東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズのレビュー・感想・評価
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浪花節よりも殺陣を!
歌も部分的にハモっている。
ダンスも間違いなく良い。
しかし、歌は口パク。
踊りはテレビの演出家ゆえ、カメラのスイッチングが多用。カットが多すぎて、連続性がでない。
ストーリーは題名の様なサスペンス性が皆無。
もったいない大変残念な映画。
せっかくの解散ゆえ、彼らの個人的な再生を望む。
日本のエンターテインメントのこれからは彼らの双肩にかかるわけだから、旧国営放送や芸人がMCを務めるバラエティーで芸を固めないでもらいたい。
まともにやれば、世界でもやっていけると僕は感じる。
お隣のアイドルでも美国で通用したのだから。
やはり、前途ある若者に対する演出ならスタジオくらい用意してあげるべき。ロケ地がどこであるか知らないが、B級のプロモーションビデオになってしまっている。
殺陣を勉強しよう!
Jr.映画の中では面白い方
Jr.映画あるある、突然歌い踊り始める、は健在だったが、ストーリー展開はありがちな感じで逆に良かった。変に捻ると話も謎になってくるから分かりやすい方が良いと思う。関東は知りません(ごめんなさい)が、関西Jr.の子、めちゃくちゃ小さい時からいた気がするし頑張ってほしい。
歌もダンスも思った以上に良かった
東京の山間部に有る虹色町に東西2つのボーイスカウト団が有った。龍一郎がリーダーの東団と、虎之介を中心とする西団は、反目し合い衝突していた。ある日、宙が町に引っ越して来たため、両団が勧誘合戦を開始した。そんな中、虎之介のもとに龍一郎から挑戦状が届き、その内容は、森の奥深くにある危険な廃工場に先に到着した方が勝ち、負けた方は廃団という団の存続をかけた対決だった。不良グループは宝石探しのため同じ場所を目指していて、この3チームが廃工場を目指して進んでいき・・・てな話。
意外に多くの観客が入ってて驚いたし、9割以上若い女性客で、アウェイ感が凄かった。
所詮ジャニーズjrだろうと期待もせず観てたが、歌もダンスも上手くて、ミュージカルと思えば良いんじゃない、という感想。
上映後ライブビューイングで5〜6曲披露してくれてそれを含めるとなかなか良かった。
これぞスタンツの見本! カブ隊は全員観るように!
僕はボーイスカウトなので、当然の如く、この映画を観ました。
主人公たちはリーダーなのか、それともスカウトなのか?と映画が始まった初期段階では悩みましたが。。。
腕に"リス ワッペン"を見つけ、答えは簡単だった。
この映画は1つの団の分裂問題を題材にしたスタンツ(出し物)そのものでした。
リアル現実物語ではなく、スカウトの頭の中の空想世界感なのです。
現実活動のキャンプや各行事の中で スカウト達が行う"スタンツ" には尺(持ち時間)や企画・準備・練習時間等の限りがあるので
流石に、この映画のような長編劇は無理だが、
スカウト達の脳内に この映画があれば
きっといいスタンツを みんなで楽しく作り上げていけると確信しました。
唯一、きちんと演技をしていた富士スカウト(平岡祐太さん)以外は超ウルトラ級大根役者だったが、
流石にジャニーズ事務所は歌と踊りはしっかりした完成度を保持していたので、
中途半端に劇中に歌を入れずに、完全にミュージカル化してしまえば
「この映画はスタンツだ」と気づかなかった人にも、楽しんでもらえたのではないかと思いました。
もしくは エンディングタイトル時にスカウトが自室か草原あたりで、制服を着たまま昼寝をしていて、傍らに鉛筆とノートでも置いた写真が入っていれば、''夢落 ち"の種明かしに成ったとも思います。
