デューン 砂の惑星 PART2のレビュー・感想・評価
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おもしろかった
パート1から時間が開いていたので復習してから観ようと思っていたけど、時間がなくて振り返らずにスクリーンへGO!
結果、観ながらいろいろ思い出してきて、あ~そうそう、スキンヘッドの宙に浮かぶマツコさん!とか考えながら違和感なく没入できました。
前作で割と厳しめの評価が多かったけど、ワタシ的にはかなり楽しめて、今作もやっぱりおもしろかったですよ。
なんといっても画が綺麗!ドゥニ・ビルヌーブの世界観なのかもしれないけれど、いろいろなものがよく作りこまれていると感嘆しきりです。IMAX鑑賞だったので音も相まってスクリーンに引き込まれます。ただ、砂の中での戦闘シーンが多いせいか、誰が誰だかどっちの側の人なんだーい?って、置いてきぼりにされるシーンもありました。
あと、3時間ほどの上映時間の公判でややだれ気味になった感もありますね。
それでも面白さのほうが勝り、満足でした。
それにしてもエンドクレジットを眺めていると、ティモシー・シャラメ様専属のシェフまで大きく名前が出てくるのが、なんかすごいなぁなんて変なところで感心してしまいました。
宿命と権力
2024年。ドゥニ・ビルヌーブ監督。SF大作の第二弾。突然の襲撃による一族絶滅の危機から、母とともに逃げ出した青年は、砂漠の民に迎えられ、次第に彼らのなかに伝わる「救世主」に擬せられていく。香辛料の独占を狙って惑星支配をたくらむ宿敵に対してともに戦ううちに、不思議な力によって、過去の因縁や未来のビジョンが見えるようになり、自らの宿命を受け入れて宿敵の背後にいる皇帝権力の簒奪まで目指すようになって、、、という話。
香辛料の争奪や砂漠の民の救世主思想などは現実の世界政治の力学を踏まえているようにもみえる。血縁によって大いなる力に目覚めることで、恋人との現実の関係を諦めて治者たらんとするところなどわかりやすい貴種流離譚でもある。つまり、現実的でありつつ神話的である。決闘から大規模な戦闘まで、地中の巨大なワームを乗りこなすことも含めたアクションも満載。
監督独自の「宇宙の音」ともいうべき重厚な音楽と、巨大な軍事的な乗り物の静かさや動きの遅さが、壮大で運命的な物語を盛り上げている。
ダイナミックで繊細
映画館で見よう
You Tubeまとめ動画で予習しただけ
スパイス
フランクハーバートの長大な原作を、ここまで映像化した
Dヴィルヌーブには敬意を表する。大作であり、見応えもある。
パート1が序章であった、ということを差し引いても私には少し冗長、かつ物語の起伏を感じにくかった。
比べて今作はストーリーが駆動し、一定の起承転結にまで至っており、冗長さを感じることはなかった。
私は今やカルト作ともいわれる、80年代デビッドリンチ版デューンも好きな者である。
さまざまに酷評され批評、興行、原作ファンからも失敗作であるといわれたいわくつきの作品。
あのAホドロフスキー監督も完成した映画をみて、ひどくて安心した、なんてコメントしたそうな…
しかしながらリンチの味が色濃く出ているし、映像的にも面白くみられる。ストーリーの粗さや、編集面での様々な問題などあれ、悪くないと感じている方もいるのではないだろうか。
さて今作
原作未読ながら、かつてリンチが映像化した物語の理解が一定程度深まり、壮大なスケール感、音響の体感的感覚、没入感は凄まじい。VFX、音響技術などの進化がこの映像を可能にしたのだろう。
ストーリーとしては典型的な貴種流離譚。長大な原作初期部分を映像化している。
原作者Fハーバートものべているが、アラビアのロレンスも参考にした、と。今観ると中東イスラム世界、欧米アメリカ帝国?的世界の争いに複雑な集団が絡み合う権力闘争。
救世主伝説、宗教間闘争…などが入り組んでいる。
確かに映像化するには相当な手腕、力量の監督でないと難しいだろう。シナリオ創作も困難を極めたに違いない。
そこに、メランジと呼ばれる香料をめぐる争いまで入り、
なんと壮大なスケール。原作はSF小説でありながら全体文学小説的。未読ながら…そう思う。
自分が少し物足りなく思うのは、素晴らしくリアルな映像でありながら、洗練されすぎている気がしてならないこと。
それは人物描写にしても。
リンチ版が強烈にインパクトを残しているのは、そのシュールレアリスム的な表現。人物描写、醜悪、露悪的描写…
アトレイデス家、ハルコンネン家、砂漠の民フレメン、ベネゲセリットの魔女たち、皇帝一族…
今作のキャストも素晴らしい。Tシャラメ、ゼンデイヤ、Lファーガソン、ジョシュ・ブローリン、クリストファーウォーケン!ハビエルバルデム…一流のキャスト
シャーロットランプリングもいた
ただ、インパクトが弱いと感じるのは求めすぎか…
リンチ版のハルコーネン男爵役、狂気の甥フェイドラウザのスティングも、今作オースティンバトラーに比べてインパクト大。
スティングってミュージシャン…
ヴィルヌーブ監督の、ミニマリスト的表現も影響しているのだろうか。
人物のアクの強さが弱い。必ずしもそれが必要だとは思わないが。
個人の好き嫌いといえばそれまでではあるけれど。
ヴィルヌーブ監督の名作SF
メッセージをみたら、これが監督の描写表現なのだろう。
しかし作品は大作でありながら、スピード感あり起伏もうまく使い、美しい描写も多く観ておくべき大作映画でしょう。
気になったのが、劇中で出てくる核弾頭。切り札としての武器だ、との表現だったがこれは現実世界を反映しているのか。
急げ❗これぞスクリーンで・・・
純然たる映像と音
デューンのパート1が残念だったので、
パート2は観ない。
と、心に決めてたのですが、
ヴィルヌーヴ監督のインタビュー記事を目にしました。
そしたら
「良いセリフがあったという理由で映画を記憶しない。
力強い映像がある映画を記憶する。
対話シーンには興味がない。
純然たる映像と音、それこそが映画の力。」
なんていうものだから
IMAXで
映像と音を観に行きました。
パート1に比べると、物語に間延びもなく、予想外な展開もありーので、観終わった感想は
最高でした。ぷっふぁーでした!
