かがみの孤城のレビュー・感想・評価
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懐かしい感じのアニメ映画
昔、日本ファンタジーノベル大賞を受賞した小説をアニメ化していて、パターン的にこの作品も似ていました。
映画館では無く、最近年越し前にガキ使やらないから、21時くらいからこの作品放送していたほうが視聴率とれたかも。
これからは、賞取ったファンタジー小説をアニメ化して、日テレさんでその作品を年越し前の21時くらいに放送していただける事を鍵みつけたので願います。
原作も好きだったけど
原監督が好きなので、低学年の娘を連れて観に行こうと思っていたが、少し難しいかなと躊躇していた。結果的には、SF的なくだりや、悩む中学生の心理などを深く追っていくことはしなかったので、小さな子供でも観やすくなっていた。主人公たちを苦しめる人の顔が、荒い銅版画のような影になっていて、より辛さがビジュアルで伝わって面白かった。家の窓を叩く影は幽霊のように見えた。バツを追って主人公たちの過去を見ていくところからは、原作も感動的だったが、映画では涙が止まらなかった。バツを一つずつ探すたびに仲間の過去とつながる所は映画化すると間延びしてしまうのでは?と思っていたが、バツを集めて光の階段を駆け上がって鏡の列に手をさしのべるまでの表現は、そうきたかと泣いてしまった。原監督のクレヨンしんちゃん大好きなので、あふれる感情のまま突っ走る描写があって感涙した。映画のエンディングロールにも感動したが、私自身が学校に行けなくなってしまったクチなので、どうしてもそちらよりの見方になってしまうから、もう一度冷静に観直したいと思った。
原作が読みたくなる
めっちゃくちゃおいしそうなカレーを目の前に出されて、にんじんとじゃがいもを食べたところで下げられてしまったような気持ち。それでもおいしかったんだけど、原作を読んでからもう一度見返したら、一晩寝かしたカレーのように深みの増した本作に出会えそうだよねええ!!??
対象年齢は高くない感じだが思った以上に良い
学校なんて行かなくても良いんだ、友達なんて居なくたって良いんだ、いう映画は昔は作れなかったように思う。
今でも人としてどうかと思うような教師がいた自分の小中学校時代を思い出した。
同じような年頃の子供を持つ身として、大変共感する部分の多い映画でした。
話す事の大切さ、悩みを抱える皆へ
すごく良かった!
予告を見た時は不思議な城を舞台にした恋物語になるのかと思いましたが、全然違いました。
これは理由ある7人が大切な物を見つける物語。
それぞれが別の悩みを抱えていて、お互いが交流していくうちにある共通点が見えてくる。
イジメと孤立、人との関わり方、勇気を持って話す事の大切さ、支える人たちと母親の愛。
色々な事を感じて、見直すきっかけになってくれると思います。
涙がこぼれそうになるシーンも多々あり、エンディングも曲が相まって泣ける!
キャラデザインも良くて、それぞれの声もよく合っていると感じました。
ストーリーは伏線が分かりやすい為に終盤での驚きは控えめ。
伏線をもっと序盤にさり気なく貼っておくと、ラストがより一層盛り上がったのかもしれませんね。
それと何人かの“その後”が気になってしょうがない。
皆どうなったのー?💦
最近見た映画の中で1番の良作
想像以上に良かった。無駄に難しいエピソードではなく、わかりやすい。かと言って子供向けという訳でもなく、伏線も散りばめられていてしっかり回収もされていてとても良かった。
実写映画とかにせずアニメにしてくれて本当に良かった。
強いて言えば最後現実に戻った後どうなったかがわかった人物が数人だけのため、全員分描いて欲しかったところ。
それでも個人的には「すずめの戸締り」や「SLAM DUNK」よりかなり面白かった。
6歳児と観に行きました!
