マイ・ニューヨーク・ダイアリー

劇場公開日:

マイ・ニューヨーク・ダイアリー

解説

「ライ麦畑でつかまえて」などで知られるアメリカの小説家J・D・サリンジャーを担当する女性エージェントと新人アシスタントを描いたジョアンナ・ラコフの自叙伝を、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のマーガレット・クアリー、「エイリアン」シリーズの名優シガニー・ウィーバーの共演で映画化。90年代のニューヨーク。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシーでJ・D・サリンジャー担当の女性上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始める。ジョアンナの業務は世界中から大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターの対応処理。心揺さぶられる手紙を連日読む彼女は、簡素な定型文を返信することに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始める。そんなある日、ジョアンナは、サリンジャー本人から一本の電話を受けるが……。監督は「グッド・ライ いちばん優しい嘘」のフィリップ・ファラルドー。

2020年製作/101分/G/アイルランド・カナダ合作
原題または英題:My Salinger Year
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2022年5月6日

スタッフ・キャスト

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9232-2437 Quebec Inc - Parallel Films (Salinger) Dac (C) 2020 All rights reserved.

映画レビュー

3.5穏やかな気持ちに浸れるウェルメイドな一作

2022年5月30日
PCから投稿

ウェルメイドで、力まず、穏やかな気持ちにさせてくれる作品だ。作家志望のヒロインが日々の糧を得るためにニューヨークの出版エージェンシーに勤務する。そんな夢のような就職斡旋があるのかと目を疑いたくもなるが、少なくとも本作は自叙伝が原作。電話でサリンジャーと言葉を交わしたり、彼宛てのファンレターに目を通す任務を仰せつかるのも、これらは基本、事実に基づいている。すなわち主人公は、仕事の一環とはいえ、読者からサリンジャーへ向けて放たれた思いの丈を覗き見てしまうわけで、作家志望の人間にとってこれほど言葉が力強く躍動する瞬間と出会う機会もそうはないだろう。作家志望の彼女がサリンジャーではなく、むしろ読者の言葉に心を揺さぶられるというのが興味深い。なおかつ、長きにわたる人生の浮き沈みを経てきた女上司との絆も目が離せないところ。シガニー・ウィーヴァーがちょうどいい重石となって、映画に彩りを与えてくれている。

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牛津厚信

2.5ジョアンナの自分探しはホールデンを投影してるのかな?こちらは最後に...

2024年8月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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Yoichiro

3.5絶対に夢を選んだ方がいい

2024年7月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

人生ひとつしか選ぶことができなければ、夢を選べば後悔しないんじゃないかな?主人公の生き方が清々しくさっぱりしていてgoodでした。

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ミカ

4.0好きな空気感の映画だった

2024年7月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

好きな空気感の映画だった

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amco

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