ドント・ウォーリー・ダーリンのレビュー・感想・評価
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プチ作品と思ったが、世界観良い実はビジュアル美術的にも意外な展開的にも優れた秀作。パンフレット売り切れ。
お家の🏠不思議ちゃんは【ビバリウム】以来だけども
【ビバリウム】も良かったけれども
こちらはさらにテンポを良くして、意外な展開
踊り子というかバレエダンサー的なビジュアルの不可思議さ、風景の美しさが半端ない
面白い作品です。
誰でもついていける、しかし【不思議ちゃんレベルMAXの好作品】
ユートピアスリラー という言葉にピッタリ。
なんでこの時代なの?という疑問が快適に分かりやすく後半に伏線回収。
煩雑な人間関係がなく、非常にわかりやすい。
「フローレンス・ピュー」女優が間違いなく主役で頑張っているが
実は夫役の「ハリー・スタイルズ」がヘンテコダンスで大健闘。
でも本当は、全ての総元締めらしい「クリス・パイン」がノリノリで最高❗️でした。
なぜ❗️なぜ❗️の不思議ちゃん映画。
「心を病んでいる人は、実は客観的状況をわかっていない」という誰でもわかる真理を「逆に投影」
有料パンフは公開初日の金曜日に確保していて正解だったヨ❗️
作品が意外に面白いオシャレ、+ 文庫本よりは若干大きい オシャレな装丁で売れ切れと見た
【ただし、紙質は、アメリカ🇺🇸お得意のペーパーバックレベルでゴワゴワしている。日本の印刷でこんなガサツは無いよ❗️
というレベル】特徴のある装丁だからまあそれは良い。
ただ、ジジイの余計なお節介ですが、若い夫婦、帰宅直後に発情で
ク・・は良いが、せっかく作った食い物次々と【星一徹のちゃぶ台返し】のように粗末に扱うのはイヤな描写だった。
でもアメリカ🇺🇸映画の不思議=目玉焼き🍳プラス🥓ベーコン🍞トースト☕️コーヒー が美味そうなんだよね。
展開の良い、ビジュアルも工夫された良作。そんなにお客さん入ってないのに、有料パンフ売り切れの不思議作品。
フローレンスピューの走りが気持ちいい
どなたかも書かれてましたが、もう少し短くても良かったかも。アリスの衣装が素敵だなあと、思って見てましたが、結局それも「アリスに着てほしい服」ってことだったんだなあと。オペ着姿が本人そのものというリアル感が出てたのはやはりピューの演技力なんだろうな。
しかし、フランクはどうなったのか凄い気になる。
For men
ビクトリー計画と銘打ってつくられた砂漠の中の小さな町で優雅に暮らす家族達の話。
毎朝夫達はマイカーに乗って砂漠の向こうへご出勤。
夫達がどんな仕事をしているかは知らないし、聞いてもいけないけれど、毎日の様にパーティー三昧で暮らす選ばれた夫婦と子供達という中で、飛行機の墜落を目撃したアリスが助けなきゃ!と立ち入り禁止区域に侵入して…。
幸せな暮らしの中でタブーとされることに触れようとするマーガレットの姿は気が触れている様にみえるけど、少しの情報を持つことで、異常な振る舞いをしているのはどちらなのかと見え方が変わるのは面白い。
その果てにあるものは、色々と想像を及ばせるとみえてくる何の為に?があるけれど、それを考えた時に、違う選択をする人も当然いる訳で、それがバニーであり、アリスの主張は超々アメリカ人らしいなと。
使命は別として、8分間を繰り返す某作品みたいな境遇なら、それこそここはユートピアだけど、どうもこの作品の特にアリス界隈のそれは確かに…。
平和な天国は退屈と向き合う地獄という見方も真だと思うしね。
子供をそう出来るなら他の住人もNPCにして、共同体にしなければ良いのにと思ったのは自分だけですかね…なんてことも含めて色々考えさせられたし、それの目的が少なくとも主人公界隈ではクソ過ぎて、期待を膨らませ過ぎた自分には物足りなかった。
