劇場公開日 2023年12月8日

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ウォンカとチョコレート工場のはじまりのレビュー・感想・評価

全377件中、1~20件目を表示

5.0チョコレートは初恋の味

2024年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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猿田猿太郎

3.5シュールさと毒気ナシのよい子仕様ウォンカ

2023年12月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 「『チャーリーとチョコレート工場』の始まりの物語」と言われるとティム・バートン版と比べたくなるが、マルチバースの別ウォンカかな、と思ってしまうほどウォンカのキャラが違う。それもそのはず、バートン版と本作では彼の親との関係性の描写がかなり異なっているからだ。
 バートンのウォンカは、虫歯の原因だからとチョコレートを忌み嫌う歯科医師の父親への反骨心が根底にある。ショコラティエになることを大反対した父親とは絶縁状態で、母親は登場せず、ウォンカはparentsという言葉を口にすることさえ出来ない。そういった親子関係が、ウォンカの性格や工場の内装のセンス、見学に来た子供たちへの接し方にも影響を及ぼしている。
 一方、本作で登場するのは美味しいチョコレートを作ってくれる優しい母親だ。ウォンカは、母親の思い出を繋ぎ止めるかのように夢のあるチョコレートを作り出す。
 このように主人公のキャラクターの核心部分が全く違うので、「ウォンカらしさ」も必然的に違うものになる。

 だが観ている最中は、おもちゃ箱のような夢のある物語や歌やダンスを素直に楽しむ気持ちの片隅で、ずっとジョニー・デップが演じたウォンカ像の萌芽を探している自分がいた。ティモシーウォンカが名乗る時の口調や、彼のショップや工場の内装など、ぽつぽつと前作を踏襲した描写があったせいでもある。主人公がチョコレートを作る動機という要の部分に大きな違いがあるのだから、前日譚ではなく別物と思って観た方がバートン版の記憶がノイズになることを避けられそうではあるのだが、上記のようなリンクが見えるとそういう割り切りもしづらい。
 そんなわけで、ついつい「あの」ウォンカにどう繋がるのか?という視点で見てしまいつつも、どこか別物感が残ったまま終わった。
 2作品のクオリティは優劣をつけられないが、どちらがクセになるかと言われれば個人的にはバートン版に軍配が上がる。並べてみると、本作は優等生的、よい子向けに毒なしで作られたという感じ。ウンパルンパの集団ダンスがないせいか、シュールさがないというのも大きな違い。バートン版は、不器用なまま大人になった人向けの、かすかな毒がたまらないアクセントのチョコレート。

 ティモシー・シャラメとヒュー・グラントという新旧イケメンが拝めたのは満足ポイントだった。しかしそんな共演で、ヒューがウンパルンパとは……腐女子をざわつかせる美青年、ロマコメの帝王だった彼がこの転身(?)……とてもいいと思います。「ジェントルメン」の悪役でも見せた性格俳優としての路線でこのまま行ってほしい。
 愛嬌あるおっさん率の高いミュージカルシーン、オリビア・コールマンの振り切ったコメディエンヌぶりもよかった。

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ニコ

4.5大切に受け継がれた71年版「チョコレート工場」の精神

2023年12月26日
PCから投稿

「はじまり」を描く企画には当たり外れがある。でもこの映画は実に良くできていた。「パディントン」のポール・キング監督は、原作の真髄を掴み、胸弾むリズムとちょっと枠組みをはみ出すくらいの破天荒さで彩るのが巧い。そして何と言っても要となるのはティモシー・シャラメだ。彼の存在感は寸分の狂いなく世界観に合っていて、最高にコミカルでキュート。歌声も優雅で美しい。そんな彼が押し込められる宿屋やその住人たちの描写には、監督が愛するジュネの「デリカテッセン」の影響があるとか。さらにダンスシーンにはアステアのテイストが見て取れる。嬉々としてルンパ役を演じたヒュー・グラントをはじめ芸達者の競演も楽しいが、重要なのは全てのエッセンスが1971年の映画「チョコレート工場の秘密」へ通じている点だろう。あの名曲のメロディ、セリフ、色褪せることの無い精神。両作を並べて鑑賞すれば最大限の妙味が堪能できること請け合いである。

