ウォンカとチョコレート工場のはじまりのレビュー・感想・評価
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前作よりずっと面白い
2023年劇場鑑賞299本目。
前作であり、今作の未来に当たるチャーリーとチョコレート工場の、ジョニー・デップ演じるウォンカはサイコパス感があってどうも苦手でした。今作もチョコレートのためなら周りを顧みない迷惑野郎だと思っていたのですがめちゃくちゃまとも。というかこの街の住人に悪党が多すぎ。お母さんあの街の名前出さなきゃもっと楽に開店出来たのに(笑)
まともなウォンカが仲間の事も考えつつ色んなチョコレートを物理法則無視してガンガン作っていくのは楽しかったです。
あとめちゃくちゃチョコレート食べたくなりますね。帰りにイオンでチョコ買って帰りました(笑)
意外なほどに本格ミュージカル♪
正直、前作はティム・バートンにしては少々ガッカリだったけど、映画はヒット。
この続編は前日譚であり若きウォンカを描いているが、内容は1971年製作の日本未公開作品「夢のチョコレート工場」を受け継ぐもの。もしティム・バートンとジョニー・デップが続投していたら観に行ってなかったと思う。
今回楽しみだったのは「パディントン」のポール・キングが監督、そして主演はティモシー・シャラメ。それに加えてMr.ビーン(笑)、ヒュー・グラント、オリビア・コールマン、サリー・ホーキンスなどなど、英国を代表する名優の演技が見られる!と、前作より楽しめる映画に成ることを期待したから。
そしてその期待は裏切られる事は無かった。
ストーリーは想像の粋を超えないものの、最近では珍しいくらいの勧善懲悪もので、それが返って新鮮さがありファミリー向けとしての安心感が心地よい。
しかしこの映画の楽しいのは何と言ってもミュージカルシーン!特にオープニングは古典的MGMミュージカルを連想させ、このシーンは何回でも観たくなるほど。
そして全編スタジオセット風の画作りで、それが別世界へ導いてくれる映画ならではのファンタジー感に溢れているおかげで、チョコーレートの魔力やちょっとご都合的な展開も、まぁまぁこれもありだなと納得できてしまう。
ただ悪人キャラが多すぎて、主人公が夢みる魅力溢れた街と言うよりは、腐敗し切ったゴッサムシティのような街に見えてしまったことが少し残念。
また恋愛要素が皆無なのは、物語上仕方ないかもですが、少し物足りなかったですね。
ウォンカがいいやつすぎる
鑑賞後の気持ち
いいセリフがいくつかあったし、クスッと笑えるシーンもいくつかあり面白かった。でも、前作との繋がりなどは一切ない。前作がとても好きだったためその点が残念だった。
鑑賞後の心の変化
夢を持つことはバカらしくても素晴らしい
鑑賞後の行動の変化
夢を見る人を笑うのをやめる
好きなシーン
緑のおじさんね
違う!緑の髪のオレンジのおじさんだ!
のシーン
嫌いなシーン
ない
エンターテイメント!
