夏へのトンネル、さよならの出口のレビュー・感想・評価
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意外と攻めていて面白かった
意外と暗くて驚いた
綺麗な景色と幻想的な色彩、
独特のアングルや切り取り方が
ちらほら登場してくる
定番のストーリーに
良いスパイスとなっていた気がする
見せ方や挿入歌等も意思があって
独特な作品だと思う
他作品のオマージュみたいなカットも
そこ切り取る!?ってセンスが面白かった
ピントをずらす演出は
少しくどいように感じたけど
この作品の暗さや気だるさと
そこそこ合っていたと思う
昔のウォークマンや携帯電話が
しっかり再現されているのがたまらなかった
結末にかけてファンタジーどんでん返しで
すべて綺麗におさめる感じではなく
結局、ある程度荷物を背負ったまま
成長していく感じ
逆に作者のおもいや真摯さが詰まっている
感じがして後を引いた
漫画家になるための特別な何かのくだりも
言っていることに不思議な迫力があった
声優などのキャストを
なぜか最初に提示するのは
個人的には好みではなかった
誰が声をやっているのか
先入観無しで観たかった
アオハルネタだけどあまり好みではなかった
本当は公開封切り直後に見に行く予定でしたが、急病に見舞われて昨日ようやく鑑賞できました。ところが封切り2週目にして昼間1回きりの上映と随分な冷遇、邪険な扱いで結構久しぶりに定価(1,900円)での鑑賞となりました。
率直に申しましてこの作品、個人的にあまり面白くありませんでした。
先ず第一には、もうコレまで口酸っぱく言い続けて(書き続けて)来た事で、キャラの性格設定が幸いし『丸太』ではないにしろぎこちなくて、冒頭ナカナカ内容に入り込めません。
カオルの性格的にはアレで良いのかもですが、掛合いの不自然さは声優の技量不足に原因の一端があると考えます。それにクズ親や、ブラコンシスコンが古臭いテンプレでいささか見飽きた感。ところでこの親子描写、何かチョッとおかしいデス。。。
ガラケーのシーンが多用されてますが、コレは後々の伏線でしょうから、冒頭にやるべき大事な事がスッポ抜けてる気も‥‥
浦島トンネルなる『穴』についての環境設定がイロイロと良く解りません。穴を見つけるまでの行動が無理やりで、わざわざ穴に自らザブザブ入っていく行動原理も不明。穴もキレイに整ってて、わざわざ誂えたかの様相ですし‥‥
てか水たまりは必要? そのせいでラストの絵面がイロイロヘンテコで足を引っ張った様な。。。
他にも、取り戻すとか特別を手に入れる等の話がフワッと曖昧で、その辺は勢いでゴリ押し。そう云う事なのでご理解ください的ではなく、もっとキチンと建てつける必要があり、これは『現世界ファンタジー』の難しさです。
その他、カオルがあんずの漫画を褒めるのがイヤによく解ってるプロ目線だったり、あんずの一人暮らしは完全なるご都合だったり。
そんな訳で、何だか釈然としないうちに物語は閉幕し、微妙な後味となりました。
声優ウンヌンは云うだけ無駄として、主人公二人のディテールをもっと丁寧に描写しないと、上っ面だけで動き回ってる風であまり良くありません。冒頭であんずが女子を殴るのも、ナゼあれ程こっ酷くブン殴るのか、カオルの親子関係の不自然さなど、ストーリーの中でそう云うモンなんだと観覧客に行間を読ませるのに依存した感じの話の織り方です。
結局、劇場用のキレイなビジュアル・動画以外の色んなアレコレが今一つパッとしない風味が残ります。そのオチは面影残してスッカリ変わった感じが良いのでは?と思いましたが、JKからあまり変わってなくて、あの年数では変わり様がないとすれば‥‥
とても不思議な物語です。
原作を読んでいなかったのですが、「夏へのトンネル、さよならの出口」という、不思議なタイトルと、予告編の美しいアニメーションの描写に惹かれたので、鑑賞しました。
鑑賞後、とても清々しい気持ちになれました。
「夏へのトンネル、さよならの出口」というタイトルが、何を意味するのかは、観てのお楽しみです。
作者の原作も読みたくなったので、この作品の他に、「ミモザの告白」、「きのうの春で、君を待つ」の電子書籍も購入しました。
今年の夏の、最後の思い出の一つに、この映画を加えて良かったと思いました。
美しい話だがそれで本当によかったのか…
外よりも数倍の速度で時が流れる代わりに欲しいものは何でも手に入る…そんなトンネルを巡るボーイミーツガール作品。設定は面白いし、とにかく絵が美しい。背景も服の柄までも作り込まれててすごくきれいです。「ポンポさん」と同じ制作と知って納得。サクッと観られる短さなのも良い。
ただ、あそこまでやる動機づけと、あちらとこちらの結末には少しモヤモヤも。13年も費やして、妹は結局どうなった??彼女の13年を思うと…これから彼らはうまく行くのか?もともと13歳差のカップルならよいだろうけど、元は同い年からの片や13年分大人になってしまったカップル。あそこまでした意味はあったのか…ってなるのは、わたしが大人になりすぎたからなのかな?