チェンソーマンの藤本タツキ氏が観たとTwitterにあげてたので、じゃあ観てみるか!と前情報無しで行きました。(先生曰く周りの人は泣いていたらしい)
1番グッときたのは、最後の方にリオン君が涙するシーンです。もう、、この泣き顔見れただけでお金払う価値あり‼︎レベルで良かった〜!泣
イケメン青年が微笑みながらキレイな涙をどばどば出してくれています!最高です!!!
※このリオン君の泣き顔はPRVにもあり
今年小学生になる娘を連れて行きました。6歳児には過激な言葉かも?!と思う点もありましたが、今後友人関係で上手くいかない事もあるだろうし、そんな時少しでも思い出してくれたらいいなと思いました。特にもえちゃんの考え方は、強くて冷静で響きました。
ちなみに、、娘に感想を聞くとたのしかった!だって。全く理解してねぇぇぇ〜
幼児といく場合はお金の無駄になる可能性があるのでご注意ください
真実はいつもひとつ
どの時代にも孤立して苦しむ子がいる現実。
母親が『1人じゃない』と励ましたのが印象的。
学校が全てじゃない。たかが学校のことだと捉えることが大切。選択肢はたくさんある。大人は子どもの話をよく聞いてあげて、子どもがどうしたいかしっかりと話し合うべき。
いろんな伏線が効いていて、細かいところもあった。
全体的に音楽が素晴らしく、シーンと合っていて感情が揺さぶられる。
赤ずきんちゃんとオオカミさま
この作品、以前から小説を読みたいと思っていましが結局読むことなく、鑑賞しました。
予備知識がまったくなく、鑑賞した為、最後の展開まで結末を楽しむ事が出来ました。
思っていたよりも、子供たちは深い問題を各人抱えています。
涙する場面もあり良作です。
変わったストーリーですね。
予告編を見て想像していたストーリーとは良い意味で随分違いました。
ちょっと不思議な世界の話で、原作を読んでいないと分からないシーンとかも有るようでした。
心に傷を負って学校に通えないこころちゃんを中心に話は進んで行きますが、そこから広がるストーリーは流石です。
結末を知った上でもう一度最初から見たら違う印象になるかも知れないですね。
声優陣が豪華!話もよかったです
最近注目していた女優の當真あみさんが主人公の声優をやるということで観に行ってきました。
実際すごく上手で良かったです。北村匠海さんもめちゃ上手でした。
原作は読んだことなかったのですが話も良かったです!
全キャラクターに意味があって自分の好きな話でした。
原作を読んでたので観てみました
絵柄が好みじゃなかったけど、原作を読んで気になってたので観に行きました。他の映画見た時に流された『鑑賞中の注意』動画も気になったしね。後ろから席を蹴られたオオカミがめっちゃ怒ってた。僕はmovixで見たけど、いろんな映画館で流してるのかな?「スゲェ推されてんだ、観なきゃっ」って気になりました。
本編はもう少しリアルな背景で観たかったですね。遠近感がなくって、背景が手前に見えたり、手前の柱が認識できなかったりしました(特に前半。後半は目が慣れたのかな)。
終盤、アキを助けに徐々に駆け出すシーンの演出はカッコよかったです。
ストーリーは「よくまとめたなぁ」と言う感じ。原作は結構長編だし、7人それぞれにストーリーがあって、端折れないですしね。
残念だったのは前半の東条さんの印象が薄かったこと。こころちゃんが憧れる東条さんには、三井のリハウスの転校生のような(古くてすいません)圧倒的美少女感が欲しかった。だからこそ、皆友達になりたがるし、だからこそ、後半で吐く毒にインパクトがあるのに。
そう言えば舞台化もしていたようですね。実写でも良かったかも。そうなると気になるのは東条さんのキャスティングよりオオカミ様のお面のクオリティーかな。マンウィズにはならないよね?
