ジャスティン・ビーバー 僕たちのカウントダウンライブ

解説・あらすじ

Amazon Prime Videoで2021年10月8日から配信。

2021年製作/94分/アメリカ
原題または英題:Justin Bieber: Our World

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0ドキュメンタリーというか、ほぼライブ映像

2025年3月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

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なのでライブ映像(ライブDVDみたいなもん)としての評価です。

長いこと調子が良くないのは知ってたけど、やはりパフォーマンスの質はかなり落ちたなぁというのが正直なところ。
相変わらず音感は良いし、歌唱力は数曲目から調子が上がってきて良くなるけど、序盤は酷い鼻声で、少し歌うとゼイゼイ息切れ。休憩時間を増やすために間にドキュメンタリー入れてるのかと思うほど。高音はガサガサというかキンキンというか?とにかく綺麗な音が出ていない。
ダンスも昔とは比べものにならない、というかただ左右にステップを踏むだけの動きすら、足元がおぼつかないように見える。
製作側もわかっているようで、少しでも動きの多いパートになると横からや斜めからのカットにやたらと切り変えたり、足が動いてないと思うと足元を映さないようにしたり、と大忙し。周りのダンサーの質が良すぎて余計浮き彫りに。
昔はダンサーと並んで踊っても遜色なかった。

where are you nowだけ急に歌が良くなるけど、これもしかして録音か?
ダンスが激しいし、本人達も見せ場にしていたようだから、この1曲だけ歌は録音かもしれません(ジャスティンは元々ダンスが激しいパートは口パクだったはず)。

あと、前半ずっとズボン握り締めてるなと思ったら、定期的にズボンがずり下がってたらしく、what do you mean?歌い終わったら半ケツになってました。何しとんねん。

久々にジャスティンのライブパフォーマンスが見られるのか!と思ったけど、かなり調子悪いみたいだし、そんな期待通りのパフォーマンスが見られるわけないよな…とスルーしてそのまま忘れてました。
Amazonの評価がとても良いので、今更ながら恐る恐る見てみましたが、やはり微妙。
でも逆に、あれだけ調子悪そうなのに、ライブとなるとこれだけのパフォーマンスができるのは凄いとも言えます。
ジャスティンの無事な姿を見られれば内容は何でもいい人向けかなと。相変わらず生気はないけど。

曲は良いです、もちろん。でもパフォーマンスにはあまり期待はしない方が良いですし、ドキュメンタリーというカテゴライズも謎。
ライブ映像に、ジャスティンの印象を何とか良くするための身内の褒め言葉を入れ込んで、無理矢理ドキュメンタリーにした感じ。しばらく素行不良や薬物使用、病的なイメージが絶えなかったから、それを払拭するために過剰に持ち上げてるのかなと邪推してしまった。そのくらいドキュメンタリー部分が薄っぺらい。
正直言うと、個人的にはジャスティンが周りに依存しているように見えるだけの内容でした。良い人達なんだろうけど、あまり健全な頼り方じゃない雰囲気がするというか。

最初はこの映画にヘイリー(妻)出てくる必要あるか?と思って見てたけど(宣伝でもやたらとヘイリー移してた)、見進めるうちに何となく「ジャスティンとヘイリーは本当に愛し合っている」というイメージを植え付けたいという意図もあったのかなと思った。ヘイリーと結婚し、ヘイリーが叩かれてるからこのドキュメンタリーを撮ったのであって、もし結婚してなかったら、もしくはヘイリーとの結婚が普通に祝福されてたら、こんな映画は撮ってなかったのでは。
Amazonのレビューにもありましたが、Love your selfの「ママは君のことが好きじゃない」の部分を、わざわざこの曲辺りでヘイリーがマスクを外し(Boyfriendまではつけてる)、ニヤニヤしながら歌ってフンッて顔するのをそのまま映してるのが面白い。たまたまなんだろうけど、この調子ではアンチヘイリーは減らなそう。

