バズ・ライトイヤーのレビュー・感想・評価
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やはり猫型ロボットは優秀だということ(*^ω^*)
「トイ・ストーリーの主人公のアンディ少年が夢中で見ていた映画」という設定の映画、一種の前日譚ものと言ってもいいかな。でもトイ・ストーリーとは趣きを異にしてかなりハードSFにシフトしていて驚いた。
それにしても「相対性理論によるウラシマ効果」とか「それを繰り返す事による時間の流れのズレ」とか、子供たちにはかなり難しいのでは?
CGは素晴らしいのひとこと。もうピクサーの技術は人間の役者がいなくても、映画が作れる事を見せつけてくれた。
決めポーズが「E.T.」の人差し指をつけるアレだったり、光線銃の音や光剣のSEが「スターウォーズ」のアレだったり、そのあたりのさじ加減は流石としか言いようがない。
そして主人公の敵は実は未来の主人公という、これまた「スターウォーズ」を彷彿させる展開(SWは親子だけどこちらは本人同士)は既視感を差し引いても、やはり燃えるシチュエーション。
そして最後の最後で、宇宙空間にザーグが生きているというシーンを見せて物語は終わる。
これは確かに「トイストーリー」のスピンオフものではあるが、それに留まらない大河ドラマになるかもしれない。
ポリコレで台無し
トイ・ストーリー
世界初のフルCGアニメーション
映画として1995年に公開
おもちゃ箱のおもちゃ達が
魂を持って人知れず動き出し
形成された社会で騒ぎを
巻き起こすという設定が
日本固有の「八百万の神」
という宗教観にも
共感性を与えたのか
日本でも大ヒット
四半世紀かけて続編が作られる
人気シリーズとなった
今作はその中の
おもちゃの持ち主アンディが
新しく買ってもらった登場おもちゃ
「バズ・ライトイヤー」の
そのアンディが夢中になって
見ている本編をスピンオフ的に
一本に仕立てたもの
つまりトイストーリーのバズは
おもちゃなのでデザイン的に
ディフォルメされているところを
よりリアリスティックに
再デザインされており
関連性はそこまである
わけではありません
(性格は似てますが)
とりわけトイストーリーは
一応観たことはあるけど
興味あるシリーズではないものの
そうした世界観の構築に
惹かれて観る事にしました
でどうだったか
非常に「男の子」ウケする
ロボや航空機等のメカデザイン
だけにとどまらず
シナリオも日本のSF系アニメ
ファンならすぐ理解できそうな
設定を取り込み
それでいて「責任の果たし方」
というテーマを多面的に
捉えて大人にも受け止められる
しっかりしたシナリオに
なっていると思いました
バズ・ライトイヤーは
移住可能な星を目指して
相方アリーシャ・ホーソーンと
1200人の科学者と共に宇宙を
旅するスペースレンジャー
責任感が強いのですが
一人で何でもやろうと考えがち
住めそうな星を見つけ着陸した
ところで危険とわかり脱出を
はかりますが失敗
宇宙に飛び出すための
光速に達するクリスタルが破損
バズは自分の責任を痛感しますが
その星で科学者らは修理のための
コロニーを作りバスは燃料を再開発
するためにスイングバイ飛行テストの
パイロットを担当します
その燃料の開発は簡単ではなく
テスト自体は光速に達して4分で
帰ってくるものですがうまくいきません
また光速により周囲の時間が
先に進んでしまう「ウラシマ効果」
によりその4分で周りは4年進んでしまい
テストを繰り返すたびアリーシャは
結婚して子供も生まれやがて老衰で
亡くなってしまいます
一人で頑張り続けるバズの味方は
アリーシャが遺してくれたソックス
というネコ型ロボットのみ
でもソックスは燃料の組成を
見つけ出してくれます
理由を聞くと
「62年研究したから」
そう60年近く周りは時間が
進んでしまったのです
でもやっと星を出られると思ったら
コロニーの長官バーンサイド中佐から
もうここにバリア作って住むから
テストは必要ないと飛行を
禁じられてしまいます
