「部活動の良さ」野球部に花束を やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
部活動の良さ
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三年生高校球児の殆どが、最後の公式戦を負けて終えるわけです。
そして、その姿は後輩達の目に焼き付くんですよね。
この映画、ふざけてるシーンも有るけれど、夏の負けた試合は全くふざけないで見せてくれます。
そして、卒業ノックのシーンもあんまりふざけてないんですよ。
上の代から下の代にいろんな物が受け継がれるのが、部活動の良さだと思うんです。
それを面白おかしく、時に真面目に、この映画は表現してくれたんじゃないかな。
それから、面白かったのが、監督の娘がグランドに来るシーン。
最初は、ほのぼのとした笑えるシーンかと思ったんです。
だけど、黒田の台詞でシーンの印象が変わったの。
監督は可愛い娘との時間を犠牲にして、野球部員達に向き合っていたんですね。
誰かの奉仕に気付けた時、その事に感謝の気持ちを持てた時、人は成長できます。
部活動を通しての成長って、そういう部分も大きいのでしょうね。
それにしても、高野連は女子部員の公式戦参加を認めても良いと思うのだけど。
女子野球部が有る学校は、まだ少ないし、野球をしたいって気持ちを尊重しても良いんじゃないかな。
少なくとも、他の部からの助っ人男子よりは、普段から練習に参加してる女子の方が、危険は少ないはずだから。
(個人的メモ)
先輩妹 浅野杏奈さん
女子部員 清田みくりさん
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