LAMB ラムのレビュー・感想・評価
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異形も怖いけど、不意のおっぱいが一番怖い
ただただ不気味。
台詞も少ないのが異様さを際立たせてる。
アダは最初めちゃくちゃ気持ち悪く感じたんだけど、徐々に可愛くも見えてくる。
そんな自分が怖い。
アダは何故生まれたのか、この映画が伝えたいことは何なのか。
意味がわからんと言えばそれまでだけど、この後味はしばらく残りそう。
崇高な感じだけはするんだけど‥
何だろう、
天からの贈り物だなんて歪んだ解釈、歪んだ愛情、自我の芽生え、種としての疑問、
ホラーのような神話のような、
崇高な感じだけはするんだけど‥
こちらの解釈の選択肢を与えないようなあのラストはいただけない無いなー。
もしかしたら全ては妻の妄想で、夫と義弟と痴情のもつれの末の殺人、とかでもいいから選択肢与えて欲しかったなー。
それだと、途端にチープですけどね。
知らんけど。
A24はこういう作品なんだ!文句あるか?!
前半起伏が全くないので寝落ちしてしまいました。
拉致風に連れてこられた弟が
「うちの娘だ、どうや?」と兄貴にふられて
「・・・・」のリアクション好き。
最後はシープマンが現れるまできっと何か起こるにちがいない
という緊張感もむなしく.....
ノオミパレスも脱ぐものの....
60点
8
MOVIX京都 20220929
別に観る必要ないと思う
異形のものが生まれた…みたいな予告の引っ張りが上手だったので、「一体どんな姿なんだ…!(普通に考えて頭は羊で体は人間、だろうなとは思うけど想像を超えたものかもしれない!」と興味を惹かれたものの、思っていた通りの実態だったので、驚きも面白みもなかった。前情報なしで観てたら、もしかしたらもうすこし面白かったのかも。
BGMはないけど、ぐちゃ、どさっ、かんかんかん…そういう生活音で不穏な雰囲気がでていた。
銃殺しようとしていた叔父さんが、次のシーンでコロッと羊人間に懐柔していたのが、薄気味悪くて不可解だった。
相方は、「じつは時系列がズレていたトリックがあったのかもしれない」とか「キリスト教的な意味合いがあったのかもしれない」とか観終わったあとに色々深読み考察してソースを調べていたけど、結局そんな深い要素もなくて拍子抜けしていた。
奇妙
ホラー要素があるという前情報だけで見たけど、貞子的な分かりやすいホラーではありませんでした。序盤からえもしれぬ恐怖が全体を覆っており、次に何が起こるんだろうというヒリヒリ感が漂っておりました。
ただの平穏な日常なのに、「この夫婦は何を考えてるんだろう?」とか「何かを抱えてそうだ」とかそういうことを考えさせられました。
中盤にアダの首から下がチラッと映って「ぇえ!??」ってなりました。ちょっと理解できない展開でした。
そのうえでアダが一体何で誕生したのかなどの理由は最後まで明かされず。弟が家にやってきたシークエンス丸々、「何のため?」と最終的に思わされました。
そして残り10 分に、親ラムが登場して「ぇえ!?」となりました。アイスランディアンジョークなのでしょうか?アメリカ的映画に慣れすぎて他の考え方を受け入れ慣れない思考回路になってしまったように思われました。
冒頭の雪山の羊たちのシーンも伏線回収したのかな?とか色々良くわからない点がありましたが、作品は全て分かったら逆につまらないので、新しい考え方を受け入れて人の感想も読んで理解を深めようと思いました。
全体的にセリフが少なく説明もなくストーリーのほとんどが演技で表現さ...
全体的にセリフが少なく説明もなくストーリーのほとんどが演技で表現される中、ラストシーンの母親の演技だけが何を考えているのか分かりそうで分からなくて。。。
この映画考えた人変態(褒め言葉)だよ。
綺麗な自然からの不気味さ 72点
不気味な雰囲気から始まる。じわじわ怖さを煽ってきます。普通の羊が生まれたと思いきや人間?羊?いや全くわからない。モンスターと言っていいのだろうか?このまま幸せな生活が続くのであろうか?
登場人物が少ないかつ大自然、不気味である作品はA24にしか作れないと思う。
万人受けなんかしません。マニアックな映画だと思います!
これだからA24にハマってしまうのだろうか?