これ、いろいろレビューをみると
原作小説は必須科目ですね。
原作を意識した映像と音なんじゃないかと...
パート3までには、原作読破!
課題ですよ。奥さん!
絶対IMAX 話が難しい🫠
前作を越えた
おもしろかった
前回同様、アクションシーンが
笑ってしまうほど面白い
なんだろう、この面白さ。
ただ砂漠だからなのか。
やっぱ非日常味わえるSFエンタメは大事。
と思いつつ、余りにもポールの独裁に対する
反対意識?みたいなのが薄くてやや引っかかった。
しかし、ピューもサドゥもゼンデイヤも
素晴らしく良かった。
それぞれがそれぞれのポジションで
重要性のある要素を担ってましたな。
レア・セドゥ登場した瞬間の安心感
あれなんだろうね。
あのシーンだけモノクロっぽくて、
とても好きなシーンでした。
2024年の映画史に残る美しさでは。
砂漠のオアシスでした。
ピューも良かったし、なにあの衣装。
SFでしか出来ない衣装たのしい。
そして、ゼンデイヤ演じたチャニ。
本気で最前線で戦う姿が凄まじくかっこよかった。
戦士チャニを全力で応援します。
あの人、誰よりも信条貫いてますもんね。
女は教団側に固まってる中で、
戦う姿をもっともっと見せてほしいですね。
DUNE3はゼンデイヤとピューを中心に、
女達の姿をもっと観たいです。
というか観れるよね、アニャもね。
殺伐としたやりきれない感情が残った
「スケール大きく」
絶賛?本当に?
原作未読です
DUNEの世界観は現代の延長上なんですよね?
だから核爆弾があるんですよね?
パート1は映画を1度観ただけでは、設定が全然わからなくてあまり面白さを感じることができませんでした
2を観る前に最低限の設定は勉強?しました
アトレイデス家の核爆弾がDUNEにあったことがちょっとご都合主義かなあと思いました
あれだけの爆弾を秘密裏に運ぶことは不可能なんじゃないかな
盆地の周りの山を奇襲攻撃したのは
核爆弾?
山を破壊する程の威力あるミサイルだけどキノコ雲はないし、放射能出てないみたいだし
でもあんなに強力なミサイルをフレメンが所持しているとも思えないし
そのあたりがよくわからなかったです
決闘シーンは一切の音楽がなくて息遣いに緊張感があって良かったです
妹はまだ生まれていないので、アトレイデス家が滅亡して9ヶ月くらいしか経っていないのに
起こっていることは目まぐるしかったです
子どもが一切出てこないのは何故なんだろう
というのが1番の違和感でした
小説が書かれたのが50年前なので
古臭さは否めないですね
砂の惑星が舞台のSF超大作
PART1において主人公ポールの属するアトレイデス公爵家は滅ぼされ、生きのびたポールと母は砂漠の民フレメンの助力を求めて危険な砂漠へ落ちのびた――
砂の惑星を舞台としたフランク・ハーバート著のSF小説の映画化の続編。
同じ原作小説を1984年にもデイヴィット・リンチ監督が映画化している。
内容はこれぞSF映画!といった感じで、
あのSF映画の金字塔であるスターウォーズにも影響を与えたとか。
巨大なサンドワームの住む死の砂漠とそこに産出される貴重な資源をめぐって
領主、皇帝、修道会など複数の勢力が入り乱れての陰謀と戦いの物語。
SFとしての世界観の構築もよくできておりなかなかに見応えのある作品です。
小説ではまだまだお話が続いて行くので
できればスターウォーズのように長編シリーズで見てみたい作品です。
映像と音響が良き
あっさりしすぎてるかも
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