デューン 砂の惑星 PART2のレビュー・感想・評価
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IMAXの画面がちっちゃい
原作は高校生の時に熟読しました。
きっかけは石森章太郎の挿絵が入っているからという不純な動機でしたが、その壮大な世界観に圧倒された記憶があります。
アラブ世界を下敷きにしてるんだろうなという感覚は何となくありましたが、今の現実世界の方がもしかしたら複雑怪奇かもしれませんね。
本編に関しては期待通りの満足度でした。
IMAXの画面が物足りなくなる程の情報量です。
昭和の映画館なら優に4倍のスクリーンはあったのにな。
そこで今の映写技術で観てみたい。
そう思いながら過ごした166分でした。
あえて不満を言うとすれば、惑星デューンの規模感と各都市の位置関係がイマイチわからなかったことと、「核」の存在でしょうか。
「核」という言葉を聞くと、感覚が現実に引き戻されます。
原作に「核」という言葉があったのかは記憶が定かではないのですが、遥か未来の世界ならば「核」を上回る兵器は当然開発されていると思います。
「核」の存在が当たり前になっている現代の公開だからこそ、あえて他の最終兵器に置き換えてもよかったのになと思いました。
IMAXの画面の大きさに物足りなさを感じたので、国内最大級と言われるグランドシネマサンシャインにまた観に行こうと考えています。
最後にひとつ疑問が。
サンドワームって、大勢が乗り降りする時に停まってくれるんですかねw
映像の美しさだけでも見る価値はあります
SFの魅力が詰まった美しい映画
「メッセージ」と「ブレードランナー2049」を見て、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作る美しい映像美に魅了されました。今回も、その映像美を大画面で楽しむべく映画館へ行きました。先に、パート1を見ることをお勧めします。
ストーリーは、わかりやすくて面白く、2時間46分が短く感じられました。美しいシーンが満載で、砂漠の世界へと引き込まれました。映画館の大画面で見られて良かったです。
会話のシーンや戦闘シーン、大人数の壮大なシーン等、バランスが良く、見ていてだらけることがなかったです。
いろいろな種類の飛行物体もデザインが素晴らしく、出てくる度にワクワクしました。砂虫の迫力もすごいです。
SF映画の傑作だと思います。パート3も、ぜひ、制作してほしいです。
濃密豪華絵巻に大満足
観終わってみると、前作パート1は静かなイントロだったと気付く。パート2で物語が大きくうねり始め、登場人物達の心象描写が胸に刺さる。人の善意と悪意、生と死、運命に立ち向かう人生。素晴らしい演出と美術。
父親を殺されたお坊ちゃんが、大自然と仲間たちに鍛えられ強くなって復讐に燃える、みたいな、ライオンキングなお話を予想していてごめんなさい。大味な大河ドラマを待ち構えていたら全然違った。見事な出来映えに気持ちが入り込んでしまった。ずーっと砂っぽい感じなので、入り込めない人もいるでしょうけど。密度の高い、大人の鑑賞に耐えられる映画でした。リンチもこれを観て嫉妬したのでは。
ジョシュ・ブローリン、バビエル・バルデムは何をやらせても良い。そういえば、2人はノーカントリーで共演した仲ですね。ティモシー・シャラメも若いのに頑張っている(インターステラーで息子役でした)。オースティン・バトラーの怪演(リンチ版はスティング!)は物語を大いに盛り上げた。
これぞ大作SF映画の醍醐味。敢えて文句を付けると音楽がヴァンゲリスの真似みたいで物足りなかったか。
原作はハヤカワ文庫で20冊以上出ているんですね。今度読んでみようか。
パート3も作るの?
映像はすばらしいのは間違いない
IMAXで鑑賞。
とにかく映像体験として、すばらしかった!
砂の描写やバトルシーンでその場にいるかのような臨場感でした。砂の惑星にまぎれこんだ気持ちになれます。
ハルコンネン家の闘技場とかも、縦の動きを見せてくれて、IMAXの醍醐味を堪能しました。
ただ終盤が物足りなくて、ハルコンネン家の不気味さ、怖さがいきなりなくなるんですね…。覚醒したポールが追い込まれるとかあってもよかったかと。原作の制約があると思いますが。
あと王として信奉するのに、不安要素がある描き方になっていますが、後味はよくない。惜しい作品だと感じました。
「ナウシカ」的な超大作
砂埃にさらされて喉が乾きます
1に続き、2も最高の出来栄え 見終わって茫然自失 今まで映画化され...