本作は年越しライブなので、ライブ中にカウントダウンして年明けを祝うのがメイン。映画見てもどのタイミングで年越したんだかよくわからないようになってますが、実際には4曲目Foreverを歌った後にカウントダウン、年明け、シャンパンポーン!だったそうです(このシーンは盛り上がるからか、映画ではラストに移動されてる)。
ライブ会場が西海岸で、東海岸の方が明ける時間が3時間も早いため、東海岸の時間に合わせてのカウントダウンだった模様。なので、ジャスティンがいる会場ではまだ21時くらいなのにハッピーニューイヤー!…ということらしい。
年越しで騒ぐこのタイミングでマスク外してたならわかるけど、5曲目Boyfriendではつけてる。6曲目では映らない、7曲目では外してるところがチラッと映るけど、後ろ姿。次が噂のLove your self。
何でわざわざ元カノdis曲と言われてるこの時にマスク外して変な顔(呆れたような顔)してるんだろう、と。また何か言われそう。
元カノのことも別れた後に知ったくらいの情弱なので、妻とか元カノとか正直どうでもいいですが、叩かれてるの自覚してるし傷付いてるなら、多少は気を付けた方がいいと思うんですけど、自ら燃料投下しまくってると話題になってました。そんなのが話題になるとは。ジャスティンが低迷してるから余計そっちに世間の目がいくんでしょう。
ちなみにその後しばらくヘイリーは映らず、次に映ったのは13曲目のHoly(ジャスティンからヘイリー愛してる!と言われて慌てて出てくる)。何か飲み食いでもしてたのかな。
こんなに映ってない曲たくさんあるんだから、Love your selfのシーンはカットすればよかったのに…いや、余計なお世話だけど。
ちなみに、ラストの17曲目Anyoneではまたマスクしてました。いや、余計なお世話だけど。

いくつもカメラあるのに、いくつも使える映像あっただろうに、ジャスティンがずり落ちるズボンを必死に折り込みながら歩いてる姿とか、歌い終わりキメてる瞬間の半ケツとか、そういう変なシーンを使ってる辺り、Amazon Primeの気質を感じるというか何というか、な気もしますが(…まさかあれでもマシなシーンだけ抜き取ってるとか?)、2020年コロナ禍にこんな風に、ちゃんと距離は保ってライブを見せてくれたことには、皆感謝していると思います。
何だかんだ言って、そこそこ元気そうなジャスティンの姿を見られて良かったと思ってる自分もいる。

「聞いたところによると、最高のリーダーシップとは皆の力を借りることらしい」って話してるジャスティンが何か素朴で可愛かったのと、ライブ感は充分あったし曲も良かったのでこの評価です。

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alala

4.5Justin Bieber : Our World

2024年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

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Amazon Studios 製作 (Prime Video 独占配信)

2020年のコロナ禍期に開催された無観客ライブ(ホテル客の部屋からの観戦有り)。全世界ライブ配信。ホテルの低層部の屋上に特設ステージを作り、高層のVIPルームからライブが観られる。なんとも贅沢な。

私はこのライブを知りませんでした。今では最も聴くアーティストの一人ですが、当時は全く聴いていませんでした。

本作はライブ+ドキュメンタリーですがライブ中はドキュメンタリーが挿入されませんので高評価ですが、New Year's Eve の countdown live のはずなのにどこで新年になったのか分からない。
4曲目"Forever" の後シャンパンを開けカウントダウンしたらしいのですが、本作では最後になっています。映画では回線トラブルで45分遅れの20時45分スタート。実際のその時刻は東海岸時間の23時45分。LAとNYは3時間の時差があるとはいえ分かりにくい。

"Holy" のドローンや"Lonley"は特に良かった。
…………
December 31,2020 on the rooftop of 'the BEVERLY HILTON'HOTEL

1."All Around Me"
2."Sorry" 〜ドキュメンタリー
3."Second Emotion"
4."Forever" 〜ドキュメンタリー
5."Boyfriend"
6."Baby"
7."No Brainer" 〜ドキュメンタリー
8."Love Yourself" (acoustic,B/W) 〜ドキュメンタリー
*.("All That Matters"映画ではカット)
9."Where Are Ü Now"
10."What Do You Mean?" 〜ドキュメンタリー
*.("Running Over"映画ではカット)
*.("Come Around Me"映画ではカット)
*.("Get Me"映画ではカット)
11."Yummy"
12."Habitual" 〜ドキュメンタリー
13."Holy"
14."Intentions" 〜ドキュメンタリー
15."Monster"
16."Lonely" 〜ドキュメンタリー
17."Anyone"

18."I Can't Be Myself" (credit)

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imaxmax

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