ブレット・トレインのレビュー・感想・評価
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日米のアクションがミックスされて新鮮
【はじめに】
原作は未読ですが、予告で気になって鑑賞しました。内容はあっさりした物になるだろうと全く期待してなかったですが、自身が思っていたよりも満足することができました。それに加え、他の作品では味わえない不思議な感覚を味わいました。
【感想】
ハリウッドで表現された日本は独特な光景となっており、少し違和感を感じる部分はありましたが、逆にそれがいい味を出している面白い表現となっていました。
新幹線内で繰り広げられるアクションは、デッドプールの爽快に進んでいくテンポと無限列車編の和風アクションを組み合わせたような新鮮なものとなっており、2時間ジェットコースターに乗っているようなスリルがありました。
登場キャラはみんなで個性的で、特に日本人俳優の真田広之演じるエルダーが敵を倒していく姿に興奮しました。ブラッドピッド演じるレディバグも、見た目は冴えないがどこかお茶目な一面もあって、個人的にそこが可愛く見えました。
また、日本の挿入歌も沢山流れてきて嬉しかったです。
【気になった点】
登場人物が多すぎて情報の整理が追いつかなかったことです。初めこそはなんとなくでも理解できましたが、話が進むにつれて彼らの関係が複雑になっていき、途中から敵味方の区別がわからなくなることがありました。個人的には、もう少し丁寧に説明して欲しかったなと感じました。
【注意点】
今作では、血が噴き出す過激な描写や下品なセリフが多く出てきます。私は特に問題なく見ることができましたが、人によってはきつく感じる可能性があります。そのため、これらのシーンが出てくることを承知した上で見てください。
【総評】
日米の良さが詰め込まれたノンストップで展開されるアクション映画となっていました。
頭を空っぽにして新幹線内のアクションだけでも楽しめるので、気軽にストレス発散したい人にもおすすめです。
一風変わった日本描写と登場人物が、一本道の弾丸列車を揺らしに揺らす。
○作品全体
ヘンテコ日本を舞台に、個性が強い登場人物と個性の強い世界観が主張し続ける。「運命」という言葉をキーワードに、登場人物たちの躍動が印象的な作品だった。
登場人物の少しハズした設定がまず目を引いた。おじさん臭い帽子と黒縁眼鏡のレディバグ(ブラットピットがこの格好というのがまた面白い)をはじめとして、ブロンドヘアーで日本の女子高生っぽい小物をまとったプリンス、ガタイの良い黒人でありながら『きかんしゃトーマス』を信奉するレモン。すこし歪な設定の組み合わせだが、それがヘンテコ日本ともマッチして、むしろ世界に馴染んでいるのが面白い。
そんな登場人物たちが繰り広げる、これまた個性的な会話劇と、それぞれが背負った運命は物語をアグレッシブに動かす動力源だった。東京から京都へ新幹線に乗って一本道を進むが、物語は停止のみならず、脇道にそれたり時間を巻き戻して展開される。そこには各々が新幹線に乗り込むに至る「運命」が描き出されていて、それぞれが自己について語るような構成が印象的。どの登場人物も立ち位置は違うのだが、肩入れしたくなるような導線の引き方が上手いと感じた。
