デューン 砂の惑星 PART2のレビュー・感想・評価
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観るなら劇場で
PART1見ていないのでいきなりPART2からの鑑賞ですが
映像と迫力と豪華俳優陣はとても魅力的
サンドワームとか戦闘シーンのスケールがすごい
目を見張るシーンは多いが、始終砂漠が舞台なので景色にバリエーションがなく単調な感じ。地球ではない惑星という気がしない。
(この映画からビジュアルのアドバンテージを取ったら何が残るんだろうかと思ったりして)
普通の映画館で見たんですが、IMAXとかでみたら音響もすごいんだと思います。
今どき帝国やら伯爵やら男爵やら、予言がどうの救世主や血筋がどうのと古式ゆかしい大河SFまんまで出されても古臭さが否めず。この手のSFはスターウォーズシリーズでやりつくしたような。人物の名前もスターウォーズに出てきそう。
主要人物が全員白人というのも今どきらしくなく、二昔前くらいの感じ。
思いいれるほどキャラが立っている人物がいなかった。
ストーリーも手に汗握るとか快哉を叫ぶとかなく、盛り上がりもないので淡々と見てしまった。
ヒトがたくさん死ぬしグロい場面も多く、画面も暗い印象で爽快感なし。
ティモシー・シャラメは美しくて眼福でした。
つまらなくはないけど、観るなら劇場で。
大きなスクリーンで観る映像がキモでしょう。
配信で見たら途中でスマホいじりだしそうです。
◇光、風、砂ぼこりのザラザラした感触
「日本人は水と安全をただと思っている」半世紀前のベストセラー『日本人とユダヤ人』の言葉。砂漠の民の価値観に共感するのは、われわれにとって容易なことではありません。
シリーズものに弱い私、壮大な世界観を巧みに構築するドゥニ•ヴィルヌーヴ監督、勢揃いした有名どころの俳優陣、導かれるように再び「砂の惑星」を訪れることになりました。
前作以上に砂漠の乾ききった風とザラつく砂埃と深い地響きに全編支配されていました。そもそものSF活劇であることを越えて、砂漠の自然の猛威の中では、人間の意志の移ろいや権力闘争劇そのものが陳腐に感じられてくるような不思議な感覚に酔いしれます。この作品の主役は無限に広がる砂漠の景色だったようです。
「砂をかむような思いがした」という言い回し。本来の「無味乾燥でつまらない」という意味から「悔しくてたまらない」様子を示すときの使用へと変遷しつつあるようです。「砂」のザラザラとした身体的に不快な感覚の真ん中に全身で浸っている時間。その触感から遠く越境したところにある心身の原初的なリズムの存在に思い至る深い映像体験になりました。
長い
面白かった。パート3が待ち遠しい☺️
音と光に圧倒される映画!
砂嵐はたっぷり、ラストバトルはあっさり
IMAXで鑑賞。原作は未読。
貴重なスパイスと呼ばれる資源をめぐり、アトレイデス公爵家とハルコンネン男爵家が砂の惑星の覇権を争う。
アトレイデス家は母と息子、そして一部の人間を除き、滅亡。
母子は復讐を果たすため、
惑星の伝承にある救世主が息子であるとし、現地民のフレメンの戦力を得ようとする。
息子は大勢の犠牲や愛する者の死を予知夢で見たことにより葛藤が生まれるが、
最後には救世主として、ハルコンネン家に反転攻勢をかける。
IMAXの大画面と音響でいわゆる「映画体験」を堪能。
砂嵐、砂虫、重低音の爆音、俳優のアップシーンが繰り返し訪れておなか一杯。
そして、重低音はそのおなかに響きます。
ティモシー・シャラメはまだ、20歳代ですか。将来が楽しみ。
女性陣も美しすぎる母親のレベッカ・ファーガソン、
アップの表情でまくりのゼンデイヤ、
のこのこ、砂の惑星につかまりにきたフローレンス・ビュー、
短い出演ながらもインパクトがある、お気に入りのアーニャ・テイラージョイ
と、充実ぶり。
説明不要のイカれ役オースティン・バトラーとキャストはバッチリ。
大満足という感じで映画が進んでいったけど、
・敵方が白坊主ばっかりで誰が誰だかわからない。
・あれ、その血縁関係って「いとこ」っていうんだけ?よくわからん。
・何度か訪れるワンパターンの戦闘シーン(奇襲作戦)
・ラストバトルって、これで終わり?こんなあっさり勝てるんだっけ?
のところが減点です。
大画面で文句なし!見応え大ありでした!IMAXがオススメ!
