日の丸 寺山修司40年目の挑発のレビュー・感想・評価
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ノンマルトのウル◯ラセブンセ◯ンは良く覚えている
日の丸が悪い訳ではなく、寧ろ、建国記念の日がどういった経緯で国民の祝日になったかを知らねばならない。
しかし、なんで一色の国旗って無いのでしょうかね。
失礼なインタビューである。
作られたポリティカルな考え方よりも、民主主義はどうしたら維持出来るとか、三権分立、主権在民、憲法の大事な事を考えるべきだ。そうすれば、自ずと個人として、取るべき姿勢は維持出来ると思う。
このインタビューで問われる内容は実に稚拙な報道機関の取るべきは内容ではない。そんな風に思えた。
まぁ、愛の無いAIに報道機関ももうすぐ乗っ取られるからどうでも良い。
ネットでの質問が空振っているって事は街頭インタビューで一番多いのは『ノーコメント』ないしは『うるせぇ、向こうへ行け』だと思う。
ある意味 愛の無いAIで良いのかね?
彼女は言っている『人間は機械ではない』ってね。
日本人はやっぱり絶滅危惧種なのかもしれない。少なくとも、この程度のナショナリズムで、良くぞ自由と民主主義の個人主義の国家に挑んたものだ。
寺山さんに対する印象は、日本のサブカルを狂わせた人だガキの頃から思っている。
始めて勇気を持って見たが、ウルト◯セブンの話以外共感は持てない。
まぎらわしいタイトルつけてるのは人集めのため 寺山修司ファンとマスコミ志望者くらいしか必要ない
日の丸や君が代、戦争についての意識のドキュメンタリーだと思ったら、全く違う内容だった
まぎらわしいタイトルつけんなよ
なにが、情念の反動やねん
ドキュメンタリーのあり方と寺山修司についてのただのレポートでした
ちょっと寺山修司がきらいになった
ちょっとだけね
わかったのは
テレビという権力を傘にして、いきなりマイクを突きつけてぶしつけな質問をして、その反応を興味深く見せて、世間の反応を見ようという横暴極まりない方法の検証です
本来は、権力に抗うべきマスコミがですよ
ゲスの極みです
内容は学生のレポート並みですね
インタビューって、まず自分の身分をあかすものじゃない
日本人はお人好しというか、危機感がないというか
マスコミと言うだけで嬉しがって応じてしまう
おめでたい人種です
多分、自分もそうだろうけど
本来は、デモをしていた労働組合の男の対応が正しい
これを無愛想で失礼な態度ととらえるんだからね
あれを容認する自己中が今のマスコミなのか
終わってる
日の丸について投げかけたらSNSが反応しなかったって?
そんな発信がある事さえ知らなかった
テレビを買いかぶりすぎじゃないかな
放送局の一つであるTBSのSNSなんて、どれだけの人が見ていると思ってるんだろう
ただ、インタビューの仕方を変えたところで、街頭インタビューで出てくるのは、ある意味本音かもしれないが、やはり思いつきの回答しか得られない
SNSから一本釣りして個別インタビューする方がしっかりした意見が得られると思うので、その意味ではいい方法だと言う事は伝えておきたい
あと、ウルトラセブンの話は、改めて大人が観てこそ考えさせられる野心的な番組だったと再度認識させられた
その点も同意です
1年前の作品ですが、全く知らなかった
まあ、映画館で観なくてよかった
配信でも時間を損したと思ったもの
いろんな意味で肩透かし… ではあったが、類い稀なドキュメンタリーであることには、間違いなし。
う〜ん…
とてもディープで興味深い内容ではあったが…
監督本人がラスト近くで語っていた通り、迷路に嵌まってしまったまま終わってしまい、なんとも肩透かし…
そもそも、50年以上が経過したからといって、あの問いから、なんらかのアップデートされた「今」が浮き上がるとも思えない。
それに監督自身、ドキュメンタリーが本質的に抱えている「制作者の加害性」という問題性は相当に意識していたらしく、街頭インタビューは、あえて自らの加害性を随分と強調していたらしいのだが…
本家本元において、寺山&萩元が狙っていたであろう暴力的な「凄み」に遠く及んでいない。
同じ手法にも関わらず、どれもこれも、回答の印象が予定調和に見えてしまう。
元の白黒の映像で見せているタブーの鍵を抉じ開けるような「危なっかしい」までの生々しさが殆ど見えて来ない。
寺山や萩元が狙っていたのは、回答の言葉ではなく、真にリアルな虚を突かれたような反応や表情であったのは間違いない。
寺山修司が目論んでいたであろう詩的なアジテーションという意図を、そもそも理解してはいなかったか。
あるいは頭では理解していても、実際のアウトプットまでに至らなかっということか。
