日の丸 寺山修司40年目の挑発

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日の丸 寺山修司40年目の挑発

解説

寺山修司が構成を手がけた1967年放送のTBSドキュメンタリー「日の丸」を現代によみがえらせたドキュメンタリー映画。

街ゆく人々に「日の丸の赤は何を意味していますか?」「あなたに外国人の友達はいますか?」「もし戦争になったらその人と戦えますか?」といった本質に迫る挑発的な内容のインタビューを敢行した同番組は、放送直後から抗議が殺到し閣議でも問題視されるなど大きな反響を呼んだ。

TBSのドラマ制作部所属で本作が初ドキュメンタリーとなる佐井大紀監督が、自ら街頭に立って1967年版と同様の質問を現代の人々に投げかける。ふたつの時代を対比させることで「日本」や「日本人」の姿を浮かび上がらせていく。

2022年製作/87分/G/日本
配給:KADOKAWA

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
企画
大久保竜
エグゼクティブプロデューサー
大久保竜
チーフプロデューサー
松原由昌
プロデューサー
森嶋正也
樋江井彰敏
津村有紀
総合プロデューサー
秋山浩之
小池博
TBS DOCS事務局
富岡裕一
協力プロデューサー
石山成人
塩沢葉子
製作
米田浩一郎
安倍純子
イラスト制作
臼田ルリ
劇中写真
金子怜史
撮影
中村純
張山準
岩井謙
佐井大紀
編集
佐井大紀
大平倫殻
五十嵐剛輝
岸栁秀弥
語り
堀井美香
喜入友浩
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映画レビュー

2.5いろんな意味で肩透かし… ではあったが、類い稀なドキュメンタリーであることには、間違いなし。

2023年3月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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osmt

3.5監督の私的なアジテーション

2023年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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Sato

3.0映画としてもよく作られてたが、方向性は?

2023年3月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

第一印象は、不愉快な作品。不躾に質問をして、ただ街頭の人を困らせるだけの映像。しかし、その先にはちゃんと意図、物語があった。最後まで観ると、なるほどな、と思う。

鑑賞中、ずっと自分にも問われている感覚。自問自答しながらみていた。

結局、それぞれの考え次第、ということであるし、ドキュメンタリー映画としては面白かったのだが、日の丸に向き合っているのか、寺山修司の話なのか、脱線があったりと、まとまりはなかった。

いずれにしろ、考えるきっかけにはなるし、これが作られてた公開されることに意味がある。

まさに「あなたは戦えますか?」を本当に問われる日が来るかもしれない。

2023年劇場鑑賞47本目

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ひでぼー

4.01メートル四方1時間の国家

2023年3月1日
iPhoneアプリから投稿

1メートル四方1時間の国家

とは1m四方内だけは、
治外法権で、
義務も責任も放棄して、
国家元首として、
自由を、権利を謳歌してみろ、
つまり、
【情念の反動】に挑戦する、
という事は、
情念(もっと自由であっていい思いなど、心の動き)の反動(自主規制、冷笑など)を刺激する、
人力飛行、街へ出よう、
そして、
自分の心に向き合おう、
隣の人の心に向き合おう、
などの呼び掛けではなかったか。

実社会でも、
もっと自由であるはずなのに、
本来の自由度の半分、
その半分くらいに自己規定してないか。
おやつは300円まで、
と決められて以来、
マスクの着脱すら、
誰かが決めた事に従う、、、。

そんな寺山の呼び掛けに、
呼応した昭和の突撃街角インタビューと、
令和の、これ、は全く趣旨がちがうような気がした。

内容は1点。

頭で考えるだけではなく、
街へ出たことは1点。

同じテーマで作品を作り続ける事を願って2点、自由→解放→暴走→覚醒、、そして、、、少年、、でもなさそうな演出家よ神話になれ。

あくまでも、
日の丸とあなたの自由は関係ありますか。
が原点という解釈のもとで。

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蛇足軒瞬平太
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