渇水のレビュー・感想・評価
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ライフライン
水道止めるんだから電気ガスも止まってる可能性が高い。水道を止めて回るって事はライフラインを断ちに行く最後通告をして実行する仕事だから相当にしんどい仕事なんじゃ無いかと。
止められる理由は人それぞれで、人によっては死ねと言われている様にも受け取るだろうし福士やメンタルの専門家でもないのに仕事でそこにあたるのはストレスすぎる。
これは生活保護とかそっちの両分で水道局の人がすべき仕事なのだろうか。実際自治体によって違うのかもだけど、市役所の人と同伴で行くべき仕事のような気がする。
生活を止める様な役回りになってるけど、支払いが4ヶ月止まるなんてレベルまでいったら行政のセーフティーネットを発動する方へ動ければ良いのにと、そっちに流れを移した方が良いんじゃないかなと思ってしまう。
助けを求めるのも手を差し出して面倒に巻き込まれるのも、この国は結局自己責任で片付けて声を上げられない人を見放しているって事かな。
助け合う事にリスクを感じる世の中で手が出せないうちに干上がっていくのは遠くなく私達の生活もじゃないかと思ってしまう。
水や例えば郵便もだけど末端から切り捨てられていくような業態を当たり前にしてる今の世の中だと、上が社会保障を機能させる気がないのではーと嫌んなっちゃうよね。
重いテーマで沢山の人に見てもらうためにか明るい画面(日照りだしね)と音楽とほのかで漠然とした希望があって見やすい印象が良かった反面、絶望が明るいオブラートに包まれて若干伝わりづらい様にも思う。
水はなにを表すのか?
市の水道局に勤務してる岩切が水道料金が滞納してる家に行って停水する話。
水はなにかを象徴したり比喩してるのではないかと思ったが、最後までなにか自分は分からなかった。
その水が足りないそして、岩切が「カラカラなんだよ!まだ足りないんだよ!」と取り押さえられながら言うシーンが印象に残っている。
内容もネグレクトや売春、万引きなどシリアスだし、水もなにを示しているのか分からなかったので少し難しく、考察するのが好きな人に向いている映画だと思った。
思ったBOTの感想
姉妹の近所のおばさん含め、
みんな渇いてるんだなあと思った
渇き、という言葉は、
いろんな意味を持たせられる便利さがあり
今の社会においては良いテーマだと思った
滞納分の集金と停水、
これは女性にはできない、
というかさせられない仕事だな、と思った
加害性が高すぎて二次被害が起こりそう
直近2,3ヶ月は払われてるけど
その前の1ヶ月分が滞納状態になってたとかで
事前通知・訪問なく水道を止められたことがあるので
ちゃんと事前告知と訪問で
水道止めるお知らせしてくれるの
親切で優しいな…と思った
姉妹、目の前で自分らを救ってくれた大人が
大人に取り押さえられるの見たら
トラウマになるのでは?と思ったけど
悪い思い出にはならなかったようで良かった
児相、必ずしも姉妹セットで居られるものでも
ないのではないかと思うので、
なんか…先の人生が幸せだといいね、と思った
水道局員である男の言動、後輩の言動、
すごく男の人という感じで引いた
特に結婚理由に「向こうが妊娠したから」の発言は
あるあるだとは思いつつ他責の強さに嫌悪感が生まれ、
1人で可哀想な男の姿を見せたら可哀想がって
奥さん戻ってきますよ系のオンパレードも
本質を見ようとしないのか見ることができないのか
あまりに相手を馬鹿にした発言という感じで
全体的に薄っすらと、
でも明確に超えられない境界線ができるような
そういうしんどさがあった
本当は誰かに理解してもらいたいし分かり合いたい
けど上手く人に甘えられないし心を開けない
大した実力はないけどプライドは高め
自分には足りないところがたくさんあると言いながら
誇示はしないけど自分に自信があって
いつか自分の凄さをどこかで見せつけたいと思っている
けど何かをやり遂げたり挑戦するほどの力も気概もない
そしてそれを指摘してくれる人もいないし
仮に指摘されたら疎ましいと遠ざけ遮断する
生田斗真の役はこういう男性で、
世の中にはこういう男性結構居るかなと思っていて、
この映画が好きという一定数は
その辺りで構成されるのではないだろうか、と思った
最後に何もしてないのに
息子からいい感じの連絡が来るとか
この手の男性のご都合主義の妄想願望という感じで
生田斗真に共感できる層の人たちには
なんだかいい映画だった、という感想を抱かれてそう
音楽かなり好きだなあと思っていたら