俺がみんなを脱出させるとバズは
逃げ出してテスト機を盗み出し
その組成でテストを実施した結果
燃料の組成に成功
やったぞと星に戻ってくると
見知らぬロボットが接近し
見知らぬ兵士の手助けで
その場を逃れるとその兵士は
アリーシャそっくりの
孫のイジーでした
見知らぬロボットが巨大な
宇宙船から降りてきてコロニーを
取り囲んでいるとイジーに
教えられバズはその宇宙船の
破壊を目指しますが
実戦経験のないド素人同然の
モーやダービーらは足手まといに
なるとまた一人で責任を果たそうと
しますがロボットはどうも
バズを付け狙っている模様
ピンチに陥ちりますが辛くも
イジーらに助けられます
ロボットらが「ザーグ」と
呼ぶ宇宙船への潜入を試みますが
あと一歩でイジーが指示を聞き違え
失敗しバズが持っていた
ハイパースペース燃料をロボットに
奪われてしまいます
バズは責任が果たせなくなり
落胆しますが宇宙船にさらわれて
しまいます
改めて謎の存在「ザーグ」に
バズは会う事になりますが
それは年老いた「未来のバズ」
でした
ちょっと話が
ややこしくなりますがザーグは
燃料を持ち帰ったバズが
バーンサイドに捕まりそうになった
ところで逃亡した「世界線」
のバズで何とか一人で任務を
達成しようと研究した結果
これまでと逆の
「未来から過去へ戻る方法」を
見つけ出し一番最初の星に着陸する
ところからやめさせようと考えた
ところで燃料が尽きてしまい
今のバズの作った燃料を
欲しがったわけです
なんか納得いかないところも
ありますがつまりはザーグは
「一人で責任を全うしようとした
バズのなれの果て」と
いう事でしょう
現バズは一旦彼のプランに
乗りかけますがそこで
脱出できなかった星で
1200人が築きあげてきたコロニー
とそこで生まれたイジーら子供たち
彼らもなくなってしまう
という事に気が付きます
それらはバズが一人で解決
しようとして目を向けてこなかった
人々の人生なのだと気づかされます
何を守るのがスペースレンジャーか
そこでバズは守るべきものに目覚め
ザーグに抗い戦うことになります
昔の自分との対峙に
なっているわけです
うまいね
ザーグは失敗が生み出した
未来などいらないと激高しますが
過去に戻ればすべて元通りと
言うザーグは年老いています
元通りではないのです
結局バズはその燃料を破壊し
ザーグの野望を打ち砕き
その人類の拠点となった
コロニーを一緒に戦った
仲間と守るスペースレンジャー
を再結成し平和を守るのでした
…と言うちゃんとした
話ではあるのですが
もうね
レズビアンカップルとか
ぶっ込むあたり病気でしょう
冒頭に
トイストーリーのアンディが
作中で観ていた作品ですと
前置きしてるのにポリコレ
ぶっ込むとかもう作品の
世界観ぶち壊しなんですよ
なんのための前置きなのか
オリジナルを尊重して…
みたいな意味じゃないのかと
客はこの映画にカネを払った
=ポリコレ表現に賛同した
と思われるのがイヤなので
もうディズニーのアニメ作品は
二度と観ないことにします
字幕にしても吹き替えにしても声優変えるのはおかしい
2022年劇場鑑賞153本目。
まず吹替しか上映していないのでマイナス0.5。そしてトイ・ストーリーのバズの声と違うのでマイナス0.5。
オリジナルからしてティム・アレンからクリス・エヴァンスに変わっているので、日本版もそれに合わせて所ジョージから鈴木亮平に変えたのかもしれません。
変更理由が「この映画のバズは映画の中のバズで、おもちゃのバズではないからです」何言ってるの?オフィシャルで出したしゃべるおもちゃが映画と全く違う声でしゃべっていいとでも?それともトイ・ストーリーのバズは海賊版で、ディズニーが公式に海賊版を認めたということですか?
日本版はせめて間違った解釈に乗っからないで、自分の頭で考えて道理が通らなかったら所ジョージでいけばよかったんですよ。
ストーリーは思っていたより重く、良かったですが、満点つけるほどでもないかな、という感じなので4.5−1.0で3.5!