どこか懐かしい😊😊
ほぼ二人の掛け合いで最後まで飽きずに観れたのは凄いと思います。トンネル内の映像がとても綺麗で引き込まれました。
ただ主人公の父親との関係が最後まで気になったのでマイナス一にしました。個人的には好きな映画ですが、人には薦めづらいかな••••
やや短めのタイプのアニメとしては好印象。
今年271本目(合計546本目/今月(2022年9月度)14本目)。
今日みた3作の中で時間に余裕があったし、80分ほどの映画なのでチョイスしました。
tohoシネマズ系で見る場合、ミニ小説が入場者特典になっています(本当にミニ小説ですが、映画が始まるまでの10分ほどでは読めないので、帰ってから読みましょう)。
多くの方が書かれている通り、80分ほどの中にいろいろな要素(ただし、一部を除いてストーリーには関係する)を入れ込んだため、どれもこれも描写が薄目という部分はあります。上述通り原作小説が存在するようで、それ前提なのかなという気はしますが、導入は丁寧だし、また多くの方が書かれている通り、この映画は「綺麗な画像で引き込むタイプ」の映画なので、それ主軸で見に行くと、「動画がきれいでよかったです」と「消化不良でした」の半々に極端に分かれてしまうような気がします(そして実際そうなっている…)。
最初はトンネルの仕組み(序盤にそうそう解明されてしまう)から物理法則がどうだのという物理的なネタをしている学術系要素のあるアニメなのかな、と一瞬思いましたが、そうした話題は最初にちらっと出るだけで後半ほとんど関係なくなるので、それら(物理。専門的にこうしたことは大学レベルでは習います)の知識は不要かな、というところです。
どうしても80分ほどの映画にあれもこれも入れた事情があるので、やはりどれもこれも感情移入しにくいという部分はありますが、そういう部分を抜きにして、もう9月も半分来ていますが「夏の映画らしく、甘酸っぱく青春まっさかりなラブストーリー」と解するのが妥当かな…と思います。
趣旨的に「トンネルの仕組みがどうだの」ということを書くとネタバレになるし、実際、学術的に詳細には詰め込まれていない(換言すると、ちゃんと知識があると混乱する部分も一応はあります)のだろうというところ(というより、元の小説にあるのだから、混乱するも何もいれないと原作者から怒られる)で、「ちょっと変わった部分も絡めた、青春まっさかりラブストーリー」と解するのが妥当かな、というところです。
上記にも書いたように、放映時間が短いこと(他の映画の視聴の計画に組み込みやすい)、「映像が特に綺麗」という点については高く評価しました。
採点にあたっては下記を考慮しています。
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(減点0.3) 前にも書きましたが、たとえ単線であっても線路内を勝手に歩く行為は法にふれます(災害時などに特別に許されるにすぎない)。
この点も小説通りなのだろうとは思いますが、エンディングロールでもよかったので「線路の上を歩かないようにしましょう」という一文は欲しかったです(真似をする人が出てくるので)。
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花城さんの才能についてのお話
前半はとくに「花城さんの魅力」で話が展開するのだけれど
そこでの彼女の描写はとにかく魅力的だ。
