渇水のレビュー・感想・評価
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水だって、本来タダでいいんじゃないですかね?
有料パンフありきの作品は困ります💦
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この日は「怪物」との2本立てでした。
鑑賞する順番を間違えてしまったとしか
言いようがありません。
「怪物」のあとの「渇水」では正直雲泥の差です。
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ただ、こちらの子役2人も抜群にうまいです。
お姉ちゃん(山崎七海)の健気さと
妹(柚穂)の天真爛漫さ
若い母親(門脇麦)も必死なんだろうけど
救われません。本当に…。
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他の方のレビューをみると、有料パンフ在りき。
作品を観ただけでは全背景や
制作意図も掴むには難しいとのことでした。
有料パンフを買う習慣がないので、パンフ在りきの
作品を作られると降参です🤣
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死んだような目をした岩切(生田斗真)が
なぜ急に姉妹を助けようとしたのかが
気持ちの変化が全くわかりません。
それもなんの解決にもならない中途半端なもの。
一瞬気がふれたのかと思うその行動の意味も
わからないです。
「怪物」は色々考察が楽しい作品でした。
ただ、こちらは考察のし甲斐がないなぁ。といった印象。
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この日、お客さんが年齢層が高めでした。
何故ここで笑う?というシーンがいくつかあったんですけど
ご覧になられた皆さま、笑うポイントありました?
自転車二人乗り、万引、不法侵入姉妹
子供達を救済することで、自分を救済するお話
東京、本日曇り。
と思ったら、途中から雨になりぴえん。
単館作品だよなと思つつも、ご近所全てシネコン上映。
これまたぴえん。
思った以上に子供達が痛々しくて、もう少し早く救済してくれと思い観てたが
考えてみれば、これは「怪物」と違い、
子供がメインではなく、生田斗真くんがメインの物語。
子供達を救済するというていで、
過去と今の自分を救済するのだから、救いが遅くなっても仕方ないのか。
その割には子供達がメインに進んでいくものだから、なんか全体ぼやけてしまった感じが…もごもご。
門脇麦ちゃんの湿っぽさ、磯村くんの等身大なお芝居。
いつも好きです。
水道局員の家族関係についての描写は不要だったような気がする。もうす...
水道局員の家族関係についての描写は不要だったような気がする。もうすこし水道を止める仕事についての掘り下げがあっても良かったかも。それにいくら、雨が降っても水道料金の延滞が免除されるわけではないのだ。水道料金は設備を維持管理するための費用だということがどうしてわからないかなあ。水道料金を払いたくない人は、雨水を貯めてそれを使わざるを得ない(そのためのタンクや配管や衛生管理費を自腹でやるというのがいかに大変か)。昨今、水道事業を民営化するじゃせんじゃの話が出てきているが、人間の生命に関わる事業は民営化には向かないんじゃないかなあと思う。
生命線である水道を止めるという仕事
姉妹の好演が光る。
生きとし生けるすべてのものにとって最も大切なもの。それは「水」ライフラインの最後の砦である水を止めるということは即ち命に直結する。日照り続きの乾いた街で水道料金滞納者に対し粛々と停水を執行する水道局員たち。
自らの生い立ちや現在の家庭に問題を抱える表情まで乾ききった掴み所のない水道局員の岩切。岩切が出会うネグレクトにより2人だけで生きる幼い姉妹。全て分かっている姉と純粋な妹。まるで現代の清太と節子のようです。岩切が起こした真夏の暴挙。恵みの雨がもたらすものが希望でありますように。そう信じたいラストだった。
16ミリフィルムで撮影された本作。ザラザラとした質感がテーマによくマッチしていた。いろんな方が出演してますがせっかくの門脇麦なので、姉妹と母のストーリーをもっと見たかったかな。
渇いた心を潤すものは何なのか。
初日舞台挨拶の回を鑑賞。
16mmフィルムでの撮影とのことで、設定は令和ながらも昭和の映画を観ているような感覚に陥る。それがジリジリとした暑さを感じさせ、渇いた街や人を上手く表していた。
長期滞納者の水道を止める業務を行う水道局員と、水道を止められた姉妹。
人形のように感情のない目をした先輩生田と、人間味ある後輩磯村のコンビが良い。
姉妹役の2人は芝居が凄く上手いというわけではないのだか、作り込みすぎていない感じで、長女の表情や目力には惹きつけられる。
大きな事件が起きたり、どんでん返しがあったり、感動的な出来事がある映画ではありません。
でも、小さなことでも自分が行動を起こすことで、たとえ問題が解決しなくても、もしかしたら何かが変わったり、誰かが救われることがあるのかもしれない。
そう思わせてくれる作品でした。
共感しました
河林満さんを思い出させてくれる秀作!
