「時代錯誤だろうがなんだろうが、ムネアツ。」野球部に花束を bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
時代錯誤だろうがなんだろうが、ムネアツ。
ムネアツ・コメディの期待通りの内容です。ありふれた普通高校の野球部。名門私立に、地区大会三回戦でコールド負けする普通の野球部。軍隊方式の縦社会です。無理やりの、いきなりの、バリカンの洗礼です。「はい」しか言わせません。拒否権無しの奴隷生活と言う地獄。
でも。なんか懐かしい。
と言うか、今の大人社会と、イヤ日本だけじゃなく、欧米企業だって、実は本質的には、何も変わらない訳だからw
野球部組織のトップの人格が、その組織の「格」たる本質を決定する。
先生権監督がですよ。言う事がイチイチまともなんです、コレが。
あざとさも過剰演出も無しのムネアツって、やっぱり良い。
時代錯誤だろうが、子供の人権無視だろうが、真っ向勝負のムネアツ物語りは、非エリートが負け犬にならない「ど根性」と言う名のポジティブマインド伝道ストーリー。大好きです。
良かった。
結構。
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