デューン 砂の惑星 PART2のレビュー・感想・評価
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おもしろかった
前回同様、アクションシーンが
笑ってしまうほど面白い
なんだろう、この面白さ。
ただ砂漠だからなのか。
やっぱ非日常味わえるSFエンタメは大事。
と思いつつ、余りにもポールの独裁に対する
反対意識?みたいなのが薄くてやや引っかかった。
しかし、ピューもサドゥもゼンデイヤも
素晴らしく良かった。
それぞれがそれぞれのポジションで
重要性のある要素を担ってましたな。
レア・セドゥ登場した瞬間の安心感
あれなんだろうね。
あのシーンだけモノクロっぽくて、
とても好きなシーンでした。
2024年の映画史に残る美しさでは。
砂漠のオアシスでした。
ピューも良かったし、なにあの衣装。
SFでしか出来ない衣装たのしい。
そして、ゼンデイヤ演じたチャニ。
本気で最前線で戦う姿が凄まじくかっこよかった。
戦士チャニを全力で応援します。
あの人、誰よりも信条貫いてますもんね。
女は教団側に固まってる中で、
戦う姿をもっともっと見せてほしいですね。
DUNE3はゼンデイヤとピューを中心に、
女達の姿をもっと観たいです。
というか観れるよね、アニャもね。
殺伐としたやりきれない感情が残った
「スケール大きく」
絶賛?本当に?
原作未読です
DUNEの世界観は現代の延長上なんですよね?
だから核爆弾があるんですよね?
パート1は映画を1度観ただけでは、設定が全然わからなくてあまり面白さを感じることができませんでした
2を観る前に最低限の設定は勉強?しました
アトレイデス家の核爆弾がDUNEにあったことがちょっとご都合主義かなあと思いました
あれだけの爆弾を秘密裏に運ぶことは不可能なんじゃないかな
盆地の周りの山を奇襲攻撃したのは
核爆弾?
山を破壊する程の威力あるミサイルだけどキノコ雲はないし、放射能出てないみたいだし
でもあんなに強力なミサイルをフレメンが所持しているとも思えないし
そのあたりがよくわからなかったです
決闘シーンは一切の音楽がなくて息遣いに緊張感があって良かったです
妹はまだ生まれていないので、アトレイデス家が滅亡して9ヶ月くらいしか経っていないのに
起こっていることは目まぐるしかったです
子どもが一切出てこないのは何故なんだろう
というのが1番の違和感でした
小説が書かれたのが50年前なので
古臭さは否めないですね
砂の惑星が舞台のSF超大作
PART1において主人公ポールの属するアトレイデス公爵家は滅ぼされ、生きのびたポールと母は砂漠の民フレメンの助力を求めて危険な砂漠へ落ちのびた――
砂の惑星を舞台としたフランク・ハーバート著のSF小説の映画化の続編。
同じ原作小説を1984年にもデイヴィット・リンチ監督が映画化している。
内容はこれぞSF映画!といった感じで、
あのSF映画の金字塔であるスターウォーズにも影響を与えたとか。
巨大なサンドワームの住む死の砂漠とそこに産出される貴重な資源をめぐって
領主、皇帝、修道会など複数の勢力が入り乱れての陰謀と戦いの物語。
SFとしての世界観の構築もよくできておりなかなかに見応えのある作品です。
小説ではまだまだお話が続いて行くので
できればスターウォーズのように長編シリーズで見てみたい作品です。
映像と音響が良き
あっさりしすぎてるかも
ビジュアルに全振りした素晴らしい映像美
至福の映画体験
まさに鑑賞中、至福の時を過ごした。本作の圧倒的な映像美とその迫力にただただ酔いしれた。劇場で映画を見るという喜びを思い起こさせてくれる作品、子供の頃のスターウォーズエピソード4を見た時のように。
一作目に続いて本作も、どのカットをみてもアート作品のようで、いままでこんなに美しいSF映画は見たことがない。強いてあげれば2001年宇宙の旅くらい。それくらいこのような作品にはなかなかお目にかかれない気がする。残りの人生であとどれだけ出会えるかな。
