鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカーのレビュー・感想・評価
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迫力がすごい、アニメ原作として良い
本当は映画を2本観ようと思っていましたが、ちょっとタイミングが合わずこの1本に。原作は知っていますが読んだことはありません。前作の映画は観ていますがあまり覚えてい買ったのでNetflixで観てから行きました。
映像にはとても迫力があり、ちょっとなVFX部分もありますが、全体的に見応えがあります。知らない人でも全く問題なく楽しめるかと思います。
前作の続きなので前作みた後が良いと思いますが、見なくても楽しめるかと。
真剣佑初め、アニメのキャラっぽい演技が良いかと。
ストーリーも分かりやすく、なおかつ複雑。感情移入もしやすかった。
原作ファンも多いかと思うので、評価が上がりにくいかもしれないけど、単純に面白い映画だと思います。
アニメの世界なので良いと思いますが、現実の戦争と重なってしまう。女子供まで民族皆殺しって、、、ロシアより酷いな。とか、思って観てしまうのは自分なりに残念。
フィクションとして単純に楽しめない自分もいました。
4年待って、そのまま2作公開は良いですね。2年毎に公開されるよりも。
出来れば前作同様IMAXで観たかったけど。
再構築されたパッチワーク
原作の鋼の錬金術師によれば、錬金術とは理解・分解・再構築で成り立っている。本作にもあった「人体破壊では破壊できないわけだ」というスカーの言葉は、『人体だと理解して分解しようとしたら実はオートメイル(金属)だったため分解できなかった』ということである。
まずは対象を理解する。その後に分解し、好きなように再構築する。まるで漫画の実写映画化のようではないか。長く続いた漫画を2時間の映画に収めるためには、漫画の要素を分解し、再構築しなければならない。本作も様々な再構築がされている。しかし…あまりに理解が足りないのではないか。
原作には名シーン名台詞が多い。ゆえに映像化であれば、いかに名シーンが再現されるかを重要視するファンも多いだろう。その点で言えば前作はよかった。エルリック兄弟の喧嘩からの仲直り。あまり無理のない展開で、しかもキレイにまとまっていた。
だが本作はどうだろうか。シン国の面々やスカー、アームストロング少佐にホーエンハイムを出し、大総統とホムンクルスの関わりを匂わせ、イシュヴァール殲滅戦を語り、最後にグラトニーに『飲ませる』。これらを順序を変えつつ、しかし原作通りのセリフで効率よく消費していくのが本作の特徴だ。しかも原作を切り取りそのまま貼り合わせたのが、この映画なのだ。(1週間前に公開されたシン・ウルトラマンでは理解・分解・再構築が非常に高い水準でできていたことがさらに悲しい)
このようなパッチワーク感あふれる映画ができたのはなぜか。それはやはり名シーン名台詞の再現に腐心していたからだろう。数分に一度大ゴマか連載時の最後のページが出てくるような、つまり無理やり見せ場を連発するような『再構築』がなされている。なぜそうなったか。『理解』が足りなかったからではないか…。『理解』が足りていればもっと削ったりオリジナル展開でつないだりが可能だったのではないか。
あるいは、二部作で最終回までを消費するためにやることを詰め込みすぎたということも理由に挙げられるだろう。今でもこれが2時間に収まっていたとは信じられない。ちなみに次作ではアームストロング少将と師匠も出るらしい。本当にそんなことできるのか…?
ただ、演技の方は前作よりもよかった。コスプレ感は相変わらずだが、リンヤオや大総統、ホーエンハイムは観ていて「これだよこれ」とうれしくなってしまった。大佐の火炎放射も修正されたし。
さあ、結末への前哨戦なのだ‼️❓
原作知らなくても楽しめた。
しばらく興奮が冷めませんでした!
