さかなのこのレビュー・感想・評価
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「さかなクン」じゃなくて「さかなのこ」
公開前は結構批判的な意見も多かったような気がします。
ワイドショーなんかでよく取り上げられていたのんさんが主演で、さかなクンの自伝を映画化するというのが色々と話題になり、「性別が違うじゃないか」とか「よりによって能年か」みたいなことを旧ツイッター(現X)で言っていた人が多かったように思います。しかし実際に公開されてみたらあら不思議。あれだけ多かった批判的な意見は息をひそめ、「面白かった」という意見が大半を占めるようになりました。これは私にとって非常に印象的で、作品としての面白さで前評判の悪さを吹き飛ばした稀有な作品として記憶していました。
残念ながら近所の映画館で公開されていなかったので上映期間中に鑑賞することができませんでしたが、この度サブスクで公開が開始されたので今更ながら鑑賞です。
結論ですが、めっちゃ良かった!!
ヒューマンドラマとして非常に面白かったし、コメディシーンは思いっきり笑わせてもらったし、観終わった後の満足感も素晴らしかった。原作は「さかなクンの自伝」ということは鑑賞中は全く気にならなかったです。かなり脚色がされているので、しっかり映画的な面白さは担保されていたように感じます。
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幼いころから魚が大好きだったミー坊(のん/西村瑞季)は、厳しい父と優しい母の間で、その趣味を否定されることなくすくすくと育った。無邪気に魚を愛する彼の周りの人たちも、色々な影響を受けていく。
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せっかく本人登場したのに不審者扱いしてるのは爆笑しました。でも、さかなクンが演じるギョギョおじさんはミー坊が魚博士になりたいと思うようになるきっかけにもなった人物ですので、非常に重要なキーマンですね。
事前知識無く鑑賞したので、こんなにしっかり作りこまれたヒューマンドラマだったとは思わず驚きました。正直さかなクンじゃなくてもいいんじゃないかと思うくらい一つの物語として十分良くできていますが、ところどころに登場するさかなクンのエッセンスが間違いなくその「十分良くできた物語」の面白さを3割増しにしていました。十三分や。
前半はコメディ色が強い内容なので笑いながら見ていましたが、中盤で夏帆さん演じるモモコがミー坊の家に転がり込んできたあたりでだいぶ色合いが変わりましたね。ヒューマンドラマ性が強くなって重い内容になっていきますが、ミー坊の明るさのおかけで暗くなりすぎずに観ることができ、最後には学生時代のメンバーたちが大人になって現れ、それぞれが自分の道を歩み始めますが、彼らの中心(テレビ)にはやはりミー坊がいる。このエンディングが本当に素晴らしい。
ちょっと違うかもしれませんが、男はつらいよシリーズ最終作『男はつらいよ おかえり寅さん』を思い出しました。この作品では寅さんは回想シーンでしか登場しないのに、登場人物たちの中心には寅さんがいる。『さかなのこ』でも同じく、登場人物たちの中心にはミー坊がいるのです。
本当に面白い作品でした。ぜひ多くの方に見てもらいたい作品です。オススメです!!!
キャストの勝利
優しい世界
ほっこり❤️めちゃくちゃ面白い!!!
なんか、なんやかんや、みんな優しい心を持ってる☺️
さかなくん役が女優さんなのも大正解だったと思う!!
