野球部に花束をのレビュー・感想・評価
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時代錯誤だろうがなんだろうが、ムネアツ。
ムネアツ・コメディの期待通りの内容です。ありふれた普通高校の野球部。名門私立に、地区大会三回戦でコールド負けする普通の野球部。軍隊方式の縦社会です。無理やりの、いきなりの、バリカンの洗礼です。「はい」しか言わせません。拒否権無しの奴隷生活と言う地獄。
でも。なんか懐かしい。
と言うか、今の大人社会と、イヤ日本だけじゃなく、欧米企業だって、実は本質的には、何も変わらない訳だからw
野球部組織のトップの人格が、その組織の「格」たる本質を決定する。
先生権監督がですよ。言う事がイチイチまともなんです、コレが。
あざとさも過剰演出も無しのムネアツって、やっぱり良い。
時代錯誤だろうが、子供の人権無視だろうが、真っ向勝負のムネアツ物語りは、非エリートが負け犬にならない「ど根性」と言う名のポジティブマインド伝道ストーリー。大好きです。
良かった。
結構。
部活動の良さ
三年生高校球児の殆どが、最後の公式戦を負けて終えるわけです。
そして、その姿は後輩達の目に焼き付くんですよね。
この映画、ふざけてるシーンも有るけれど、夏の負けた試合は全くふざけないで見せてくれます。
そして、卒業ノックのシーンもあんまりふざけてないんですよ。
上の代から下の代にいろんな物が受け継がれるのが、部活動の良さだと思うんです。
それを面白おかしく、時に真面目に、この映画は表現してくれたんじゃないかな。
それから、面白かったのが、監督の娘がグランドに来るシーン。
最初は、ほのぼのとした笑えるシーンかと思ったんです。
だけど、黒田の台詞でシーンの印象が変わったの。
監督は可愛い娘との時間を犠牲にして、野球部員達に向き合っていたんですね。
誰かの奉仕に気付けた時、その事に感謝の気持ちを持てた時、人は成長できます。
部活動を通しての成長って、そういう部分も大きいのでしょうね。
それにしても、高野連は女子部員の公式戦参加を認めても良いと思うのだけど。
女子野球部が有る学校は、まだ少ないし、野球をしたいって気持ちを尊重しても良いんじゃないかな。
少なくとも、他の部からの助っ人男子よりは、普段から練習に参加してる女子の方が、危険は少ないはずだから。
(個人的メモ)
先輩妹 浅野杏奈さん
女子部員 清田みくりさん
浅野杏奈にも花束を
いわゆる『青春部活コメディ』なんだけど、試合とか成長とかに主軸が置かれていないのが新鮮。
アホな高校生ノリの雰囲気が楽しく、何度も笑った。
正直、あるあるの演出や小沢仁志ネタがしつこく、ダレる部分もあった。
しかし監督含め、全員がちゃんと野球が好きで、大きなドラマからではなく日常の些細な会話の積み重ねで理解や絆が深まる演出は良かった。
効率的でなくても、理不尽でも。むしろだからこそ、それに耐えた、乗り越えたことは後の自信に繋がる。
逆に、些細な妥協も自身の中には必ず残る。
全肯定はしないが、ああいうやり方にも意味はあると、今では分かります。
そして、初見でしたが浅野杏奈が可愛すぎた。
あんな必死に応援して、本気で泣いてくれて、そして最後、あんな笑顔であんなポーズされたら惚れるでしょ。
他キャストについては皆さんが語ってくれてるので割愛します。笑
元野球部ではないけれど、笑いました。
元野球部ではないですし、好きなキャストも特に出演していなかったので観る予定ではなかったのですが、フォロワーさんのレビューを読んでたら「あれ?意外と面白そう?。」ということで鑑賞。
結果、元野球部じゃない僕が観てもかなり笑えました♪
プラス青春がとにかく眩しくてプチ感動。
オススメかどうかと聞かれると答えに困りますが、上映時間も短めですし笑えますので、ちょっと気分転換にサクッと観るのにいいかも。
引いてもダメなら足してみろ
いやぁ良いですね。「ひゃくはち」を思い出しちゃいました。昭和末期に高校生だった自分には、野球部の話と言うよりも「ノスタルジックな時代の何か」を見せて貰った気分でした。思い返してみれば、これの時代設定はいつなんだろうか??〇〇警察が飛びつきそうなネタが満載だから流石にリアタイではない気がするが…。でもプリクラ撮ってるか。あれ?そう言えばスマホは?ま、いいか細かい事は笑
顧問の先生(監督)が最高なんだけれども、アレコレ言われちゃうんだろなぁ。職員室の一連のやり取りとか好きなんですけどね。ああいう人に可愛がられるタイプだったってのもありますが、独特の「愛」は嫌いじゃないです。流石の高嶋政宏さんでしたね。あと小川のアニキと里崎先生(爆)
高校時代に部活はしていなかったけれども、平成初期の自衛隊に在席していたので、シチュエーション的には所々感じるところもありつつの泣き笑いでございました。世間はすべからく「理不尽」。それに麻痺したり(ガキみたいに)拗ねたりすることなく、対する事が出来る術を学ぶ事は大事だと思うんですよね。方法はまぁ、ね。色々とあるでしょうけども。野球名門校の「ひゃくはち」と一般市立の「野球部に〜」を見比べて見るのも面白いのではないでしょうか。
あ、ヒロインの女の子可愛かったな。お兄ちゃん恐いけども笑笑笑
ひとことReview!