1に続き、2も最高の出来栄え
見終わって茫然自失
今まで映画化されるもこけてきたDuneだが、ドゥニ・ビルヌーブのおかげで、ようやく原作に忠実なストーリーを体験できて感無量
感謝しかない、本当に痺れます
妹がアニヤ・テイラーなんて次回作もやばい予感
今幸福感にあふれています
大迫力の音響映画
更なる続編も期待
1作目は劇場では見ていなくて昨年1月にVOD視聴。ただしこの時は面白いと感じられずに途中で止めてしまった。2作目公開の話題性に惹かれて改めて今年の1月にVDO視聴したら、まあ面白いこと。何故1年前止めた?考えられるのは1年前はスマホ視聴。今年はテレビ画面視聴ということ。スケール感ある作品にスマホはダメだね。で、待ち望んだ劇場公開。見に行く前日にPC画面にてもう一度前作おさらい。そして劇場へ。
ポール・アトレイデスのその後の顛末。中盤まではストーリーを丁寧に描いているため大きな起伏はないもののわかりやすい展開。その分クライマックスにかけての怒涛の流れは惹きつけられることこの上なし。魅力溢れる個性豊かなキャラクターの競演も見どころ。特にティモシー・シャラメ演じるポールの成長っぷりったら、1作目の冒頭と2作目のラスト比較したらすごいよ。良い役者さんだね。スピード感ある戦闘シーンや疾走するサンドワームにも圧倒。ハンス・ジマーが音楽を担当してるだけにエンディングテロップ中の音楽の余韻も含めて満足度の高いひと時でした。さらに急転拡大しそうな続編が待ちきれません。ヴィルヌーブ監督は3作で終わりと宣言しているがはてさて。原作の関係もあるものの個人的にはスター・ウォーズに比類するサーガに育ってほしいのだが。
IMAXで観たかった
砂、砂、砂
# 砂、砂、砂
とにかく見渡す限り砂だった。それが最初はつまらなかった。最初は辛抱だった。
# 戦車、戦闘機
すごく巨大な戦車とか、この世界独自の戦闘機とかが出てきて見応えがある。迫力はすごかった。TOHOシネマズの小さめのシアターで観たのだが、それでも体にズンズンと重低音が鳴り響いた。
天空の城ラピュタのバタバタみたいなやつも出てきた。
# モブ
多くの映画で遠景のモブはCGで作られており、あまりにも作りが雑で冷めてしまうことがある。いかにも作りものっていう感じがして。
だが本作では違和感がない。モブの群衆が作りものだという印象は受けない。それだけCGに力を入れた作品なのだということが分かる。
# 物語
よく言えば王道で悪く言えばありきたり。イメージだけで言えばスターウォーズ的。
シンプルすぎてのめり込みづらかったが、多くの群衆が主人公に「権力を移動」させる時のダイナミズムは良かった。
映画「ナポレオン」にも「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」にも権力移動のシーンが出てきたが、それを連想した。
# 3時間
ほぼ3時間の大作だ。観るのには勇気が必要だった。
自分的には映画のベスト時間は90分ぐらい。
ハリウッドの底力を見せつける超大作
前作が儲からないと本作は資金不足になり制作できないと
元々宣言していたのがよくわかるお金がかかりまくりの超大作です
デビッド・リンチ版しか知らないのでなぞらえてお話しすると
part1は「突撃」までも行きませんでしたから二部作では
絶対無理だと思っていましたがやはりトリロジーですね
ただし次回作も本作で資金調達ができるまでは確定できないという事でしょう
今回はスティングとの対決とその結末まで行きました
part3はいよいよ早送りダイジェストでなんのこっちゃわからなかった話
ポールの妹(なんとアニャ・テイラー=ジョイ)登場ですね
更にわざわざレア・セドゥが孕んだフェイド・ラウサの娘が絡む
全ての黒幕「教母」ガイウス・ヘレネ・モヒアムの陰謀とは!?
とにかくレビューを書くにも資料を見ないと憶えられない名前ばかりで
劇中誰の事だっけ?にならないよう名前はメモしていった方が良さそうです
ただし登場する俳優さんはおお!!の連続でこちらはなじみ深いので
役柄が分からなくなることはまずないでしょう
PART 1がイマイチだった人にも
前作が序章であったのならば、今作は本編の開幕!
私自身は前作PART1もアーティスティックでとにかく美しく、景色を見てるだけでも時間が飛ぶように進み大満足の作品であったが、日本での評価はあまり良く無かったらしい。説明が一切ない作りだったので、DUNEという作品自体への関心が無ければ意味のわからない単語が多く、一般ウケは悪かったのも当然といえば当然かも知れない。
だが今作では新しい単語は出てこなかった気がするので前作を経ていれば内容の理解は容易であり、何より大人数での戦闘シーンや砂虫ライドのシーンは迫力が凄まじく、追加料金を払ってでもできるだけ大きなスクリーンで観て欲しい作品と言える。IMAX、関東、関西に住む人であればIMAXレーザーGTの設備がある映画館へ足を運ぶ事がこの映画を鑑賞するための最善策であることは間違いない。
レビューとしては以上
以下、内容に触れつつ個人的感想
映像、音響は完璧だったのだがそれだけでは今作を語った事にはならない。それ以外に何が日本での評価を上げているのか?
