「ゲームをプレイしたときの恐怖が蘇った。」バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ゲームをプレイしたときの恐怖が蘇った。
ミラジョボ版のシリーズはどちらかといえばエンタメ寄りだったし、ホラー映画の純粋な恐怖を味わえる点ではこのリブート版が勝ってる気がした。ただ、アリス計画とアンブレラ社との闘いは面白かったし、自分でも当時はエンタメを望んでいたのかもしれません。尚、初期のゲームは1しかクリアしてません・・・
登場人物もゲームに沿って練られたキャラ、ジル、クレア、クリス、ウェスカーなどの名前が懐かしくてしょうがない。『バイオハザードⅡアポカリプス』のようにジルは似てはいないものの、ブラヴォーチームだとか、舞台となるのも屋敷だったりするし、ゲームが怖かった人にはとっつきやすいと思う。
最も印象的なのは予告編にもあったけど、個室でむしゃむしゃ食っているゾンビに初遭遇したシーン。さらにマッピングの小型通信機なんてのもゲームをやっている感覚に近い。
ミラジョボ版バイオハザードは21世紀ゾンビの元祖と言うべき作品だったけど、20世紀のロメロゾンビを古典として別格としてしまった気がする。かつてはブードゥー教など、死者が蘇ることからゾンビが発生し、新しくは生物兵器研究・ウィルスによって発生・感染する大きな違い。走るかどうかの違いもある。
covid-19のせいで世の中に感染の恐怖が蔓延し、こんなコロナ禍だからこそ生まれたのだろうか。陰謀論という言葉も登場し、風刺にもなってるところが興味深い。このままシリーズが続くようなら、ワクチン接種やロックダウンといった世の潮流に沿ったものになるだろうし、ゾンビに対する考えも大幅に変えてくれるような気もする。さすがに空気感染だけでゾンビ化するのはやめてもらいたいが・・・
○クリスが捕まってラストにクリス計画発動か?!などと考えたおいらはおっちょこちょい
kossyさんへ
マンボウは延長されたんですが、金曜午後に辛抱が臨界超えましてw
金土で6本。今日も多少はためらいがあるものの、これから3本です。我慢のストレスで精神が逝っちゃいそうw
今晩は。
「本当は人間が一番怖い」⇒納得です。
「社会風刺が効いている」⇒納得です。
「笑える」・・成程、そういう見方もありますね。ホラー映画チキンの私は、とても、笑う余裕はありませんが・・。
あの”音”でビックリさせるのは、苦手です・・。では。