私たちは塔野の目から彼女を見ることになるのだけれど、
彼女は何か大きな秘密を一人で抱え、誰にも明かさず、
とても危ういストイックさを発揮している。
そして、主人公だけが花城に気に入られる。
それは出会いの駅での会話で花城の「両親はいない」に対して
「それはいいね」という「変な受け答え」をしたから。
それは、花城の気持ちを敏感に感じ取った塔野が、
自分の素直な気持ちと重ね合わせて自然に出た言葉だ。
この時の彼女には、塔野が「ある種の同士」に見えたのでしょう。
そういう二人の近づく流れも、自然に感じられる。
しかし、塔野の抱えた傷は、花城の想像をはるかに超える深いものだった。
後半はそういう「誰も救えないほど深く傷ついた塔野」を救う物語だ。
そして、花城は彼を「彼の地獄」から救い出すことに成功するのだけれど
それこそが「彼女の稀有な才能」なのだと思う。
彼女は一度、彼に拒絶されている。
ゲーム機がテーブルになっている喫茶店のシーンだ。
君はこちらの世界に来ない方がいいんだ。
彼の開きかけた扉は、このとき一度閉まってしまったのだ。
でも、彼女は13年かけて、大事な人を救い出す。
純愛物語であるこの映画は、「花城の稀有な才能」のお話として捉えることもできる。
もちろん、塔野の地獄めぐりの話としても捉えることができる。
そういう「物語の多層さ」が、この映画の良さではないかと思う。
後悔って、色々終わってから気づくものよね。
まず、映像美・歌の良さ・内容とラスト良かったです。
段々と2人の距離感や話し方が柔らかくなっていく感じがとても良い。2人の想い、すれ違い、、、すべて踏まえて、、、これ以上ないくらいの終わり方になってると思う。完成されている。
言葉数や、演出、中だるみせず良い。
無駄にくどく話していたり、説明が長かったり、演出がしつこい作品もあるけれど、凄いベスト。良き!
全てにおいて綺麗な作品でした。
とりあえず、二人の関係性・距離感がすごくいい!!!
2人とも大好きです!
タイトルなし(ネタバレ)
タイトルから「夏への扉」みたいなのかなと勝手に想像。
最後に年の差カップルになるからハズレではないか。
ウラシマトンネル。
相対性理論とかなんとかだと、Uターンした時点で時間の流れが逆になるから云々、、だからSFではない。
男の子は妹を失ったことで不幸になった。
妹が戻ってくれば幸せなあの頃に戻れると思っている。
過去に戻りたい。
父親は次のステップに進もうとしている。
女の子は過去に失ったものを手に入れることで未来に踏み出そうとしている。
あそこまで戻ってやっと自分の気持ちに気付く。何が大切なのか。
トンネル内が長すぎて、もう100年くらい過ぎてんじゃないかってハラハラする。
鳥居があるってことは参道なのか。長い産道のようにも思える。
あの入口の形もなんとなく。
全体的に良かった。
声の演技が棒っぽかったのが残念。
取り返しはつかなくても後悔はしない。
最近映画マナーの悪い人が問題になってるため
公開から2週遅れで鑑賞。
ありふれた青春SFとは違い面白かった。
淡々と物語が進んでいくけど、それに伴いウラシマ効果による時間の経過がどんなラストを迎えるのかハラハラしました。
けどその予想はいい意味で裏切られましたね。
謎のラブパワーで時間が戻ったりするオチは無く、互いの時間がズレたまま二人で歩む。
いやぁ…良かった。
後日談とかでその後の二人とかも見てみたくなるぐらい、ラブコメ要素も充実してました。