PART1から約2年半、待ちに待った続編!
前回があの内容と終わり方だったので続編は期待しまくりでしたがストーリー、風景、演者、そして迫力!大満足!なんて豪華!
序盤にフレーメンと合流したポールをチャニが友達と小馬鹿にするシーンはなぜ?だったんですけど、これって若い女性あるあるなのか、同じフレーメンのリーダーであっても南部出身のスティルガーとは考えが異なってることを表したということ?
その直後にはチャニがポールに優しくなるし、惹かれてるのにからかっちゃう心理?何ですかあれ笑
スターウォーズファンなので、ハルコンネンはジャバザハットだし、命の水で覚醒したポールはダークサイドに堕ちたアナキンだし、この原作がその元だからこそくすぐられる場面があり内心小躍りでした
(追記、ポールがサンドワームに初めて乗り込むシーンは少年アナキンのポッドレースさながらでした!)
何よりポールやチャニの表情から感情の移り変わりが痛いほど伝わってきてそこも良かった
個人的にはガーニィ、ジョシュブローリンが意外にもかっこ良くて!ギャップにやられました!ロン毛カッコいい
ドラックスがサノスにやられた!とか違う意味で楽しんだり
PART1でガーニィから教えを受けた殺陣もお互いさらに磨かれて強くなってアクションシーンたっぷりで見応え十分
間違いなく今後のSF映画の金字塔になるんだろうと思えた映画でした
続編!絶対いいものにしてほしい!!!
アラキスには住めないなぁ
3部作の2作目 主人公覚醒編
第1作の続き。
主人公のポールと母親は砂漠の民と行動を共にするべく仲間になろうと努力する。ポールは仲間になるべく頑張ったが砂漠の民は予言や彼の実力を見て救世主、指導者として信仰したがった。砂漠の民はポールの母親を教母の後継者とするべく引き継ぎの儀式に。
教母となった母親は引き継いだ能力で過去と未来を知る事になりポールを予言の救世主として画策を始める。ポールはスパイスの影響で朧げな未来を知り救世主を拒むがハルコンネン男爵のスパイス採取の妨害とチャニとの愛との葛藤、なんだかんだあり救世主を目指す為に聖水を飲み母親と同じく過去と未来を見る。そして自分の運命とおぞましき過去を知る。ハルコンネン男爵と皇帝の陰謀、砂の惑星のスパイス利権をめぐる統領家達との確執。物語は最終決戦へ。ポールとチャニ、母親とお腹の中の妹の運命や如何に。
戦闘シーンも多いし巨大な砂虫を操ったりと映像的な迫力がありIMAXで見て正確だったが、前作に続き分かりにくい。大きな流れは分かるが細かい設定がよく分からん。それと砂漠の民の言葉や伝承もよく分からん。そっちを考えていると全体の話の流れを見失いそうになる。
できるだけ正確に表したいのだろうが煩雑すぎて楽しめない。
あと特殊な能力やお腹の中の妹と話をしたりとついていけない所もある。突っ込んだら負けなんだろうけどどうも自分には馴染めない設定だ。
とりあえず次回作が作られたら全ての決着がつくのだろう終わり方だった。
全体としては面白かったが魚の小骨が引っかかる様な所も多くて3時間近い放映時間もあって頭がついていくのが大変だった。見終わった後の爽快感、次回作へのワクワク感より疲労感の多い映画だった。
まあ謎の巨大生物である砂虫の事が少し分かったのは収穫だった。
つまらない
前作未視聴。前作分の説明は少ないと感じた。
砂漠と謎技術の飛空船の雰囲気を味わえるかどうか。
私には最後までそのロマンが伝わってこなかった。
話は最初から淡々と進み、そのまま最後まで淡々と進んだ。
カタルシスが感じられない。
なぜそこでそうなる?という場面も多い。
敵の軍隊が毎回あっけなく撃退され弱すぎて迫力も緊迫感もなく、かといってレジスタンス(?)側も住居地区をあっけなく攻撃され壊滅。
説明が足りない。
物語が薄いくせに、いちいち絵面がクサい。
ご自慢のCGなのだろうとは思う。
ラストの一騎打ちはカメラワークが悪く、何してるのか分かりにくい。
最後は謎の掛け声を連呼されて押し切られた。
は?
