屋根裏のラジャーのレビュー・感想・評価
全165件中、161~165件目を表示
ワクワク!子供の頃を思い出しました
オープニングから、浮遊感のある映像で、自分も一緒に空を飛んだりしているような感覚に陥りました。
予告は見てたけどもう忘れていて、あえて先入観なしで見たから、なかなか楽しかった。
最初普通の屋根裏部屋が違う形に変わっていって、別の世界へ飛び出すので、魔法使いかと思ってしまった。
でも想像力はある意味魔法使いなのかも?
私も小さい頃から想像力が豊かすぎて、次から次へと想像が想像をつないでその世界に浸ってることも多かったので、めっちゃわかるーと思いました。
そして、夢の中でたまに出てくる「こころ」と名乗る男の子がいたので、それを思い出していました。
(ラジャーの声が心君だし余計に!)
イマジナリーを食べるというバンディングと一緒にいる女の子がとにかく怖すぎた、、
エミリはハキハキしてなんかかっこいいし、ジンザンは落ち着いていてかっこいい。2人ともいい声だなと思って後から声優みたら、なるほどなと。
リジーが自分のイマジナリーを思い出して、ラジャーや冷蔵庫も見えて、抱きしめるところとか、本当に感動ものでした。
あの女の子はどういう子だったんだろう?
図書館でバンディングに呼ばれて、想像された子だったのかなあ?それでその前の自分を思い出したのかな。
本当にドキドキワクワクしました!
突き抜けられない感
まず、映像の美しさ、声優の良さ、特にイッセー尾形さんが声を演じられた悪役はキャラが立ってて最高でした。ストーリーは単純に数多くある児童書系の中で何故、コレを映像化しようと思ったのか疑問でした。原作は未読ですが、個人的にはこのストーリーにイマイチ面白さを感じられませんでした。主人公の少年の行動があまりにも何も考えてないじゃないの?ってイライラを感じてしまう引っかかりがあり、ノれない部分が何ヶ所かありました。
最後の病院の決着シークエンスは、とても良かったのですが、ラジャーの名前を思い出した少女がもっと圧倒的な想像力を持って反撃に転じる突き抜けた演出にしてくれれば、気持ち良さのカタルシスがあったかと思うのですが(そこを求める作品ではないコトは重々承知の上ですが)、なんだか中途半端な感じで、結局、悪役の自爆みたいな終わり方も、原作がそうなのかもしれませんが、うーん...って感じでした。
ポノックの作品は丁寧な作りで良いんですが、なんだか面白さが突き抜けられない感が残り、おしい感じがするので、次作にまた期待しています!
ストーリーそのものは良いが、台詞回しや演出に癖を感じた!!
ストーリーそのものは良かったですが、台詞回しや演出に癖があって観辛く感じました。序盤から台詞の字数や情報量が多く、中々頭に入りませんでした。イマジナリは鬱屈した日々や虐待等から生まれると思いますが、母親とも仲が良く明るい子なので動機が薄いように感じました。タイトルにもある「屋根裏」から感じるような、寂しく薄暗い感じはありませんでした。海外原作を日本向けにアレンジして台詞も簡潔だった「思い出のマーニー」は、本当に上手かったんだなと思いました。俳優の起用までジブリの真似をしないで良いと思いますが、やはり杉咲花さんは上手かったです。イッセー尾形さんは何か稲川淳二さんみたいで印象に残りました。用済みとされたイマジナリが集まる場所があったり、イマジナリが昏睡状態の主人公を起こしに行くシーンが良かったです。
屋根裏のラジャー
元スタジオジブリのスタッフによるアニメ映画。
非常に美しい映像が強く印象に残りました。
ストーリーはイマジナリーフレンドと呼ばれる自分以外は見る事が出来ない不思議なトモダチとの交流を描いてます。
全165件中、161~165件目を表示