ブレット・トレインのレビュー・感想・評価
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アッパレ、トンデモ日本
東京から京都に向かう一夜の高速鉄道の中でアタッシュケースを盗む任務を任された殺し屋がその他色んな目的を持った人物たちに翻弄されていく話。
アクションとかストーリーとかもう全然どうでも良くて今作の面白さはやっぱり、ハリウッド流トンデモ日本描写に限るよね。真面目風な映画でトンデモ日本だと冷めるけど、こういう映画はコレで良い、もはやこの日本じゃないとダメ。
トンデモ日本って、夜の光るネオン街!日本家屋!桜!富士山!刀!アニメ!という「知ってる日本」をとにかく誇張してそれしか出てこないから面白い。今作も東京と京都違う時代ですかぐらい京都が古代日本だし、名古屋を通り越した後に現れる巨大富士山、半グレ集団みたいなのが何故か日本刀持ってる、完璧です。100点満点です。
でも昔からずっと進歩しない日本描写でも徐々に変わってきてるなと思うのは、日本人の描き方。この手の映画だと日本人がカタコト日本語で喋りやがるけど、今作キムラ以外(それでもほぼちゃんと発音はできてる)、車掌に客室乗務員にお客さんちゃんと日本語。それに加えてブラピも言うけど皆そんなに優しくないし口も悪い。
日本人は「クソッ」てあんまり言わないかもしれないけどこの映画の世界線なら絶対日本人も言う。いわゆるアメリカ様をもてなす何でもする日本じゃない、対等な日本って感じで好感が持てた。礼儀はあれど過剰なおもてなしはしない。これ逆に普通の日本人出来てないんじゃないか?と思った(笑)
あとはJ-POPを日本人よりもセンス良くかっこよく使ってくれたことが嬉しい。
東京から京都まで一夜かかる今作ですが、上映時間は新幹線のぞみの東京-京都間と同じぐらい。配信来たら絶対新幹線で京都行く時これ見るって決めた。
舞台日本は親しみやすいが現地調査はしてないのかな
東京から京都までの新幹線で殺し屋がやりあうコメディバイオレンス。まずはじめにあんま日本っぽくなくない?!当然非現実的なトラブルにどんどんあっていくのだけどなんか駅の売店から新幹線内部、背景の夜景と日本っぽくない。最初の繁華街シーンなんか台湾にも見えたぞ。そして新幹線日本人すっくねー。車内売店女性とチケット確認職員以外ほぼいない。いたとしても途中ホームに現れる世紀末ファッションのヤクザ達がせいぜい。ちょっと私にはこの映画の良さがあまりわからないかも…一応ブラピ含め車内の殺し屋たちのおもしろトークがあるけど舞台が違和感ありまくり日本と違和感ありまくり登場人物像でトータル面白くない。というか理解、笑の点がわからない。普通あそこまでなったらまず新幹線が緊急停車しますぜ。なので普通に降りられますよブラピさん。最近新幹線乗ってないからもしかして今って車内あんなんなの?
以上
ハリウッドの描く日本
ネタバレなしです。
ブレードランナーで、ハリソンフォードが屋台のオヤジと絡むシーンとか、アベンジャーズエンドゲームで端役扱いの真田広之をホークアイが仕留める新橋らしき繁華街。あと、忘れてならないのは、ティファニーで朝食をユニヨシ。
日本を、日本人を描いたシーンは色々印象に残るが、この作品の描く日本はハリウッドで作成したにもかかわらず、けっこう正確な日本が描かれていたような気がする。新幹線の駅名、とか。車内販売の動きとか。
エンドゲームで端役扱いの真田広之が準主役というのは良かったな。
最後のエンドロール。Japan Unit はほんのわずかだった。こんな撮影は警察の許可も出なかったのだろうし、仕方ないのかもしれないが、観光立国めざすのなら、ああ、ここがあの映画の舞台になったとこか、なんての考えてもっとオープンになっても良いような気もする。
最初、入った部屋No.を間違えたと焦りました…
細かい部分は構わない、スカッとしよう
ノンストップカオス
運が悪い
日本が舞台のハリウッド映画、しかもブラッド・ピット、久しぶりにみる。
新幹線という密室の中で、殺し屋同士の壮絶なバトル。
と思い、鑑賞したのだが・・・
新幹線の名前は「ゆかり」号。
停車する駅は、それなりに日本の駅名だったけど、
車内や窓から見る街並み、さらには走行している時間帯、
乗客も外人ばかり、といろいろ違和感。
殴り合いしているのに、静かに、とほかの乗客に注意されたり。
笑うところだったのかもしれないけど、最初から最後まで、
特に笑いもなく、見終わってしまった。
ブラピと真田広之のかっこよさが印象的。
そして、最後の最後にサンドラ・ブロック、なんだよ。
最初から出て来いよ。
もう少し笑えるのかと思った、期待しすぎたかな。
原作、読んでみたいな。
伊坂ワールド全開!