音楽 向井秀徳だった
ナンバガの再始動時に聴いてみてハマれなかったけど
もう一回聴いてみようかな、と思った
生田斗真の肌の汚さがやばい
お姉ちゃん役、能年玲奈みがある
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<あらすじ 覚書>
複雑な家庭で育ち親の愛を知らない水道局員の男
自分は自分の親しか知らないから
自分も同じ親になりそうで
息子と関わるのが怖いと家族に距離を置く
奥さんがそれなら3人の家族の形を見つけようよと
寄り添ってくれても聞く耳持たずで自身の世界に逃避
奥さんが子を連れて出て行ってからも
なぜ出て行ったのかや
どうしたら帰ってきてもらえるのか
全く見当がついていない様子
男は毎日滞納者の家を回るが、
滞納者たちは物事に優先順位をつけ
絶対に払えないわけではないはずなのに
水道料金は払われず、拒まれて悪態をつかれる日々
でもその多くには明らかに困窮した暮らしがある
料金未払世帯に、父親が出て行き、
中卒で男と寝ることでお金を得ており
夜は家を空ける母親、小学生の2人姉妹の家庭があり
その2人姉妹を思って停水を延期したり
停水する際も事前に水を溜めるのを手伝ったりする
一緒に回っている後輩は
なぜこの仕事を選んだのかや
水を止めるの嫌だなって思わないかとか
水は無料でいいと思うとか話しかけてくる
これは規則だからそういうものだから
ただやることをやるだけと
思っていたのか言い聞かせていたのかの気持ちと、
どうにかしてあげたい救いたい気持ち、
無力な自分、そこに重ねる自分や家族のこと
そんな中思い立って奥さんの実家に突撃し
息子と3人で海に行こうとするが断られる
いつも1人でいることが性に合っていると思っていたが
妻子に出て行かれてどうにも寂しいと訴える男に、
妻は「寂しいなんて言わないでよ、
三人でいたっていつも寂しそうな顔をしてたじゃない
いつのまにか崇も同じ顔をするようになって」と返す
息子は奥さんの実家が営むにぎやかな食堂で
たくさんの人と接するうちに明るさを取り戻したらしい
ある日姉妹の姉が万引きする場面に遭遇し
タガが外れた男は
勝手な権限でその家庭の水道を開け、
水不足で水道管の閉められている公園に行き
じゃんじゃんに水道を出して子供達と水浴びし
子供達に笑顔が戻ったところで
他の水道局員が来て男を取り押さえる
そこに蛇口からの水に代わるように
日照り続きだった地に雨が降る
男は逮捕されるが、
退職願いを出すことと引き換えに
市からの訴えは取り下げられることとなり
(退職金満額支給)、
児童連れ回しも罪には問われず
社会に戻ることができた
そして息子から「海に行きたい」と電話をもらい
エンドロール
静かな感じだから退屈に感じる人もいると思う
水道供給の停水を黙々と執行していく水道局員が、
親が帰ってこない料金未納で水道を止められた家で
育児放棄された姉妹との出会いをきっかけに心の変化が生じ、自分の立場を顧みず
姉妹に寄り添うお話。
お姉ちゃんの妹を思う気持ちが健気で自分がきちんとしなあかんと弱音を見せずに頑張ってるのが痛いほど気持ちが分かってしんどくなった、
妹と暮らすために
よその家のガレージの蛇口から水を汲んだり
万引きしたり
よその家のおっちゃんに見つかって
走って逃げて転んでせっかくくんだ水が全部こぼれてしまってついに涙が溢れてしまって
なんか見てられなかった。
なんでこんな子どもが親のせいで苦労せなあかんねんやろと悲しくなった
最後、あの2人が施設に預けられたけど離れ離れにならなくてよかった。
それが岩切のおかげであることは言うまでもない。
Amazonプライムで観た
流れを変える
ストーリーが良かった。
水道局というのはインフラのひとつでフォーカスされることは余りない気がしている。そして、インフラについて、私たちは月末以外考えることは無い。
その支払いをしない人達と、水道局の話。
ネグレクトの子供達がリアル。演技も良かった。爽やかでは無い、苦しい側面の夏を上手く描いてて、海は作中酷く遠いものとして描かれている。
雰囲気や山場の作り方が良かった。
ハッピーエンドでは無いけれど、バッドエンドでもない。だけど、流れを変えるために、なんだか少し勇気を貰える映画でした。
渇いているのは、心でした。
感想
孤独を抱えた水道局員と、たった二人取り残された幼い姉妹。
給水制限の夏、一件の停水執行が波乱に満ちた人間模様を紡ぎだし現代社会に真の絆を問う珠玉のヒューマンドラマ
普遍的な生の哀しみを描いた芥川賞候補作が30年の時を経て待望の映画化!