最初は奇抜なアレコレに翻弄される作品ではあるのだが、その世界と登場人物を理解すると新幹線に集った運命の下で暴れまわる彼らを俯瞰して見るような、「整理された作品」として楽しむことができる。それでいてラストは「京都で終着する」という運命を捻じ曲げ、豪快に突っ走る新幹線がど派手で見応えあり。「運命」を軸にした物語としての面白さと、パンチの効いた設定が最後まで楽しめる作品だった。
○カメラワークとか
・作中に出てくる日本語は、どうしてもイメージで作られた日本語っぽくて鼻につくというか、くすぐったい。たとえば広告モニターに表示されてる観光系の広告には「友」とだけ書いてあったり。長年染み込んできた母国語だからか、ネットでよく見る「エセ日本語」臭を嗅ぎ取ってしまう。ただ、エンドロールの日本語の使い方は猛烈にかっこよかった。「監督」とか「音響監督」とか「ブラッド・ピット」とか、ゴシック体っぽいフォントだったけど、カタカナとか漢字の力強さが画面に溢れてた。本編とのギャップも相まって、ちょっと感動するくらいかっこよかった。
・登場人物が出てきた時にその名前を出す演出。文字演出は『ジョン・ウィック』でもあったし、デヴィット・リーチのお気に入り演出なんだろうな。『ジョン・ウィック』のときは絶望的にダサかったけど、本作だとヘンテコ日本と相性が良く感じた。
・アクションのアイデアの豊富さはデヴィット・リーチの良さがでてる。『ジョン・ウィック』では鉛筆を使ってたけど、本作では箸だったり、パソコンを使ったりシートベルトを使ったり。
○その他
・レモンとオレンジが回想シーンでヤクザと戦ったときに「また刀だ、なんでそんな刀使いたがるんだ」みたいなセリフを言ってたのが面白かった。それでもその後エルダーとか白い死神とかが結局刀使ってて、やっぱ刀アクションがみたいよな…と思ったりした。
・プリンス役のジョーイ・キングは日本のティーンっぽい格好をするとガタイの良さが目立っちゃってた気がした。
・序盤の翻弄される楽しさを味わってしまうと、少し物足りなさも感じる。新横浜でど派手に登場したウルフのような、自分の過去と世界を引き連れ「ブレット・トレイン」に挑んでくるカオス達を待ち望んでしまっていたのも確かだ。
・ブラッド・ピットの日本語の芝居がめちゃくちゃ上手だった。ぼそっと「どうも」とか「ありがとう」とか言う感じ、日本人っぽいなあと思った。逆に木村のセリフはちょっと「作られた日本語セリフ」っぽさがあったり。
・東京から品川までの近さとか、名古屋から京都までの山の間を縫うような景色とか、新幹線あるあるがちょっと感じられて面白かった。ただ米原あたりで富士山出しちゃうのは、クライマックスだから仕方ないと思いつつもうーん…ってなった。
ブラピ&真田広之で眼福、パラレル日本弾丸珍道中
詳しい事情も知らず受けたブリーフケースを盗むというミッションのため、新幹線「ゆかり」に乗り込んだとにかく運の悪い殺し屋レディバグが、不運な災難に巻き込まれまくるうちに、ことの全貌が明らかになってゆくクライムアクションコメディ。
登場人物多めで、複数のユニットの話が並行して進む物語は初見だと頭が忙しくなりがちなので、今回は原作を読んでおいて正解だった。大まかな流れは原作に沿っているものの、大半の登場人物は人種から違うし、細かい設定はいじっているし、終盤は原作と全然違う展開なのに、不思議なほど違和感がない。監督が原作のテイストをきちんと理解して、そのイメージを大切にしながら物語を膨らませたことが伝わってきた。
ちなみに機関車トーマスネタはほぼ原作通りなのだが、原作の会話自体がタランティーノの映画の中のやり取りのようなリズム(バイオレンスと隣り合わせなところも似ている)。映像として見せられた雰囲気は想像通りで、外国人の会話によく馴染んでいた。