美麗なCGで+0.5
嫌悪感はないので+1
他に見所はない
Pt1は最終回直前スペシャル総集編、Pt2は最終回3時間スペシャル
Pt1が総集編のような淡々とした物語のポイントだけで構成されていたのに反し、Pt2はヴィルヌーヴ監督の真骨頂。
Pt1だと5分で終わらせてたようなエピソードが30分くらいになってるカンジ。それだけPr1の詰め込み度が高かったとも言える。
Pt1は吹き替え推奨だがPt2はしっかりオリジナル音声を味わいたい。
何はともあれ構成やタッチが違う。
アレの続編ならめんどくさいから見ないや、となってしまいそうなPt1をよくぞ世に出したとも言える。
いや、映像とサウンドの力だけでとりあえず2も見に行っちゃう?と思わせたところが凄いのか。
クリストファー・ウォーケン、生きててくれてありがとう。
白いピッコロ大魔王(パン1にはなりません)は倒されたものの、続編がいくらでも作れてしまうエンディング。
ヴィルヌーヴは新作が出たらとにかく見に行く監督であることはたしか。打率が高い。
前作の方が良かったかな
やっぱり長いかな(^_^;)
変な青い液体を飲んでパワーアップ&デッカイワームカウボーイがメインでしたね。
格闘シーンは面白かったが、前作の格闘シーンの方が見ごたえはあったかな
何度もでかいワームタクシーを呼ぶのが、、、巨大ミミズは、そんなにカッコイイ仲間な感じでもないし。
プロメテウスみたいな、ツルツルの敵は怖かった
UHDは買おうと思える映画でした。
以下ネタバレ
「デューン 砂の惑星PART1」は
デヴィット・リンチ版より映像は美しいけれど、
戦闘シールードの表現やサンドワームは
デヴィット・リンチ版の方が
センス・オブ・ワンダー感あるなと思っておりましたので、
「デューン 砂の惑星PART2」は
デヴィット・リンチ版より面白い要素あるかしら?・・な
鑑賞態度で鑑賞しました。
「PART1」で超カッコよかったオーニソプターは
すでに知ってる機体(存在)になってしまっていたので驚きはなく、
サンドワームの驚きは
デヴィット・リンチ版で初めてみた時の驚き以上の驚きがなかったため、
今回の
「デューン 砂の惑星PART2」も
デヴィット・リンチ版より映像は美しいけれど、
センス・オブ・ワンダー感なかったな・・・と
思いました。
「デューン 砂の惑星PART2」の前半で
フレメンたちが敵を倒した際、
冷却水のために敵の水分を回収したり、
仲間の水分を地下に貯めたりする描写は
デヴィット・リンチ版より緊張感あるなと
思いましたが、
フレメンたちがレーザー兵器や地雷で
スパイス採取マシンをあっという間に破壊してしまうのは
緊張感がなかったので、
もうちょっと砂の惑星の住人ならではの
砂戦闘バトルアイデアが見たかったなと思いました。
(砂の中で待ち伏せする作戦も砂アイデアだとは思いますが・・・)
ハルコネン一味や皇帝が
「PART1」より存在感が軽くなってたのと、
終盤でチャニが感情表現多めになってくるのが
少し急ぎ足感あるなと思いつつ、
「PART3」あるかもなしれないよ!!という
チャニの表情で終わるラストシーンよりも、
景色が壮大なSF映画ならではの
壮大なデューンの景色で絞めてほしかったなと
思いました。
デヴィット・リンチ版で表現された
音声兵器やブロックシールドなどの
地球文明とは違う戦闘シーンが
体験できなかったのは残念でしたが、
デヴィット・リンチ版より砂の映像は美しいし、
砂の景色を眺める環境映像としては素敵だったので
UHDは買おうと思える映画でした。
そしてデヴィット・リンチ版をBlu-rayで
また見てみようと思える映画でした。
音を聴きに行く映画
良くも悪くも雰囲気映画だった1作目からかなりエンタメ度アップ。大きく動くストーリー、派手な戦闘、疾走する巨大生物、沸騰する群衆、活き活きとしたSFガジェット、そしてレア・セドゥにアニヤ・テイラー=ジョイ!
ティモシー・シャラメの演説シーンが何度かあるのですが、これが本当に素晴らしい。最高にぶち上がります。彼の危険なほどのカリスマ性を見事に捕らえた良いショットがたくさんありました。
1作目から続いて音楽を担当するハンス・ジマー。今回もめちゃくちゃ良い。はっきり言って、前作も今作も撮影がイマイチなので絵はたいしたことない。とにかく、音が最高なのですこのシリーズは。
IMAXで観たほうが良いのは確かですが、音響設備がよければIMAXにこだわる必要はない映画だと思います。ついでに言うと、1作目を観ていなくても十分楽しめる映画だと思います。
健闘したな、ヴィルヌーヴ(それ以上)
至極!映画(館)体験の楽園
ファーストシーンから引き込まれる…その本編尺ずっと"最高!"ってわけではないがしれないが、やはりサンドワームに乗るシーンや、フェイド=ラウサのお誕生日プレゼント(?)シーン、そしてもちろん終盤の戦闘シーンと、目も心も奪われてしまうような至れり尽くせりの名シーンたちで彩られており、その間のシーンもどれも重要で、その多くに観客を魅了するような求心力があるのは確かだ。本シリーズは本作で『ロード・オブ・ザ・リング』の高みへ到達した(あるいは今後できる)のかもしれない…!!
