BLUE GIANTのレビュー・感想・評価
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どうしても一部の描写が…
原作が好きで、でもどうやって映像化、音楽化するのだろうと思案していたが、ありがとうと言いたくなる出来だった。
ただどうしても一部の3Dアニメーションが、特にドラマー玉田の描写がしっくりこず、ソロの部分はフレーム贅沢に投下して最高だったが、急にチープなアニメーション感があったのだけが残念
でも、ありがとう
原作ファン&楽器経験者視点
期待が大きかっただけに残念です。
モーションキャプチャも活用していて、リアルさを追求しちゃったのでしょうがそこに関しては大失敗。
あれなら演奏の動きの画と音がズレていても漫画の絵を貼り付けただけの紙芝居の方が良かった。
酷評しましたが、上記の台無しポイント以外はかなり頑張ったと思っています。
ストーリーの2時間枠映画向け再構成としてはかなり上手な部類だと思う。
原作が終わったら深夜枠3クールくらいのアニメとして再作成して欲しい。
大、めっちゃ怖い
原作未読なので映画を観ただけの感想です。
おそらく主人公であろう大という青年、とにかくただひたすらサックスを吹いています。
失敗も挫折もせず、苦悩どころか気持ちが不穏に揺れる描写すらありません。
いわゆる"努力の才能"というのでしょうか。(本人は努力と思っていなさそうですが)
それが魅力であることは理解しますが、自分を信じすぎていて、真っ直ぐすぎて、正直超怖い。そんな大と普通に友達やってる玉田もやべー奴に見えてくるくらい。
原作だとモノローグがあるでしょうし、もう少し人間味を感じられるのでしょうか?少なくとも映画を観て大に感情移入できる人は極小数でしょう。いやー怖い怖い。
さて、ここからは本編の感想を。
他の方々からも死ぬほど言われている通り、例のやつ以外は最高です。音楽で成長や感情が表現できてるのすごすぎる!
時間か予算が足りなかったのかなぁ。本当にもったいない。円盤化or配信の折には是非完全版として出してほしいです。
ストーリーは数箇所、ん?というところがありましたが(整合性とかではなく、個人的な好みや解釈との相違です)、調べてみたらだいたい原作からの改変箇所でした。
いや原作どれだけよくできてるんですか…!
ということで、早速原作を読みたいと思っています。
原作未読でも、ジャズに明るくなくても大丈夫です。ぜひ劇場の音響で!
何度でも生き返るJAZZの真髄
一瞬に命をかけて何度でも生まれ変わるJAZZの真髄を観た。
大のひたむきさ、純粋さに周囲が引っ張られる姿、彼を超える努力や熱意が画面いっぱいに伝わってきて胸が震えた。
実際のライブさながらの迫力、繊細さが鮮明で目を離すことができなかった。
原作を読んで展開が分かった上でもラストライブに全員の思いが詰まっていて涙が止まらなかった。
夢へと向かう勢い、仲間への熱い感情ずっと胸が高鳴って興奮しっぱなしだった。
一回聴いたら頭から離れなくなるキャッチーさと聴いたことのない音楽が融合された曲の数々で流石上原ひとみでした!
仙台駅?!
仙台の専門学校に通ってたけど、冒頭の上京するシーンの場所は有ったかな?
京都行きの夜高バスの乗り場よりも栄えてるような描写……
通学だったから、ある程度、特定のルートしか通らなかったし、知らない場所がまだまだあるのか。
京都行きと東京行きで乗り場が違うのでしょう。
東京に降り立った場所「バスタ新宿」。
聞き慣れない言葉だと思ってたけど、もしかしたら「バスターミナル」の短縮形?
ってか、バスの中のシーン。
周りが寝てるのにカーテン開けるな!
眩しいだろ!
非常識な!
でも、その非常識で、自分のやりたいことに真っ直ぐで、立ち止まらずに突き進むのが主人公の魅力?
そんな主人公に巻き込まれて、人生が良い意味で変わっちゃった方々へのインタビュー?なのか、角に「●REC」の表示のある画面に唐突に変わるのは場面転換のきっかけかな?
全員、本編よりちょっと老けてるし、口ぶりから察するに「物語のラストから数年後、予告通りに世界一のジャズプレイヤーになった主人公の半生を追う記事の為の取材」?