♪︎アイスランドの羊、羊、羊…
ホラー映画を見た時感じる感情は、“怖い”。
“ビクッ”や“ドキッ”。ゾクゾク、ドキドキ。怖くも極上のスリルというエンタメ性を味わえる。
個人的に“怖い”を上回るのが、“気味が悪い”。
不気味で、陰湿で、不快。ヤなもの見たなぁ…。身体や心や脳裏にまとわりつく。
何故こんな書き出しかと言うと、本作の予告編を見た時、“それ”を感じたから。
霧深い山間で牧羊を営む夫婦。やがて、“何か”が産まれる。“人”でも“羊”でもない“何か”…。
私の“気味悪い映画”第1位は、『スプライス』。遺伝子操作で産まれた人と動物のハイブリットが起こす恐怖…。
本作の予告編を見て、『スプライス』を思い起こした。“人”でも“羊”でもない“何か”。予告編でも意味ありげに暗示され、“それ”はもう明らかに…。
U‐NEXTで配信されていたのは知っていたが、なかなか見る気が起きず。勇気を出して鑑賞。実は、チキンなんです…。
確かに気味が悪い。
が、『スプライス』ほどのトラウマまではいかず。ちと安心。
でも、確かに気味が悪い。それでいて、奇妙で恐怖寓話的でもあって独創性もあって、やっぱり気味が悪い不思議な感覚。
本作は暗示や相反する描写が印象的。
舞台はアイスランドの山間部。雄大な景観で美しくもあるが、終始霧に包まれ、どんより暗く、寒々しさが漂う。
イングヴァルとマリアの夫婦。冒頭での会話。「時間旅行が可能になるらしい」「過去に行きたい」。一見慎ましく暮らしているが、何か悲しみを背負っているのは明白。ほどなくその理由が分かる。そしてそれが…。
神からの贈り物か、それとも気の迷いか、“それ”が産まれる。誕生の経緯も開幕シーンで察しが付く。霧の中から羊小屋に現れた“何か”。一頭の牝羊を…。
夫婦は我が子のように育てる。夫婦が再び授かった幸せと、何とも言えぬ異様さ。
暫くは“部分見せ”程度だったが、夫の弟ペートゥルが訪ねてきた事をきっかけに、当たり前の暮らしのように突然姿を見せる。
顔は羊、身体は人間。羊の獣人の子供。
そのインパクトたるや…!
不気味。でも、その一方…。
何処か愛らしさも。別に凶暴性があったり、危険な存在ではない。至って普通の“子供”。
不気味さと愛らしさが入り交じった、初めてのようなこの感覚。
亡き娘と同じ名を付けた“アダ”。
三人…いや、二人と“一頭”の暮らし、アダそのものの存在を、ペートゥルは当初嫌悪するが…。
薄気味悪さ、衝撃…。
それと同時に、シュールな模様。
ホラーであり、寓話であり、家族ドラマでもある。
見ていく内に不思議な感覚。この不気味さはアダや作品ではなく、登場人物らのエゴに。
アダを産んだ本当の母=牝羊が我が子恋しさを訴え鳴く。煩わしくなったマリアはその羊を射殺。
ペートゥルはマリアに感情を抱いている。
マリアとイングヴァルは夫婦だから夜の営みも。が、ロマンチックなムードより生々しさを感じる。
この愛憎劇を、穢れなき子はどう見たか…?
マリア、羊…言うまでもなく、聖書からの引用だろう。
羊の獣人はギリシャ神話に登場する山羊の角を持つ“サテュロス”がモチーフになっているとか。
“自然の豊穣の化身”であり、“欲情の塊”とも言われ、名の由来に“男根”の意味もあるとか。
これらも色々、暗示めいて描かれている。
人の欲、エゴ、業…。
それらが罪と言うのなら、罰とも言うべき悲劇や破滅が訪れる…。
監督は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』にも携わったVFX出身。本作で監督デビュー。ビジュアルのみではなく、独創的な世界観作りも見事。
アイスランド作品。北米配給を獲得したA24スタジオのさすがの目利き。
ノオミ・ラパスの名演。彼女の個性は、非ハリウッド作品や鮮烈インパクトの作品でこそ光る。
終盤、トラクターを修理に行ったイングヴァルとアダの前に現れる。
誰もがまず、悪魔か魔物か獣と思う。死と悲劇と破滅を招きに…。
が、別の見方をすれば…。
“彼”は妻を殺され、我が子を奪われた。ただ、我が子を取り返しに来ただけ。
アダや“彼”など異形の者こそ存在や行動に真っ当さがある。
悲しみ深き、罪深きは、人。
愛娘を亡くした悲しみ。最愛の夫を亡くした悲しみ。新たな幸せも失った悲しみ。
胸が痛いほど同情するが、罪深きに対しての後味の悪さも感じる。
救いはないのか…?
羊人よ、迷える我ら子羊たちに、救いを。
こっわ、きっも
ってならないんですか????
びっくりした。人間とのハイブリッドこわすぎwww
全然可愛くない!!
自分たちの亡くなった子と同じ名前つけるか?