前作より、本気度アップ
一作目は、鳴り物入りで公開したのに、ジンクスともなっている漫画の実写化の難しさを露呈し、酷評も受けていた。その続編ということで、どうなんだろうと思いったが、今回は2部作ということで、製作側もかなり本気度アップしている感じが、スクリーンを通しても覗えた。
自分は漫画も読んでないし、アニメも観ていない。その分、一つのアクション映画として観たのだが、CG合成を駆使しながら、そこそこのアクションをみせてくれていた。また、脚本も、2部作の前半を意識した内容で、まずは今回の敵となったスカーとの戦闘から、大ボス・ブラッドレイの真の狙いへと迫る辺りは、上手に後編へと引き継いでいる。但し、列車の上での戦闘シーンは、もっと強い横風を吹かせないと、合成が見え見えだった。
そして、もう一つの本気度として、今回の舞台・セントラルの街の撮影において、手を抜いているシーンが殆ど無かったことは、前作とは大きく違っていた。細かな小道具から街並みまで、かなりきめ細やかな配慮が覗われ、近代ヨーロッパのような街並みを再現していた。
ストーリーは、失った体を取り戻すために旅を続けるエドとアルフォンスの兄弟が、立ち寄ったセントラルで、国家錬金術師が、次々と殺されている事件が発生しているところから始まる。その犯人であるイシュヴァール人のスカーは、エド兄弟の命までも狙ってくる。スカーが、国家錬金術師を憎み、殺す理由について、過去の忌まわしい戦争に起因することが、次第に明らかになっていく。
今回のストーリーの背景に出てくる戦争については、現在のロシアによるウクライナへの侵攻が、どうしても重なって見えてしまった。結局、国家トップの傲慢さによって引き起こされた戦争で、命を落としたり、傷つくものは国民であり、弱者である。そんな、メッセージも、本作には込められたのではないだろうか…。
主役の山田涼介は、『怪獣のあとしまつ』に続いて、今年2本目の主役ということで、乗っているね。役を重ねてきた分、真剣に立ち向かう姿や、ちょっとおどけてみせる表情等の演技にも、メリハリが出てきた。また、スカー役の新田真剣佑は、相変わらずのキレキレの激しいアクション。そして、グラトニー役の内田信二は、そのままの体系を活かした役どころもピッタリ。何より、アームストロング役の山本耕史は、体を張っていたね。(笑)
続きも気になるので、6月24日の後編公開も楽しみにしている。
原作のネタバレ観賞
漫画のネタバレを観ているような印象。
ストーリーは分解と再構築され、原作に沿うようになっていますが、つじつま合わせ感があります。
でも制作側の努力を感じました。
最初の白銀の錬金術師とスカーの戦闘は良くて、最初は期待が高まりました。
でも以降は「うーん、うん??、うーーーん」で、原作の名シーン・名セリフがあるから、何とか最後まで席は立たなかった。
原作の素晴らしさを再認識し、ハガレンの漫画が読みたくなりました。
エド、ピナコ、ホーエンハイムはすごく良かったです。ベテランの俳優さんはさすが…!
ハボック、大佐はちょっと解釈違いかも…
リザはおしぃぃぃぃぃ。
金髪じゃない方が良かった。日本人がアメリカ・ヨーロッパ系にヴィジュアルを寄せるって難しいと思うので。
原作のシーンをまるっと再現してくれてるところはテンションが上がりました。
あと特典の荒川先生書き下ろしイラストがうれしい。
後半も見届けます。
ちむどんどん
あれ?
ショボいCG、合成感たっぷりの映像、許すんじゃなくて堪えよう
師父のシーンは笑いそうになった。
脚本よかったです!