望んではいけない世界
家庭を完璧に守る専業主婦の妻に車付きの一軒家、周りは美男美女の夫婦だけで連日豪華なホームパーティー。こんな空疎なアメリカン・ドリームは望んじゃいけないねという教訓にもなるかという映画。あの有名な映画と比較されるのは当然だけど、あの映画では薄かった性的な快感もコントロールされていることが逃げにくいだろうなあと想像させる。あの映画の殺伐とした世界には行きたくないけど、この映画のような甘美な世界なら行きたいかもと思う。その点では、この映画を見ている我々もあっちに連れて行ってくれる構造になっていて上手い。ただトランス感もあるので、体調が悪い時は見ない方がいいかも。
生活が豊かでも支配されては、、、
「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」の高評価も記憶に新しい俳優オリビア・ワイルドの長編監督第2作。
そしてこれはフローレンス・ピュー💕
彼女を見ているだけで満たされるが作品としても悪くない。
豊かな生活が保証された街で幸せに暮らしていると思いきや、彼らの代償はとてつもなく大きかった。彼らに自由はなかった。
そう、鈍い感触のスリラーだが後味の悪さも嫌いでない。
だーめだ、こりゃ!なミステリーの典型
オリビア・ワイルド監督の前作、ブック・スマートは大好きな青春コメディだったんですが。こりゃアカンです。
そもそも物語りが個人的にはダメダメでした。
ここは現実世界じゃ無い。ってのは直ぐに分かります。でですよ。割とありふれた話なわけです、コレって。MATRIX以降。
一歩外に踏み出せば世界は崩壊してるのか。全ては脳内にのみで繰り広げられている仮想世界なのか。はたまた別のネタバレがあるのか。後者なら、誰がどんな目的で仮想世界を作り上げたのか。
興味津々になる訳ですが。
アレアレです。え?そんだけ?な感じです。それって、誰がどんな得するんですか?なネタバレです。目的が、さっぱり分かんねー!
フローレンス・ピューは、今回も関取ギリギリの臨界状態です。イヤ。肩周りの太さは今までで一番かも知れないw
オリビア・ワイルド、これは中途半端だったなぁ。映画としては、描写のクオリティが高く一級感はありますが、謎解き・仕掛けが詰まらないんで、もうどうしようも無いと言う。
詰まらなかった。
結構。
監督の次回作に期待!
今までレビューは投稿してなかったが、
サスペンスら初見の感想が大切な気がして自分用のメモに。
■ストーリー
1950年代のハリウッドの様な街並み。
旦那は皆同じ時間に素敵な車に乗って、仕事へ。
妻はモーニングを作り、旦那をキスで送り出した後は掃除をして、ママ友とバレエや買い物に行き、夜はパーティーと、誰もが憧れる優雅な暮らし。
ただ一つ、街の外の砂漠には行ってはならないというルールがあった。
ある日、アリスの隣に住んでいたマーガレットが子供を連れて禁じられた砂漠に行ってしまった事から、マーガレットの様子がおかしくなる。
子供は行方不明になり、マーガレットが精神的におかしくなったと皆が思っていたが、アリスも幻覚を見始め、ここ生活自体に違和感を覚え始めるー。
■考察部分
・タイトルの意味
アリスのセリフかと思っていたが、これは男性側の願望なのでは。
妻をビクトリー計画に巻き込んだ旦那達は、妻の幸せもここの生活にあると信じきっている。この計画に参加した人々は、(フランクが良く言っていた)パラノイアに悩まされ、現実の世界で上手く生きていけなかった。
だからこそ、ここの生活が正解だと信じて「心配ないわ」と言ってもらいたかった。
・アリスが見た飛行機
旦那達が毎日出社していた本部の辺りに飛行機が落ちるのを見る。ただ、バスの運転手は見ておらず、アリスにしか見えていない。これは恐らくアリスの防衛本能が見せた幻覚。無意識に本部への意識が働いたのでは。