テンボよし‼️
違和感が目立つ残念感
「一応」日本が舞台で繰り広げられるハリウッド映画ということで観に行きました。JRとの関係があるのか、あくまで架空の「日本」という国が舞台であることを主張したいのかは分かりませんが、「新幹線」という名前は名乗っていません。ただ新幹線っぽい列車(「のぞみ号」じゃなくて「ゆかり号」)の中が主な舞台となります。
題名にもなっている「ブレット・トレイン」=「弾丸列車」と言えば、戦前に計画されていた高速鉄道の名称であり、それが戦後「新幹線」に引き継がれていくことになるのは有名な話。そんな「弾丸列車」と、銃弾という意味の「弾丸」を引っ掛けた題名は、中々のセンスだと思いました。
内容的には、世界中から集まった殺し屋が、その「ゆかり号」らしき列車に乗り込み、殺し合いを繰り広げるという展開でしたが、シリアスな話ではなく、完全なコメディでした。殺し屋が主人公で、アクションシーンが見せ場となるものの、内容的にはコメディ映画というと、岡田准一主演の「ザ・ファブル」が思い出されましたが、「ザ・ファブル」に比べると大分CGが使われていて、実写にこだわる必要があったのかと思えなくもありませんでした。まあブラッド・ピットを起用しているので、そこにこそ本作の存在意義があったのかも知れませんが。。。
あと、日本人はお辞儀をするとか、礼儀正しいとか、ヤクザが日本刀を振り回していると言った、50年前から1ミリも進歩していないような日本人観には、違和感を覚えざるを得ませんでした。ハリウッド映画であり、別に日本向けに作った訳ではないからこそ、こういった描き方になったものと推測されますが、日本人的には残念感がありました。特に、名古屋~米原間の車窓に富士山が見えるようにしたのは、敢えてそうしているのだとすれば、全く意味不明な演出でした。「日本」とは言っているものの、全く架空の国であることの比喩表現なのでしょうか?さっぱり分かりません。
さらに、そういった日本人としての感覚を差し引いても、「ゆかり号」が複線のレールの右側通行をしたり左側通行をしたりと、場面によって走るレールが変わっているのは、本当に違和感しかありませんでした。あの演出の意味が分かる人がいらっしゃったら、是非教えて頂きたいと思います。
アクションシーンだけを切り出せば、それなりに面白かったものの、演出に全く納得感がなく、その結果お話の方にも爽快感も得られなかったので、評価は★2としました。
天道虫
いろいろ気になりすぎて
それなりに面白かったけど‥‥
原作は未読。日本が舞台でブラピ様主演!ってことでかなり期待してしまった。
ブラピ様演じるコードネーム:レディバグ(てんとう虫🐞)という世界一運の悪い殺し屋が、東京駅発の高速列車内でブリーフケースを盗み、品川駅で降りる・・"簡単な仕事"を請けたことから始まる話。途中駅で次々と乗り込んでくる殺し屋達のせいで列車から降りられない!結局京都に着くまで車内は大乱闘の大破壊のシッチャカメッチャカ、血の雨、死体もゴロゴロ。。
クセのある様々な登場人物達、テンポもよく、笑いのシーンや会話も、確かにそこそこ面白かったし引き込まれた。
ただ、他の方も書いておられるように、日本が舞台なのに"日本じゃない感"が圧倒的で、どうしても気になってしまい、集中できない、、駅も列車内も風景もついつい見てしまい不自然なところを探してしまった(笑) 日本人役が日本人の俳優でないのもちょっと残念、これもやはり日本語の発音やイントネーションがどうしても気になっちゃうんだよね。。
それにしても本作ってサンドラ・ブロック主演の「ザ・ロストシティ」と何か繋がりがあるのか? ブラピ様、サンドラ、チャニング・テイタム(←彼も出てましたよね?何故かパンフレットにすら名前が載ってなくて不安・・) 3人も同じ顔ぶれってどういうことなんだろうと超気になっています。。
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