劇場公開日 2022年8月19日

サバカン SABAKANのレビュー・感想・評価

全274件中、201~220件目を表示

4.0昭和のヒトみんな好き作品

2022年8月21日
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鑑賞方法:映画館

ノスタルジックだなぁ
夏休み友達できて、冒険して大人になった
海とピストルさんの歌良かったなぁ

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れこほた

4.0ぼくたちの夏休み

2022年8月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

幸せ

あることをきっかけに過去の記憶が蘇えり、
それを元にした小説をモノするのは
『マルセル・プルースト』の〔失われた時を求めて〕に代表される仕掛け。

もう一つ、
今は売れなくなってしまい
家族にも見放された作家が
自身の体験による新作で再生する、
これも有りがち。

手垢の付いた二つの要素を組み合わせたにもかかわらず、
しかしなかなかの良作に仕上げているのは、
脚本/監督の『金沢知樹』の手柄も
やはり自分の子供時代の記憶は盛り込まれているのだろう。

こうした{私小説}に近い構成の物語はやはり強い。

誰しもが自己の昔と重ね合わせ
「ああ、そういえば僕にも/私にも(似たことが)あったよな」と
共感を得られる。

今回、懐かしい記憶を呼び起こすきっかけになるのは、
鯖の味噌煮缶(それもマルハ印の!)。

それを寿司に仕立てるのはアイデアだが、
自分も小学生の頃に、同級生の家で「カレーに入れる」との話を聞いたこともあり、
食の多様性を改めて感じてみたり。

とは言え、この「サバ缶」が画面にちょくちょく顔を出し、
効果的に機能する。

和製〔スタンド・バイ・ミー(1986年)〕との紹介文もあるけれど、
先の作は旅の一部始終を描いた{ロードムービー}。

翻って本作は、小さな旅を終えてからが本当のストーリーの始まりで
だいぶ形を異にしている。

どちらかと言えば、『井上陽水』の〔少年時代〕の歌詞、
或いはPS版の〔ぼくのなつやすみ〕を彷彿とさせるエピソードの数々。

最初は取っ付き難かった級友との触れ合い、
或いは年上の女性に仄かに抱いた恋心。
遊び惚けてしまったため、最後の数日で大慌てでやっつける宿題。

そして、9月の始業式に合わせたように
転校してしまった同級生の想い出。

それらが、より合わせた縄の様に絡み合い、
観る人の感情を切なく刺激する。

勿論、自分も、夏休みには普段ならバスで移動する距離を
隣町迄友人達と自転車で掛け回ったクチ(当時は、親が同行しない町を越えての移動は
校則で禁止されていた)。

或いは、近所の家に都会から避暑に来ていたお姉さんにドキドキもした。

内容の差はあれ、この映画に触れた皆が皆、
子供の頃の甘酸っぱい記憶と、
暫しの邂逅にひたるだろう。

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ジュン一

4.0予備知識ゼロでたまたま観たけど、予想を超えて

2022年8月21日
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泣ける

悲しい

幸せ

とても良かった

最初はあーこんな感じかー、と思っていたが、自転車壊れるあたりから、グーと引き込まれて。途中途中で、涙がでてきた。 終盤は涙がなぜか止まらなかった。       子供の頃の、今はどこにいるかわからない友達を何人も思いだしながら、涙。

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昔から映画好き

4.0一夏の、そして一生の

2022年8月21日
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ムービー好き

4.0深い

2022年8月21日
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少年時代のノスタルジーという、一見ほのぼのした内容にみえて、子供の貧困など様々な社会問題も見せつけられ、非常に考えさせられる映画であった。
面白かった。

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キリク

3.0名前を呼び合うシーンが良かったかなー。

2022年8月21日
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80年代にしてはレトロ調すぎる気もするけど小学生の頃のひと夏の想い出をしんみり感じさせてくれる。友達になった時に初めて名前を呼ぶ感動とか子供時代しか味わえないよなー。子供なりの悩みや感情をもちながら過ごすひと夏の思い出にしんみり。