自分は、アイドルの歌だけでなく、顔の見分けもつかないくらいに音楽に興味無いけど、「フラグ建築職人」なピアニストの件も有って、泣かずには居られなかった。
でも、「スラムダンク」にも有った事だけど、スピード感が必要であろう所で、アニメーションが非常にもったりして、妙に気になる所が何ヵ所も見られたのが残念ポイント。
心まで燃やす青。
話題の本作。原作未読な上ジャズもからっきしですが面白そうだったので行ってみました。半分は演奏シーンと言うので耐えられるか不安でしたが、いや~高評価も納得!まさにジャズに特化した高温度のアニメで胸が熱くなりました。
アニメーション自体はシンプルで演奏シーンの多様な表現方法もものすごく斬新という訳ではないのに、この圧倒的な臨場感は思わず前のめりになりそうでした。とにかくかっこいい!個人の能力に重きを置き時には仲間を踏み台にして上を目指す厳しい世界。ストーリーも分かりやすいです。一層のこと演奏シーン以外全部無音にしても成立するんじゃないかと思えるほどジャズを届けるんだという作り手の熱意を感じました。
アニメーションにおいては何かと話題になる声優問題ですがメインの3人は俳優さんが担当しています。個人的には間宮祥太朗が抜群に上手かったです。ちょっと残念だったのが観客で、簡素化しすぎていてせっかくのライブシーンなのに音を受け取る側の描き方に物足りなさを感じた。
6点つけたい。劇場で公開されているうちに早く見たほうがいい。
原作は未読。
最初は面白い青春映画だな、くらいの感じで見ていた。
そもそも「風が強く吹いている」とか、「けいおん」とか、日常のやりとりが多い作品で、その世界観がうらやましいな、と感じさせるほどの青春傑作はそれほど多くない。
若者の青春をテーマにした作品は、セオリー立てて作るのが難しく、感覚的に紡いでいく面が多いからだ。
例えばミステリものでは、事件を最初に起こして、関係者の話を聞いて矛盾を突いたりして、最後に解決するまでの道筋を立てるという大まかな流れは決まっている。
しかし青春ものはそれがない。
仮に、大会で優勝する、というゴールを設定したとして、主人公が一生懸命メニューをこなして成長するだけでは面白くない。主人公の生い立ち、仲間との出会いと衝突、そして別れ。ライバルとの試合、環境の変化、いろいろなものを自由に組み合わせつつ、やりとりの充実さで勝負し、なおかつ見る人の共感を得なければならない。
そういった、感覚で面白い作品を作ることができる人はそういない。
なので始めは、素敵な青春作品を鑑賞できて嬉しいな、と思いながら見ていた。
しかし、見進めていくと、さらに別の感情が出てくる。
この映画を、始め、単なる若者の青春劇という印象で見ていた私はとても反省した。青春なんて言葉だけで形容されるべきものではない。冗長な場面が一瞬もないほど濃密な展開と、エネルギーの塊をぶつけられたようなジャズサウンド。いつの間にかスクリーンに魅了される私は、すっかり作り手の掌の上だった。
主人公の声優は山田裕貴が務めている。これがまたいい。
主人公の宮本大は、主人公なのにまったく容姿がスマートじゃない。他の作品ならモブキャラにいそうな、ごく普通の見た目をしている。また、性格的に全く繊細ではない。
山田裕貴の声は、いい意味でこの普通の人間っぽさを表している。これが妙にかっこいい声だったり、心の機微を表しがちな声優みたいな上手さがないところが、宮内大としてリアルでとてもいい。
誰が声優を務めているか知らないまま鑑賞したが、山田裕貴の声以外はわからなかった。エンドロールで間宮祥太朗と岡山天音が務めているのを知ったが、この両者ともとても上手い。
この作品は自宅でイヤホンを付けながら見るのと、映画館で見るのとではまた印象が大きく変わるような気がする。
映画館のスケールで、あのサウンドで、もう一度鑑賞しようと考えている。
ガムシャラなのに芯の通った熱いジャズライブ
原作は読まずに鑑賞しました。
新参者にも分かりやすい人物像と舞台設定が描き方をされていたので、すぐに入り込めました。
そこそこの巻数ある作品を2時間にまとめる以上、すごい勢いで人や音楽技術が向上していくのは少々違和感がありながらも応援できました。
起承転結の転の場面で「えーーー…」となりショックで息を飲みました。
そこからのラストはまさに圧巻でした。
カッコイイ!これにつきます。
音へのこだわりを非常に感じた今作品。
学生時代はスウィングガールズやのだめカンタービレに影響を受けて吹奏楽部に励んでいた身としては、非常に感動しました。
同じサックスの音でも演奏者によって音が違いましたし、同じ人物でも初めと終わりでは成長具合を感じさせられるくらい音が違いました。
空き缶を叩いてリズムをとるシーンも空き缶を叩いて音を録音したんだろうなと感じました。
(それなのにピアノの子がステージに向かう時に指を組んで指を鳴らす動作をしたのに、音が入っていなかったのは違和感がありました。そこは音録ってないんかい。)
ライブシーンのCGを批判する声も見受けられますが、のだめカンタービレと比較すると随分その技術も向上したなと感動しました。
エンディングの欄で『studioぴえろ』が手掛けてると知って納得もできました。
シンバルのへこみ具合をあそこまで再現するアニメを初めて観たので笑いました。
上質なジャズのLIVE感を堪能するなら映画館で観ないとダメだなと改めて感じました。
耳へのご褒美にこの映画はもってこいです!