本作の最新版の街頭インタビューに於いては、その殆どが質問それ自体への純粋な反応というよりは、今どきのユーチューバーなのか?といったような、質問の意図の本質と少しズレた反応が色濃く出ているように見える。
ここが最大の失敗要因だったと思う。
まあ、1967年当時の日本人の方が今より遥かに素朴だったゆえ、寺山と萩元の思惑がバッチリとハマったとも思えるが。
今回も、元のオリジナルと同様にするため、TBSとは名乗らず質問しているのだが、今この時代において、今回のああいった反応は十分に想定できたはずで、もうちょっと対策は練っておくべきだった。
そして、特に後半の方は、寺山修司や萩元晴彦の狙いについて、当時の関係者に取材するだけでなく、この企画の加虐性、まさに「マイクの暴力」に関して、メディア論を展開した方が、だいぶ観応えはあったと思う。
それに関しては、もはや当事者の萩元や寺山に直接、話を聞くことが出来ないとはいえ、一連の騒動の後に萩元自身が、当時の状況を克明に記録した本も出版していた訳だから、そちらのフォローアップは是非やって欲しかった。
というか、それに関する萩元や寺山へのインタビュー映像も、アーカイブを探せば出てきそうだし、しっかりと現在の視点で改めて検証して欲しかった。
あと、やっぱり、なんてったって、本家本元の番組の方は、当時の完パケを丸々ノーカットで見せて欲しかったよ。
本作の監督は、DJが曲をマッシュアップさせるが如く編集したかったようなのだが(ウルトラセブンからの引用もそれに該当するのだろう)
マッシュアップの方はオリジナルを完全に観せた後でも良かったと思う。
そういえば、オープニングの開始直後、ん?『気狂いピエロ』のパクリ?と思っていたら、やはりゴダール・オマージュというか、元々はジガ・ヴェルトフ集団みたいなポエティックなドキュメンタリーを作りたいという気持ちもあったようだ。
それにしても、上映当日、有楽町での最終日18:30スタートだったから、まあまあ混んでるのかと思いきや、観客は私を含めて、たったの3人…
この現実が一番の肩透かしであった。
監督の私的なアジテーション
40年前のドキュメンタリーが寺山にとって詩的なアジテーションなら、国家についてもっと考えようという扇動ということなのだろうか?
それと比べるとこの作品は監督の私情が強めに感じる。寺山に影響された1人の青年が“やってみた”みたいな。
それでも、40年前の「質問」らに惹き付けられた気持ちは個人的に感覚で良く理解出来たし熱意も伝わってきた。面白い作品だと思う。日本は国家に対して無頓着だと思っていけど、あんな風に街頭インタビューされると皆大なり小なり身構えるのだなと知った。
インタビューはとても興味深かったけど、国旗のカメラマンとアイヌの人のインタビューはちょっと長いなと感じた。あんなに熟考したら街頭インタビューの人と比べられないなと。
40年前のと今の街頭インタビューをもっと見たかった。
映画としてもよく作られてたが、方向性は?
第一印象は、不愉快な作品。不躾に質問をして、ただ街頭の人を困らせるだけの映像。しかし、その先にはちゃんと意図、物語があった。最後まで観ると、なるほどな、と思う。
鑑賞中、ずっと自分にも問われている感覚。自問自答しながらみていた。
結局、それぞれの考え次第、ということであるし、ドキュメンタリー映画としては面白かったのだが、日の丸に向き合っているのか、寺山修司の話なのか、脱線があったりと、まとまりはなかった。
いずれにしろ、考えるきっかけにはなるし、これが作られてた公開されることに意味がある。
まさに「あなたは戦えますか?」を本当に問われる日が来るかもしれない。
2023年劇場鑑賞47本目
1メートル四方1時間の国家
1メートル四方1時間の国家
とは1m四方内だけは、
治外法権で、
義務も責任も放棄して、
国家元首として、
自由を、権利を謳歌してみろ、
つまり、
【情念の反動】に挑戦する、
という事は、
情念(もっと自由であっていい思いなど、心の動き)の反動(自主規制、冷笑など)を刺激する、
人力飛行、街へ出よう、
そして、
自分の心に向き合おう、
隣の人の心に向き合おう、
などの呼び掛けではなかったか。
実社会でも、
もっと自由であるはずなのに、
本来の自由度の半分、
その半分くらいに自己規定してないか。
おやつは300円まで、
と決められて以来、
マスクの着脱すら、
誰かが決めた事に従う、、、。
そんな寺山の呼び掛けに、
呼応した昭和の突撃街角インタビューと、
令和の、これ、は全く趣旨がちがうような気がした。
内容は1点。
頭で考えるだけではなく、
街へ出たことは1点。