Sweet Time
「チャーリーとチョコレート工場」は結構な頻度でテレビ放送しているのになぜか見てなくて、今作の公開のタイミングで見ようかと思っていたのですが、どうせなら今作を観た流れで見るというリアルタイムで見ていた人にはできない楽しみ方をしようと思いあえてスルーしました。時間の都合で吹替版での鑑賞です。
観終わった後に出てくるのは褒め言葉ばかりで、どのシーンを切り取っても素晴らしいものに仕上がっていました。大人も子供も楽しめる理想的な形でしたし、ミュージカルも画面いっぱいに展開され、ファンタジー要素も織り交ぜつつ、それでいて登場人物たちの成長譚としての面白さも兼ね備えていて良かったです。
純真無垢なウォンカがチョコ作りを禁じられて、その上古宿の店主に詐欺られて地下室行きという大変な状況下に陥りながらも、持ち前の明るさと行動力でなんとかチョコ作りをしていく過程を明るく楽しく描いていて、変に重くならず観れるのも今作の魅力です。
チョコレートで夢を見せてくれるという子供の時に夢見たものは、大人になった今でも変わらないんだなと食べられる花をはじめ再体験させてくれたのもとても良かったです。
勧善懲悪なストーリーなので、誰がヒールで、誰がヒーローなのかというのも分かりやすくて、互いにチョコを用いて悪を正義をやっているのも一貫していたのが印象的でした。署長がチョコを食べまくってシーンが切り替わるごとに太っていくのが微笑ましかったです。
夢を見ることの美しさやそれを体現する実行力、母への愛を心に宿してチョコレート工場を作るという、次へと繋がる演出も素敵でした。
ティモシー・シャラメの突き抜けた明るい演技は最高ですし、周りを彩るキャストも皆個性的で観ていてホッコリしたりアワアワしたりできますし、ヒュー・グラント演じるウンパルンパのザ・コメディな動きや終盤でのイケメンっぷりぶちかましだったりと、どのキャラクターにも隙のない魅力が詰め込まれていました。
吹替声優陣、花村さんとセントチヒロ・チッチさんは声優初挑戦というところで大丈夫かな?と思っていましたが、お二人とも見事にキャラにハマっていて不安は速攻で払拭されました。ミュージカルシーンでは素晴らしい歌声を響かせてくれていましたし、ナイスな抜擢だったなと思いました。
チョコプラの2人はなんでこんなに溶け込めるんだろうと不思議に思えるレベルの上手さでした。
本職の声優陣はもう安心して聞いていられましたし、しっかりと吹替が作られていて良かったです。
とても温かい、これぞアメリカ映画だなという陽気で楽しい作品でした。字幕版でも観てみたいなと思うくらいのワクワクっぷり。最高です。
鑑賞日 12/8
鑑賞時間 12:40〜14:50
座席 L-26
ステキなことはすべて夢から始まるから夢を追い続けて
帽子いっぱいの夢を見ることは自由!ロアルド・ダール原作✕ポール・キング脚本監督=毒味より『パディントン』味があった。
イツメンのいつもの働きに感謝して…ハァン!こちらでも歌うウンパルンパ役ヒュー・グラントはじめ、こちらでも母親役サリー・ホーキンス、そしてやはりこちらでもセキュリティ・ガード役でコメディリリーフ的カート・ラッセル似俳優。けど、本作に関して言えば、やはりタイトルロールを歌い踊り演じるシャラメの好演が、監督の魔法と一緒に作品を引っ張る。
ファンタジックなミュージカル・コメディで、またしても同監督が生み出したファミリー映画の理想形に。鳥肌立つシーンもウルッとくるシーンもあって、最後には温かな気持ちで心満たされた流石の良作っぷりに余裕のニヤリどころか満面のニコリでした。色とりどりカラフルでワクワク♪あと、当たり前かもしれないけど、チョコレート食べたくなった!
勝手に関連作品『ショコラ』
人間らしさ全快のウォンカが魅力的
目で観るアトラクション
同じ人に思えない
幸福感を与えるファンタジー
152席シアターを独占鑑賞。チョコ職人であるウォンカを主人公にして描いたファンタジーアドベンチャー。
主人公を演じたティモシー・シャラメの歌とダンスが素晴らしくミュージカルシーンが素晴らしかった。そしてもう一人、オレンジ色の小さな戦士ウンパルンパのキャラが強く印象に残った。人々に幸福感を与えるファンタジー作品です。
2023-199
私の知ってるウォンカと違う
詳しい人助けて。
私の知ってるウォンカじゃない。
『チャーリーとチョコレート工場』で出てきたウォンカとは別人なんですか?
ウォンカがチョコの魅力に気付いたのって、ハロウィンの翌日に暖炉から焼け残ったチョコを食べたあの瞬間じゃないんですか?
彼の中の原動力は、チョコへの愛と、父との対立じゃないんですか?
チョコレート工場でたびたびフラッシュバックするほどにトラウマになっていた『大嫌いな家族』が、今作では『大切な母との思い出』にすり替わっていたのは何故ですか?
原作寄りとかですか?