声の演技は有名な俳優を起用してるあたり、まぁまぁな感じでした。下手ではないですが、ちょくちょく違和感を感じました。
主役はきちんとした声のプロを使ってほしいなぁ。
音の洪水!
なんか音の洪水の中にいるような感覚でした!
漫画は見たことなかったけど前評判が良かったのでずっと気になってて、ジャズもよくわからないけど観に行って良かった❗️
見終わって漫画も読みました!さらに「ピアノマン」という雪祈のメインの小説も読んだのですが、これも泣けた…。
映画観て良かったと思った方、機会があれば是非読んでください。
出来れば玉田君をメインにした話も読んでみたくなりました。
大、雪祈、玉田。まさに彼らがブルージャイアントだ‼️
青い炎を感じれます
原作ファンでこの作品の映像化をとても楽しみにしていました!
音楽の完成度はいうまでもなく、自然と目を閉じて聞き入れます。
大がソーブルーで演奏するまでを上手く纏めてるが、
この漫画の素晴らしさは脇役達の細かい人生まで描いてる部分にある思う
だから是非アニメ化してほしい。
原作知らない人でも楽しめます!
何と言うライヴ感!
原作は未読。単純にジャズ好きと言うだけで鑑賞。
いやいや、よく出来ていた。
アニメではあるが、演奏シーンではモーションキャプチャーを駆使してのライヴ感満載だったし最高だった。
メインキャストも声優では無く普通の俳優陣だったが、違和感も感じなかった。
山田裕貴君の宮本大の一本気な所、間宮祥太朗君の沢辺雪折の繊細さ、岡山天音君の玉田俊二の一生懸命さ、全てハマっていた。
実際の演奏も、音楽担当の上原ひろみ氏を含めたトッププレイヤー揃いで迫力満点、十分堪能出来た。
これはもう映画館で観るべき作品だな。特に音響が確りした劇場で。(私はDolby Atmosで鑑賞)
JAZZが織りなす夢を追い続ける者達の物語
JAZZを題材にしたアニメーションは数少ないと思うがこの作品はJAZZをフワっとしか知らない人にも刺さるのではないかと感じた。
作品中でも語られていたが、JAZZを聴いたり、プレイしたりする人は他の音楽、ロックやpopsと比べると人口が減少傾向にあると思う。私自身、高校時代にJAZZにハマり、演奏したり聴いたりする事が多くなったが何かきっかけがないとJAZZというのは触れにくく、単にオシャレや落ち着くなどのイメージが強いと思う。しかし、JAZZはオシャレなどの言葉では語る事は難しい。時代によってその音色は異なり、時にはモードな雰囲気で時にはハードで…。主人公が言っていたが、そんな感情の音楽がJAZZであると私は思う。
何かを成し遂げる努力やそれを評価し、厳しくも助け合える仲間。JAZZで繋がる男達の青春物語で、JAZZ界隈が低迷しかけている今、大きな起爆剤となり得る作品であると思った。
劇中の音楽の作曲は「上原ひろみ」とあって音楽の脚色はピカイチで全ての曲が良かった。作品のサウンドトラックもあるので聞いてほしい。
余談ですが私は作品中で写っていたレコードの中でJ.Coltreneの「Blue Train」が大好きです。
音は良いが・・キャラも物語も魅力がない
「世界一のジャズプレイヤーになる!」 ワンピース並みの精神年齢に唖然。
なにを持って世界一? 比較基準は何だよ? 音楽家馬鹿ににしてんのか?
もう初っ端からこのセリフで拒絶反応。数ある楽器の中からテナーサックスを
選んで初めて2年かそこらで、世界と張り合う気でいる。
才能と努力だけでどうにかなる気なのか、ジャズの場合は他流試合の経験数が
必要だ。おなじメンツで同じ曲ばかり練習してもダメだ。
原作自体の問題なのだろう。映画化段階で根本的な部分の校正はほぼ不可能。
さらに致命的なのが、アニメーションが酷い。突然3Dポリゴンで演奏シーンへ。
操り人形のような妙な動きが、まるで昭和の「サンダーバード」を彷彿。
2Dの絵では、ヘンテコなエフェクトで音宇宙の表現? ダサいでしょソレ?