山本耕史のインパクトが強すぎますw
前作が何ともツッコミどころ満載な微妙な仕上がりであっただけに、今作も大した期待はしておらず、でも原作ファンとしては観ておかねばというような気持ちで挑みましたが・・・
いや、今作はなかなか楽しめました。
二部構成で完結編としていますが、そうはいっても原作はかなりの大作。
あのボリュームをよくここまでまとめたなといった印象です。
やはり展開が早くならざるを得ないのか、テンポがよすぎる事での間の違和感を感じるシーンもありましたが、原作に忠実で世界観も素晴らしい再現度だったと思います。
そもそも前作では、あまりにエドがコスプレ感強すぎて最後まで馴染めなかったのですが、今作ではそれほど感じず。
単に見慣れただけでしょうか・・・😅
再現度といえば、キング・ブラッドレイ大統領の舘ひろしもかっこよかったが、アームストロング少佐の山本耕史
が予想外にしっくりきていて驚きました。
ウルトラマンのメフィラス星人に、KAPPEIの正義など、最近濃いぃキャラでの出演が増えてますね😄
いずれにしても、今回は二部作の前編。
とてもいいところで終わっています。
来月公開の後編がまた楽しみです😄
久々に原作読み直してみたくなりました📖
実写映画にする意味とは
原作マンガのファンです。
前作も全く楽しめませんでしたが、今回も全く楽しめませんでした。でも若干マシだったかな…。
不満を言えばキリがないけれど…
・一言一句原作と同じ台詞回しで、違和感が凄い
・不自然なのは明らかなのに、衣装や髪型も原作を完全再現することに拘りまくり、これも違和感が凄い
・カット割りやアングルまで原作と全く同じにする徹底ぶり、そしてそれが何も上手く作用していない
・前作同様BGMの安っぽさがひどい、フリー音源?
・CGが酷い、予算無いのは分かるけど本当酷い
・エキストラやモブキャラが素人過ぎて安っぽさが倍増
・とにかくテンポが悪くて退屈
・コメディパートが鬼スベリしていてツライ
・どのキャラからも絆や仲間感を感じないとって付けた感がキツイ
・「続く→予告編」で終わるのはもはや映画ではない
相変わらずのヤバイ作品でした。
セリフだけでなくカット割りまでも原作マンガのままなら、何のために実写化するのか本当に謎です。マンガと実写映画は別物なんだから、「そのまま再現」するのが正解じゃないと思います。俳優陣のせいじゃなく、企画が悪い…
酷評ごめんなさい。
傑作ではないけれど良作
予想だにしない良作で感動
漫画も読了、アニメも好きで円盤をBOXで全て持ってる原作ファンです。
此度1作目の負のモチベーションが良い意味で裏切られました。本当に前作も携わった監督&脚本の方なのかと疑うほどに、話の展開が上手に削ぎ落とされいて、まとまりも良く大好きな名シーンも多く胸が高鳴りました。(主にシン国とエドたちの共闘)
アクションとヒューマンのバランスが良い!
驚いたことに原作を読んだときは気にしてなかったシーンや何気ない台詞で改めて泣きました。荒川弘先生の素晴らしさを再認識。
新キャストも続投キャストも並々ならぬ熱量で、特に大御所の舘ひろしさんと内野聖陽さんがいるとこで、引き締まった感はあり、かっこいいです。
残念な部分はマスタング大佐の取り巻きキャラがイマイチダサい、モブが日本人すぎる。
栗山千明さんは後編の「最後の錬成」に期待してます。
びっくりした、面白くて。
びっくりした。前作はその酷さにびっくりしたけど今回は面白すぎてびっくり。
そうそう!コレが観たかったんだよっ!
アクションはもちろんのこと、シン国の人達と大総統が最高だった。大総統役舘ひろしさんの剣裁きもリン役の渡邉圭祐さんの俊敏なスピードも興奮した。あのアクションはもっと見ていたかった。エドの山田涼介くんやっと戻ってきたって感じです。動きの切れがあって錬金術のシーンも楽しい。前作の弱々しかったキャラがいなくなって男ぶりが上がってる。ウィンリーを庇うシーンが一番格好良かった。アルフォンスの戦闘シーンもちゃんとあって良かった。
そしてスカーとウィンリーに不覚にも泣いてしまった。泣くとは思わなかったのでこれにも驚き。フーじいさん(筧利夫さん)の「腕、ないのか…」にも涙。
原作もアニメも大好きなので不安だったけど、今は観て本当に良かったと思ってます。上書きってできるんですね。演者さん達とスタッフの熱量が感じられました。一番の期待は栗山千明さんのオリヴィエ。今回の前編にはまだ登場シーンがなかったので後編への期待が高まります。
前作のトラウマがある気持ちも凄く分かる、分かるけど騙されたと思って一旦前作を忘れて観てほしい。絶対罠でしょ?って思っていたら、沼にハマって出られなくなります。
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