前作に続いて本作もIMAXにて鑑賞。というか本作を通常スクリーンで見るのはあまりにもったいない。スクリーンサイズ、音響設備が整った劇場での鑑賞が必須。鑑賞時、サンドワームが襲ってくる場面では地響きがそのまま客席に伝わって、自分がまるでそこにいるかのような錯覚を覚えた。
内容的には今回は原作の完結編に当たるので怒涛の展開を見せる。原作未読なため、あの人の出自が判明した時はかなり驚いた。
そして救世主が現れ、人民を率いて戦争するという内容は現代社会でも延々と続く宗教に端を発した地域紛争を思わせるもので結構奥深い内容でもあった。
戦闘シーンはスペースオペラと中世騎士道ものを足したような世界観なので、最先端の戦闘機による戦闘シーンや中世の合戦を思わせるようなシーン、そして一対一の決闘シーン、サンドワームの大群による攻撃など盛り沢山。映画のすべての楽しみが詰まっていた。
本作一本でスペースオペラ、芸術映画、アクション映画、文芸映画と複数の映画をいっぺんに見たような満足感。贅沢なひと時を味わった。そして見れば見るほど本作がスターウォーズやナウシカの元祖であることも分かった。
とにかく、このデューンの壮大な物語を忠実に再現した制作陣には感謝したい。そのくらい映像が本当に素晴らしかった。これは映像技術の進歩だけではなく、作り手の一貫した本作へのこだわりが生んだ結果だと思う。
いくら予算をかけても作り手の想像力が貧困だと興ざめしてしまったりするが、本作ではそのようなことは一切ない。安心してこの作品世界にどっぷりはまることができた。
現実にはない世界なはずのにその圧倒的なリアル感。そしてアクションや戦闘シーンの迫力。魅力あふれる登場人物たち。ロケ映像と全く違和感ないCG映像の融合で架空の世界が本当に存在するかのよう。デューンの世界観を完璧に作り上げた。
子供の頃からデューンのファンだったヴィルヌーブの細部にまでのこだわりが感じられる。まさに作品への愛が感じられた。
いわゆる世にいう駄作とは観客に対していいものを提供しようという気概が感じられないものをいう。たとえ拙いところがあってもそんな気概が感じられる作品は駄作とは言わない。作品への愛が感じられる作品は駄作ではない。そして本作はヴィルヌーブの作品への愛が詰まった作品。そんな作品を見られて幸せだった。
ハンスジマーの荘厳な音楽も映像と相まってより高い次元に作品を押し上げていた。鑑賞後は贅を尽くした一流シェフによるコース料理を堪能したような気分。たまにはこういう贅沢もいいかもね。
ヴィルヌーブやポンジュノ、お気に入りの才能ある監督たちが想像以上の作品を作り上げてくれてることに感無量。
本作がヒットしたので三作目が作られるのは確実だろう。また楽しみが一つ増えた。
ちなみに二つ右隣の席のおっちゃんはポップコーンをガサゴソ音立てまくって食べた末にいびきまでかく始末。IMAX料金払ってまで何してんのかなあ、サンドワームに食われればいいのになどと普段なら思うところ、本作への没入感がすごすぎて、不快な雑音もあまり気にはならなかった。
さあ、二回目はいつ見に行こうかな。
劇場でみるべし
本物のSF大作
BESTIAで鑑賞
スター・ウォーズを踏襲する作品というイメージでした。
良かった所はたくさんありますが、一番を挙げるなら音楽?というより音響(音楽も含む)と言った方が良いのでしょうか。
一作目は正直、見てなかったのでアマプラで事前鑑賞してから見に行きました。
一作目を見ているときにも感じたのはBGMが荘厳とでもいうのでしょうか、自宅TVでもそう感じたくらいなので映画館の音響では際立ってました。そういう意味でも映画館で見ることをお勧めする映画です。自分はBESTIAのコストパフォーマンス(価格と画面の大きさ)が好みなのですが、IMAXで見る価値も充分あるかと思いました。
他にもストーリーも良し、役者も良し、CGはもちろん一級品かと思います、なんというかテンポが良いんですよね、急いでないというかストーリーをじっくり進めてる感じ?