終盤はギアを上げて一段とぶっ飛んだ方向に行くが、むしろこうした方が確かに映画としては映えるなあ、と納得出来る展開だった。
ブラピのアクションと飄々としてちょっと可愛げのあるイケメンぶりをたっぷり堪能出来るし、相変わらずカッコいい真田広之と彼の殺陣も見応えがある。個人的にはこのイケオジ2種山盛り感で8割満足。王子役が男子中学生から女性に変えられ、犯行動機も変更されたのは、子供を愉快犯として描くのは……とか、原作通りだと配役に女性が少なすぎるから、とかのポリコレ的事情を感じた。しかも変更後の動機がとても定型的なもので原作の強烈さが薄れ、そこだけはちょっと微妙な気持ちになった。王子の悪意は結構物語のテーマの核だったような。ジョーイ・キングのプリンスもこれはこれでアリという感じで、がっかりしたりはしなかったけれど。
ラスボスがロシア人に変更されたのもプリンスやサンの配役の都合かな。
作中の日本描写はあえてデフォルメされたもので、リアルそのものではないところがむしろいい。もし日本のディテール描写だけが異様に現実的だったら、荒唐無稽(褒め言葉)な物語が浮いてしまって、かえって没入しづらくなるだろう。そもそも原作からして色々と日本ではありえない話で、無国籍な雰囲気に満ちている。伊坂幸太郎も「現実とは異なる世界でのお話」と言っているのだから、この路線がベストマッチ。キャスト紹介やエンドロールで漢字とカタカナをオシャレに使ってくれていて嬉しかった。
音楽もところどころ斜め上で笑ってしまった。いくら日本をフィーチャーしているといっても、ハリウッド映画の一番いいところで突然「時には母のない子のように」とか「ヒーロー」(朝倉未稀)が流れたらびっくりするよ!なんやそれ!でもこれは日本文化圏の人にしか分からないサプライズだと思うとちょっと嬉しい。
鑑賞中は気付かなかったが「KILL ME PRETTY」は奥田民生歌唱、「STAYIN’ ALIVE」はアヴちゃん歌唱らしい。凝ったチョイス。
終盤でおバカコメディっぽさが強くなる点は原作ファンの好みが分かれるかもしれないが、個人的にはエンタメ映画化にあたってこの匙加減はなかなかいい塩梅。
思いの外キャラが多く、そしてそれぞれの個性と魅力が楽しめる。
アーロン・テイラー・ジョンソンとブライアン・タイラー・ヘンリーの憎めないバディ感、ジョーイ・キングの不遜さ、58歳にして情けなさと可愛さを振りまくブラッド・ピット、ほぼカメオだけどとてもありがたい気がするサンドラ・ブロックなど、目に楽しいキャスティングだけでも料金分はもとが取れる。
真田広之のがんばりはとても伝わってくるのだが、やはり日本語セリフの不自然さと格闘したように見えるし、役の背景がいささか退屈で、アクション以外でももっともっと魅力を引き出す映画に出会って欲しいところ。
よくガイ・リッチーが引き合いに出される入り組んだストーリーは、入り組んでいるわりにピタリとハマる瞬間がなく、途中からは惰性で筋だけ追いかけている気分にはなる。カタルシスでもユーモアでも構わないので、もうちょっとなにかを持ち帰りたかったという気持ちにはなる。が、面白すぎないライトさというのも、ひとつのエンタメだと思うので、これはこれで成立したひとつのジャンル映画だとは思う。
隅々までブラッド・ピットだった群像劇的密室活劇
これはやっぱり、ブラッド・ピットを楽しむ映画。と言ったら、様々な要素を含んだ映画の作り手や出演者たちに失礼だろうか?
