれた人。
実演開始。
そして描き上がる作品。
湖山先生が、舞台側の霜介に近づき声をかける。
「君、ぼくの弟子にならないか?」
突然の事にとまどい、固辞する霜介。 結局
水墨画スクールの生徒として師事することになる。
そして訪ねた湖山先生の家。
湖山先生に言われるまま
ひたすら墨を磨り そして
紙の上に線を引く。 1本、また1本。
先生の手本を見ながら 時間を忘れて何枚も。
描き終えて道具の片づけをしようと
洗い場を探す霜介。
奥の部屋で、一人の少女が筆を握っていた。
その筆使いと所作を見つめる霜介。 と
「誰?」
人の気配に気付いた少女が、声をあげた。
この少女が篠田千瑛(=清原果耶)。
湖山先生の孫であり、弟子でもある。
道具のことなどを霜介に教えてあげるよう
湖山先生に言われる千瑛。
「なぜ私が…」
といいながらも色々と教えてくれる。 いい子だ。
この三人に加えて
・湖山先生の住み込み弟子の西濱(=江口洋介)
(雑用兼まかない担当 と思わせといて…)
・霜介の友人二人
軽い感じの男・古前匠(=.細田彼央太)
↑の彼女(?)・川岸美嘉(=河合優実)
といった登場人物が
大事なところで話に関わってきます。
この作品の主人公(霜介)
過去 (3年前) にあった悲しい出来事によって
家族(両親・妹)を失っていて
「ただなんとなく」毎日を過ごしてしまっていた。
それが、
水墨画と出会い
そして湖山先生や千瑛たちと出会い
それを通じて
再び生きる意味を見いだしていく。
そんなお話です。
◇
AIが絵を描く。そんな時代になってきました。
この作品で描かれるのは、その対極。
人が筆を使って紙の上に紡ぎだす
白と黒のモノクロームの世界。
白い紙の、どこにどんな線を描くのか
人が考え、感じるままに筆を走らせる。
描かれた線は、一本として同じモノにはならない。
それでいて、同じ人の描く線は どこか似ている。
それが、筆致というものなのだろうか。
まさに 「人のなせる業」 。
技術も必要。
白い紙の上に、どんな線を引きたいのか。
どんな世界を描きたいのか。
自分で考え、自分で決め、そして描く。
それが、何よりも大事。 …たぶん。
話の起伏が、筆で描かれた線のように
なだらかで滑らかなお話です。
じんわりと
良かったと心に感じられる作品でした。
自分でも 「竹」 の絵を描いてみたくなりました。
うん 観て良かった。
◇ あれこれ
四君子
梅・欄・菊・竹 の四種類と知りました。
この題材が上手く描ければ
水墨画を描く上で必要な技術がある ということらしい。
※麻雀牌の「花牌」の図柄がこの四種ということを
調べて初めて知りました。 へぇ そうなんだ。
三浦友和
巨匠の役者が誰だか分からず
最後にテロップで確認。
…で 三浦友和。
あぁそうか、と納得。
いい歳の取り方をしてきたのでしょう。
こういう爺さん役の年齢なんだとしみじみ。
富田靖子
割と最近、床屋さんで見かけました(「向田理髪店」)が
今作では水墨画壇の重鎮として登場。
厭味なばあさん役かと思ったら 違ってました (…ゴメンなさい)
※個人的には理髪店の奥さん役の方が好きかも
江口洋介
陰の主役はこの方です はい。
巨匠の弟子は、巨匠でした。
良いところを持って行きました。
「アキラとあきら」 のカタブツ部長役も良かったし
このところ色々と好演&熱演です。
※ あれだけ料理が上手ということは
ずっと独身なのでしょうか… (余計なお世話)
◇ 最後に
洪水に見舞われた霜介の実家の跡を
霜介と千瑛が訪ねる。
家族が暮らしていた痕跡を探す二人。
千瑛がそこで見つけたのが
「椿の花」 そして 「背比べを刻んだ柱」
