「生命線である水道を止めるという仕事」渇水 ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)
生命線である水道を止めるという仕事
昔の音楽仲間に水道局勤めの人が居たんですが、とても感じの良い人で、家庭も円満そうでした。どんな業務内容か聞いておけばよかったですが、延滞料の督促と停水執行(水の元栓を締めちゃう)を専門に行う部署があるのだとしたら、そこで働くのはストレスが溜まりそうです。
生田斗真さんは、生い立ちの負い目で妻と子供への向き合い方が分からない男を好演していました。磯村勇斗さんも女の子たちもとても良かったです。
社会派ドラマかヒューマンドラマか、どちらかにもっと寄れば、より素晴らしい作品になったんじゃないかなと思います。
でも金魚の行き先をちゃんと考えてくれてありがとう。
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kazzさんのコメント
2023年7月18日
金魚の行き先…そこに共感できる繊細さが、ゆり。さんの映画の観方なんですね。
この映画は中途半端さが気になって、私は評価低めですけど、いい場面もたくさんありました。
Bacchusさんのコメント
2023年6月8日
実際にも水はそう簡単に止められないと高を括っている人が結構いそうですよね。
自分だったらそういう人の場合は気兼ねなく執行出来そうですが、本当に困窮している家庭に対する場合はストレスがたまりそうだなと感じながら観ている中でのクソガキ登場でしたw