東京発→京都行の超高速列車内で展開する殺し屋たちの乱闘劇は、基本、韓国映画の『新感染 ファイナル・エクスプレス』やタランティーノが愛した国籍不明のジャパニーズ・テイストを発散しつつ、時折、真田広之とアンドリュー・小路が登場する場面では『モータル・コンバット』や『G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ』を連想させる等、密室空間にありったけの娯楽を詰め込んではいる。
しかし、スピードを牽引するのはあくまでブラッド・ピットだ。それはこんな風だ。
列車が走り出す、そこにブラッド・ピット、殺し屋が現れる、そこにブラッド・ピット、それぞれの思いが交錯する、そして、ブラッド・ピット、みたいな。
列車内を縦横無尽に暴れ回ったカメラが、軽快に喜怒哀楽を表現するブラッド・ピットの表情に回帰する時、あー、これはハリウッドのトップスターが主演するハリウッド映画以外の何物でもないと実感させる。それは、『トップガン マーヴェリック』でトム・クルーズを見た時の安定感に似ている。
何気ないPコートやジャケットスーツやバケットハットや汚れたTシャツやアクセサリーも、ブラッド・ピットこだわり逸品だったことも含めて、隅々までブラッド・ピットだった群像劇的密室活劇なのだった。
伊坂ファンとしての嬉しさに、若干の違和感も
ちょっと変わっていて自虐気味だったりもするけれど魅力的なキャラクターたち、意表を突く展開、さりげなく巧妙にしのばせた伏線とその鮮やかな回収、そして一貫したユーモアとヒューマニズムが特徴的な傑作小説群を発表してきた作家・伊坂幸太郎。その愛読者はもちろん、古くは「アヒルと鴨のコインロッカー」から最近の「アイネクライネナハトムジーク」まで多数の映画化やドラマ化を通じても、日本のエンタメ好きの幅広い層に浸透し、支持されてきた。そんな伊坂ファンにとって、初のハリウッド映画化、しかもブラッド・ピット主演とくれば、嬉しいのは当たり前だし、期待しないわけにはいかない。
原作の「マリアビートル」は、「グラスホッパー」(こちらも2015年に映画化された)の続編にあたる。各人が独特の殺人テクニックを持つ殺し屋たちが入り乱れてバトルを繰り広げるのが共通した世界観だ。特に「マリアビートル」は、約2時間の新幹線の車中でほぼすべての出来事が展開するという点で、もともと映像化に向くストーリーではあった。
そしてデヴィッド・リーチ監督(現在46歳)と言えば、スタントマン、スタントコーディネーターの経験を活かし、「アトミック・ブロンド」(2017)のリアル志向で工夫を凝らした格闘アクション、「デッドプール2」(2018)の活劇とVFXの巧みな融合(とブラックユーモア)などで高評価され、勢いに乗っているクリエイターという印象。そんなリーチ監督が、原作をしっかりリスペクトしつつも、高速走行するブレット・トレイン(弾丸列車)の車内という閉空間で繰り広げられ、食堂車内やトイレなどにあるさまざまな備品も使ったアイデアいっぱいのスピーディーな格闘シーンで楽しませてくれる。アーロン・テイラー=ジョンソン、マイケル・シャノン、ジョーイ・キング、真田広之といった共演陣もなかなかに豪華だ。
だけど何だろう、メリハリの利いたド派手なアクションとキャラクターたち、それに作り物感を敢えて狙った“エキゾチック・ジャパン”の描写は、確かにハリウッド娯楽作らしくて世界市場を意識したことも伝わってくるのだが、伊坂小説のファンとして「あれ、なんか違うんだよなあ…」という微妙な違和感も覚えながらの鑑賞だったことを告白したい。ふふっと微笑んでしまう穏やかなユーモアや、そっと心に響く繊細な感性が、爆笑のジョークと明快な激情に変換されてしまったことで感じるさびしさ、とでも言おうか。
もちろん、日本の原作が海外で映画化されたなかでは大成功の部類に入るのは間違いない。高望みしすぎか、ないものねだりかもという自覚もある。聞くところによると、伊坂作品はまだ英訳で出版されていないとか。本作の世界的ヒットを機に外国語での翻訳出版が増え、伊坂小説の奥深い魅力を映像化する国内外の企画がさらに続けばいいなと願っている。
縦長の密室状況と、前後左右に振り切れる時間軸
この奇妙で愉快な映画を一体どんなジャンルに位置付けようか? アクション映画にしては登場人物が本当によく喋る。しかも弾丸特急に負けないくらいの速さで。かと思えば、リーチ監督仕込みの格闘シーンはやっぱりピカイチで、「縦に長く横に狭い」究極の密室状況を巧みに駆使して、見事なオーダーメイドなコレオグラフィを作り出す。そして暗躍するキャラたちも良い。というか、あの二人組が妙に愛おしくなる。ミクロに焦点を絞って観ると、物語、登場人物ともにすごくイビツで、時間軸に関しても前後の見境なく吹っ飛ばしていくけれど、伊坂作品ならではの「後からディテールが追いかけてくる」章立て構成はグッと効いているし、終わって見ると、荒唐無稽なれど面白い構築物を見たなという印象だ。カラフルに彩られた日本も、我々が勝手知ったる環境というよりは、どこかパラレルワールドに近い感触。評価は割れるだろうが、個人的には凄く楽しんでしまった。
日本が舞台なのに日本人が少ないことなどに違和感はあるものの、日本が脚光を浴びる映画として素直に楽しむべき作品?