おそらく「音が聞こえる漫画」と評された原作のままなのだろう。その手法は
ギャグマンガでは有効だが、リアルを目指した真面目な作品には陳腐過ぎた。
音を聞かせる事が出来ない漫画の中での苦肉の表現方法を、そのまま動画に
しただけって、仕事は楽だけど大間違いですわ。
更に更に! ドラムが全くの初心者? はあああ? 後の2人はプロが驚く程の
演奏力なんでしょ? ドラマー募集なんか簡単なはず。 音聞かせれば仲間に
なってくれる若手はいくらでもいるはず。なのに親友に1から教えるとか絶句!
目標まで時間が無いのに、その選択肢はあり得ない。 これも原作の問題?
原作の物語や設定が破綻しているのに、下手なアニメーション技術で映像化。
まともな映画が出来上がるわけがない。
唯一、この作品には上原ひろみさんの本物のジャズの音が溢れていて、画面を
無視して音に集中すれば、楽しい時間を過ごせます。演奏シーンが多いという事は
まともなジャズもたくさん聴くことができる。それだけがこの映画の価値でした。
音楽に心揺さぶられるとはこの感覚か!
ジャズにそこまで興味があるわけじゃないけど、最近の推し俳優さんが声をしているということで。
音楽に鳥肌。最初の方はそこまで惹かれなかったのに、中盤のステージくらいから圧倒されっぱなしだった!
原作のマンガ読まず、ストーリーもほぼ知らずに観たからストーリーにめっちゃ感動してしまった。初心者の玉田くんを応援してるって伝えてくれるおじさんのエピソードに泣いた、自分でもびっくり。
アニメの良し悪しとか詳しくない目からしても演奏のシーンの人物のアニメーションがちょっと機械的に見えたり、演奏のシーンに絵のバリエーションを出そうと頑張ってる感が出ちゃってるように見えたり、アニメ映画的にどうなのかと言われるとそこまでなのかもなと思ったけど、音楽に圧倒されるから、星4はかたいかなと思った。
気になってる人は絶対映画館の音響で観た方がいいと思う!
JASSッ!!!最高ッ!!!!!
BlueGiantの原作を知らずに観ました
元々JAZZは好きだったのですが、ストリーミングで聴くだけで積極的に知ろうとはしてしませんでした
この映画を観たとき、あまりの激しさと暑さで涙が全て蒸発しました
原作全部買います
100点満点中 30,000点です
では、JAZZ BARに行ってきます
青春×ジャズ
原作未読です。
男同士の青春友情物語×ジャズ
原作は“音が聞こえてくる漫画”と言われているそうですが、映画の方は“目に見える音楽”とでも言うのでしょうか。音楽を光や色彩で表現する手法が興味深かったです。
“好き”を貫く天然の大
技術的な壁を感じつつも食らいついてくる玉田
カッコつけてるけど、誰よりも努力家で面倒見のよい雪祈
三人の魂がジャズの激しさや力強さと反響し、目にも耳にも心にも響いてきました。
映画は音響も大事よね。
原作は残念ながら全く知りませんでした。またジャズもあまり聴きません。時折BGMで聴いてカッコ良いと思うくらいです。
あまりの評判の良さに本作を観に行きましたが,,いやぁ驚きました。
先日観たバビロンではサイレントからトーキーに移り変わる推移を擬似体験、だが今作では原作マンガがサイレントだとすれば、映画は素晴らしいトーキーでした。
演奏シークエンスは思わず、足踏みしたくなり、鳥肌がたち、もっともっと聴いていたいと思う驚きの体験でした。もちろん、原作でも自らのイマジネーションで音が視える人たちもいらっしゃるかもしれませんが、素人の私には甚だ無理というもの。
そしてアニメ映画ならではの音楽表現、胃も腸もびっくり返り、月までも行けるのかと。
宮本大も沢辺雪折も玉田くんも18歳らしく夢に前向きまっすぐで思わず応援したくなるトリオでした。声優の山田裕貴さん、間宮祥太朗さん、岡山天音さん共に好演だったと思います。
ただし劇中インタビューで玉田君の発言がちょっと残念でした。やはり才能の世界かと。
ミュンヘンに向かったのかな?次回作にも期待。
なお、私の近所である葛飾でもJAZZフェスがあるのかと調べましたが、今は無い模様、残念。
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