デューン 砂の惑星 PART2のレビュー・感想・評価
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SF作品に興味がない人も楽しく鑑賞できる
2025年アカデミー賞技術部門にノミネートされている「撮影」「美術」「視覚効果」「音響」の視点で観るのも面白い。とにかく色が綺麗で、光を効果的に使っている。暗さにも奥行きがあってきれいな映像になってる。
ハテナ?と思う人は、砂丘で撮影してみるとわかる。
ストーリーとしては前作から鑑賞すべき作品です。
前作6部門受賞のようにフィーバーするか?
圧巻荘厳
砂の惑星アラキス。ハルコネン家の迫害を逃れたアトレイデス家のポールと母ジェシカは、砂の民族フレメンのチャニらに匿われる。ポールは、サンドワームを操る方法を学び、フレメンの伝説の救世主へと覚醒していく。やがて皇帝とハルコネン家がアラキスにやってきて、ポールはフェイドラウサと対決へ。
圧巻の映像、荘厳な雰囲気、ちょっとカタカナが多い、とパート1のテイストを維持し、かつ終盤への盛り上がりを楽しめました。ただラストに禍根を残し、次作もあるのか。
原作に忠実なのではないかと思いました。スターウォーズへの影響が、随所に感じられましたから。比べると、SWは、ロボットに異星人、敵の外見がわかりやすく、血沸き肉躍る、よりエンタメ色が濃いので大ヒットしたんだな。
タイトルなし
原作は未読、デビッド・リンチ版と前作は鑑賞済み。
映像が神秘的で兎に角美しい。真っ白な光に包まれた闘技場のシーンは特にヤバい。
スローテンポで尺の長い作品ではあるが、前作からの教訓から、そういう作品だと割り切って観ていたから、それほど苦ではなかった。
リンチ版だと結末では主人公の妹が4〜5歳位にまで成長していたけれど、本作では産まれてはこず、胎内からテレパシーみたいなので母親と会話していた。その事からリンチ版では数年続いた戦いだったが、本作では、ほんの半年程と短期間の戦いであった事が分かる。出会って半年、まだまだコレからだって時の恋人の前で、皇帝の娘との政略結婚を宣言する主人公。途中からはヒーロー物のように観ていた作品だったが、一気に政治臭の強い作品に逆戻りした。
主人公が救世主と崇められて幕を閉じたが、戦いが完全に終わった訳でもなく、何か不穏な物を感じる終わり方だった。原作は、続きが何冊も出ているようだけれど、どんな展開なんだろう?ちょっと量的にも読む気にはならないけれど気にはなる。ここは制作が決定している次作に期待。
リンチ版に出ていた皇帝にまで口出しするナメクジみたいな奴が出てこなかったのが残念。そう言えば声で攻撃する兵器も出てこなかった。
映像すごい
前作を上回る見応え
救世主と予言された男が
原住民と率いて支配者に立ち向かう話。
SF映画としてのアクションや映像美も良し。
主人公の成長(もしくは変貌)ぶりも良し。
様々な勢力、人物が絡み合う様相は前作以上。
リーダーや信仰心の恐ろしさという
深みもあってかなり見応えありました。
音楽も前作同様、世界観にマッチした重低音
響くものになってたのも最高です!
ただ序盤、中盤がかなり長めで
終盤の戦闘シーンが少なかったのが残念。
あえて人間ドラマを厚めに
してるんだとは思いますが。
とは言えスケールがかなり大きくなっていて
次回作への期待がかなり高まりました。
今作の新キャラは全員豪華だったので
そこも楽しみです。
前作の直後から始まるので前作の予習は必須です!