同じテーマで作品を作り続ける事を願って2点、自由→解放→暴走→覚醒、、そして、、、少年、、でもなさそうな演出家よ神話になれ。
あくまでも、
日の丸とあなたの自由は関係ありますか。
が原点という解釈のもとで。
40年振りの今日的問いかけ
初めのうちは、しっかり観ようと思っていたが、同じようなテンポでインタビューが繰り返され、時代が変わっても似たような、どちらともとれる回答しか返ってこないので、いつのまにか寝入ってしまった。第2章になり、取り組みを振り返る姿勢が出てきて、少し緊張感が得られた。日本人の範囲でない女性のインタビューにはそれなりの意義はあったと思ったが、少し冗長に感じられた。1967年当時のインタビューアーの一人に取材し、もう一人はどうなのかと思ったら、意外な傷を残していたことがわかった。企画者たちの証言から、寺山修司氏の意図と技法の意味がわかってきた。エンドクレジットが終わってから、今日的問いの映像が加わっているので気が抜けない。
すれ違いに終始して納得行かない映画でした
本作「日の丸 寺山修司40年目の挑発」を観に行くきっかけは、題名に「日の丸」と「寺山修司」という2つの言葉が入っていたこと、また日の丸を象ったチラシが非常に印象的だったことの2点でした。観る前のこちらの勝手な先入観としては、寺山修司の人となりや半生記を紹介しつつ、日の丸との関係を掘り下げるような内容だと合点していました。
ところが蓋を開けるとさにあらず、1967年に寺山修司が手掛け、TBSテレビで放映されたドキュメンタリー番組を、現在TBSテレビのディレクターである佐井大紀氏が監督となって、再度同じ手法で創られたドキュメンタリー映画でした。
内容的には、街を歩く市井の人々に「日の丸とは何ですか?」をはじめ、「家族と国とどちらを愛してますか?」、「外国人の友達はいますか?」、「戦争になったらその人と闘えますか?」といった、国家と個人、ないしは家族に関する質問を浴びせ、その反応を見るというもの。半世紀前と現在の日本人にとって、国家と個人の関係に関する意識を比較するというものであり、最初からそうと知っていればそこそこ興味深い内容だとは思うものの、何せこちらの早合点のため、内容に着いていけないまま映画は進んでいってしまいました。
後半の方でこそ寺山修司の事績がいくらか紹介され、内容的にもようやく自分の頭の中で整理が付いてきたものの、半世紀前と現在の日本人の意識がどう変わったのか、もしくは変わっていないのかと言った本作の主題に関する明示的、ないしは統計的な解答もないまま終わってしまい、最終的に全く納得感が得られませんでした。
そもそも佐井大紀監督の製作動機からして、1967年と2022年という時代が、東京オリンピックが直前に行われたことや、片やベトナム戦争が行われ、片やコロナ禍にあるということを以って類似点があったからと説明されるのですが、ここからしてどうも腑に落ちません。ロシアによるウクライナ侵攻後なら話は分かるのですが、本作は概ねウクライナ侵攻前に製作されていたので、ベトナム戦争とコロナ禍を同一視されても、今一つピンときませんでした。
また、市井の人々に対するインタビューも、何処の誰であるかを名乗らずに、いきなりマイクを向けて「日の丸とは何ですか?」という質問を浴びせるというもので、こんな不躾な方法の取材が行われたことに対して、正直怒りが込み上げて来ないでもありませんでした。これは寺山修司らが考案したもので、いくつかの方法を比較検討した上で決定したもののようですが、自分がこんなインタビューを受けたら、絶対にシカトするだろうし、そのインタビュアーに怒りを抱くことは間違いないだろうと想像したところです。
”ニッポン”を問うことが、寺山修司や佐井大紀監督のテーマだとしても、それで問われる”ニッポン”って、本当の姿なのか、私にはどうも分かりかねるところでした。
結論として、当方の先入観と作品の内容が端からすれ違っていたこともさることながら、内容的にもどうも納得がいかない話であり、残念ながら評価は★1としたいと思います。
とても
気持ちの悪い映画。
寺山修司がやったことをなぞってみました発表会
監督の舞台挨拶で本人が言ってた通り
巻かれ上手なサラリーマンが組織の意思に従って制作した
映画。だと思った(^^)
そもそも日本人、日本とはと言うが
いつのどの時代からの日本を日本として浮かべるか。だろうし、戦前戦後の日本が日本じゃねーよ🇯🇵
と言うのが僕の意見かな。
それとTBSのTBSのって言うけどさ
所詮その程度の影響力しか持ってねーんだよw
テレビなんて📺
と言うのが感想
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