渇水というテーマですから、太陽がギラギラ輝いているものと想像していましたが、画面はとても穏やかで色彩が抑えられていたのが、独特の雰囲気を醸し出しておりました。映像では出演者の顔のアップがとても多く、表情で心の渇きを表現しようという試みが切々と伝わってくるようでした。河林満の作品は、30年前に上梓されたものですが、立川市の市役所時代の経験が下敷きになっているとはいえ、令和の時代でも、観るものに訴えかけてくるものは、ほとんど違和感がないストーリー展開です。貧困、家庭不和、不幸の連鎖、理不尽な仕事の執行は、今だに常に私たちを取り巻いています。それは、人間が生きて行く上で、避けて通れない事象なのでしょう。この作品では生田斗真が、理不尽に水道代を払えない人たちの「停水執行」を、極めて事務的に行う中で、多くの人々の罵詈雑言、悪口、暴力を受けることによって、どんどんと病んでいきます。また、自らの家族の不和、育児放棄された姉妹の苦悩などが積み重なり、ついにストレスが爆発します。その小さな反乱は、姉妹の「大人や社会が大嫌い!」の言葉が引き金となりますが、姉妹の社会に対する不満と生田斗真の不満が、化学反応を起こしたようなものでした。小さなテロは、あっけなく終焉しますが、その時になんと日照り続きの大地に雨が降ってくるのです。それは渇水が満たされていく吉兆のような展開でした。このシーンが一番の見どころなのかもしれません。そして、やがて姉妹も生田斗真も希望の未来へ走り出します。不幸に見えることも、必ず温かい春が来るということを示唆しているようで、穏やかな感動に包まれました。
早く見に行って下さい
何故か上映される劇場が少ない、しかし見に行きました。姉妹泣けますね、特にお姉ちゃん抱きしめたくなります。生田斗真君は今回リアルに共感できたし、磯村君は可愛いし売れっ子なはず。見に行く映画全て出てますもんね、応援してます。物価は上がっても給料上がらず、うさばらしに公園の水ぶちまける気持ち解ります。是非とも早く見に行って下さい。
プール、水、鉄と火、タバコ、そして、雨、の匂いがします。
勘違い映画
謎が多過ぎて良く解らない映画。 本年度ベスト級。
ぶっちゃけ全く心に響かず。
多分、登場人物の心を「渇水」に比喩させた感じの作品だったけど満足度は低め。
役所に勤める生田斗真さん演じる岩切。
水道料金未納な家を周り、料金の催促や停水を行う展開。
未納の家の人達が皆逆ギレするワンパターンな展開に飽きる(笑)
お目当てだった門脇麦さんは謎多き母。
何かあるかと推測するも、知らないうちにフェードアウト?
お化粧姿は綺麗だったけど、もう少し彼女のストーリーを加えて欲しかった感じ。
彼女の2人の子供達は頑張って演技していたと思います。
特に長女の表情は良かった。
でも、その姉妹の結末も何だか微妙な感じだった印象。
女房、子供と別居中の岩切。
終始、笑顔が無くまさに心が渇水状態。
その流れを変えようとする行動も何だかショボい。
ラストの電話もどうしてそうなったのかも良く解らず。
流れを変えた行動がそうさせたのかとも思えず呆気ないラスト。
自分は水の匂いがするのか?
気になります( ´∀`)
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