その後、アリスは本部に触れることで意識を失う。深い催眠状態の為、目は覚まさないが、この後から幻覚や悪夢など違和感が激しくなる。
・旦那達の仕事
毎日本部に出社し、極秘で内容が一切明かされない仕事。
それは妻(現実)のお世話。ほとんどの妻達は計画に巻き込まれた為、寝たきりの状態。ジャックも現実でアリスに水を与えていたが、あれが仕事なのだろう。怖。
・バニーについて
彼女はこの生活が偽りである事が分かりつつ、生活していた。子供も失わない、というセリフが指すとおり恐らく現実世界で子供を無くした為、子供と一緒にいられるこの生活をしている。
途中までバニーが嫌な女だと思っていたが、理由を想像すると胸が苦しい、、
対象にマーガレットは恐らく子供はいなかった為、砂漠に行き行方不明になったが、子供がいなくなった事に対してはパニックを起こしていない。
・地震について
これもアリスの現実世界で起きているのか、と思ったがバニー達と買物中も起きてたので、システム障害・バグ的なものかと。
空っぽの卵も同じバグ的なものかと思ったが、ここはよく分からなかった。。
・フランクの妻
フランクがアリスを止められず、ドクターも死んだことにより妻に殺される。
てっきり黒幕は妻かと思ったが、その後特に何も展開がなかったので、恐らくバニーと同じく現実ではない事が分かりつつ暮らしていたが、フランクの無能に絶望したのかと。ビクトリー計画の中ではフランクは有能で皆から憧れる存在。それが崩れ落ちた瞬間だった。
・アリスのラスト
この生活が偽りと分かった上で、本部に触り目を覚ました。
ただ、ベッドに縛り付けられて隣には旦那の死体。(この中で死ぬと現実でも死ぬと言っていた為)どの位寝たきりか分からないので、体も動くのか、、
ビクトリー計画の中に戻りたくなる現実が待っていると思うと助かったのに絶望のラスト。。
説明不足な点はあるが、それでも自分もあの世界に引き込まれて楽しめた作品だった!
50年代の女性達の服や髪型は可愛い!現実の世界では、現代っぽい世界だったので、男性の理想はあの年代だったのだろうか。
目を無理やり開けて視覚を支配して、女性たちが踊る映画のループは『時計じかけのオレンジ』を思い出させる。あれで催眠的にビクトリー計画に入っていくが、現実とのギャップも引きずるものがあるし、何かエンドロールで希望の一つでも見せて欲しかった。
監督の前作『ブックスマート』から一変したユートピア・サスペンスだったが、こういう作品の方が向いてると思ったので、次回作にも期待!
フレーレンス・ピューの戸惑い、困惑に陥る表情は、
本作でもとても魅力的だった。
まとめると、フローレンス・ピューが『時計じかけのオレンジ』状態だったが『ミッドサマー』から抜け出したような作品だった。
心配しないで、あなたの理想はゴミそのもの
最近の映画やドラマで類似展開の作品があるし、親切な伏線がいくつかあるので展開が読める作りになっていたけど、主演3人の演技でスリリングなサイコサスペンスとして成立していた、うん満足。
そして、お前ら男たちが理想とするノスタルジーな世界はゴミそのものというオリビア・ワイルドのメッセージは強烈だった
顔芸豊か
今作、フローレンス・ピュー主演に豪華な座組、そして監督がオリビア・ワイルドということで非常に楽しみにしていました。が、、、
フローレンス・ピューは今回も思い切りのいい演技。予告シーン以外にもラップを使うギミックなど顔芸も豊か。流石スリラー映画に映えますね。と、言うことでそれなりに「見応え」はあります。が、、、
残念ながら肝心なストーリーは面白くないです。何もかも説明する必要はありませんが、あまりにも「雰囲気」一辺倒。なんなら、ここから面白くなりそうなところで終わります。。。