自分は当たり前のように水道料金を払っているので、こんなに滞納者がいることに驚きでした。
水道局員さんの仕事は大変だと思いました。
ただ水の重み、お金の大切さをわからない愚か者には私なら容赦なく停水執行します。
岩切、木田の先輩後輩の良き関係性です。磯村勇斗は個人的に好きな俳優さんです!
姉妹がずっと仲良かったのも良かったです、お姉ちゃん役の子は演技が素晴らしかったです。
重た過ぎず、明るくもない、日常的な作品でした。
※スーイスーイピッピッ
※水のにおい
姉妹が健気
主人公の葛藤と社会問題も描いているので
全体的に暗いけど
出てくる姉妹が健気でいい
親が帰ってこない
料金未納で水道を止められた家で
妹と暮らすために
よその家のガレージの蛇口から水を汲んだり
万引きしたり
よその家のおっさんに見つかって
走って逃げて転んで泣いちゃうとこなんか
25歳のクリスマスイブの今井美希を思い出して泣けた
雰囲気映画だった!!
水道を止めて回るという独自性を感じたのは最初だけで、岩切の抱える問題や幼い姉妹を救ってやらないといけない事も、何か雰囲気描写に徹しているように感じました。ラストで姉妹が施設に入る事になった時も、あの母親が不在で省略し過ぎではないでしょうか。「テロ」描写もかなりショボいですが、何か凄い怒鳴られたのが印象的でした。
昔にもこんなドラマあったね♥『同情するなら金をくれ』
・行政に於ける執行官が個人情報を吐露する訳が無い。
・同情して子供達にアイスキャンディーを買ってあげるのは、個人的な利益供与で、法律に抵触する重大な違反行為。判明すると最大、懲戒免職になる。どんな執行官でも、コンプライアンス教育で、最初に教わる。
・『水を無料にする為に“テロ“を起こす』気持はわかっても、その表現は無神経過ぎる。
・描かれる貧困や不幸は鬱陶しく不自然。そして、役者のイメージで善人を繕っている。それが不自然ゆえ、リアリティが大きく欠ける。
・水道の行政官の問題以前に、福祉課の手抜きよる作られたストーリー。
・知り合いで水道、電気、電話止められて、悲観してこの世を『おさらば』した奴知っている。
・問題は解決されたのか?雨が降れば良いと言う問題ではあるまい。
・炭酸ガスが増えれば、地球がドンドン暖かくなり、海面が上昇するくらい雨が降るんじゃない?!
・日本は幸せな国だね。
水は自ら流れを変えられない
水道局職員の岩切俊作(生田斗真)と木田(磯村勇斗)の二人の会話や、仕事中の滞納者とのやり取りのシーンが面白い。
しょぼいけど思い切った行動に出た岩切が、少しだけど世界を変えた。
公園で恵子と久美子も闘いに参加したシーン、感動して涙が出そうになったけど、私の代わりに劇中で久しぶりの空からの涙。
ネグレクトの小出ファミリーの3人(恵子、久美子、その母親)も、放っておけない魅力がある。小出有希(門脇麦)が「水の匂い、鉄と火の匂い」に言及していて面白い。
タバコの匂い、プールの匂い、雨の匂い、鉄もなんとなくわかるが、水と火ってどんな匂いなのか知りたい。
岩切または木田が恵子と久美子の親になってプールどころか海水浴にでも連れて行くというラストになるのかと思った。そして匂いも変わってハッピーエンド...しかし、そうならなかった。
視聴者は、視聴中の映画の流れを変えることはできない。
今作は現実的というかリアルな結末に落ち着いた。
現代社会を風刺しているような深みがあり、それを楽天的に明るいテイストで前向きになれるストーリーに仕上げている。
潤わないと…
人間は水がないと死んでしまう。映画は文字通り、毒親の家の水道水を止めたことから、そこで暮らす二人の小さな娘達の生活が蝕まれていく。心も体もカラカラに。。終盤までは是枝作品のテイストだったが、生田斗真が吹っ切れてというか、イッてしまって、からは雨も降り、娘たちも生活保護へ、自分の息子達も戻って来るというハッピーエンド。尻すぼみもあるけど、見ていている側もずっとカラカラだったので、これくらいで終わるのが良かった。単純に水の大切さが分かるし、水道止めるって辛い仕事だなと。
妹かわいい
隣人役の柴田理恵さんに対して、姉がバケツの水かけて反発。何で頼らないんだろう、と思った。
私には水道が停まる程の経験がないから理解出来ないんだ。『大人たち嫌い、妹と2人で生きてく』みたいな台詞、こんな心境になってしまう状況がとても怖い。
姉役が素晴らしいのは勿論だが、妹役がかわいい。ずっとかわいい。アイスのあたり棒を母親にとっておこうとか、せつない。苦しくなるストーリーの中、妹のかわいさが救い。
❇️人としてやるべき事をやると逮捕されてしまう矛盾と世の怖さ
渇水
🇯🇵群馬県前橋市
どこもかしこも、水不足の夏季の年
国は節水命令を発令していた。
水道局の集金で支払が4ヶ月滞納すると水を止める仕事をしていた。
止められる市民の事情、そして止める職員。
各々の葛藤と苦悩し結末はどうなるのか?