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peanuts

4.0日本ジュブナイル映画の新たな傑作

2022年8月21日
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といぼ:レビューが長い人

4.5大人にもこどもにもオススメ

2022年8月21日
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楽しい

大人になった主人公のナレーションから、一気に80年代の長崎にタイムスリップ。

夏の空が最高に眩しくて、ドンピシャに懐かしく、笑ったり、時にじんわりしたり。見終わった後、あたたかい気持ちに包まれる、キラキラした宝物のような映画でした。

主題歌のキズナもとてもぴったりでした!
夏の間にもう一度観たい。

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でこぽん

4.0よくある夏休みの冒険話の少し先を描く映画

2022年8月21日
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2022年劇場鑑賞188本目。
寂れた工場がサバカレーの缶詰で大逆転する話・・・ではなくて、サバの缶詰を見ると思い出すたけちゃんとの思い出話でした。草彅剛は出番控えめ。
パンフないんかい!ばかか!(byたけちゃん)いい映画だったのに残念。ちょい減点です。
丁度自分と草彅剛が同年代(誕生日は一緒(笑))ということもあり、舞台となる1986年は馴染み深かったのですが、そこら辺のノスタルジックあるあるはちょっとしかなくて残念。でもストーリーはなかなかいい感じで、遠くの島まで自転車だけで行くという、やっぱ子供の冒険といえば自転車だよな、という感じでした。
大抵の映画は冒険が終わると後はナレーションで「あんなに仲が良かったのに夏休みが終わると次第になんとなく離れていって、そうこうしているうちに親の都合で転校することになり、それっきり会うことはなかった」みたいなオチで終わるのがよくあるパターンなのですが、この映画は冒険の後もしっかり描いており、最後は泣いてしまいました。夏に大人が見るには最高の映画でした。

追記 パンフレットがスシローで売っているという情報を得て、調べたら売っている県と売っていない県があり、うちの県は上映しているのに販売はないということでメルカリで倍以上の価格で購入決定です。ばかか!★もう0.5減らします。そういう観客に対する配慮があるかないかも作品のうちだと思うので。

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ガゾーサ

4.0泣けました

2022年8月21日
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どこか懐かしく、観たことがあるなそんなストーリーでしたが泣けました。
ピンクの自転車は男の子が乗っちゃいけないの?
貧しい人の家を笑う権利が私達にあるの?
韓国の缶を見つめるあの子も生きにくかったりするの?
昭和の懐かしい話だけど、今だからこそ考える事が山盛り詰まっているし、子供たちのまっすぐな気持ちが胸に響いて泣けました。キャストの方も草薙さんも皆最高です!

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かおり

4.5丁寧に創られたしっとりした夏休み映画

2022年8月21日
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泣ける

笑える

楽しい

サバカン!? いったいどんな映画だ?
観始めると、一見、日本版スタンドバイミーと言った印象だが、スタンドバイミーよりも、ずっと心地良いと言うか、慕わしい映画である。
自分の少年時代と重ねてしまう場面がそこここに有って、懐かしい小学生時代の夏休みを想起する人も少なくないのではないか。
楽しかった夏の日々、少年らしい淡い恋慕の気持ち、そして、やはり少年らしい痛々しい後悔が僅かに含まれる夏の日の思い出。
子供の頃の主人公と、大人になった主人公との対比もこの映画を盛り上げている。
大人の主人公を演じる草彅剛が実に良い味を出していて好もしい限りである。
エンドロール後の寸劇にも注目して欲しい。
昔は少年だった人は勿論、少女だった女性も、いやいや、今現在の少年少女にこそ是非観てもらいたい。
決して人間が好きではない自分ですら、人間っていうのも案外悪くないなって思わせるそんな映画である。
今年一押しの映画に間違いない。

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Taku

4.0懐かしい、古き良き時代!

2022年8月21日
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何気なく鑑賞しました。
内容的には久田の少年時代を振り返り夏休みの行動を映画にしただけなんだけど、奥が深い。
キン肉マン消しゴムや、斉藤由貴ポスター、スニーカーから上履き、水筒、グラス、リュックサックと至る所に昭和のこだわりが散りばめられていた。
全てが懐かしい!
最近は親が子供叩いただけで警察沙汰になる寂しい世の中、やりすぎは良くないが、愛情があればこそなんだけどな〜
そのお母さん役を尾野真千子さん!さすがっす!
竹原ピストルさんもなかなか良い演技でした。
あの年頃の子は、キスや胸に興味津々だったな〜
最近、仕事で精神的にもきつかったけど、この映画でほっこりしました。
ここ数年単身赴任で、息子2人にも数年会っていませんが、久しぶりに抱きしめたくなりました。
ま〜もう高校生と大学生なので、抱き締める年齢でもないんですが・・
クスリと笑えるシーンや、ウルってくるシーンなど、
ぜひ、人生に疲れたサラリーマンの方々に見てもらいたい映画です。

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ツヨポン

3.0大人の頭の中の子ども像

2022年8月20日
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単純

幸せ

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janguruman

4.5グッとくる、またね

2022年8月20日
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こんなにグッときた、またね、はないね。
よかよか
あ、この手の映画には珍しくエンドクレジット後にも少しありますのでお見逃しなく!