伊坂幸太郎の「マリアビートル」を原作に、R15+の「デッドプール2」のデビッド・リーチ監督、という時点で、「謎解き」×「バイオレンスアクション」と予感させますが、実際にそうでした。
舞台は基本、「日本の新幹線」の中なので、もし新型コロナがなく「日本ロケ」ができていたら、と思うと残念な気持ちになります。
主演のブラッド・ピットはいいのですが、殺し屋たちは多くが外国人ですし、新幹線の乗客も少ない割に外国人ばかりと違和感を持ってしまいます。
キャストで残念に感じるのは、原作では主人公の「木村」。イギリス出身のアンドリュー・小路が演じていて字幕版だと日本語のセリフのイントネーションが気になります。
とは言え、世界的に大規模で公開する作品において日本を舞台にしてくれたことを素直に喜ぶべきなのかもしれません。
ブラッド・ピットが「テルマエ・ロマエ」の如く、日本のトイレに驚くシーンなどは面白いですし、アクションシーンも基本的には楽しいです。
ただ、伊坂幸太郎の原作がベースとなっているため、「ゴールデンスランバー」のように、意外と物語が入り組んでいる面もあるので、割と注意深く見ていく必要があります。
イギリス人殺し屋「レモン」が、「きかんしゃトーマスのファン」ということくらいは事前に知っていた方が良さそうです。(それがどう絡むのかは別として)
本来であれば「お祭り映画」として何も考えずに楽しみながら見るのが正解だと思いますが、ミステリー要素がブレンドされているので、見方が難しい面もあるかと思います。
そのため、イントネーションなどを気にせずに済み、場面に集中できる吹替版の方が楽しみやすいのかもしれません。
個人的には特に真田広之、サンドラ・ブロックの存在が清涼剤の役割を果たし良かったです。
不思議な日本
タイトル通りの作品
クセ強キャラ渋滞のお話。 序盤いつものバカにした日本描写で観る気が...
クセ強キャラ渋滞のお話。
序盤いつものバカにした日本描写で観る気が失せたが、中盤キャラが交わり出すとテンポ良くストーリーが進んで楽しめた。
各キャラの個性もしっかり描かれており全員それなりに好感が持てる。(木村おじさんは除外)
ラストもきっちり伏線回収されておりスッキリ。
原作未読だが良作であることが容易に伺える。
後半のドタバタも突き抜けたコメディの域で笑える。
真田広之の日本語のシーン棒読みひどい。
これはきっと日本語を理解出来てないスタッフに責任があると思う。
登場人物ペットボトル映画NO1
これぞ映画!!!
スター俳優たちがCG全開のド派手な演出でアクションありコメディありのノンストップな2時間
東京発で京都着の新幹線内で完結する頭からつま先まで舞台がずっと日本なのも嬉しい
日本人も日本語もたくさん出てきていた
ブラッドピットの「どうもありがとう」も聞けたしお得映画だよ
海外スターが日本語話すだけでウレションしちゃうアホは僕です!