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牛津厚信

4.0夢見ることからすべては始まる。お母さんと仲間たちが教えてくれること。

2023年12月10日
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鑑賞方法:映画館
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高橋直樹

5.0超有能な「パディントン」シリーズのクリエイターらが手掛けたファンタジー・ミュージカル映画の傑作。

2023年12月9日
PCから投稿

ティム・バートン監督×ジョニー・デップ主演で大ヒットした「チャーリーとチョコレート工場」。
本作は「主人公ウィリー・ウォンカの始まりの物語」を描いた作品ですが、最大の特徴は何といっても「ミュージカル映画としてのクオリティーの高さ」です。
特に楽曲は、すべてと言っても言い過ぎではないほど名曲ぞろいの素敵な楽曲で構成されています。
そして、作品の雰囲気や展開は、子供から大人まで楽しめるコミカルで心地よい上質な完成度です。
それもそのはず本作は、イギリスが舞台の名作「パディントン」シリーズのポール・キング監督らを筆頭に、超有能な「パディントン」のクリエイターらが手掛けているからです。
主演のティモシー・シャラメの歌声は意外にも非常に魅力的で、あらためてスター性を感じます。
また、イギリス出身のヒュー・グラント、サリー・ホーキンス、オリビア・コールマン、ローワン・アトキンソンなどの実力派キャストが脇を固め、演技の面でも楽しめるようになっています。
ファンタジー・ミュージカル映画の傑作の誕生です!

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細野真宏

1.0内容薄いしポリコレ味もあってがっかりした

2025年4月20日
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鑑賞方法:VOD
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にあ

3.0クリスマス・シーズンにピッタリ

2025年4月15日
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鑑賞方法:映画館

一部の人々が支配的な権力を持って好き勝手に… みたいな現実に置き換えると、アレやコレや思い浮かんで嫌な気分になってしまうのだが、そんな現実を忘れてその世界観に没入した方が健全。

「ハリーポッター」シリーズのデビッド・ハイマン制作、「パディントン」シリーズのポール・キング監督の作品なので、そのままテーマパークになりそうなカラフルなデザインの街で繰り広げられるミュージカル作品は、まさにクリスマス・シーズンに観るにはピッタリだろう。

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Tofu

3.0ヒュー・グラントのキャラは好き

2025年4月7日
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鑑賞方法:VOD
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ダビ

4.0平和な映画

2025年3月19日
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鑑賞方法:VOD

ながら見だったけど結構良かった。ウォンカが爽やかで歌もいい感じだった。悪役が悪役っぽくないのが平和に見られるポイントなのかも。

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ぱうあたん

3.5愉快で不思議なミュージカル映画

2025年3月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

 ポール・キング監督作品。映像が美しく、登場人物が多くてスケール感がある。画面に字幕を出さない日本語吹き替え版で映像を堪能した。

 観る前に知っておきたいこととして、ティム・バートン監督(『BATMAN』(1989年)や『 PLANET OF THE APES/猿の惑星』(2001年)など、誰の作品とも似ない独特なダークさとマニアックな華々しさを兼ね備えた作風が特徴)の『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)とは設定が違う。つまり前日譚ではない。

 一文無しのウィリー・ウォンカ(ティモシー・シャラメ)と孤児の少女ヌードル(ケイラ・レーン)が、小人のウンパルンパ(ヒュー・グラント)と出会う夢のあるストーリー。

 今作は1948年が舞台(Wikipediaによる)。建築工程が不明な巨大で立派な建造物や大勢の人が暮らしている町が丁寧に描かれていて、実話を映画にしたかのようなリアルさがある反面、非現実的さを前面に出しているミュージカル映画で、登場人物はコミカルな演技をし、愉快で不思議なファンタジー作品なのである。

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どん・Giovanni

4.0続編楽しみ

2025年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

吹替と字幕を2日連続で鑑賞!

