「水は低い方に進む。」渇水 SUZUKI TOMONORIさんの映画レビュー(感想・評価)
水は低い方に進む。
今回は監督でなく企画プロデュースの白石和彌。彼が監督してたらもっと毒入れたろうなあとハードなのも觀たいなあと思ってしまった。だが、抑えたこの脚本も良かったとも思う。
水は低い方に進む。流れるようにというよりは、何も考えずに、というよりは思考を遮断し反射的に仕事をこなしていた岩切生田。感情が徐々に貯まりそして溢れ、ダムが決壊する。抑えた演技がいい。
大画面映えが足りない。映画館で見て欲しいと書きにくい。でも興行的に成功してほしい。次の脚本/次の監督作品が観たい。
藤島ジュリーK.さん含め制作が5人もいるんですね。
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