良い内容でした。結末良し。
主人公のこころを中心に選ばれた6名との鍵探しがメインストーリーで、母親や友達、教師いじわるな同級生など、中学生なら絶対共感できるような内容になってます。
いろいろな伏線が貼られていたのが最後わかって良い結末でした。
ストロベリーティーとか‼︎
一人声優が高山みなみさんで
真実はいつも一つって言ってて面白かったです。
どうせならもっとコナンの声優さん使ってくれたらよかったのに。笑
源太以外は女性の声優さんなんだし…
忙しいのかな…
良い話だったと思います。
完全にファンタジー設定なので、どんな話だろうと思っていました。いじめや家庭問題という重いものを主軸に据えながら、きれいに描けた物語だと感じます。辻村深月さんの小説を読んだことが無かったのですが読んでみたくなりました。
確かに人は弱いもの。誰しも「かがみの孤城」のような場所、仲間を求める部分はあります。実際の世界ではそれは親であり、家庭・家族であり、友人であり、児相の職員や教師であるべきでしょう。果たしてそういう役割、正しい大人としての役割を自分が果たしているかどうか。その部分は大人への強烈な問いかけです。作者はこの作品を子供よりも大人に読んでもらいたいのかもしれません。
映画としては終盤に詰め込みすぎなところ、ちょっとだけ先がわかっちゃうところが気にはなりましたが、物語全体としては良かったと思います。
良作
主人公のクラスメイトとの関係はまるでスリラー映画のような迫力で描かれ、孤城に集まった子供たちの関係は丁寧に温かく描かれます。
子供たちが囲まれている辛い現実が都合よく変わったりはしません。
一方で、その現実を生きるための標を示す役割を大人たちがきちんと果たそうとします(そうでない大人も出てきますが)。
ダメな大人を描いて反面教師で終わるのではなく、こうするべきという強いメッセージがこもっています。
たしかに、ストーリーや設定にいくつか疑問の残るところはあります。
しかし、それを補って余りある感動もありました。
現代における成長の形をよく描いていたと思います。
【ネタバレうすめ】高評価だけ見て行くと肩すかしをくらう…
原作は未読です。ちょっと肩すかしをくらった感が否めませんでした。映画やアニメなどに辛口だという方は★4、5以外のレビューも参考にどうぞ。
【総合】
つまらない訳じゃなかったけど映画は1回で十分。あとは原作を読んでみたいかな。パンフレットは興味が沸かず買ってません。 個人的に評価は高くないものの、観て損する内容でもないので、気になるなら行って大丈夫かと。
ただし、とにかく突出した名作を!と思う方にはコレジャナイとだけ。同じ原作未読でも某バスケ作品の方が希望にそえるかもしれません。
ストーリー★4
構成★3
キャラデザ★5
作画★4
演出★3
演技★3
音楽(BGM・SE)★2
主題歌★3
【ストーリー・構成】
正直この話は映画でなくテレビシリーズで、キャラそれぞれに焦点を当てじっくりと見たかったなあと思います。その方がちゃんと話題作になったんじゃないかとも
・人の悪意、善意にリアリティがあったのが良かった。メインキャラからモブまで、個々人の持つ人間としての特性が見られた
・全体としては楽しめたしある程度まとまっていた
・原作未読でも駆け足なのがわかった。
・ストーリーの見せ方で先が読めてしまった。
・謎解きの答えを示すために各所に走るが、その行動の尺が必要だったのか疑問。まっすぐ答えに行って回想の部分をもっと取っても良かったような?