❇️人として人間としてやるべき事をやると逮捕されてしまう矛盾と世の怖さを感じました。
◉74D点。
★彡姉妹が実に可愛い。親は本当にヤバいマジで死んだ方が良いと思う。
1️⃣姉妹の二人が本当に良かった。⭕️
★彡演技を超えたなんか二人の関係や心の動きとか凄く伝わりました。
また、髪の毛が徐々にくっついていく感じが、
時間の経過や苦悩を表していて良かった。
2️⃣小銭の音や蛇苺の実が切ない。😢
★彡小銭を少しでも払おうとする娘達に感情移入してしまう。
3️⃣水不足をダシにした主人公の成長劇⭕️
★彡伝えたい事が解って、凄く良かった。
リアリティ不足とかご都合主義などは目をつぶれると思いました。
🈲ネタバレ保管記憶用
ウチは妹がいて母ちゃんが仕事をしている間、家のことはうちがしていたんよ。
今年の夏はめちゃ暑いさかいに、節水命令が発動。
母親があんまり良くない仕事をしている事や、父親は何処かに行ってしまったことは知ってるさかい。
妹には誤魔化しながら父親の事は帰ると伝えていたんや。ホンマ堪忍してな🙏
母ちゃんが最近約束を守らへんし、家に帰ってこなくなった。
水も止められ、お金も無くなった。万引きや公園で水を確保していたんやけど、ウチも限界やねんな。
ある日万引きしている所を店に見つかってしもうたんやけど、水道業者のにいちゃんが金を払ってくれたんよ。
ウチはもう大人を信用でき無くすかんので、にいちゃんにキレたった。
にいちゃんはウチ達を連れて節水している公園で、水を使いまくって遊びまくった。
近所からの通報でにいちゃんは逮捕された矢先に今まで全く降ってなかった雨が降った。
奇跡やねんな。マジぶるったん。
にいちゃんは神やな!ウチ達は最強の救世主だと思ったんよ。
ウチ達は国の保護施設に入れられて、不安やけど、奇跡を起こせた事を信じてぼちぼち頑張る事にしたった。しらんけどな。
にいちゃんありがとうな。
姉妹が欲しかったもの?水❓違う⁉️
前半は、良かった。
主役は水道局に勤める職員岩切。
水道局の仕事がメーターを計るだけでなく、
停水執行という仕事があり日々行っていることがわかった。4ヶ月料金滞納した家と連絡を取り、払う気配が無い家庭の水を止める。
金を払わぬ方の落ち度であるにも関わらず赴いた者に怒鳴りなじる姿が描かれていた。
仕事とはいえ人によっては精神的に辛い仕事となることもあるらしい。
主人公の岩切は、その点仕事と割り切り停水執行を着々とこなす日々を送っていた。
後輩の木下と二人で廻り滞納する女性に生活保護を勧めても実家に連絡が行くのを嫌い応じない。船乗りだった夫が失踪し二人の姉妹を育てていた。
連絡が無いので改めてその家に執行に行くと、
母親に置き去りにされた姉妹二人がおり事前に水を貯めさせ執行して帰る。
岩切は、家庭の問題も抱えていた。妻が息子を連れて実家に帰ったままなのだ。
一度実家まで行ったが、妻に
「あなたといると息子まであなたと同じ表情になっていたのがここだとまた違う。」と言われ、息子を海に誘っても断られて帰る。
あの二人姉妹の母は、新たな男と一緒のようで娘たちのことなど頭には無く、一旦荷物を取りに帰りまた出て行く。
偶然その際出会した岩切に諭されるが、聞く耳持たず。
日照りが続き、水が出ず、お金も無い姉妹。
夜公園で水を汲み、姉は万引きを繰り返す。
スーパーで捕まえられそうになるが。たまたま見かけた岩切に助けられそうになった挙句、逃げ出した。