「椿」 のことは霜介に伝えた。
「背比べを刻んだ柱」 の事は 伝えなかった。
霜介に関わりがある物と 気付かなかったのか。
それとも、
霜介の心の重荷にならぬよう 知らせなかったのか。
どっちなのだろうか
と、観終えた今も考えています。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
媚び諂いの無い、爽やかな良作。
先ず、水墨画の大家役を演じた三浦友和さんが良かった。
「~の大家(大先生)」と成ると、わざとらしくなったり、大袈裟過ぎたりして、とても「その道の大家」には見えなくなってしまう役者さんが見受けられるが、三浦さんは気張らず淡々と演じることに因って、かえって「器の大きさ」を感じさせてくれた。
主役の横浜さん、清原さんも力みの無い、真っ直ぐな演技で「無理に泣かそう」としない芝居で好感が持てた。江口さんは…、何で練習しないで、家事ばかりしている役なのか、最後までよく分からなかったww。
原作未読だが、水墨画についてのアプローチも自然で「観る者に(知識等を)押し付ける感じ」も無く、自然と引き込まれる様な抑制的な演出が奏効していたと思う。
但し、一点だけ、水墨画にはもっともっと沢山の表現方法が有るのだが、この映画では(時間の制約等も有ろうが)やや類型的なパターンの水墨画のみしか見せて頂けなかったのが残念。他にも良い作品は多いのに…。
それと、江口さんのだけ明らかに画風が違うでしょw。普通「○△一門」と言うと、伝承された画風に成る筈が、清原さんもちょっとそうだが、先生(=三浦さん)とは画風が違いすぎて、そこだけ不自然さが残った。
これは知識自慢や嫌味ではなく、「この映画で初めて水墨画を見る人達(特に若い方)には、もっと様々な表現(画風)が有ることを知って欲しかった」と云う強い重いからである。
ま、わがままと云ってしまえばそうなんだけどw…、水墨画はもっとも~っと奥の深い世界なので、興味を持たれた方は是非是非観覧したり、挑戦していただきたいなぁと思った。
「私の弟子になってみない?」
湖山はなぜ、霜介を弟子にしようとしたのだろう?そう、ずっと思っていた。霜介の意志はどうでもいいのか?と思っていた。もしかしたら、行き詰っていた千瑛の奮起を促す当て馬なのかとも思った。しかし後半、湖山はその訳を語る。そこには、この時まだ見知らぬ青年であった霜介に対する愛があった。そしてその愛情に導かれた霜介は、単に「線を描く」のではなく、その線の中に己を表現していく。そして気付いた。タイトルが「僕は線を描く」ではなく、「線は、僕を描く」である理由を。
日本人ならではの繊細な美意識
命の流れや時の流れに抗わず、共に流れ変化していく己の心と向き合う姿勢が、美しい線を作り出す・・・
日本人ならではの繊細な美意識が盛り込まれた、暖かく素敵な作品だと思いました。
横浜流星さんが出演している作品を観たのは今回が初めてだったのですが、とても自然体な演技をする俳優さんですね。
ここ最近の中で一番!
最近見た映画の中で、一番感動した。よかった。
水墨画を描くシーンに心揺さぶられ、心洗われ、本当に素晴らしい!
横浜流星さん、清原果耶さんの2人がとてもいい画になっている。清らかな感じを表現している。また、三浦友和さん、江口洋介さんはさすが。いい味を出している。
自分も、水墨画をやってみたいという気持ちになった。
何だかわからないが、涙がジワッと出てくる流れで、気持ちのいいラストとなった。
エンドロールの水墨画の雰囲気も最高だった。
多くの人に見てほしい映画だ。
白黒の濃淡で描く迫力
水墨画を描くシーンが、皆さん違和感なく素晴らしい!