象徴的な家父長制を世界観とし、これを「理想の人生」と見せる設定は面白いのに、残念なことにそのことを単に”皮肉ってる”だけに思えます。
ちなみに、度々の地震やあの卵は何を意味してるんだか??と、他にも疑問に思う点はいくつかありつつも、そのことについての「考察」を調べようという気力も沸きません。だって、それ解ったところで断然面白くなる可能性は低そうなくらい、やや残念な出来と感じました。
あ、音楽は良かったかな。
大勢のバーレスクダンサーが虹彩を形作り瞳孔が開いたり閉じたりするパフォーマンスがステキ セクシー美女たちによる万華鏡をずっと観ていたい
砂漠のなかに建てられた幾何学的デザインの住宅地はアメリカの住宅にしてはチープな感じだし。車は1950年代の名車だが派手でポップなボディカラーも安っぽい。金妻かよと突っ込みたくなるパリピ夫婦たち。フランク(クリス・パイン)とその妻?のシェリー(ジェンマ・チャン)が最初から怪しい匂いプンプン。
映画を観に行くというのはちょっとユートピアに行ってきま~す😃だったり、仮想現実を味わう娯楽だと思うんだけど、この画一化された空間や人間関係そのものが、もうディストピア感バリバリで、現実世界が自由主義だろうと共産主義であろうと、アメリカだろうと北朝鮮だろうと、多かれ少なかれ管理・支配されていることには変わらんだろうと思って、会社勤めが苦手なオイラはテンションがあがらない。あんまり、楽しくない。
ユートピアホラーというよりもこわくないディストピア版金妻。
どうせ、フローレンス・ピューお目当てで観に行ったんだから、文句言うなって?
そのとお~り。
大勢のバーレスクダンサーが虹彩を形作り、足を動かして、瞳孔が開いたり閉じたりするパフォーマンスがステキだった。セクシー美女たちの万華鏡をずっと観ていたかった。
それじゃ、予告編で充分だろって?
それを言っちゃおしまいよ。
ブックスマートはちょっとお子ちゃま映画だったから、こっちの方がよかったけど、そのわりには眠かった。
愚作だ。鑑賞するは止めた方がいい。
映画の宣伝用チラシで主演女優をみて、こころ引かれた。それで鑑賞したが、開始数分で後悔した。主演女優は美人だけど、中年になれば太ったみるも無惨な体型になる。体重管理がきちんとできるだろうか。
物語はディストピア物語だ。悲惨な現実から逃れるために、おそらく政府が実施する国民洗脳化計画の実験に応募する人達の物語。まぁ、優生思想の実験台だ。とりあえず、生活の苦労はなく、毎日安楽な暮らしを送る事ができる。それに疑問を持ったところから、話は動いていく。よくある話で新味はない。脚本がもっと練られていれば、優れた作品になれたかもしれないが、こんな映画を作るプロデューサーにも呆れる。
私は当初第二次世界大戦中、アメリカの原爆製造の「マンハッタン計画」ではないかと勘違いした。ドキュメンタリーで全米から優秀な物理学者、科学者、技術者を集め、一大コロニーが作られた事実を知っていたからだ。家族は夫や父が何の仕事をしているか理解していないだろう。超極秘の国家事業だったからだ。かねてより、このマンハッタン計画やその責任者だったオッペンハイマーを主人公に映画を製作しないのか疑問だった。広島長崎への原爆投下により人類の歴史そのもの(人類滅亡の扉を開けた)が変わってしまったからだ。影響力はこの映画の比ではない。
来年、オッペンハイマーを主人公に映画が公開されると知った。私の念願が叶った。オッペンハイマーは原爆製造を深く後悔したそうだ。私は彼に責任はないと考えている。罪人はルーズベルトやトルーマン大統領だ。
割と軽くて直球
お話は、ありそでなさそな。
いや、なさそでありそな。
そういう意味での”アリ”スですかー?
来るべきメタバースて感じもするけど
男女観が古いなーと思いました。
あとアリスがバカ正直すぎて…。
もうちょっとコソコソ調べられないんでしょうか?