ただし親父、テメーはだめだ。
以下鑑賞ポイント
・鹿さん可愛いそう、でもグッジョブ
・ヒロインの第一声が舌打ち
・やられたらグーパンでやり返す
・肉じゃが粗末にすんな親父
・行方不明になってたインコ
・一夏の共同戦線
・7時間も待ちぼうけの花城さん
・浴衣 笑顔 花火で手繋ぎ
・あっっという間の三連休
・押し倒されたヒロインの塔野くん
・今度は水族館デート
・漫画家デビューしたけど36話で打ち切り
・大人と高校生のキッス
・ようやく返せた錆びついた傘
SF仕立ての甘酸っぱいラブストーリー
それほど注目はしていなかったのですが、みなさんのレビュー評価が高かったので鑑賞してきました。SF仕立ての甘酸っぱいラブストーリーで、評判どおり素敵な作品でした。
ストーリーは、何でも願いを叶える代わりに100年が過ぎるという噂の「ウラシマトンネル」を偶然見つけた高校生・塔野カオルが、同じクラスに転校してきた花城あんずとともに、それぞれの願いを叶えるためにトンネルの調査を始め、しだいに二人が抱える悩みが明らかになってくるというもの。不思議なトンネルが二人を悩みから解放してくれるのか、そして二人の関係はどうなるのかが見どころとなっています。
典型的なボーイ・ミーツ・ガールもので、おとなしめ男子と芯の強い女子という対照的な二人の距離がしだいに縮まっていく様子が丁寧に描かれています。そこに、不思議なトンネルの存在が加わり、二人の背景や抱える悩みを描き出し、魅力的に物語を牽引します。そして、それが序盤からテンポよく展開し、起承転結もはっきりしているので、最後まで作品世界に浸りながら楽しく鑑賞できます。また、過去にとらわれて立ち止まっていた二人が、やっと前に進み始める変容が描かれているのもよかったです。
全体的に雨のシーンが多用されていましたが、これが二人の心情を表すとともに、傘の伏線を無理なく取り込んでおり、情景描写の巧みさを感じました。他にも、水族館で見た二頭のジンベエザメが近づいて泳ぐ様子、ラストで駅のホームの上に広がる青空でクロスする二筋の飛行機雲など、その時々の二人を描いているようでした。
ただ、本作でカギとなるウラシマトンネルですが、時間経過の検証はいいとして、中と外でのメール送受信の成否の理屈がよくわかりませんでした。些細なことかもしれませんが、塔野の心情変化のカギとなっているので、もう少しわかりやすく描かれるとよかったです。他にも、その後の家族との関係もちょっと気になりました。
キャストは、塔野カオルを鈴鹿央士くん、花城あんずを飯豊まりえさんで、劇場アニメでありがちなタレント起用です。声優を起用しない点は大いに不満なのですが、本作においてはキャラにうまくハマっていたので大きな問題はなかったです。とはいえ、これはたまたま合っていたというだけで、感情が高ぶるシーンではやはり演技力の物足りなさを感じました。大人の事情より作品のクオリティを優先してほしいものです。
原作者が好きだというだけあって随所にある新海・細田感
【ネタバレ】原作の中核がすっぽり抜け落ちている・・・。
【ネタバレ注意】
私がどうにも解せなかった点
・「愛するしかく」が出てこない。
・トンネルの先に海がない(原作の表紙なのに!!!)。
・川崎が序盤しか出てこず、その後のあんずとの親交がカットされている。
・トンネル内の描写はなぜ原作通り白い鳥居にしなかったのか?
期待を裏切らない
この映画の主人公はだれか?