「猫ちゃん好き」
無限の彼方へ
トイストーリーでお馴染みのバズ•ライトイヤーのルーツが明かされる本作。
最高だった!子供の頃にトイストーリー大好きだったキャラクターが自分の考えてたミッションに挑む姿がかっこよくてタイムスリップした気分だった!
映像は宇宙の壮大さと圧倒的な美しさで彩られていて目が話せなかった。
トイストーリーでバズが何故身を捨ててまでも仲間を守っていたのかが本作で明らかになり、泣きそうになった。本作のバズは自分の力で全てを成し遂げようとする独りよがりな一面があり、それが祟って様々な困難に陥ってしまう。そんなバズが数々の失敗を重ねて成長を遂げる作品となっていて純粋に応援したくなる映画だった。
バズの仲間たちも魅力的で全員が補い合いながら目標に向かう姿はこれぞディズニーだった!
トイストーリーでも登場した悪の帝王ザーグのシーンは全く予想出来ず、ストーリー面でも楽しめた!
無限の彼方へ
敵の選択の方が正しいと思ってしまった。。。
子供に分かりやすくするために、
単純な『勧善懲悪』というストーリーにして
敵の見た目を悪く描いたのでしょうけど、
正直、敵の方が正しいと思ってしまった。
敵は自分の犯した失敗について真摯に向き合い、
すべてを解決しようとしていました。
一方で主人公のバズ・ライトイヤーは自分の犯した失敗について
「失敗したことはしょうがない。」といった感じで
しかも自分が神になったかのように相棒の黒人女性の人生を勝手に決めてしまいました。
はたして主人公のバズ・ライトイヤーの選択は正しかったのか?
他に選択肢はなかったのか。。。
そもそも敵がなぜ現れたのかもよく分かりませんでした。
また、主人公のバズ・ライトイヤーに付いていった新人の仲間も
あまりにドジで腹が立ってきました。
多分笑うところなのでしょうけど、
多くの人の人生がかかっているので笑えませんでした。
でもバズ・ライトイヤーの乗る飛行機の飛行シーンはかっこよかったです。
納得いかないもったいない作品でした。
本当の意味でトイ・ストーリーに入り込める!
よくできた作品
面白い話だと思うけど…でもよぉ
面白かったと思います。
無名のスペースレンジャーの活躍を描いた作品ならば
わかってはいるんです
これはアンディが観ていたアニメのスペースレンジャー バズ・ライトイヤーのお話であってウッディの相棒おもちゃのバズのお話じゃないってことぐらい…
バズ人形の数だけ個性があるのだろうから所さんのバズやティム・アレンのバズ、鈴木亮平のバズがいてもいいと思う
でもどうしても本作のバズ・ライトイヤーと大好きなトイストーリーのバズが繋がらないのです
おもちゃのバズに繋がる話を作りたいってよりもトイストーリーのバズに便乗した作品にみえちゃった
面白い作品だとは思うけどこの作品でバズが子供に大人気のヒーローになるかなぁって思うの
作品の続きは観た人の数だけあっていい
と思っているので関連作品は気合いをいれて欲しい
うわぁ面倒くさいヤツだ🙄と思われるかもしれないが
そうです!私面倒くさいヤツなんですよ(ニヤリ)
本作のお気に入りポイント
ソックス可愛かった😃🐱
果たしてアンディはこの映画でバズに夢中になるのか?
果たしてこれを見て
子ども・アンディがバズに夢中になるのかな?
って思ってしまった。
ウラシマ効果も、分かりにくくないかな?
まあ、分からないなりに、楽しめる映画もあるけどね。
今作も面白くないわけじゃないんだけど、
なんか足りない感じ。
そもそも誰向けの映画なのか、
よく分かんない感じ。
大人向けにしても中途半端、
子ども向けにしても中途半端、
いろいろ詰め込みすぎ、
そんな印象でした。
同性婚について。
時代の流れとか最近の映画制作事情もあると思うけど、
せめて「彼女」ってセリフなしで
映像だけチラリでよかったんじゃないかなぁ。
気がつく人だけ気づく的な。
あ、私は否定派ではないです、はい。
ザーグについて。
トイストーリーでは
「ザーグはバズのお父さんなんだけど、
バズは知らない」
って設定だったはず。
だから、今回の映画でどう描かれるんだろうと
ワクワクしてたんです、たぶん私は。
今回、
ザーグの設定が
歳をとったバズ(本人)だった。
エンドクレジット後に年老いた方のバズ目覚める。
続編、シニアバズが過去に飛んで、
お父さんに会ってどうのこうので、
復活したザーグ(お父さん)が再びバズに
立ちはだかる的なはなしになるのかな?