横浜流星さんと清原果耶さんのお二人がまた、いい画になりますね。三浦友和さん、江口洋介さんはさすが、いい味出してる。
ジワッとくる流れで、気持ちのいいラスト。エンドロールの水墨画の雰囲気も素敵です。
低体温…
主要なキャスト4人はみんな好きな役者さんなので安心して観ていられた。
その分、それ以外の部分が必要以上に気になってしまった。
若者たちの苦悩とか後悔とか将来とかを描いている割に、全体通して、よく言えば「上品」、率直に言うと「体温が低いなぁ」と。
もちろんそれは意図されたものなのかも知れないけど、主人公達に付随するキャラクターや出来事がすごく「浅薄」に感じられて仕方がなかった。
多分この辺りは役者の演技ではなく演出の問題なんだろうな、とは思う。
(ここから少しネタバレします)
あのレセプションパーティで右往左往するスタッフとか、富田靖子演じるあの偉い書家の先生とか。
本来もう少し重要な役割であるはずのあの大学の友達も、何だか全然霜介と仲良しには見えないし「お前と何年付き合って来たと思ってんだよ」という割に、ずっと「キミ」呼ばわりとか。
(原作もそうなのかな)
最後、自宅跡に行った時のいろいろ見つけるクダリも、どうにも腑に落ちない。
登場する主人公たち以外のパーツがすごく「記号的」な存在でしかなく、実在感がないのに、比較的主人公達も抑え目な演技なので、全体的に「低体温」な印象を受けてしまった。
冒頭で書いたとおり、登場する役者さんは好きだし、決してお話が悪いわけでもない分、その周りの違和感をすごく感じてしまった、という感じ。
いつから絵を描かなくなったのだろう
保育所から小学校の頃までは、暇さえあれば絵を描いてる子供だった。たぶん描いているのが楽しくてしょうがなかったんだろう。それがいつの頃からか、練習をするためだったり、賞を獲るためだったり、画力を自慢するためだったり、とにかく何か描くことに「意味」がなければ描けなくなってしまった。
この映画は、そんな私に、描くことの素晴らしさをもういちど思い出させてくれた。特に、前半では、描きたくて描きたくてなんだかもううずうずしていた。
食材を求めて農家を回るシーンで、水墨画が自然と不可分の関係であることを、しっかりと主張してくれたのには感動した。そういう、絵を描くことの「奥深さ」のようなものが、後半より強く表現されるものと思っていたが、そこは期待外れだった。
役者の中では江口洋介がよかった。彼は、ヤクザや強面の人物より、『一つ屋根の下』の「あんちゃん」がやはりいちばんよく似合う。
三浦友和も生き生きと演じていた。道を極めた人はきっぱりとした物言いをする。水墨画家篠田湖山の飄々としてかつ高潔な人柄がよく出ていたと思う。
映画の予告よりレビューで興奮
みなさまのレビューを読んで
相当な期待をもって鑑賞しました
映画の予告よりレビューが心に刺さることは
素晴らしいことだと思います
映像も綺麗で役者の方も申し分なく
話しもちょいちょいウルウルしましたが
なかなかストーリーにのめり込めませんでした
もしかしたら私が
歳を取りすぎてしまったのかもしれません
本当に映画として悪い点はないのですけど
私の感性では普通の映画でした
水墨画に魅了される
ひょんな事から水墨画を知る主人公。過去を引きずり前に進めなかった主人公が、水墨画やそれに関わる人、友達と出会ったことで前を向く?ところが良かった。
千瑛のスランプも主人公と話し、紆余曲折ありスランプを脱出するところ、2人が同様に壁を乗り越えるのが熱かった! 音楽とか見せ方(目のアップとか)、出演の演技とかも良かった!!!!!
相対的に綺麗だし、見やすい。面白いと思う。水墨画に少し、興味を持てた!