エンディングタイトルには連盟の名前が"特別"として入っていたが、これは名称使用と衣装協力だけだと思われる。
しかし これだけボーイスカウトの事を研究し、映画にしてくれた製作者達の探究力は流石だと思いますし。
なにより”ボーイスカウト”をこの映画の題目にしてくれたことに感謝したいと思う。
ジャニーズ映画に最初から、女子の登場は期待していなかったが、
現実のボーイスカウトでは"4割が女子スカウト"である事は
この映画を観た人 全員には知ってもらいたい。
ということで、次は女子が大活躍するキャンプアニメ「ゆるキャン 劇場版」がこの夏に公開されるので、ぜひ観たいと思った。
意外に良かった。
割と序盤に歌い出し、踊り出す。
あー、またジャニ特有のヤツかぁ。。
ブレイクしてからイジられるやつよね、と
若干冷ややかに鑑賞していました。
なんだこれは、こども同士のケンカか、 脚本どうなっとんねん。。、など思いながらみていたけれど、
ん?意外にみれるかも。
途中泣けるところもあったり(個人差かなりあります)、それぞれの理由もなるほど、と思えるものでした。
ジュニアらしい、爽やか友情もの。
良いのではないでしょうか。
終盤、1人大人の平岡さんの場面は『うん?』と。
ここだけなかなか理解に苦しみ、誤解を恐れず言うとなんだか『平岡さん頑張れ!』と思ってしまいました。役者は監督さん脚本家のオーダーに応えるお仕事ですものね。
子供からあんなこと言われて納得する大人はなかなかいないのと、あんな言葉は子供にいっちゃいかん、という、
ここだけは脚本家さん監督さんなんとかなりませんでしたか?と思ってしまいました。
十分楽しくはみれました。
色々キツイ
2022年劇場鑑賞88本目。
観る前から多分つまんねぇんだろうな、と思いながらも観ないと分からない事もあろうと鑑賞。
ボーイスカウトがある事件で2つに分かれいがみ合うようになり、そこに街の不良グループが絡んでくるという話。冒頭「だけ」ウエスト・サイド・ストーリーよろしく各チームの自己紹介を兼ねた歌とダンスが始まるのですが、敵対しているチームのダンスをなぜか一緒な振り付けで踊り始めるので茶番感がすごすぎてもう脱落しそうになります。
全ての街の人の規範となるよういつも言っている奴が自分から立入禁止の場所へ不法侵入レースを持ちかけるし、不良グループの演技は全員ひどいし、オチはボーイスカウトバカにしてる気はするし、まあひどい映画でした。最後のダンスだけはかっこよかったのでちょっとだけ加点。
ジャニーズJr.のプロモーションとして観るべし
本作は「少年忍者」と「Lilかんさい」という、東西ジャニーズJr.グループのメンバーが初出演を務めた作品。
あらすじを簡単に説明すると、2つ対立するボーイスカウト団が存続をかけて対決することになり、それに巻き込まれ主人公「宙」を中心とした物語である。
本作は「映画」としては観るか「ジャニーズJr.のプロモーション」として観るかで評価が大きく分かれる作品である。
まず本作の良いと感じた点からお話する。
それはなんと言ってもジャニーズJr.達の歌と踊りである。劇中で使われている楽曲は全5曲であり、どの曲もジャニーズらしい魅力的なものとなっている。特にEDはダンスを含めてかなり完成度が高いように感じた。
何故良いと感じた点からお話したか、皆様ならお気づきだろう。そう、以上である。
次に悪いと感じた点について、「演技・演出・シナリオ」に分けてお話する。
まず演技だが、是非予告映像を観て欲しい。
…ご覧いただけただろうか、そう圧倒的に棒読みなのである。無論映画初出演の少年達にベテランの演技を期待するほうが無理なのだが、それでも棒読みと評価せざるを得ない。
主演が演技初挑戦で棒読みという点では、あの伝説の邦画「デビルマン」に匹敵していると言えるだろう。むしろこちらは全員が似たりよったりな棒読みである為、あちら以上に全体の演技のクオリティは低く感じられる。
