「猫を噛む鼠。いや熊か。」デリシュ! Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
猫を噛む鼠。いや熊か。
公爵に仕える料理人が世界初のレストランを作るまでの話。
食事会の際に予定にはなかったトリュフとジャガイモのパイを作ったことで辱めを受けた公爵が謝罪を求めるも応じず、クビになった主人公が料理人を辞めて巻き起こるストーリー。
根茎は庶民が食べるブタのエサっていう考えがあったんですね。
息子を連れて旅籠で働き始めた主人公だけど料理をする訳ではなく、そこにやって来た弟子入り志願者から搾取して、って彼女もなんだかんだある程度は料理出来るみたいだし何の話?とか思っていたら、商才は彼女の方がってことですか。
レストランを作るに至る過程を愉しむというよりも、2人の抱えたものを払拭する為にというものをみせていく感じが強い印象ではあるけれど、それ自体は結構突然やって来て、煮え切らないうだうだをみている流れが多過ぎていまいちハマれなかった。
ところで、1789年で世界初?フレンチという意味では初なのかも知れないけれど…ということで調べたら、日本ではその100年位前には食事処があったらしい。
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