とにかくSFファンなら外せない作品で絶対必見という感じですね。
終盤の高揚感! 宮﨑駿の偉大さを再確認
パート1は2回観てもイマイチだったが、批評サイトの高評価を信じてパート2を鑑賞。大量破壊兵器の使用には若干辟易だが、終盤の高揚感には変え難く、鑑賞後の満足感は高い。
にしても、パート1・2合わせて300分超は長い。失敗作とされるリンチ監督作も137分、TV再編集版に至っては189分。一方、宮﨑版duneとも言うべき「風の谷ナウシカ」は116分。砂漠が舞台。主人公が属国の王子王女で、伝説の救世主。序盤で父が殺される。巨大生物の登場と兵器利用。1982年から連載が始まったナウシカが、1965年に発表された小説「デューン砂の惑星」の影響を受けてないとは言い難い。ただ、環境汚染を象徴する腐海や、金色の野に降り立つ伝説の演出などオリジナリティは高い。いずれにせよ2時間弱のアニメで、5時間強の実写以上の興奮を味合わせくれた宮﨑駿のストーリーテリングの巧みさに、改めて感謝。
予習した方が良い
60年前の原作を現在の世界情勢に紐づけて提示する手腕は見事だ。
正直に言うと、この映画の素晴らしい要素(映像美、壮大な空間、ハンス・ジマーの音楽、重量感のある機械など)は、前作ですでに登場しており、2作目になると前回ほどの感動はなかった。同じ映画の続編だし、舞台も同じ惑星だからそれはいたしかたない。
映画の冒頭、「ワーナー」や「レジェンダリー」といったロゴが映し出される直前に1ショットが挟まれる。シンプルだがかっこよかった。もしかしたら今回一番センスを感じたショットかもしれない。
本編は、前作でも感じたがプロットを消化することに重点がおかれており、かなりの駆け足で物語が進む。原作には登場していた人物やストーリーも削除されていた。
原作では砂漠のシーンが多かったが、それでも登場人物の心理描写が丁寧に描かれていたために、読む価値があると感じた。
映画版でも当然砂漠のシーンが多いのだが、プロットを追うだけなので、人物描写は深くは描かれず、正直退屈した。
ただし、オースティン・バトラーが演じるフェイド=ラウサ・ハルコンネンが登場すると、突然面白くなり、そのまま最後まで突き進んでいく。
オースティン・バトラーの演技がよかったのはもちろんだが、彼が登場するあたりから起承転結の「転」の部分に入ったからだろう。
原作は1965年に発表されている。ほぼ60年前だ。
そういう作品を現在映画化する必要があるのだろうか、という疑問はあった。
60年前には世に向けてなにかしらを問う意義があったのかもしれないが、はるか過去の話だ。
原作を読み終えていないので、映画だけの解釈になるが、ヴィルヌーヴは今このタイミングで本作を作る必然性を提示している。
まずは現在よく耳にする独裁者というキーワードだ。
本作に登場するハルコンネン男爵は、「地獄の黙示録」のカーツ大佐がビジュアル的なモデルになっているのは明らかだ。カーツ大佐といえば、アマゾンの奥地に自分の国を作った独裁者だ。「デューン」では皇帝という人物が上にいるが、ハルコンネン男爵という人物は独裁者のメタファーであると言って差し支えないだろう。
次に宗教。本作では宗教を利用して人心を操ろうとする描写がある(描写があるというか、そういう要素ばかり)。そして、信仰心を武器に敵と戦うという、今まさにこの世界で起きていることが描かれる。
戦争のつながりでは核の話題も登場する。遠い未来の、しかも地球でもないのに核があるのか、という疑問はあるが、それでも今の世の中で核の話題は多い。「オッペンハイマー」「ゴジラ-1.0」も核の話であることを踏まえると、メディアの記事で読む以上に核の不安は強いのだろうか。
いくつか気づいたことを羅列したが、このように60年前の小説を現代社会の問題に紐づけて提示できている点は評価したい。
さらに、「デューン」といえばもちろんデヴィッド・リンチの名前が出てくる。本作ではリンチへのオマージュらしきショットもあった。リンチファンとしてはうれしい限りだ。リンチが喜ぶかどうかは疑問だが。
製作費は288億円。興行収入は公開約3週の現時点で768億円。
ちなみに前作は製作費が250億円で、興行収入は600億円。すでに前作を越えている。
第3作の可能性も見えてきたのではないか。
このおとな向けのSF映画の次回作があるならば、それはそれで楽しみだ。
チャニの登場で前作よりも人間ドラマっぽくなっていて、でも壮大なSF...
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