そう考えると、
今回のザーグのビジュアルが
トイストーリーとは違うのも納得。
ザーグがバズのお父さんってのも
バズ本人にはネタバレになってない。
→だからおもちゃのバズは
ザーグがお父さんだと知らない。
あれ?でもザーグは
やっつけたはずなのにってなるか、うーん。
トイストーリー本編との整合性が取れてないのも
モヤっとポイントなんだろうなぁ。
うん、だから、
悪の帝王ザーグがお父さんだけど
バズは知らずに戦って銀河の平和を守る、
そーゆースカッとしたのが観たかったんだよ。
予定調和な単純明快ストーリーでよかったんだよ。
もう、期待のナナメ上の
え?そっち?みたいな、そんな感じでした。
文句ばっかり書いちゃった。
よかったのは
トイストーリーのバズのちょっとウザい加減が
今作でもちょっとウザい感じ、
バズらしくてよかった。
ネコチャン、ソックスがめちゃかわいかった♡
この映画の癒し。
続編作るなら作って、
次はもっとスカッとさせて欲しいな。
トイ・ストーリーの名を語った別物。
スペースレンジャーの話
トイストーリー
の時のバズって、ちょっと気の抜けたオジサンな感じですが、本当は違うのですね。とても人間らしいカッコいい人物です。宇宙空間に行っている間の時間経過は少し可哀想な感じですが、使命感に燃えて何度も行くなんてとても辛い仕事ですね。
ソックスが賢くて可愛かった
スペースレンジャーのバズ・ライトイヤーと、彼の上司のアリーシャ・ホーソーンは新米隊員と3人で、居住可能な惑星を探索していた。彼らは、惑星にいた体に触手を巻きつけ地中に引き込む生命体に遭遇したため、探査船へ撤退するが、バズは飛行中に探査船を岩にぶつけて壊してしまった。
1年後、乗組員達は船の修理を行う設備を建設し、バズは、修理に重要なハイパースペース燃料をテストをしていた。しかし、4分間のテスト飛行の後、相対論的な時間の遅れにより、戻った場所では4年経過していた。バズはロボット猫のソックスと、ハイパースペース燃料のテスト飛行を続け、その都度4年経過していき、最終的に62年以上が経過してしまった。ハイパースペース燃料を完成することは出来るのか?そして、この惑星から脱出出来るのか?、という話。
バズが操縦してたトップガンのような迫力あるジェット戦闘機型ロケット?でのテスト飛行は迫力あった。
ホーソーンはレズの設定で子供を産むが、誰かの精子提供を受けたんだろうな?ってまぁ、誰でも良いんだろうけど、ちょっと気になった。
猫ロボットのソックスは賢くて可愛かった。
宇宙という舞台に興味ないならつまんないかも
私は宇宙とかSFとか割と好きなので、映像やメカ的な要素をとっても楽しめました!
ストーリーや登場キャラクターの魅力も及第点だと思います。ただ、新鮮な驚きや感心するような物語運びはなかったかな…
抑えるところを抑えてキッチリと作った優等生的な作品だなと思いました。さすがピクサー。
トイ・ストーリーは好きなものの、バズの元ネタに関しては特に大きな期待や想像をせず気軽に観ることができたのが良かったのかもしれません。
「子供向けじゃないのでは?」「これ観てバズのおもちゃを欲しがるか?」というようなレビューも見受けられますが、ただ解釈違いなだけだと思います。私はアンディへの理解が深まり解像度が上がったと感じました!
一つだけ気になったのは吹替版の翻訳なのですが、分かりづらい表現や耳で聞いて即変換できない単語がちょこちょこあった気がしました。なんとなくですが…
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