グッド・ナースのレビュー・感想・評価
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女性町長よりも非現実的
9つの病院を渡り歩いてきた看護師チャーリーがやって来た病院で、患者の不審死が連続する実話に基づく話。
チャーリーがやって来た病院で早速巻き起こる不審死だけど、7週間も通報しないは、保健局に促されてやっとだは、捜査に非協力的で隠蔽使用とする姿勢がありありだは、と非常に胸クソ悪いし恐ろしい。
あっ、恐ろしいといえば心筋症の検査と診断で980ドルっていうアメリカの医療費も恐怖でしかない。
心臓の悪いエイミーに対し公私に親身になり、、患者に対しても寄り添う姿勢をみせていたチャーリーに対して向けられた疑いの目と、聞こえてきた看護師間の噂話と…これが現実に起きたことというのだから、映画としての捻りはないけれど生々しくて実に恐ろしい。
ラストの字幕に記された人数も、推察とはいえそこまでやって病院間でマークされなかったのか?と衝撃的だった。
隠蔽体質がシリアスキラーを生んだ
オーソドックス過ぎる「配信向け」作品。2回に分けて観れると良いかもね。
Netflix配信に先駆けて上映。
どうでも良いですが、大手系列シネマコンプレックスなのに
トイレが🚽半分、和式・・ということに衝撃を受けた。昭和の建築なんだろけど、
イマドキ❓誰が❓和式で土俵入りすんねん🧻
あと、当然のことながら、有料のパンフレットも存在しない
のは、パンフ集めが趣味の私にとって物足りない。
でも病院を舞台としたサスペンス
刑事の活躍的にも「オーソドックス中のオーソドックス」中庸中の中庸
なんか史実に基づくようなのでリアル
人物描写、テンポもフツーの面白さ。
皆んな、男性単独客
Netflixイマイチ受け入れない
「映画館で映画🎦」の映画に一家言ある猛者達が集結してたよ❗️
観客の間の「無言のシンパシー・・あなたもスクリーン派ですか?私もですよ❣️」的な空気が半端ない。
でも「病院自体の隠蔽体質」には若干憤りを感じた。
でもやっぱり家で配信で、トイレ行き来自由自在で、分割して観たほうが良いかもね。
俺、配信映画は「U-NEXT」「AUスマートパス」だけで、もう十分、死ぬまで見切れないし、いつのまにかアップルTVもサブスク入ってるし、申し訳ないけど、家族も含め、Netflixのオリジナル映画までは観る時間無いですよ。人生時間換算すると意外に短いから・・・
でも普通のサスペンスですよ。人によるかも。
命を預ける病院側の闇の方が怖かったりして
実話の映画化という事だが、9つもの病院で不可解な死因が頻発しているにもかかわらず「いわく付き看護士」ということが一切院外に漏れなかったことの方が病院の深い闇(病み)を感じ怖かった。
実話だけに犯行動機が判明していない事をそのまま映像化しているが、そこだけ全くのフィクションとして取り繕うよりも個人的には好みだった。
ちなみに取り調べ室でのあの流れからの自白も実話なのだろうか。
なかなか脚本では考えつきそうもない、というか逆にあれでは自白しないだろうと思うくらい急な気持ちの切り替わりで犯行を認めてしまった様に思え、ほんの少しだけ不自然さを感じてしまった。
主演2人のやり取りに見入ってしまったが、取り調べ中の刑事の顔の微妙な痙攣にもリアリティを感じ、さながら演技合戦を見ている様で面白かった。
殺人鬼の心の内が垣間見える
ジェシカ・チャステインとエディ・レッドメインが共演で実話物スリラーとくれば、見逃すわけにはいかない。
期待通り素晴らしい出来で、結末がわかっているのにも関わらず、どちらに転ぶかわからない緊張が漂う。
特にエディ・レッドメインは、チャールズ・カレンの心の内を覗き見たのではないかと思うくらい迫真の演技。普段は温和で落ち着いていて、患者の尊厳を大事にするケアをしっかり行っている。ところが、心のある部分に触れられそうになると、見ているものを戦慄させる表情になる。
主人公のエイミーは、医療現場で働く身でありながら、1年以上勤務しないと医療保険に加入できない。それでいて、病院側は、医療過誤を隠蔽するためには、高額な弁護士も厭わない。そんなアメリカの歪んだ医療界も見えてくる。
文字通り役者が揃った傑作でございます。
リアルな恐怖感
動機については、いまだ不明、、、。