様々なキャラクターが入り乱れ、様々な視点から語られる中で、ポールとフレメンの娘チャニの心を通わせていく描写や、「ベネ・ゲセリット」たち教母が暗躍するさまを盛り込み、とりわけポールの母レディ・ジェシカがまるでカルト教団のでも始められそうなほど周囲の心を操っていく展開など、時に不安感を煽られるような不穏な空気も流れるほどだ。そして、あの衝撃の真実へ辿り着く!見ていて疲れはするけど、飽きることはない。それは原作の力も勿論あるが、何より映画としてのこの作品の普遍的な力強さを物語っているようだ。フェイド=ラウサもっと見たかった感もあるけど、これくらいでよかったのかもな。
本作を見ていて面白いなと思うのは、フランク・ハーバートによる本原作は言わずもがな『スター・ウォーズ』はじめあらゆる作品に影響を与えてきた名作で、主人公ポールは"the one"選ばれし者なわけたが、ポール自身はそれを「ベネ・ゲセリット」の策略・謀であると考え、否定しながらも時にそう自ら演じようとしていることだ。かつ、彼のそうした面に懐疑的な目を最後まで向ける(その後も気になる!)ゼンデイヤ演じるチャニの存在によって、本作は単なる"ザ・ワン'選ばれし者の作品や、所謂"白人酋長"モノになっていないということだ。終わり方はまるで『ゴッドファーザー』?ということで、ヴィルヌーヴは続編制作にも乗り気らしいので楽しみ!!!
原作ファンが恐らく長年コレを見たかった書かれている通りの"証" As written
リサーン・アル=ガイブ!リサーン・アル=ガイブ!リサーン・アル=ガイブ!今の映画界にとってのクウィサッツ・ハデラックでリサーン・アル=ガイブ!コロナ禍でノーランの『テネット』が、トムの『トップガンマーヴェリック』がそうであったように映画館を救う救世主か。こちらは偉大なる原作ありきでオリジナル作品ではないが、そういう意味で「指輪物語」の傑作映画化『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに匹敵するような、今の世代にとっての新たなるSF映画の巨塔が生まれたかもしれない…。
至福の映像と音に包まれる楽園。今回もしっかりとその尺、長い上映時間は感じるが、その価値がある。撮影も音楽も美術にプロダクションデザインもなんて贅沢、これぞ"映画"体験だ。これは映画館で見るべきだし、なんならIMAXで見るべき!じゃないとこの真価を本当の意味では感じれない。全編IMAXカメラで撮影されており、前作が全編の40%程度とのことなので、なんと倍以上!! これは映画館で見なきゃ損。
カメラの前にも後ろにも最強の布陣、再集結!ハヴィエル・バルデム&ジョシュ・ブローリンの『ノーカントリー』盟友コンビに、シャラメ&フローレンス・ピューの『Little Women ストーリー・オブ・マイライフ』若手演技派コンビ。若手演技派と言えば、やはり本作の大きな見どころでポールのライバル的立ち位置で、最凶の刺客フェイド=ラウサを流石の存在感で演じるオースティン・バトラー!シャラメ VS バトラーの決闘シーンは必見なのでぜひとも刮目して見てほしい!!
ムアディブ!ムアディブ!ムアディブ!素直にスゴいのダメ押し、これを圧倒的情熱をもって実現してくれた我らがドゥニ・ヴィルヌーヴに畏怖と尊敬の念を抱かずにいられない、そしてもちろん感謝も。今回も技術的な部門で賞レースを席巻しそうだ。おまけに、オースティン・バトラーが助演部門に絡んできてもおかしくなさそうだし、なんなら作品賞ノミネートも!! 確かに荘厳さこそあれどキャッチーさなどはないが、日本でももっと人気出て売れたらいいのに、と思う(自分が続編見るために)。
健闘したな、アトレイデス
ムアディブ!
リサーン・アル=ガイブ!
P.S. アニャ・テイラー=ジョイ
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