今までの熱血野球物語とは違った、高校野球部あるある物語か。強豪じゃなくても必死で戦う球児達の姿は、実に美しい。そう感じさせてくれる。それにしても今の時代にスパルタ系の、しかも少々チャラい監督は無いだろ。
予想外に面白かった!おススメです!
公立高校野球部の新入生の一年を描いたスポーツコメディムービー。コンプライアンス完全無視の超タテ社会の中で、笑いあり涙ありのここにしかない青春ストーリー!
…まるで映画の安っぽいアオリ文句みたいだけど、本当にコレなんですよ。
最初はヒマつぶしのつもりに見たんだけど、途中から良い意味で裏切られて見入ってしまい、思わず吹き出してしまったり、ちょっと切なくてジーンと来たり、予想外の出来映えに、何かトクをしたようで嬉しくなってしまいました(*^ω^*)
※「高校野球部あるある」は良いんだけど、解説のたびに顔がアップになる里崎がほんの少しだけウザかったので、そこで星を半分だけマイナスww
土すら持ち帰らせて貰えないもの
KDDIが制作?ということで、ユナイテッド・シネマのauシネマ割の広告でやたらと宣伝していた本作。そこまで、言うなら...と思って鑑賞です。
なぜだろう。野球部の日常を描いているだけの映画なのに、すごく面白い。ちょっとしつこくて、尺自体は短いんだけど長く感じる部分もあるのだけど、かなり笑えるし、かなり楽しい。主演の醍醐虎汰朗が本当にいい味出していて、おかげでいい映画になっている。
他の球児も良いのだけど、やはり高嶋政宏を語らざるを得ない。あまりにも面白い。あまりにも似合っている。この映画の見どころは、高嶋政宏と言っても過言ではないくらい政宏色に染まっている。こんな監督いるよなぁ、関わりたくねぇよなぁ、でも意外とちょっと優しいんだよなぁ。これ台本用意されてたのかなと思っちゃうシーンもあって、改めて大好きになりました。
予告だと、想定外の大事件が起きるみたいな雰囲気出しているけど、終始あるあるの詰め込みです。が故に、映画館でわざわざ見なくてもいい作品なのだけど、飯塚健パワーで非常に見応えのあるものになっている。野球あるあるじゃなくて、野球部あるあるなのがいい。ちょっとした恋愛要素も組み込んでくるし、見ていて疲れない。
いいセリフ、笑えるセリフ、ちょっぴり感動セリフがたくさんあるのもこの映画のいいところ。急に音楽が止まって突っ込んだり、ぐらんぶる並みにあそこの隠し方が上手かったりして、コメディのセンスもかなり光っている。ラストは、「え、終わり?」って感じだったけど、見たあとがこんなに爽快なのは久々。気持ちのいい映画でした。
まぁ、絶対見て!というほどオススメしたくなる映画じゃないけれど、良かったら是非見て!というほどにはオススメしたくなる映画です。土が無いなら、花束くらいあってもね!