本人を前に堂々と「あ や し い!!」て言っちゃうタイプ。
言わずとも、小鼻が膨らみすぎて小鼻で
「あ や し い!!」て言っちゃってるタイプ。
ド直球顔。
あとクリス・パインが驚きの軽さ。
何たらグースの羽毛布団なみ。
光GENJIのかーくんを思い出しました。
こういうのはずっしり重い、おばあちゃん家の綿布団でお願いしたい。
でも逆に言うと、従来のキャスティングやキャラ設定とはちょっとズレてるので、そこで評価される方もいるのかな…。
そこは好みの問題ですかね。
自分はもう少し顔に出さないで陰でコソコソなヒロイン
(早く逃げて〜!!)と
いかにもウド・キアーですーぅみたいなCEOが好みなので、この評価です。
音楽とか雰囲気とかのパッケージは美麗ですね。
不思議なファンタジー
完璧な生活が保証された街で夫ジャックと幸せな日々を送るアリスは、隣人が赤い服の男たちに連れ去られるところを目撃した。それから、彼女の周囲では不可解な出来事が続発し、精神が不安定となったアリスはこの街に疑問を抱くようになった。そして・・・てな話。
現実空間なのかどうかもよくわからないファンタジーなのかな?
フローレンス・ピューの顔が細くなったな、って思ったが、体はダイナマイトボディのままだった。
キスがエロくて不安気な表情も含め、彼女を堪能する作品。
理解できない部分が多いが、古い車も多く観れたし、怖くて面白かった。
死体の少ない60'sのミッドサマー
見ようと思ってた映画が時間合わなくなって代わりに飛び込んだ映画。あらま、面白いじゃないですか!
フローレンスピューやジェンマチャンが出てて嬉しい。さらにはディータのショウまでチラ見できてラッキー。
フローレンスはまた似たような仕事してますがやっぱ上手いと思う。監督は隣の奥さん役で出演もしてるオリビアワイルド、ブックスマート(面白かった!)以来の長編二作目だそうです。
あんまり書くとネタバレになるから書けないけど「フェミニズム版マトリックス」とどなたかがレビューしてましたが構造はその通りで、話の流れは「死体の少ない60'sのミッドサマー」ですww
旦那の「60'sだぜ!ハニー黙って俺について来い」って言う世界観からの脱出劇で、アメリカ人ダメオタの理想はそこなのか?!と言う突っ込みも有りですが最近の日本も昭和懐古思考あるんで、なんとなく膝ポンです。
SF的要素もかなり有るんですが、女性監督でフェミニズムがメインテーマだと思うんでそこはあえてスルーです。そこ突っ込むとマジにマトリックスになるしね。
観終わってみるとタイトルがテーマなんだとわかるんだけど、少し損してる気もする。
クラシックカーの爆走カーチェイスはわくわくしちゃいました。エンドタイトル見たけどCGは少なかったんで実車ですね。
レビュー書き始めて200本目。
飛び込みで見た割にはかなり楽しませて頂きました。
判ったようで判らない話
うーん、なんだろう。
端的に言うと、判ったようでよく判らん話だった。
謎に迫るところまではよく出来ていて面白いんだけど、肝心の謎の部分がなんだかよく判らない。
で、結局どういうこと?
