ハケンアニメ!のレビュー・感想・評価
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アニメ制作会社の人達に感謝…….
テレビやスマホから簡単にみれるアニメ。
つまんない、とか躍動感がないよね〜とか
声優が棒読みだ、とか。。。
アニメ1話作るのにこんなに大変だっただなんて!!
こんなにたくさんの人が関わって
色んな人に頭下げて、それぞれがアニメに対する思いがあるからこそ衝突しあって、、、いつも本当にありがとうございます。アニメ大好きです!
ストーリー展開、とても良かった。
個人的に、この映画は吉岡里帆さんが
主演だったのが大成功の鍵だったのでは、、?
彼女は、声がいいし、こういう『一般的』
(と言ったら王子監督に怒られる?)な役が
とても似合う。可愛いのにすごい。
すごいのに可愛い!笑
製作陣の個性も立っててとても面白かった!!!
(キツめの口調のお姉さん、かっこいいっす✨)
テンポよく進んでいたけど途中間延びしてしまった感があって残念。
あと、もう少しクスっと笑えるシーンがあったら
もっと良かったな〜。
中村くんは天才っぽい役が似合うけど、
もう少しふざけてる感じの人が良かったかも〜
最後の方ガチ感が溢れ出ちゃって、、、
エンドロールの後で、〆。一応ハッピーエンド!
TVアニメ「SHIROBAKO」の完成度の高さを感じます。
天才監督に挑む、新人アニメ監督の奮闘を描く物語。
人気小説、その小説の第2章を原作にした映画のようです。アニメ好きとしては観ておきたかった映画で、鑑賞後の感想も中々の佳作のように思いました。
主人公の斉藤と、彼女をしっかりと演じきった吉岡里帆が良いですね。
不幸な生い立ち。その生い立ちに一筋の光をもたらした天才監督・王子の背中を追う斉藤。プレッシャーに蝕まれながら、それでも前に進みます。中盤迄の苦しみがあるだけに、後半の展開が良いですね。スタッフや声優との関係改善等が描かれ、カタルシスを感じさせてくれます。
全体的にテンポも良く、王子との対立軸もしっかりとしていて、良い映画だと思いました。
ただ、良い映画だけに、逆に残念に感じたところが3点程。
一つ目は、アニメ業界の説明が乏しいこと。私はアニメが大好きなので分かりますが、興味がない人は理解するのは難しいシーンがチラホラ。斉藤のモノローグ等で説明してもテンポは落ちなかったと思うのですが・・・
二つ目は、斉藤と行城との関係。ロビーでいきなりキレて行城を擁護する斉藤。でも、そこまでの関係を考えると脈絡がなさ過ぎて驚きます。もう少し前振りを用意するか・・・逆に、斉藤が自分の発した言葉に驚き戸惑うか・・・どちらかがないと唐突過ぎて納得感がありません。
そして最後。先に褒めた対立軸。天才監督と新人監督の設定になっていましたが、これはどうなんでしょう。天才監督がそのプレッシャーに苛まれながらも必死に完成度の高い作品を目指しているわけで、新人監督が追いあげるシチュは説得力に欠けるように思われます。
後半、斉藤が書き直しを決断しクライマックスに突入しますが、同じことはそれ以前に行城もしているわけで、折角のクライマックスが二番煎じになってしまっていることもマイナスに感じました。
対立軸を作るなら、コナンやガンダムのようなビッグネームとの対立軸にしてしまった方が、よりコントラストがはっきりして良かったのではないでしょうか?
或は、傲慢になってしまった天才監督との対比にするか・・・
私的評価は普通にしました。
新人監督役の吉岡里帆の熱演が光った。 「男たちの憧れのマドンナ」的...
吉岡里帆さん
1クールのアニメ枠で新人監督と天才監督でハケンを争い合うストーリー...