日照りも暑さも続き自身の家庭不和にもイライラし、姉妹の惨状を見るにつけ、爆発。
公園の止水栓を解除して水を撒き散らし姉妹と水を被って悦にいっていた。
するとやっと恵みの雨。
喜ぶ岩切と姉妹。
水道局の人間が止めに来たのに暴力で抵抗。
警察に届けられ、拘置所行き。
上司が退職願を書けと言いに来る。
そのわりには気楽に職場に片付けに来るが、
木下にアイス食べながら結婚すると聞かされ、
自分の机の上には金魚鉢。
姉妹が届けに来たらしい。
姉妹は施設に行くこととなり待っているように言われたにも関わらず外で踊りだす。
息子から電話で「海に行きたい。」と言われて
顔がほころぶ岩切だが。
岩切が拘置所を出て職場に行ったあたりから
姉妹が施設の職員を待たないことも、
あんなに硬化していた息子から突然の電話
が説明不足な気がして残念だった。
なんも残らん
題材は全部リアルと言うかシリアスなのに、描写がシリアスでもファンタジーでも無い。
水鉄砲の子供はなんなん?
雨が降らない灼熱状態で、電気と水を止められている幼い姉妹だけの暮らしで、水だけが問題になってるけど、とっくに熱中症や餓死の問題が来る筈なのにそれもなく、水道局の人間が福祉課にも連絡入れないってガバガバな設定。
最後、公園の水出す意味もなぁ。いっそのこと、高校生くらいを主役にして、本当にダムにテロをか起こす位の方が話としては良かったな。
役者は悪くないのに、ここまで駄目なのも珍しい。
柴田理恵以外褒めるところがない
【良かったところ】
柴田理恵
【気になったところ】
それ以外
以前児童福祉関係の仕事してました。夏休みだから仕方ないんかなぁ…と思いつつシングルマザー、夜間放置、水止められそうなほどの貧困って時点で課同士で連携して動かんかい!
彼氏が観たいというので付いていきましたが、「感動したわ〜」って言ってるのを聞いて別れました。
つ、つまんない…
全体的に散漫。何を一番描きたいのかよく分からないし、何も胸に迫ってこない中途半端さ。登場人物のバックグラウンドは何となく推測できるのですが、はっきり描かれていないので弱い。生田斗真が最後開栓し、公園で水を撒き散らすのもひどい。いい大人が作るにはあまりにお粗末過ぎるエピソードでシラけてしまいました。ちょっとメルヘンチック過ぎて…見て見ぬフリしたくない場合こうはならんでしょ…子役の演技も好きではないです。大人があれこれ演技指導して大人の手垢まみれって感じがしてしまった。あれは子どもというより、「大人が求める子ども像」って雰囲気。冒頭から子どもたちのシーンやセリフが非常にわざとらしく、大人が書いたシナリオを言わされてる感があり過ぎました。あと、例えば蛇イチゴ、いつまで触ってるんだろう?尺が長過ぎて不自然です。せっかくの小道具が生かし切れず。細かいところが色々雑です。
良い題材だと思うし、もっと良くできそうなのに残念。カラカラに乾き切った感じが足りないのよ…。原作は違うのかも。
姉妹役が好演!!ヘビイチゴ…
水道局員が主人公の映画。
水道費を滞納する人の家を訪問して、水道を止める日々。
日常の中でなかなか知り得ないことなので、面白いテーマだと思います。
特にネグレクト気味の母をもつ姉妹役の2人がとても素敵な演技です!!
ヘビイチゴのシーンがうるっときてしまいました。
そんな中、主人公が流れに逆らって、水道を開けて姉妹をすくっていくわけですが…
公園の栓をあけて水浴び…
何がしたいのかちょっとよくわかりませんでした…
全52件中、1~20件目を表示