【”医療機関の誰も、僕を止めなかった。”アメリカで”優しい看護師”が起こした事を、緊迫感横溢するトーンで描いた作品。ジェシカ・チャステインとエディ・レッドメインは、矢張り素晴らしい演者である。】
ー 本作は、チャールズ・エドモンド・カレンが1995年から2003年までに”9つの病院”で起こした、薬物投与により400人もの患者を死に至らしめた事実をベースに描いている。-
◆感想
・今作では、病院の保身体質を強烈に批判している。チャールズの手口は、ジゴキシンや、インスリンを、点滴に混入させていたため、患者が発作を起こし、死の瞬間には冒頭のシーン意外は、彼はその場に居ない。
ー 彼を捜査する刑事が、彼に”実に巧い手口だ”と言っている。
だが、一番問題なのは、彼が患者を薬の投入により殺害しているのでは・・、と気付きつつ病院側が、警察に協力もせずに一方的に彼を解雇している、病院の隠蔽、保身体質である。
この作品は、その点を激しく糾弾している。ー
・見どころとしては、心臓に病を抱えつつ夜勤もこなす親切なナースを演じたシングルマザーのエイミーを演じたジェシカ・チャステインと、チャールズを演じたエディ・レッドメインの病院での交流から、徐々にエイミーが次々に突然死するアナ・マルティネスを始めとする入院患者の姿を見て、徐々にチャールズに対し、疑念を抱いていく過程であろう。
ー 名優2人の演技合戦とも言えるが、エイミーが苦悩しながらもチャールズが以前働いていた病院の中の良かった女性看護師と会うシーン。
”彼が居た時は、週に一人は亡くなっていたのに、彼が辞めた後は月に一人くらい・・。病院では有名よ・・。”-
・エディ・レッドメインは、チャールズをあくまで”良い看護師”として演じ続ける。精神的な破綻も見せない。それが、逆に見る側には怖いのである。
・警察に協力したエイミーが、チャールズをランチに誘うシーン。そして、チャールズは警察に逮捕されるも、罪を頑なに認めない姿。
そこに現れたエイミーがチャールズに上着を羽織らせ、”貴方は私に優しかった・・。”と言って、説得するシーン。
緊迫感が横溢するシーンであるが、ジェシカ・チャステインとエディ・レッドメインの演技に魅入られる名シーンである。
そして、チャールズは漸く、手をかけた人の名を語りだす・・。
<エンドロールのテロップで流れた事実と言葉。
”彼は、9つの病院を転々として、29名を殺害。だが、実際には400名を殺害したと言われている。
だが、彼を雇った病院に対しては、何の司法裁判も起こされていない・・。”
という言葉が、シリアルキラー、チャールズを生み出し、多くの犠牲者を出したのは、保身に走り彼の犯罪行為に目をつぶっていた多くの医療機関なのだ!という製作者たちの怒りのメッセージとして、突き刺さる作品である。>
ヘタなホラーやサスペンスよりも戦慄が走ります
シリアルキラーと心臓に持病を抱える看護師の息詰まる闘い‼️
というような勇ましい感じではありません。
しかしながら。
過呼吸に陥りそうなほどの緊迫感と、どうやらそういうことらしいと状況証拠が揃った瞬間の戦慄感は半端ありません。
エディとジェシカの、アクション抜き、ファンタジー要素も無い、生の演技が堪能できます。
きっと、そういう見方をすべき映画なのだと思います。
A GOOD FILM
チャステインとレッドメインの演技が素晴らしかった。レッドメインのふて腐ったようなあの歩き方や目つきや表情。かと思うといろんな映画でよく見知っているレッドメインの少年のようなキュートで可愛らしい笑顔。かと思うとどんな過去があったのか頭の中で何を考えているのかわからない年取った男の表情。レッドメインを見ているだけでますます映画に引き込まれていった。
見ていくうちに、これは映画館でなくてテレビドラマ、配信用ドラマだという感じがした。こじんまり感?アップ多用?理由はよくわからない。ネガティブな印象ではない。
テーマは鋭くて大きい。二人のまだ小さい娘を夜勤シフトで働いて育てなければならないシングルマザーが置かれている状況、国民皆保険制度がない国で病気になることの恐怖、一企業として沽券と経営が優先される大病院の在り方。アメリカだけでなくどこの国、地域にも当てはまることだと思う。
映画タイトル、シンプルで秀逸だと思った。
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