なかなか良かったです。
侮るなかれ、その熱量
辻村深月さん原作の小説を映画化。彼女の小説はイイ意味で大衆向けで、ほどよいメッセージ性がある作品が多いイメージである。
こちらに関しては原作未読。正直吉岡里帆の演技も他のドラマなど観ていても演技は下手ではないと思うのだが引かれてなかった。そのうえ、悪い意味で今ぽっい演出が無駄に多そうと悪いイメージが先行していたのであった。
しかし、公開してしばらくたち、配信が始まったので視聴してみたところ、ストーリーには特に捻りなどはないのだがしっかり王道を描ききっている。
その上、吉岡里帆の演技もピタッとハマってるではないか。さらに、主題歌のジェニーハイの「エクレール」は元々好きな曲ではあったのだがここまで作品に寄せているとは思ってなかった。
やはり、熱量は伝染するのだ。
中身のアニメも、時間は短くとも凄く丁寧に作画されていた。皆さんも言ってる通り、ものづくりしている方は間違いなく馬鹿にできないし、心打たれる作品。
熱い感情の連鎖
アニメ業界を舞台としたお仕事人間ドラマ。とても感動しました。アニメの事は詳しくありませんが、どんな業界であろうと、仕事は人の感情で出来ている。お金とか技術力とかも大切ですが、まずは人の感情なのだなと。
一口にアニメ業界といっても、そこには、監督やプロデューサーだけではなく、作画、編集、アニメーター、声優…本当に沢山の専門家達が関わっている。みんなプライドかけて仕事しているから主張も激しい。そんな中、主人公の斎藤瞳は監督として関わっていくのだけれど、“新人”だし“女性”だし…という事で周囲から軽んじられている。真面目で頑固な性格も災いして人間関係もギクシャクする。壁にぶち当たりながらも、様々な人と関わり合う中で、初心を貫きつつも、周囲の人達に歩み寄り、少しずつ“チーム斎藤”を作り上げていく姿に感動しました。
劇中のアニメも良かった!それぞれの監督のこだわりが凝縮されたラスト、最高でした。
自分の作品が世間の多くの人達に受け入れられるのも嬉しいですが、一番伝えたかった特別な存在である太陽君に届いた時の喜びは格別。近所の少年・太陽君が友人達と「サバク」のおもちゃで遊ぶ姿を目にし、ベランダで喜びを嚙みしめる彼女の姿に私も泣きそうになりました。
映画では、斎藤監督と王子監督中心に描かれてますが、3章からなる原作は章ごとに主人公が有科プロデューサー→斎藤監督→アニメーター並澤、と変わっていくので、ひとつの業界を様々な立場から、より立体的に感じる事ができ、面白いです。彼女達一人ひとりが抱える悩みや不安、そして、それを乗り越えていく姿が様々な角度から見えてきて共感したり涙したりしました。特に、並澤さんが活躍する最終章は、人と人との繋がりや、成長を感じ、読んでいて気持ちの昂りが抑えきれない程でした。原作未読の方はぜひこの感動と興奮も味わっていただきたいです。
刺され 誰かの胸に
アニメ好きではないので、あまり期待せず、柄本佑さんが出てるからネトフリで観るか〜くらいの軽い気持ちで鑑賞。めちゃくちゃ面白い!グッときた。
アニメに限らず、音楽家の人や小説家、映画をつくる人などなど…0から1を、しかも明確な正解がないものを作り上げることって本当に大変だ。
けれど、監督に限らず、全てのスタッフがいいものをつくるというプライドを持って取り組む姿に胸を打たれた。
わたしたちが普段何気なく見させていただいてるものは、たくさんの人の努力と想いが詰まっているんだなあ、と感謝の気持ちでいっぱい。
仕事ってどうしても、いろんな人と関わって行うから、それがストレスの元凶になりやすいんだけれど、主人公が段々と関係性をつくり、リスペクトを持って接するようになるところが良かった。良い人間関係なくして良い仕事なんてないよなあ、と改めて思わせてくれた。
とっても元気の出る、最高のお仕事映画でした!!!
仕事やものづくりへの情熱がとてもよかった!
べつにアニメじゃなくてもいいんじゃない
なんか評価高いみたいだけど、実写お仕事系のテンプレにしか思えなかった
正直、映画としてはどっかで見たようなシーンばかりで既視感ありありなんですけど
ネタがアニメ業界だった以外で目新しさは欠片もない
と言うか、アニメ業界ネタでここまでガチでマジなのはちょっと変
実はこの映画の製作者ってアニメあんまり興味ないんじゃないのか?
取材やらは一応きちんとしてるんだろうけど、視聴率競争だとか実際のところアニメ業界にそぐわないんですよね。SNSやらもあんなんやってるの一部のオタクだけなのにまるで全国民が注目してるような描き方してたりイメージだけでやってるなという気がしてならない
だからこそ、べつにアニメ業界じゃなくてもよくない?に繋がるわけですが
あとちょっと触れたけど、ガチでマジで余裕がなさすぎる、遊びのない作品って好きじゃないんですよね。主人公の話だけじゃなくてね
なんか暑苦しいと言うか鬱陶しいと言うか、息が詰まりそう
アニメというものを
辻村深月さんの原作を基に作られた作品です。
この映画は、アニメ業界を舞台にその作品の放映に辺りどちらか良い作品か?その覇権争いを獲る物語でした。
吉岡里帆さん演じる映画監督の姿やその作品に携わる人達の姿が生々しく素晴らしいと感じました。
普段、見ている作品でも絵コンテやプロデューサーや背景に声優にとこれだけの行程を経て、放映されていると考えてみるとすごい事だなと感じました。
いまでは、多くの作品があり、そんな事をあまり考えずに観るのもなかなか大変だと思う。
それでも何かを作り、誰かに届ける事の素晴らしさを感じました。
この中で登場する作品も単純にクオリティーが高いのでそれだけでも観たい気持ちになりました!