くじ引きがあってウォンカチョコ当たりました。

続編が楽しみ。

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りんごあめり

1.5素晴らしい!?

2025年1月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

楽しい

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映画イノッチ

4.0面白かった!

2024年12月29日
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楽しい

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Ely

5.0ワクワクしちゃいました!

2024年11月29日
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鑑賞方法:VOD

ストーリー、演出、曲、全てがワクワクさせてくれるような映画でした。特に複雑な場面もなく見やすかったです。
ただ、しばらく脳内にウンパルンパが住み着きそう。

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ちよ

3.5感想メモ

2024年11月19日
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楽しい

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ヒラめ

3.5テンポよき。

2024年11月3日
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幸せ

間延びする時間なしの、テンポの良いミュージカル映画でした。

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ここししし

4.5心温まるステキな映画

2024年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

『世界の全ての良い事は、夢から始まるのよ』と息子に教えたお母さん。本当に良い母親だなぁ。私の友人も夢からスタートして見事に夢を叶えた人が多くいる。私はと言うと、そういった大きめの『夢』自体がなかったように思う。子供の頃に、夢が持てるようなキッカケ、経験が必要だな。

みんなで力を合わせてしかも明るく逆境を抜け出そうとする姿に感動!!
ヒューグラント扮する妖精のようなウンパルンパ。みんなとても良い味出して好きだったけれど、ウンパルンパが特に気に入りました。

この映画は大人も感動するけど、特に子供たちに観せたい映画ですね。

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見聞

2.5鑑賞後にチョコは食べたくなるのか?

2024年10月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

・お子さんの映画デビュー
・分かりやすいミュージカル映画が観たい人
などにはピッタリなのではないでしょうか。

ティムバートンのチャリチョコが好きな方は、それをイメージして観ると、明るさ・華やかさ・王道感にやられてしまって、序盤でもういいや…となるかもしれません。
自分は、細かいことは気にしないハッピー!感で観進めるのがなかなかに大変でした…

周囲の評判では、鑑賞後にチョコが食べたくなった!という人がほとんどだったので、果たしてどうか…と思いながら鑑賞。
確かにチョコやお菓子を食べるシーンは多く、カリコリッといった齧る音は気持ちの良いASMRでした。
映画館で観ると、より帰り道にチョコを買って食べたくなる衝動に駆られそうです。

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870

3.5前作と違うけど

2024年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

 亡き母親と約束した「世界一のチョコレート店」 を作る、という夢のためにガレリアにやってきたウォンカ。しかし町のチョコレートは、三つの店のチョコ組合に牛耳られていた。さらに彼は、安宿に騙され監禁される。同じ立場の仲間やウンパルンパに出会い、チョコ死を免れたウォンカは自分の店の準備を。
 ちょっとダークな子供向けの前作より、ミュージカル色が増して色彩も鮮やかな、大人も楽しめる作品に。ウォンカの設定も違うので、前作を好きな人はどうかな、でも楽しめると思います。小ネタの伏線回収に笑いました。
 サリー・ホーキンスは、ファンタジーが似合います。ヒュー・グラントが、とても楽しませてくれました。ティモシー・シャラメは、うまいなぁ。

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sironabe

4.5「チョコレート工場の秘密」に登場した工場長ウィリー・ウォンカの始ま...

2024年10月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

幸せ

「チョコレート工場の秘密」に登場した工場長ウィリー・ウォンカの始まりの物語。
ミュージカル調でカラフルな場面展開が楽しく可愛らしい。ウォンカが初めてお店を持つシーンは素敵でした。
まさかのミスタービーンの登場もおもしろい。
最後にはハッピーな気持ちになる楽しい映画でした。

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よっしー
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