レベッカ・ファーガソン
圧倒的映像美
1をうろ覚えなので、画面で起こってる事に置いていかれそうになりながら必死に食らいついて行ったと言う感じだけど、主人公が自分の宿命を受け入れ成長して行く様、
砂漠をバックに立ってる背中がとてもカッコよかった。
まず驚くのは2はほとんど砂漠が舞台で
背景は変わらないのに全く見飽きないこと。
砂漠での戦闘も無重力になったり、
デッカいワーム、
砂漠での大爆発とか見応えがあった。
劇場公開の時に1を振り返って映画館に行くの面倒くさい
なと思って行かなかった事を悔やむくらい、
戦闘シーンは映画館の大画面で観たかった。
キャラビジュアルもカッコ良いし
キャスティングもめちゃくちゃ良い。
ジョシュ・ブローリンが出て来るところなんて
頼もしくて胸熱だった。
最後の戦闘シーンと決断
それによるゼンデイヤの切なさったらない。
やってる事は家族の復讐と単純なのに、
聞き馴染みのない単語や、
種族の宗教観がややこしくさせてるのが
もったいないと感じた。
ドゥニ・ヴィルヌーブファンとしては
シリーズものより単発ものをやって欲しいけど
まだまだ続きそうである。
臨場感と緊張感と没入感と満足感
Netflixの字幕付日本語吹替版をスクリーンで(130インチ、約2メートル離れた場所から)視聴。
今回、ジェイソン・モモアが出演しないのは残念ですが、チャニの台詞が沢山あるのでプラマイゼロだと個人的に思っています。
チャニの日本語吹替をした内田真礼さんは『非公認戦隊アキバレンジャー』(戦隊マニア向け実写ドラマ、2012年放送)でハカセ役で出演していました。現在も声優として歌手としても活躍しています。チャニに扮した女優も『グレイテスト・ショーマン』で大活躍していました。
何よりも、主人公のポールの活躍とその母レディ・ジェシカのシーンが楽しくて、砂だらけで単調な筈の景色も飽きず、あり得ないようなSFなのに没入していました。戦闘シーンも迫力がありました。臨場感や緊張感が圧倒的で素晴らしい体験でした。展開が読めず程よく難しいというところも醍醐味で、全く退屈しませんでした。前作同様満足度が高いです。
パート2です。
凄い!凄いよ!でも陰気クサくて…辛い!辛いよ!
新たな敵? 領主連合ってなにぃ?
乗り切れない空気感
まさに青本の扉絵の世界が!
IMAXの威力まざまざだが、
Part1 は派手な映像の割には退屈なストーリーで、「もう、続きはいいかな」と思っていたのですが、Part2 の更にド派手な予告編にそそられて何と数年ぶりの IMAX での鑑賞に臨みました。
いやぁ、やはり追加料金 +500円 取るだけの事はあるなぁ。髪の毛も震動する大音響と大画面のIMAXの威力をまざまざと見せつける迫力映像を堪能しました。Sand Worm が出て来るのはいつかいつかとドキドキしてしまいます。
でも、物語は「ああ、やっぱりな」程度でした。名家の相克、血筋、復讐、救世主、そして最後はチャンバラで決着の定食コースです。これは言っちゃいけない事なのでしょうが、あれだけの最新鋭の兵器が数多くあるのに、なんで刀を振りかざしての白兵戦になるんだ? 欧米人は本当にこんなお話が好きなんだなぁとややゲンナリしました。ただ、世界中の映画ファンの皆さんには内緒ですが、僕は「スター・ウォーズ」もあの古臭いお話が苦手で全然好きになれないので(と言いつつ6エピソード分は観ているのですが)、その分は差し引いてご判断下さい。
でも、チャニの今後には豊かな物語性がありそうなので、Part3も観てしまうんだろうなぁ。
2作合わせて上映時間実に5時間半。壮大なスケールのSF叙事詩としては、カットすべき部分はなかったですね。
本日は早稲田松竹さんにて『DUNE/デューン 砂の惑星 PART1』(2021年/155分)『DUNE/デューン 砂の惑星 PART2』(2024年/166分)の豪華2本立て(1,500円)上映!
チケット販売は当日の窓口のみで開館前から並びましたが何だかオンラインが無い学生時代に戻ったようで懐かしいですね。
2本合わせて上映時間は5時間半!本日はどっぷり「砂の惑星」の世界に浸りました。
『DUNE/デューン 砂の惑星 PART2』(2024年/166分)
クリストファー・ノーラン監督も述べているように『スター・ウォーズ』シリーズで例えると“帝国の逆襲”。主人公アトレイデス(演⁻ティモシー・シャラメ)が預言者(救世主)として覚醒していくさまは高揚感があって良いですね。
また主人公の出自の真相、政治ドラマとしての盛り上がりも良かったですね。
作品としては一応の大団円、区切りはついてますが、PART3「砂漠の救世主」への期待感を高めるラストになってました。
PART1、PART2合わせて上映時間実に5時間半。鑑賞中は気が張っておりぐったりでしたが、壮大なスケールのSF叙事詩としては、カットすべき部分はなかったですね。
これはPART3も楽しみです!
唯一チャニだけ
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