ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ
劇場公開日:2024年5月3日
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解説
グアンタナモ収容所に収監された無実の息子を救おうとするドイツの母の実話を映画化し、2022年・第72回ベルリン国際映画祭で銀熊賞2冠(主演俳優賞、脚本賞)を受賞したドラマ。
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロの1カ月後。ドイツのブレーメンに暮らすトルコ移民クルナス一家の長男ムラートは、旅先のパキスタンでタリバンの嫌疑をかけられ、キューバのグアンタナモ湾にある米軍基地の収容所に収監されてしまう。母ラビエは息子を取り戻そうと奔走するが警察も行政も動いてくれず、わらにもすがる思いで、電話帳で見つけた人権派弁護士ベルンハルト・ドッケに助けを求める。やがてラビエはドッケからのアドバイスで、アメリカ合衆国最高裁判所でブッシュ大統領を相手に訴訟を起こすことを決意する。
ドイツでコメディアンとして活躍するメルテム・カプタンが、元気で時に厚かましい主人公ラビエをユーモアたっぷりに好演。「グンダーマン 優しき裏切り者の歌」のアンドレアス・ドレーゼンが監督、ライラ・シュティーラーが脚本を手がけた。「ドイツ映画祭 HORIZONTE 2023」では「クルナス母さんvs.アメリカ大統領」のタイトルで上映。
2022年製作/119分/G/ドイツ・フランス合作
原題または英題:Rabiye Kurnaz gegen George W. Bush
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2024年5月3日
スタッフ・キャスト
- 監督
- アンドレアス・ドレーゼン
- 製作
- クラウディア・シュテファン
- クリストフ・フリーデル
- 脚本
- ライラ・シュティーラー
- 撮影
- アンドレアス・フーファー
- 美術
- ズザンネ・ホップフ
- 編集
- イョルク・ハウシルト
受賞歴
第72回 ベルリン国際映画祭(2022年)
受賞
最優秀主演俳優賞(銀熊賞) | メルテン・カプタン |
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最優秀脚本賞(銀熊賞) | ライラ・シュティーラー |
出品
コンペティション部門 出品作品 | アンドレアス・ドレーゼン |
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