アンビュランスのレビュー・感想・評価
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銃の上で寝ると痛い
救急車で命を救う話
安定のマイケル・ベイ作品、むしろ年を取るごとにバカさに磨きがかかってる感が凄い。
心にグッとくる物語でないけれど、ど派手なカーアクションと半端な銃撃戦が見れるいい映画です。
正直つまんない映画ですけど、幼少期からお世話になってるベイ先生作品なんで見ざるを得ないし、正直もっといい映画撮って欲しいんだけど憎めないんだよなぁ。
つまんなくても好きって言うね、不思議ですよホント。
嫌いなったのに、愛想つかしたっていいはずなのに、見ちゃう。
それもこれもベイ作品の魅力です。もはや宗教、もしくは魔法、催眠ですよ。
内容は銀行強盗して救急車で逃げるってだけなんですけど、いろいろあるんですよ薄ぺらい人間ドラマが(笑)
カッコいいシーンやギャグも散りばめられてるんですが爽快感はほぼなかったですね、大真面目にドタバタ劇を見せられてる感じ。嫌いじゃないけどちょっと飽きてくる展開。
カメラがぐるんぐるん回るので気持ち悪くなるし、結構グロイ表現あるし、「ザ・ロック」や「バットボーイズ」の自虐ねたを入れたりとか、寒くて痛々しい所もありました。
ベイ作品じゃなかったらきつかったかも、いやベイ作品だからきつかったのか。
とにかく安定のベイ作品であることは間違いない。
暇な時、見る映画なかった時に絶対必ず見るべき作品です!
結論 ピザ喰いながらビール飲んでスマホいじりながら家のTVで見る最高の映画
次の作品も期待しないで待ってるぜ!必ず見るからね。
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劇中セリフより
「銀行強盗でサンダル履くか?」
危機管理のなってない奴はそれ相応の末路が用意されてるものなんですね。
”GTA”の手配レベルMAXが終始続くようなブロックバスター・ムービー!!
デンマーク映画『25ミニッツ』を破壊王マイケル・ベイがリメイクしたらどうなる!!という感じで、とにかくビッグバジェットのブロックバスター・ジェットコースター・ムービーに仕上がっていて、何も難しいことなど考える暇を与えない、終始クライマックスな映画である。
あらすじを紙に書いたら、A4用紙1枚で収まるぐらいのシンプルな内容の作品であって、状況説明など必要ないと言わんばかりに、開始10分で本題に突入する。
そこに必要ある?と思うほど、やたらに多様されるドローンのショットで目が回るような体験をさせられながら、終始カーチェイスが繰り広げられ、どう考えても逃げきれないシチュエーションが連続することもあって、観ているだけでカロリーを消費しそうな作品だ。
劇中でも「まるでゲームみたいだ」というセリフがあるように、『グランド・セフト・オート』で手配レベルMAXな状態が、ずっと続いているとでも言うのだろうか、次から次へとわいて出てくるパトカーとヘリ、終始サイレンが鳴っている。
市警察、FBI、SISも集まってきて、中学生がシナリオを書いたようなごきげんな展開の連続だ。
何より凄いのが観客に、マイケル・ベイかジェリー・ブラッカイマーであれば、そんなテイストでも仕方ないと思わせてしまっている、業界内での立ち位置を確立したことだ。
真面目に考えれば考えるほど、ツッコミどころが目立つ作品ではあるが、逆にそれをマイケル・ベイの作品に対して、指摘すること自体が恥ずかしいと思ってしまう。
ここまでバカをやってくれている映画に、高得点を付けないではいられない。もう令和ですよ……いつまでこんなことをやってるんだマイケル・ベイ!!
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