ふしぎの国のアリス
とある大きな仕事をするエリート、ジャックを夫に持つアリス。他のご近所さん達同様、献身的に夫を支え、妻として家庭を守りつつ、週末や夜は華やかなパーティーを楽しむが・・・
一見パーフェクトな暮らしの中で、ちょくちょく幻想や悪夢に悩まされ、異端児扱いされ、アリスはこの世界に疑問を持ち始めてしまい、やがて・・・。
ホラーテイスト満載のスリラー作品。
大人気、ピューさんの熱演が光り、ゾクゾクと不気味な描写に惹き込まれ、この先はどうなっていくのか、期待値は上がっていく。
飛行機のくだりからは更に物語が急展開し、狂ってしまった友人や、フランクは勿論、ちょっと出のバスの運転手さえ何かを知っていそうな、細かな所にも不気味さが滲んで、良いカンジ。
・・・しかし、途中からはどうにもこうにも同じような展開の繰り返しで、停滞感がジワジワと。。
スコーンと開いていきそうな扉をまた閉められるような、もどかしいというかじれったいというか。
本当に、そこまでは引き込まれていたんですけどね。
役者陣の鬼気迫る演技があったから観れたものの、物語のシチュエーション的にはよくあるそれと言った印象を受けてしまったかな。
言ってみれば・・・
(※以下、遠回しに内容に触れている・・・かも)
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・ミ○ドサマーな不気味さに始まり、、、
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・アン○ベラムな急展開を迎え、、、
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・ドラ○エユアス○ーリーな真実と共に、、、
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・オトナ帝○な追っかけっこを迎える、、、
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…こんな感じに細かにきざんで混ぜ合わせたような作品だった。気がする。
ビックリホラーなどではなく、背筋が凍るような、精神に迫ってくるような恐さを味わいたいならおススメの作品です。
完璧な生活が保証された街ってあるのか?
男が定時に朝食を摂り、
定刻に自宅から出勤をし、
定時に会社から帰宅し、
愛妻が自宅を丁寧に清掃し、
夕食を用意して、
抱きついて迎える生活。
こんな生活を毎日繰り返し、
たまにハチャメチャ呑み食いしホームパーティで爆発する。
こんな生活は、
貧しい生活能力のない男の夢ではないか?
この完璧な生活をするために、
男は、薬や手術で意識改造して、
どんな代償を支払ったのか?
女性の夢はどうするの?
十人十色の価値観を承知に、普遍的な完璧な生活、幸福を求めることは、
危険な世界観ではある。
今日的な話題にすれば、
カルト的なバーチャル・リアリティへの警告だな。
ちなみに、
あの生活を支えていた仕事は、映画出だしの地響きの正体、1950年から60年の被曝覚悟の核実験ではなかろうか?
完璧こそが混沌だな。
謎
不可解な物語。結局はどういう事?謎が分からなかった。
女だけが催眠的なものに?
ラストは本部で助かったのか?
全てが謎のまま終わった。
面白かったが、変わった物語。変わったサスペンス。
あまり好みじゃないな。
期待しすぎた
趣旨として「一貫したもの」を感じにくい…。
今年326本目(合計601本目/今月(2022年11月度)13本目)。
他の方も多く書かれている通り、ジャンルがよくわからないのではないかな…という印象です。ここでは「ユートピアスリラー」ということのようですが(まぁ、一言で書けって言われたらこれが正解?)、変わらない「女性・男性のあるべき姿」への問題提起などが論点なのか、あるいは、1950~60年代が舞台に見えるので、「当時を懐かしんで」という趣旨の映画にも見えるし、いろいろな取り方が可能です。
ただ…。
多くの方が書かれているのですが、この映画、謎の繰り返しのサブリミナル描写が多いです(特に見せるほう)。また、最初は映画館トラブルか??と思ったくらい雑音も混ざってきます。こうした関係で、途中から何が何なんだろう…というのがわからない状態になれば、あのぐるぐる回ったりダンス?したりの「線・点対称」なサブリミナルな動画は結構多いので、見る側も見る側で結構苦労しそうです。
ただそれとは別に求められる知識として「アメリカ基準での、いわゆるユートピア論」といったことが求められ、その結果として1950年代のアメリカや、当時の歴史観(アメリカからみたときのロシア等)まで要求されるので、そこそこ見る方は限定されそうかな…という予感です。
ちょっとでも知識が足りないか、足りていてもうとうとしていると、「お眠り枠」になりかねないので(あの謎の渦巻きやらなにやら)注意です。
まぁ、確かにアメリカの歴史を深く取り上げて習うことがない日本では理解しきることが難しいタイプの映画ですが、積極的な悪意は感じられない以上、減点もできず、といったところです。
ただ確実に今週(11日からの週)では、相当な知識が要求される「大人向け枠だろう」ということは言えそうです。
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