この映画、男子高校生の塔野カオルと、女子高校生花城あんずの二人の物語なのはわかる。では、どっちが主人公なのかという話。
塔野カオルは、最終的にはあのトンネルでつかみかけたものを置いて出てきちゃうので、最終的にトンネルでは、なにも得ていないのね。
一方、花城あんずも何も得ていないのだけど、彼女は最後に、欲しかったものを手に入れているのよ。
やりがいのある仕事、確固とした社会的地位。そして、支えてくれる男性。
花城あんずは、すべてを手に入れている。
あの物語では、クラスに溶け込めない、(本人の自覚はないにせよ)才能はある少女が、成功と理解ある彼君を手に入れる物語なのよ。
もし、これを男女反転した物語にしたと考えてみよう。
25歳になって、ある程度の社会的評価も得た大人の塔野の前に、17歳の姿の花城があらわれて、あなたが好きだと告白するわけですよ。
では、別の話をしよう。
仕事も財産も失った30歳のエンジニアの男が、紆余曲折の末、社会的地位も財産もとりもどす。その彼の前に、かつて11歳で自分を慕ってくれた少女が21歳の美しい女性としてあらわれて、あなたが好きだと告白するわけですよ。
さて、この30歳の男と、21歳で現れる美しい女性、どっちが主人公だと思います?
ということで、この「夏へのトンネル」は、クラスから浮いている女性が、自らの才能をもって、成功と自信と、そして25歳にして愛してくれる相手を手に入れる物語だとおもうのね。
どうかしら?
薄味でした
塩も振っていないおかゆのような味付けでした。
一つ一つの設定に奥深さを感じにくかったですね。
たとえばトンネルの存在の理由。せめて伝説があるとか、特別な人にしか入れないとかね。
女子高校生の一人暮らしもご都合設定に感じました。寮生活ならまだしも、未成年の女子を一人暮らしさせるかね?ふつう
トンネルから現世に戻ってきた時間も中途半端。どうせなら百年後、千年後に再会のほうがファンタジーだろよ。
何より不満なのが花城の泣くシーン。あの泣かせ方ははっきり言ってセンスないと思う。
大人の女性が屋外であんなふうに泣くのは嘘くさい。サツキやメイが泣くのとは違うんだよ!
大の大人があんな泣き方、飯豊まりえでも演技に困っただろうと思うわ。パロディだかパクリだかしらんが、ほんま白けてしまいましたよ、あのシーン。
観賞前はけっこう期待していただけにちょっと辛口で薄味批判してしまいましたが、やはりあまり好評価にはしにくいです。3ヶ月後には観たことも忘れてしまいそう。
不思議な
タイムトラベルトンネル「浦島トンネル」。これを使って亡くなった妹を取り戻そうとする少年が、ある少女と出会い、最後は過去では無く、現在から未来に目を向けていきます。最後、少年が13年ぶりに戻った時に、少女(?)との歳の差があまり感じられなかったのには違和感がありました。
デメリットは何処に
全体を包む雰囲気は良かったと思う。
しかし、気になるところが非常に多かった。
まず、あんずの性格があんなに排他的でツンケンしている必要を感じない。
なのにカオルには(傘の恩があるとはいえ)好意的。
共同戦線と言い張ってはいるが、両想いになるルートしか見えず、しかし積み重ねの大部分が(尺の都合とはいえ)ダイジェスト。
出会いのシーンを再現するところも雰囲気のみで、向日葵が後に活かされるとかもなし。
殴られた女子や塔野の後ろの男子など、名前が付いてるのが不思議なくらい脇キャラの存在意義がない。
(某作品のようにピクトグラムでも十分)
最後、あんずは5年、カオルは13年も失踪扱いになってるハズで、それがウラシマトンネルのデメリットなのに、その影響を一切描かず終わるのは如何なものか。
というか、偏見かもしれないが短期間一緒にいただけの男を女性が8年間も引き摺ってくれるとは思えない。
だったら全速力で追いかけなさいよ。
妹かあんずのどちらかしか選べない感じになってるのもよく分からない。
演技も、飯豊まりえはまだしも鈴鹿央士はキツかった。
挿入歌演出もややあざといかな。
ただ、作画は非常に良く、背景やトンネル内の紅葉、花火、水の表現などは素晴らしいものがあった。
手を繋ぐときの指の動きも細やか。
CLAPは今後も追い続けたいと思えたので、原作なのか脚本なのか、話がもう少しなんとかなってればと悔やまれます。
(タイトルの『さよならの出口』から、最後の決断を察してしまえるから、余計に)
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