案の定真田幸村出てきたね!
そして他の映画で見たことないペットボトル目線のストーリーが実物
映画を見ていない人はさっぱりわかんないと思うけど、登場人物の一人にペットボトルがいる
相関図にペットボトルがいる
まあとにかく見てみてよ!
これ原作が伊坂幸太郎さんなんだ!すげえ!
僕もいつか自分が書いた小説をキアヌリーブス主演とかでハリウッド化してほしいもんだぜ!
普通に楽しめた
悪ふざけ一歩手前のおもしろさ
ノリノリの音楽に乗ってグロいアクションを展開するのは、キル・ビル以降に定着したアクションの一種じゃないかと思う。
絡み合う人物関係、トーマスのシール、盗まれた蛇、細かなアイテムや伏線が散りばめられ、ボトルウォーターの顛末まで描いており、笑わずにはいられない。
モモンガのアニメの絵や擬音も物語を示唆していて、隅々までぬかりない。
出し惜しみしない個性的な暗殺者たちもかっこいい。
まじちょい役のカーバー役のライアン・レイノルズと、ホーネット役のザジー・ビーツはデッドプール2で共演。
ザジー演じるドミノの特殊能力は「ラッキー(幸運)」。それが今作ではレディバグの前に「アンラッキー」の構成員として立ちふさがるのも面白い。
しかし惡(わる)というのはなんでこうも様になるんでしょうね。
各駅で、無駄にホームでメンチ切ってる面々ときたら笑。
カラフルで賑々しくて各キャラもいいのですが、なんかこう、アクションに必要なハラハラドキドキと釘付けにされるような、核になるようなものがなかった。全体的にザ・ファンタジー・ニッポンだったから、緊張感が欠如してたのが原因だろうか?
その中で真田広之の殺陣は流石で、説得力があった。カーバーは誰に雇われてホワイト・デスを殺そうとしたのかはわからずじまい。
慌ただしすぎて、観客が推理する時間がなかったのも集中できない要因か。
サンドラ・ブロックはブラピと仲良しなので友情出演だけど、そのサンドラと共演したチャニング・テイタムも一緒に出てましたね。ちなみに車掌のマシオカとチャニングはいつ列車を降りたのだろう(笑)
余談ですがあんまりここまで日本の都市がめちゃくちゃになるアクション映画って見たことないから、壊される風景に心を痛めてしまった。アメコミ映画などで毎度ど派手に壊れる自国を見ているアメリカ人って、耐性あるんだろうな。
最後はやりすぎ
色使いだけ良い
コメディーとして楽しめるかどうかが分かれ目
出演者が豪華で演技も良い事が楽しめました。
現実の新幹線を知っている私は、ファンタジーとしては観れず•コメディーとしても違和感が拭えず映画にのりきれませんでした。
東京から京都まで夜行列車として走るのは良しです。後半で黒幕が全員座席を買い占めのもギリ良しとします。各ホームで武器を持ったヤクザの舎弟が待ち構えているのも許します。
走行を始めた最終車両にホームから取りついて走行中に窓を割って列車内に侵入するのも、先頭車両のフロントウンドウが割れても登場人物が風の中で普通に活動するのも結構とします。
しかしコメディーとしても客車や食堂車での殺し合いや破壊•血のついた服や死体を他の乗客や職員に察知されない事に、私は違和感てんこ盛りでした。
真田広之さんは仕込み杖のアクションで座頭市をやり切っていて素晴らしいです。コメディーでのシリアスキャラクターとして1941の三船敏朗さん以上に成功しています。
バカバカしさを積み重ねてきたにもかかわらず、結末でブラッドピットさんとサンドラブロックさんのシーンが締まっているのはお二人の演技力ゆえと思います。
列車内の走行音が映画を邪魔せずかつ新幹線らしいのが高評価です。この音を造ったスタッフと音量決定者は素晴らしいです。
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