見終わった後幸せになれる映画🥹
そして、
見終わった時、旦那さんが言った一言はw
『あのオジサン(さかなくん本人登場してたやつ)は、どこに行ったのか?』とw
私は、
最後にいた箱フグがオジサンなんだよ!って適当に返したw
良作
青春彩る磯の味
好きなことしか見えてないさかなくんの前では、周りの目を気にしてかっこつけるなんて、かっこ悪くなってしまうさかなくんマジック。
カミソリのモミがさかなくんが獲ったイカの味に感銘を受け、寿司屋になっていて面白かった。
そこに魚をおろしているのは漁師の祖父から継いだのか、総長。
翻弄される周りの人達を、巻き込んでいるようで、気付きもしないうちに助けているようだったり。
お母さんはさかなくんを、よく理解している。
一般的な普通や進路の中をさかなくんは泳いでいないこと。そこに無理やり乗っても、馴染んで周りからの理解を得るのが難しいこと。だから自由に水の生き物への探究を続けて欲しいと願っている。
お父さんからも兄弟からも理解を得るのが難しかったが、お母さんが守り抜いてくれた。
斜に構えていた友達のモモが、子供には好きにまっすぐ向き合って将来開けてくれたらなとさかなくんとの関わりを通して子供への関わり方に少し影響を受けているのが面白い。
魚好きを受け継ぐ子供達が1人でも増えてくれたら、何かを大好きな子が理解される風潮になればという願いをひしひしと感じる作品。
これでもないこれでもいい
さかなくんの半生を描いた作品でした。主演は、のんさんが演じていて観る前は、男の役をを女性が演じるのは?と疑問視していたが全く気にならないくらい素敵な演技でした。
魚が大好きな少年が大人になるにつれて、その現実を向き合わなければ生きていけないという事になる。
それでも好きな事を曲げず、まっすぐに生きている姿がとても良かった。
何者かになりたいと願い続ければ、それになれるわけではないと思うけども何者かになりたいと前に進んでいなければ、思わぬ出会いを見過ごしてしまうのかとしれない。
のんさんの演技がとても良かった。
特別に何かあるわけではない。
でも、分からない何かが確実にあって心にグッときました!
正直な感想
正気な感想。私には良さがわからず。
のんさんが好きなので気にはしてて、劇場で観るのは逃して
しまっていて気にはしていた作品。評判よかったし、何気に期待してたけど。。私には合わなかったな。
なんだろ?日常シーンが面白おかしく描いてるのかわからないけど、軽い。なんか弱いコント見てるみたい。実話なの?これ。
暴走族とかでてきたけど、こんな緩い話が本当に実話?
シャッターに落書きとか、ボヤっとしてて目がキラキラしてる子が描けば問題にならないの?とのエピソードもしっくりいかない感想。
リアルな出来事を描いてるのか、コメディなのかよくわからない。どっちにしろ中途半端。
好きなことをやって生きていく!ってとこがメッセージなんだと思うけど、嫌なことや苦労した事は全然無いように見える、この脚本だと、さかな君はただのラッキーマンだったのかっておもう。
何が良いの?かわからなかった。良い評価の人のレビュー見てもわかんなかった。のんさんの演技は良かったと思うが、映画の評価ってそこだけじゃ無いでしょ?
という事で、私的には全体評価でこの評価。
ぜぇぜぇ から ぎょぎょ へ
なんやねん。
おもろいやんか!
のん
変わってるなあ。
さかなくん 親からみたらヘンタイやな
しかし
お父さん
子供さんの前で
🐙さん、殺したらあかんよ!
それに
みんなで美味しくよばれましたな。
いや
おもろかった。です。
イキイキとしたのん
泣いてしまう…
さかなくんの素直に魚が好きという真っ直ぐな気持ちや、母親の肯定的な態度、友人たちの姿に感動。
もちろん、お魚博士までの道のりは決して甘くなかった。それも描かれており、そんなところも尚また良かったです。
さかなくんを、のんが演じていてジェンダーフリーなのも素晴らしかったです。
さかなくんの自伝著の映像化とは思わないで見たい
今の社会は普通が良かったり、頭が良い人が良いとロボット社会になりつ...
終始感動した。
まずのんちゃんを選んで正解だと思う。
あのキラキラした目と表情の柔らかさ子供っぽい演技が映画にマッチしていた!
まず感動して泣いたのはお母さんである。
家族が反対していてもお母さんだけは『いいわよ』と子供のやりたい事を尊重していたからだ。
そのシーンがこの映画では何度もでてきた。
それがあったからこそお魚博士は特技を伸ばしてあそこまで立てたんじゃないかと思いました。
あと良かったのはどんな人とも仲良くなって笑いや感動を与えていたところ。
これはとっても良かったところで最近の映画では珍しい内容だと思った。
戦うだけがヤンキーじゃなくてヤンキーでも魚を愛せた内容が良かった。
何が言いたいかと言うと『普通って何』の言葉が胸に突き刺さった。
本当そうだと思う。
みんな成績が良かったらロボットみたいじゃないですかとお母さんも言っていたが私にとっては共感出来る部分が多いからこの映画を高く評価したのかもしれない。
自分の言は自分で決めて突き進む。それを伝えたかったんじゃないかなと強く思えた。
見て良かった。
絵も可愛い。
ありがとう
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