次に演出だが、こちらも稚拙である。
代表的な例はやはりバトルシーンであろう。
後半にある不良グループとの戦いでは
・パチンコで攻撃する
・挑発してロープで転ばせる
・どんぐりをばら撒き転ばせる
・上からネットをかけて捕獲
といったボーイスカウトの知恵()を遺憾なく発揮した戦闘シーンが繰り広げられる。
これは役者以上に演出担当の問題と言える。もう少し何とかできなかったのか。
こうした子供騙しな演出の結果、映像に全く迫力がない。そりゃジャニーズJr.が本気で殴り合うようなシーンは駄目だろうが、中途半端な演出によって手抜き感が増している。
またこの映画で登場する場面は
①街中②グラウンド③スカウト団の本部④山⑤廃工場の5ヶ所のみである。
加えて全出演者のうちマトモにセリフがあるのは10人程度で、残りの20人弱は一言二言あるかというボリュームの薄さ。
この学芸会レベルの規模と演技の拙さが合わさることで、駄作感が生まれてしまっている。
最後にシナリオについてだが、大筋としては「少年らしいストーリー」でわかりやすい内容である。悪く言えば特別面白くはない。
加えて強引な展開が多くあまりにも細部が拙い、ツッコミどころが満載である。
・冒頭出会って間もない主人公を、こっちを見ていたという理由だけで無理矢理ボーイスカウト団に引き入れる(本人は嫌がっている)
・その翌日、いきなり勝負に巻き込まれ山に連れて行かれる(本人は嫌がっている)
・道中でメンバーに愛想が尽き、帰ると言い出し一人で帰る。(初めての場所にも関わらず自殺行為)
・案の定慣れない山道で転倒、メンバーに救出され彼らの優しさに触れ友情が芽生える。(そもそも無理矢理連れて来たやつを一人で帰らせるな、あとチョロすぎる)
極めつけはゴール地点でのシーンである。
物語の後半、ゴール地点の「魔物のすみか」に到着した一同を追って、元ボーイスカウトの警官、五十嵐がやってくる。
「五十嵐さん、どうしてここに?」
「宙君の両親から今朝捜索願いが出されて…」
…ん?なんだって…?両親から捜索願い…??
そう、この主人公、無理矢理参加させられている上に両親に何も言わずに来ているのである。最早馬鹿を通り越して狂っている。
このクオリティのシナリオが学芸会レベルの演技と演出で常に展開される。映画館で金を払って観る「映画」としてはあまりにも低クオリティであり、個人的にはデビルマンと比べて遜色ない出来である。
ただしシナリオだけで見れば、デビルマンが「原作の良さを引き出さず、ただあらすじをなぞっただけ」だったのに対し、こちらは「少年向けの青春ストーリー」に仕上がっている。ありきたりで拙くはあるが感動できるという点では遥かに良い
またそもそも、この作品は「映画」としてではなく「ジャニーズJr.のプロモーション映像」としての色が強い。そうした観点でこの作品を観れば評価は全く変わってくる。
ジャニーズJr.達の拙くも一生懸命な演技、学芸会レベルのクオリティも身の丈にあった可愛らしいものとして映る。また楽曲のクオリティは非常に高く、歌と踊りは素晴らしい。
この作品は「映画」ではなく「MVの延長」として観るのが正しい鑑賞法であろう。
「映画」として観れば拙い演技や演出がどうしても評価を下げてしまうが、「MV」として観れば彼らの少年らしさ、歌や踊りの素晴らしさを全面に押し出したものとして評価できるはずだ。
劇中で使われている5曲と出演しているジャニーズJr.の為に、お金を払ってまで観る価値があるかどうか。
これは人によるだろう。ジャニーズ好きは楽しめても、別段ジャニーズに興味がない人は単なる駄作と思うかもしれない。友人間でのサバイバルウォーズが起きないよう、友人との視聴の際にはお気をつけを。
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