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肉玉ぶっかけうどん

4.0説明できない涙

2022年8月20日
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またぞう

4.5そこはカニカマで

2022年8月20日
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期待値以上で満足です。母親役の尾野真知子・貫地谷しほりは言うに及ばず、子役さん含めてキャストに穴が有りません。島原鉄道のホームの画とか最高。締め方もエピローグも、オマケ映像も気が利いてて好き。

昭和の少年物語りは、生き方を決定付けた一夏のトモダチ・ストーリー。幼い兄弟に降りかかる不幸は、ジジババの涙を誘う事必至の不憫シナリオ。子供達を温かく包み込む、田舎社会の大人達にノスタルジーを感じます。

長崎弁が長崎弁に聞こえない事と、外海の海が合成だったのは残念だけどw

良かった。
とっても。

しかし、草彅君は良作連続、二宮君は実力に比してはハズレ連荘、この差は何なのよ?

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bloodtrail

3.5小学生時代が無性に懐かしくなった

2022年8月20日
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泣ける

笑える

幸せ

初日舞台挨拶回にて鑑賞

ストーリーは少年の一夏の思い出を、大人になって回想するありがちな物。でも主人公含む子役達の純粋な素の演技(初演技だったそう)と、尾野真知子、竹原ピストル演じる両親とのやりとりが楽しく愛おしかった。

途中、小学生の時に学校で観せられた映画に似てるな〜なんて感じたけど、おぼろげなあの園芸何だったのかなぁ?
無性に小学生時代が懐かしくなった。

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hinahina

3.5一言で言えば、「友情の証」です。何がって?題名ですよ

2022年8月20日
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カタカナで書いてあると今一つわかりにくいのですが、題名は友情の証となるものを示しています。
作品の中身についてはあまり言うことないです。異性に関心を持ち始めた内気な少年とわんぱくでたくましい少年の間の友情にまつわるお話です。

昨日見たバイオレンスアクションが不自然な笑いを無理やりちりばめて作品を壊したのに比べると、本作は自然な笑いを取り入れて心地よく見ることができました。

気になる点として上映時間が96分と短いのはいいのですが、本来必要とされる説明を省いてしまったところがあります。脳内補完しましたが少しモヤモヤしながら残りの部分を見ていました。時間的な余裕があるのだから多少上映時間が伸びても必要な説明は入れるべきかと思ったりします。

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お抹茶

4.0いつの間にか忘れていた「またね」

2022年8月20日
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泣ける

楽しい

幸せ

子どもの頃とか、社会人になるまで当たり前に使っていた「またね」「また明日」って言葉。
知らない間に「お疲れ様です」が別れ際の定番文句になっていました。

サバカンを観て「またね」ってすごく温かい言葉だなと感じました。
何か「明日がある」「次がある」って思わせてくれます。

口に出さなくても友達だなんて分かり切ったことなのに、ふとした事で不安になるのもすごく理解できました。
それで距離置いて、仲直りして、やっぱり友達だ、みたいな。

普段は怖かったり、ふざけてるけど、子どもが辛いときは優しく包み込んでくれる、そんな親に自分もなりたいなと感じました。

せっかく思い出したので明日から「またね」使ってみます。
別に大人は使っちゃダメってことはないですし。

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つーじー

5.0ノスタルジーに浸る新たな名作

2022年8月20日
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サバ缶を見ると思い出す少年がいる…
草彅剛のナレーションから始まる本作。
改めて草彅剛の声ってこんなに落ち着く良い声なんだなぁ、作品に一気に引き込まれた。

内容としては、作家の主人公がひと夏のかけがえのない思い出を振り返る。
美しい長崎の海辺町を背景に瑞々しい子供二人の友情が眩しい。
観ながら久々にノスタルジーに浸った。

クジラに乗るために親の力を借りずに出発、気分は大冒険なんだろうなぁ。
歳上の女性に夢中になっちゃうシーンは微笑ましかった。
それと両親のキャラが良かった。キツめな母とちょっと情け無い父、でも息子への愛情はとっても深い。

ずっとこの友情が続くと思っても、些細なすれ違いや突然の別れ…
別れのシーンは泣きそうになった。

ノスタルジーに浸る名作としてスタンドバイミーがある。
あの作品は友情の儚さが描かれていて切ない気持ちになったのに対して、今作は観終わってとにかく多幸感に溢れる映画だった。

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いたかわ