私は『チャーリーとチョコレート工場』のウォンカと父の関係や、「地位も名誉も才能もあるけど愛を知らない」という設定がすごく好きだったので、
今回のウォンカは全く私の知らないウォンカで、最後まで残念でした。
ストーリーも好きではなかったし😖
高評価が多いので、私が考えすぎ・思い違いなのか疑ってます…
文句なし!今のご時世に人生を前向きにさせてくれる作品
ティモシー・シャラメが某シネコンチャンネルのインタビューでスマホで観る映画ではなく、映画館で観る映画だよと答えていたが、まさにその通りだった。
ミュージカル映画で、ちょっと考えさせられるシーンもあるが、困難な場面にあっても人生を前向きにさせてくれる作品。
ティモシー・シャラメは演技が上手い!これからハリウッドの人気者になる逸材だろう。演技も素晴らしかった。
ヒュー・グラントが演じたウンパ・ルンバもコミカルに演じて素晴らしかった。ウンパ・ルンバの歌は頭にこびりつきそう。ヒュー・グラントの新しい発見があった。
このご時世に心が暖かくなり人生を前向きにさせてくれるウォンカとチョコレート工場のはじまりだった。
2023年ベスト映画ランキングのベスト10に入れてもいい作品。
それにしてもウンパ・ルンバは面白い❗ヒュー・グラントがこの作品をしっかり締めた。ティモシー・シャラメはこれから覚えておきたい俳優の一人。
共感したのはオレンジさん
なんて善良な
前作『チャーリーとチョコレート工場』が、「憎たらしいクソガキをわざわざ呼びつけて大金持ちの大人が意地悪をする」という、当時でも毒気たっぷりのトガった映画(おまけに、拾ったお金を着服してチョコ買った男の子が幸せになる話)だったのに、あんなにヒットしたのは不思議だった。
まあ、確かにストーリーよりもギミックがすごかったのは印象強いね。
20年近い年を経て、その前日譚となる続編が公開?それもティモシー・シャラメ?
不安と期待を抱きつつ、映画館へ。
今年はハリウッドで俳優たちのストライキがあったからなのか、年末年始公開の洋画作品がかなり少ない印象。
そんな中ではおそらくトップクラスの話題作のはずだが、客入りはかなり寂しめ(字幕版だから?)。
映画業界はコロナが明けてもまだまだ厳しいな。
で、内容は。
念のため前作はあらためて観て行ったが、はっきり言って必要なかった。
虐待まがいの歯列矯正で歪んだ心を持った前作のひねくれ青年ではなく、非常に善良で素直で純粋で前向きな、まったく違う世界線の「ウィリー・ウォンカ」がそこにいた。(公式に「前作とは無関係」と発表されてるらしいね)
あらゆる世代が楽しめる、ファンタジーミュージカル。
(ミュージカル要素強め)
もちろん個人的趣味から言えば、前作ティム・バートン特有の「何かが始まる不穏感」も好きなんだけど、本作はそんなファンも多いはずの前作に寄せることをほぼ廃して、徹底してハッピームービーに仕上げた思いきりの良さをこそ評価したい。
セリフに言葉遊びの要素も多く、これが吹替版ではどう演出されてるのか、あらためて観に行きたくなった。
Double "Ha!"
このタイプの映画を嫌う人は少ないと思うので、クリスマスやお正月に、友達やカップル、家族、もちろんお独りでもぜひ楽しんで頂きたい。
【追伸】
持ち込みはルール違反。ということで、売店で何かチョコ系のドリンクやお菓子を購入されて、歌が始まったら食べると、ワクワクが増幅しますよ。
天才ドラッグプロデューサーのマジカル珍道中
基本的にはテンポよく楽しめる良質なミュージカルファンタジー。
表向きは天才チョコレート職人のサクセスストーリーなのだが、この世界における「チョコレート」の存在がかなり特殊で、警察や教会も意のままに操る魔性の媚薬として描かれる。そんな世界で、驚異的スピードで人々に多幸感をもたらし、一粒食べれば(心理的にも物理的にも)誰もが空を飛ぶ、至極のチョコレートを魔法の如く作り出すウォンカを、裏社会の住人たちが放っておくはずがなく……といった裏設定を意識すれば、マジカルかつミステリアスなサイケデリックムービーとしての色が見え隠れする。
個人的にはもっとそちらに振ったものも観たかったが、子供向けファンタジーとのバランス感覚という意味では素晴らしい。ピュアな子供と汚れた大人が共に楽しめる稀有なファンタジー映画。
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