あれは誰がどうみても羊なの!
アダの親父こっわ\メェ/ 🐑
どこから現われた?どこに消えた?
自分の旦那よりアダかよ!!!
あとさ後半、羊の世話どうした?
奇特さと静謐では覆い切れない平々凡々さ
自然への軽率な冒涜が人間の理知の埒外にある自然(=超自然)によって断罪される、というのは文芸全般にお決まりのパターンだが、本作がそこから何か有効な差異を生み出せていたとは思えない。予想通りのことが予想通りに起きていき予想通りの結末を迎える。ビジュアルの奇特さと無駄に持続する静謐だけでは覆い切ることができないくらい平々凡々さ。
映像に関しても特筆すべき点はなく、アイスランドの原風景はのっぺりしたCGによって本来のざらついたテクスチャを奪われている。文芸チックな落ち着いた長回しが多い一方、アダのビジュアルを不自然なくらい出し渋ったりジャンプスケアのようにアダの父親を大写しで唐突に登場させたりと撮影・演出のトーンに統一性がない。しかもその統一性のなさが画面に不吉な違和や緊張をもたらすといったこともなく、単なる技術的瑕疵として露呈していただけという始末。ここまでつまらない、なおかつ心にも残らない映画も珍しい。
思わせぶりなシーンがたくさんあるのにそれを生かしきれない残念な脚本。そしてこれは男性が書いたものだという不満。ちょっと方向性間違った感。
子どもを亡くした母親が、「アダ」を有無を言わせず横取りすることは、本当の母親をかつての自分(子を亡くした母親)と同じ状況にすることと同じだ。亡くした子どもの代わりを「天からの贈り物」とするにはもう少し違ったアプローチがあってもよかった。母性とは同じ「産む性」である対象にも目を向けることができるはず。ファンタジー性の高い寓話であるがゆえに、残念だ。
動物や、強風・雨・霧といったアイスランドの天候を最大限生かした撮影は、暗くセリフの少ないストーリー展開に一役買っているものの、時間軸のハッキリしないカットの多様でもったいない。
途中から表れるペートゥル(ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン)が緊張感をもたらすものの思わせぶりなだけだ。
最初全然台詞ないからえ?思った 最後もえ?誰よ!?やったけど笑 奇...
最初全然台詞ないからえ?思った
最後もえ?誰よ!?やったけど笑
奇妙に思えるアダちゃんも段々可愛く見えてくるから不思議
自業自得なんやろけど、あんなに愛情注いで育ててたのになーとちょっと可哀想になりました
良い
アダかわいいんだけど、どうにもゾワゾワする。前半の静かすぎる夫婦の生活を考えると、弟と一緒にテレビ見たりしてるのは明るくて楽しそうだけど、そうじゃないんだよ感が見事。最後のお父さん出てきちゃったシーンはあちゃーと思ったけどまあそれもそれでありなのか?と思わせるほど全体の空気が良かったです。
不気味でシュールだったけど、面白かった。
『LAMB/ラム』鑑賞。
*主演*
ノオミ・ラパス
*感想*
牧羊を営んでいる夫婦が羊の出産に立ち会った際に、産まれてきた羊の赤ちゃんがなんと、頭が羊、下半身が人間という奇妙な羊の赤ちゃんが産まれる。
そして、マリアとイングヴァルは、かつて子供を亡くしており、その亡くした子供の名前「アダ」と名付けた。
演出一言でいうとシュール。
登場人物はかなり少なめだし、台詞もほぼあまりないです。
始めは、シュールすぎてあまりノレなかったけど、だんだん雲行きが怪しくなって、ホラーかスリラーっぽくなってきて、やっとノレた感じ。
肝心な所を見せない所が絶妙。
アダが可愛かった。
最後は思わず、「えぇ?!」って叫んでしまいました。でも、なんかモヤモヤが若干残ってしまった。
ただ、メッセージ性が強く思えるような映画でした。なんとなくこちらにも伝わってきました。
総じて、不気味だったけど、なかなか面白かったです。(^^)
雰囲気映画
ちょっと前に持ち上げられていたからどんなもんかな
と視聴、映画自体に語るほどの中身はない
雰囲気を味わうタイプのホラー
合う合わないがある。
合わなかった。
こういう系統のホラー作品は全く合わないかな・・・
半獣半人をテーマにしているんだから
『スプライス』のような得体の知れない、おぞましさを感じるようなホラーかと思ったが
肩透かし、生贄とかの風習に絡めたホラーでもなく
人間と獣を反復横とびする気持ち悪さもいまいち感じられなかった
陰鬱な天候で人外と生活しているというだけで怖いとかそういう感じじゃないかな。
なんだこりゃ・・・
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