それは魅力的なヴィランが現れた事であると個人的には思った。
敵方、ハルコンネン家の指揮官といえば、パート1ではビビりの切れキャラ兄ラッバーンであったが正直なところ色々な面で役者不足は否めなかった。しかし今作ではDUNEのダースモールこと(私が勝手に思ってる)弟フェイド=ラウサがついに登場。サイコパス野郎と散々な言われようのラウサだが、何を隠そう実にサイコパスであるので仕方がない。彼にはその言葉がピッタリなのだ。ナイフの切れ味を確かめる為にそこに居た女官を刺し殺すし、成人祝いの決闘では死にかねない状況に陥ってより生き生きとした表情を見せるのだ。そして殺し方が兄に比べてスマートなのがまたいい。感情的にならず常に頭は冷静で冷淡。こうリーゼントとかにしたらめちゃくちゃにカッコよくなりそうな顔してるのに、髪型なんて気にし無くてもカッコいいが板に付いている。聞いたところによると、環境汚染のために物が白黒でしか見えないというのが故郷の地の状況らしいのだが、そのモノクロ映像がラウサの異常性と野生的な強者としての存在感をより一層際立たせており、大変に魅力的であった。
だが、このラウサ、本作終盤で主人公ポールとの決闘に健闘の末敗れ退場してしまった、残念。こんなところもダースモールに似せなくて良かったのに。というかダースモールのキャラ設定が模擬ラウサなのかも知れないが、そこの事情は知らない。
ということで、ハルコンネン家は今作で滅亡、多分。
次作もあるのだとすればパート2のラストで勃発した大領家連合との戦争が描かれることになるだろうと思われる。原作は読んでいないのでどの様な展開になるのか楽しみであるし、ラウサを超える魅力的な敵キャラが現れるのかにも注目したい。
余韻湯船🛁にドップリゲンガー
壮大なアクションゲームのデモムービー
「灼熱の魂」「ボーダーライン」「ブレードランナー2049」クソ好き。特に「ボーダーライン」は垂涎。
前作以上に一面のキャメルカラー。ずーっと薄茶色でたまに白黒。なのにずーーーっと魅入られていた。それだけでも凄いなと思う。話は「古典」と言ってもおかしくない原作が元なのでどーしたって古臭いし、「アラビアのロレンス」なのだが、この原作が世界のSFに与えた影響を考えながら鑑賞していると、物語以上の感動と鳥肌が終始身体を駆け巡る。とはいえ、現代の映画としての評価をしてみようとするとどーしても少し伸び悩む。ここら辺が賛否両論がハッキリとしている所以かななんて思ったりして。個人的にはドゥニやんとジマーってだけで満点にしたい所ではありますが、こんな感じでお願いシャス。ラストカットが多分に影響していると思う。たぶん。
砂漠の撮影 お疲れ様でした。m( _ _ )m
思ったよりも長かった
周りの評価良くアメリカでも客入っているので
期待して観に行きましたが
なんか前作よりも登場人物多くて
複雑しすぎて 少し退屈
最後の戦闘シーンもあっという間に終わって
残念でした
いくら膨大な敵でも相手が核を持ってたら
あっという間にやられるから なんか
今の世界に反映してるみたいで
この映画の本当の悪役は誰だというわけで
最後の女の子の怒りの顔で終わってる所が印象的
でした
あまり他人におすすめできる映画じゃないですね
SFのフルコースに感激です!
3時間があっという間でした。日本のアニメの傑作や、スターウォーズなどに影響を与えた完璧なお手本SF映画と言えるかもしれません。今回はパート2ですが、原作の持つ難しい表現が反映してるのか、格調が高く、近づき難いところも垣間見えましたが、それはそれでリスペクトできる作品に仕上がっていると思います。ラストシーンでは、本格的な宇宙戦争に主人公が挑戦しようと決意しますが、早くも3作目の制作に期待が高まるばかりです。この作品は、戦争をメインとしていますから、その戦い方やアクションを見ていると、過去の戦争を彷彿とさせてくれますので、人間は争いや競争心というものを払拭することは不可能と思いました。さらに独裁者たちを見ていると、プーチンや北朝鮮のキム・ジョンオンに見えてしまうのは私だけでしょうか。さらに主人公が救世主となって戦うわけですが、その主人公を救世主として仰ぐまでの過程は、既存の宗教の誕生に似て、人間の性を俯瞰しているように見えました。ビジュアルとしては主人公が巨大なサンドワーム(巨大砂虫?)に乗って、馬の手綱のようにして操るところが圧巻です。また、主人公(ポール)とヒロイン(チャニ・私には酒井和歌子にしか見えませんが笑)のキスシーンにジーンとくるものがありました。いずれにしても、SF映画の粋が詰まったフルコース、芸術の頂にある名作の一つだと思いました。
追記 砂漠のネズミが一瞬だけ出てきます。可愛い!
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