【キャラデザ】
イメージに合っていたし、それぞれの服装が細かく変わるところに感心した。メインキャラがちゃんとかわいい&かっこいい
【作画・演出】
映画としての魅せ方がやや足りなかった。もう少し没入感が欲しかった
・繊細な動作は綺麗で作画も丁寧だった。各動作ではリアリティを出そうとしたのがわかった。
・「メインキャラ達の視点から見た他人(モブ)」の表現で心情が強く伝わった。
・ファンタジーの部分で派手なシーンに今一歩、画的な物足りなさがあった。
・こころが鏡の世界に引き込まれるシーンが静かすぎたり、盛り上がるところで入り込めない
・迫力のあるシーンなど緩急が足りなかった印象がある
【演技】
技量の差が目立ちすぎたのがきつかった。メインの7人はもうちょっとキャストのバランスを吟味して欲しかったなと。俳優で揃えるか、声優で揃えるか、混ぜてはいけないところで混ざってしまっている。
・マサムネやリオン少年期のリアルな少年声に脱帽。マサムネの声はちゃんと癖を抑え気味にしリアルなテンションに寄せてきていて、少年リオンに至ってはエンドロールまで気づかなかった
・こころ母の母らしさが絶妙で助演女優賞もの
・オオカミ少女(オオカミさま)は演じ分けが素晴らしかったものの、癖のあるキャラ故に声優さんを起用すべきだったように思えた
・梶裕貴がどうしても梶裕貴だった
・アキは単体ではそれぞれとても良かった。ただ声質の差が少し気になった。
・主人公のこころ、フウカ、スバルはキャラクターとしての特徴、性格、心情が声にのっておらず残念
・キャラの口は動いているのに声や息遣いが聞こえないシーンがある
・某声優のネタは完全にスベっていたし、必要なかったので無駄打ちさせないで欲しかった
【音楽(全体)】
なぜここでそう入る…みたいな違和感が多かった。こういう言い方は申し訳ないが、なんだか音楽の使い方が下手に感じた。
・音楽自体は悪くなかったとしても、挿入の仕方が妙
・効果音は全体的にのっぺりした感じになってしまっていたので、シーンによってもっと際立たせて欲しかった。
・印象に残ったのが既存のクラシック曲以外ひとつもなかった。
・ファンタジーであり、映画であり、アニメの音楽として、ファンタジー部分にもう少しそれらしいBGMが欲しかった
【主題歌】
単体で聞くといいけれど、気づいたら映画を置いて走っていってしまった
・メロディと歌は良かった
・EDでこれを聴いても余韻にひたれなかった。
・歌詞に映画のキーワードは入っているものの、実は内容とあまりマッチしていなかった
・いいんだけど、違う、そうじゃない
・全体として「愛」というワードを連呼していて、映画を知らず聞くとラブストーリーに向けて作られた曲にしか聴こえない。
・でもこの映画の主題は彼氏がどうのとかよく言うわりに、愛とか恋とかじゃなく「絆」や「人との関わり」のようなヒューマンドラマに見える
・歌詞は物語、キャラ、観客のどの視点でもない。(強いて言うならアキ)
・歌詞をよく見たらけっこう謎なことを言ってい(るように感じ)て、耳触りのいいワードばかりを並べた歌のようでがっかりしてしまった。(地雷女子のTwitterポエムかと思った)調べないことをおすすめします。
ジッチャンの名にかけて
よく出来てる。ある意味、
すずめのなんちゃらより良かったんじゃないか?
もっと上映回数増やしてもいいんじゃないの。
途中(わかりやすいヒント)で展開は読めたが、
終盤の一気に伏線を回収する流れは見事。
原作もこんな感じなのか?(未読)
コレ新海が作ったらどうなってたろうか?
不覚にもエンドロール前で泣いてしまった…
全中学生に観てほしい!
原作未読ですが、めっちゃよかったです。
とくに嬉野くんがあそこでもちょっと浮いちゃう感じ。ちょいバカにしちゃってた自分に気付いて罪悪感感じるところ、観てるこちらも無関係じゃあねぇぞ!と思わせてくるとこが最高。
たかが学校。
なのに、そこと家にしかない世界。
訳わからんヒエラルキー。
いじめられてなくても、ちょっと感じてた学校の嫌なとこ、あの頃の自分を救ってくれる映画でした。
全ての子供と全てのかつて子供だった人にオススメです!
原恵一監督作品にハズレない気がする…
全部は観てないけど。
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