覇権という単語はアニオタには重い
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
「アニメづくり」に焦点を当てた映像作品は数少ないと思いますが、アニオタだった自分としては、どうしてもSHIROBAKO(テレビアニメ)と比較してしまうところはあります。
25分×24話のテレビアニメ(かつアニメ制作者の実体験を映像化できるという強みがある)作品と比較してしまうのは筋違いとは思います。時間制限があり、なおかつ視聴者層が拡大する映画というジャンルで映像化するために、内容が一般化されているような気がして、残念ながらそれほど心に刺さるシーンはなかったように感じました。一般化されたことで、逆に、各キャラクターが抱く悩みや葛藤は、ゼロから物を生み出す人間に共通するものになっている、とも感じました。
些事ではあるのですが、若干違和感があったのは、覇権の基準が視聴率で語られていたことです。当時から基準は「円盤(DVD,BD)の販売枚数」又は「アマゾン等での円盤の販売予約数」だったと思います。(あくまでネット上では、なので、関係者からすると視聴率だったのかもしれませんが。)
ここまでいろいろ書いてしまいましたが、作品全体としては俳優さん達の演技も良く、本物の声優さんがたくさん登場していたり、劇中アニメにもこだわりが感じられる等、楽しく鑑賞することが出来ました。斎藤監督が少しずつ行城Pの手法に理解を示していく過程は見事でした。
タイトルにもなっている「覇権」という単語がアニメ業界で持て囃された時期にがっつりアニオタだった自分としては、「2022年にその単語を使われても・・・」感は否めなかったですし、そもそも「覇権アニメ」という単語自体に違和感があったため、放映当時、映画館では見ようと思わなかったんだよなぁ・・・という、自分語りです。
作品を作ると言うことは
アニメ制作現場の熱気に満ちたぶつかり合いが観る者を惹きつける
クリエイティブ系の仕事では、さまざまな専門職が一つの仕事に介在するから、職種間の軋轢が生じがちである。
本作はTVアニメーションの制作現場を描いたもので、監督とプロデューサー、シナリオライター、アニメーター、声優、彩色担当等がガンガンぶつかる。監督を追い込むプロデューサー、妥協せずに我儘を貫く監督、それに引きずられるスタッフの火花飛び散るぶつかり合いがとにかく面白い。
ギリギリになってのコンテ変更にもう間に合わないと怒鳴るスタッフ、脚本を変えるのかと凄むシナリオライター、納得いくまで声優に同じセリフを繰り返させる監督、泣きだす声優、徹夜の連続による疲労から不機嫌で喧嘩腰のアニメーター…これらのシーンが観る側をぐいぐい惹きつける。
なおかつ、有名アニメへのオマージュが随所に盛り込まれ、TV局で番組担当者らが円形のテーブルに陣取り、プロデューサーの尾野を詰問するシーンは、いうまでもなく「新世紀エヴァンゲリヲン」のパロディである。
新人監督の声優とのコミュニケーション不足を指摘する箇所では、「心を開かないとエヴァは動かないぞ」と笑わせる。
この混沌とした制作現場からやがて徐々に作品が形を取って現れ、2つの作品の視聴率レースの行方に興味をつないで飽きさせない。
キャストでは、飄々とした天才監督を演じる中村と、女性新人監督を徹底的に追い込むプロデューサー柄本が実に格好良くて魅せられる。吉岡、尾野も熱演だ。
ただ、劇中劇として作品に挿入されたアニメ作品2本は、概要が細切れにしか分からないが、面白そうでなかったのは残念な限り。「自分を絶望させられるのは」云々というキメ台詞も、ちょっと痛い。
CSで放送されたので何の気なしに見てみたら、いやあ面白いこと面白いこと。本作の興行収入は1.8億円で、同年の映画ベスト100にも入らなかったとは信じられないくらい、いい作品だと思う。
日本ではアニメ映画は流行るが、アニメ制作の裏話を描いた実写映画は流行らない…か。
ドラマじゃダメなの?
96回キネマ旬報 日本映画No.6ってことだけどね。テレビ局の圧が描かれてるから、メディアは映画じゃないとできない、大人の事情かしら?
東映はアニメーション作品を多く扱っているにも関わらず、この程度のエンターテインは、残念でならない。
もしや「好きを、つらぬけ。」は自虐ネタ⁇
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