ただ、あと一歩足りない感じ。映画ならではの展開がもう少し何かが欲しい。展開とかとか。
満足感はあるけどディテールが。。。
テレビの新作紹介で見て、面白そう、清原伽耶がなんやかんや言いながら好き、三浦も江口も好き、横浜はよくわからんけど、水墨画には興味あり、ってことで映画の日に見てきました。
結論として、満足感は十分あったので、上記の私が見に行った理由のどれか一つでも当てはまったら面白いと感じると思います。
ただ、日本映画にありがちな(最近は海外も同じなのかな?)ディテールがいくつか不満で、モヤモヤが残りました。(なくなった家族は一人だけ?そんなにすぐ賞取れるんか?親友のキャラ設定はいかがなものか、等)
一方、富田靖子はヒール(実はいい人)をありがちではあるけどうまく演じていて、さすがの貫禄を感じました。やはり最後は演技力が嘘を本当に見せるんだなー。
で、やはり水墨画は素晴らしいです。ちょっとやってみようかな、と思ったりしました。
ブルース・リー見た後にヌンチャク振り回したくなる感覚です。笑笑
ストーリー内容、展開は★2つです!
ストーリーの内容と展開は簡易的、ありきたり、浅いので★2つです!ただ、水墨画の魅力が伝わり、展覧会に行こうとまで思わせてくれる映画でしたので★4つにしました。水墨画の魅力を伝えるには、必要なストーリーだったのかも知れません。若い子向けに作ったのかな?口コミがすごい良かったですがやはり横浜流星君のファンが多く、青山君に感情移入できるからでは?とも思いました。正直ファンでもない私がみたら全然泣けなかったです。エンディングソングにブーイングがある意味がわかりました笑。歌詞が全然響かない、入ってこないと思ったら作曲Vaundy笑。なぜVaundyチョイスしたんだと思いました。夜行バスに乗っている時に流れた「lost」をエンディングソングた方が良かったのでは?個人的には青山くんのストーリーとか正直どうでもよくて、水墨画を描くシーンや作品をもっと大画面でたくさん見せて欲しかったです!
申し訳ないが低評価
高い評価する人も多いが、申し訳ないが低評価します。水墨画は心で見ろ、のようなことを言ってるが、映画の中でその心が見えなかった。主人公が水墨画のどこに惹かれたのか、スランプにある人間がどうして克服出来たのか?よくわからないままにハッピーエンドで終わった。期待しすぎたわけでもないが、やはり物足りない。でも、現実社会はこんなもんかも。普通にやっていて気がつけばここにたどり着いてた、っていうことかな。でも、映画で夢を見たいと思ってる人には不満が残るストーリーでした。
静かな余韻に清爽な風が吹く
交通事故かと思ったよ。それにしては…
流星演じる青山霜介は、椿の水墨画(千瑛作)を見ながら咽び泣く。その様子を影から見ていた湖山先生(三浦友和)は「弟子にならないか」と誘う。
椿は夢の中に何度か登場し、霜介にとってなにかの意味があると思わせる。それは家族との別れの話。
何も生きる意味を見いだせかなった霜介は、水墨画と出会うことで「変わっていく」
静かな映画だけど、心の中では大きな葛藤のうねりが感じられる。
江口洋介がいい。
諭すのではなく「個人の感想」を言っているだけなのだけど、霜介には刺さっていく。特に「変わっていく」
というキーワードは重要。
三浦友和は「優しすぎる」(家内の発言)あんな作品を残す偉い人はもっとわがままで横柄なのでは?だとさ
清原果耶は美しい撮られ方をしている。
「ちはやふる」の松岡茉優もとても美しかったが、撮るの上手だな。光がいい。
清原果耶はあまり沢山笑うと美しさを損なう。だから、謎めいた存在がいいね。
横浜流星は、いつの間にこんな役者に成長したのかな。
泣いても、笑っても、水墨画に打ち込んでてもとても絵になる。
今回、特に気になったのは、大学の友人役の河合優実だ。少し山口百恵に似ているが巨乳。パイスラが…。
思いもしなかった別れは水害だった。
「お兄ちゃん。助けて」は2011.3.11を知るものには胸に迫る。
心の再生がテーマ。
家族を失った悲しみに向き合えない霜介が清原果耶や三浦友和、江口洋介たちとふれあうなかで立ち直っていく様を、髪の長さで表している・・・かも、
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