ちょっと笑えて泣ける邦画。 本年度ベスト。
野球部のあるあるを表現した作品。
自分も高校時代は体育会の部活に入っていたので共感するシーンも多かった感じ。
中学を卒業した黒田。
高校では野球はやらないと決めていたけど、ひょんな事から野球部員に。
スポ根系の作品ではないので軽く観られた。
あるある感が全開で笑えるシーンが多め。
3年生の先輩の恐ろしさを表現する方法が面白い。
監督役の原田を演じた髙嶋政宏さん。
もはや名物監督(笑)
ティーバッティングのシーンは大爆笑。
先輩と後輩の上下関係の毎年のやり取り。
もはや無限ループしている感じが懐かしかったです( ´∀`)
「野球部」しか味わえない青春
観てて素直に面白かったです!笑
泥臭さ、丸刈り、鬼監督、不条理な上下関係…
「恋愛」といった華やかさとは真逆の道ではあるけれど、映画には男たちの汗と涙と笑いが詰まっていました。
この映画で表現されている野球部の部員は、どこの高校にでもありそうなリアルさと、野球を楽しむ気持ちと、そういうものがポップに、そして上手に描かれていると思いました。
甲子園に行くことが全てでないし、高校生活で関わる仲間、先生、恋愛…その一つ一つに対して一生懸命になれる彼らがどこか羨ましかったです。
僕も高校生に戻ってみたい、あの5人の輪に入りたい。あの先生のもとで一度しごかれてみたい。
そういう羨ましさが余韻に残る映画でした。
小沢仁志笑
原作未読。運動部あるあるを描いたコメディ。私は文化系で運動部ではなかったので、共感できるわけではないが、それでもクスッと笑わせていただきました。公立中堅校というのが妙にリアル笑
坊主だけど、皆個性的で面白い。特に監督さん。いまタイムリーで甲子園やってるけど、高校球児は大なり小なり似た経験してるのかしらと思ってしまった。
HOMEBASS
とても面白かったです。学生時代は部活に打ち込んでいたのもあり、野球部あるある以上に部活動あるあるが体現されていてくすぐるような面白さがありました。
先輩や教師の理不尽すぎる行動や発言、それらにモヤモヤしつつもちょっと褒められると舞い上がってしまう、実体験があるだけにあるある〜!と唸ってしまいました。同級生が辞めるかも…とか、こんな状況でいいのかな…とか考えたりもしたなとしみじみ思いました。
高校野球に限らず、3年生の夏は誰にとっても最後の大会、そこへと賭ける想いは全員が全員強くあり、それをコミカルに描きつつ(小沢さんに制服を着させてみたり)も、ホロっとくる場面も描き切っていきました。そしてその後の3年生の部活訪問が嫌だなーって思うのもしっかりあったので微笑んでいました。
主人公たちが1年生から進級し、2年生になり上にも下にも挟まれるというむず痒い時期の物語も短いながら、入部当時の先輩の真似をしてしまうというのが笑いに繋がっていました。一瞬こういう事をやり続けていくのかな…と思いましたが、ちょくちょく楽しそうにしていたり、オチの付け方も上手だなと思いました。間違った買い物あるある。
ドラマ的な演出が多いのか…?と予告の段階では危惧していましたが、そんな事なく決めるとこは決め、力を抜くところは抜くというバランスの良い映画でした。電気グルーヴの主題歌も良かったです。
鑑賞日 8/12
鑑賞時間 11:20〜13:10
座席 D-9
野球あるあるおもしろい映画でした。
昔を思い出しちゃいました。
昭和のあるある野球部見映画かな~思い出し笑い
野球を通じて良い先輩、後輩、いい経験を思い出しました。野球はやっぱりいいね👍里崎さんの野球あるあるツボにハマりました。ただこの映画は野球経験者向きの映かな~今の社会に足りない何かを掴んでもらいたい
我慢、リスペクト、礼儀、この映画はそんな映画かなと私は感じました。
贔屓目
121本目。
野球好きだから贔屓目かな。
細かい事は気にしない。
高校野球と言う地獄が待っています、と確かギータがインタビューで答えた記憶があるけど、そんな作品。
高校によっては、これ以上の地獄があるし、下手すりゃ大学野球と言う地獄もある。
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