宮田バスターズ(株) 大長編

劇場公開日:

宮田バスターズ(株) 大長編

解説

宇宙生物駆除を業務とする中小企業の奮闘を描いた異色のSFモンスターパニック。地球に飛来する宇宙生物から人々を救い、世間から喝さいを浴びてきた会社・宮田バスターズは、駆除テクノロジーの進歩とともに時代のニーズと社員の士気が失われてしまう。そんな中で会社の存続を脅かす危機が訪れ……。さまざまなアイデアで自主映画を手がけてきた坂田敦哉監督が、約20分の短編として2019年に発表した短編「宮田バスターズ(株)」をクラウドファンディングで資金を集めて長編化。坂田監督自身で脚本、撮影、編集、特殊造形なども一手に担い、ホームセンターで買える材料だけで撮影セットを組み、社用車やロボットスーツなども手作りで、「徹底したモンスターパニックDIY映画」と称して完成まで2年を費やした。市民を守るため立ち上がる宮田バスターズの社長を演じた渡部直也が、短編版に引き続き主演。宮崎美子が特別出演している。

2020年製作/72分/G/日本
劇場公開日:2021年11月20日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0あれ?悪くない(笑)

2021年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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らくだ

3.0ミヤタ・ゴーゴー

2021年11月28日
Androidアプリから投稿

笑える

楽しい

単純

隕石の様に飛来する宇宙生物を駆除する会社(株)宮田バスターズが時代の流れに翻弄される話。

背中にタンクを背負いガスの様なものを噴射して命懸けで戦い、かつては喝采を浴びた宮田バスターズだったが、近頃は駆除の際の物損被害が疎ましがられているという情況下、家庭用の宇宙生物駆除光線銃が販売されて旗色が悪くなるというストーリー。

今までコンペチターはおらんかったんか?とか、宮田バスターズの営業圏外は?とかいう疑問は置いといて、とりあえず、ゆる~い設定、おふざけ満載の「くだらない」が褒め言葉になる空想特撮ですねw
調べもしないでTEL掛けられるなら、ステッカーは不要でしょうに!ww

お笑い要素も交えつつ、くだらないものを本気作っている感じが伝わってくるし、あれ?宇宙生物…となっちゃうけれど、ちゃんとストーリーも作り込まれていて面白かった。

ということで、☆3.0満点の作品で☆3.0点きっちり獲得という感じだけど、案外マジメ過ぎる感じもして、もっとおバカに笑いに振って振り切っちゃえば良いのにとも感じた。

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Bacchus

3.5素晴らしいB級おバカ映画でした

2021年11月22日
PCから投稿

短編で作った自主映画が短編映画祭で好評だったのでそれをまた自主で長編化したと

個人的に今年一番面白かった映画、映画大好きポンポさんの言葉を借りるのですが、「泣かせ映画で感動させるより、おバカ映画で感動させるほうがかっこいいでしょ?」
これにつきますよね
B級おバカ映画を自主でやってる宮田バスターズ(株)は圧倒的にカッコいいですね
ただし、星が普通なのは感動して泣くほどのラストには、残念ながら届いてなかったからです
こころざしの部分を買っての星3.5でした
広い意味では自主映画でこれを作ろうとした監督さんがいることに感動してるんですけどね
これで感動して泣けるほどのストーリーテリング、脚本の技術まで備えたら完璧ですよ
監督さんには、とにかくハリウッド大作や韓国映画とかアカデミー賞脚本賞レベルのシナリオを勉強してもらいたいなと思いました
邦画は自主も商業もとにかくシナリオのレベルが低いので参考にはしないで欲しいです

邦画の特に他の自主映画系監督の作品は、雰囲気だけの恋愛映画や青春映画、感動したって言わざるを得ないマイノリティが主役の映画、暴力的なゴア系映画、それらがほとんどですからね
誰かと同じような3パターンぐらいの自主映画作って、自主映画祭も同じような映画ばかり入選させてますから、個性もクソも無いですし、マジで終わってますよね
宮田バスターズ(株)がそういう映画祭に入選してないのはそもそも応募してないのか、落とされたのかが気になりました
後者ならホント、日本の映画界は自主映画界から終わってるんだなと感じます
本当なら東京国際映画祭のコンペ部門で入選させて、監督は文化庁の映像作家育成枠で育てないといけない逸材ですよ

褒めすぎも気持ち悪いので気になったこともいくつか

宮田バスターズ(株)のステッカーはシールタイプじゃなくてマグネットタイプじゃないと納得出来ません
町の水道屋をイメージしてたので、冷蔵庫に貼るマグネットじゃないなんて許せないと思いました笑

あと、脚本について
大きく1つ
前川コンサルティング?が宮田バスターズ(株)に合流してきた展開
あれが???でした
壊せる美術セットが予算的に宮田バスターズ(株)の社内でラストだったから脚本上でそうしたんでしょうけど、それがストーリーとして面白くないです
テーマが中小企業(人)VS宇宙生物なのに中小企業(人)VS暴走ロボットにすり替わってしまってる
この辺が感動できない理由かもしれません
市販の光線銃が発売されたから専門職である宮田バスターズ(株)の仕事が無くなる、まではほぼ勝ちゲームみたいに面白い展開だっただけに余計にミスった気がします

あと、それに付随して面接来た変な男の子のサブプロットが不要です
あれで笑う観客もいなかったし、メインプロット、必要なストーリー展開の邪魔でした
伴って回想の面接シーンも不要
女の子が憧れて宮田バスターズ(株)に入ったのは時間飛ばしても分かったから、わざわざ回想を入れるのは無駄です
回想にするぐらいなら時系列順に編集したほうがマシです

あと、市販の光線銃の初登場シーン及び説明が旅館なのに、そのすぐあと駆除に向かった喫茶店で素人が光線銃使ってるシーン、この構成が失敗してます
喫茶店で市販の光線銃の存在を知ってショック受ける、そして説明シーンならばキャラクターの気持ち優先で感情移入出来ますが、説明が先にあると、キャラクターの驚きもこっちの驚きも減少します
だから、旅館のシーンか喫茶店のシーンか、そのどちらかが余計ですし不要です

他にも細かいことはもっとあるんですが、すぐ思い出せないし、とにかくB級おバカ映画作ったことが素晴らしいのであんまりダメ出ししても仕方ないので、この辺で

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東鳩

5.0短編からの大躍進

2021年11月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

親族、関係者だけが盛り上がるバッタもんではなく、長編としての流れもおさえて素敵な出来、でもそこが少しさみし
#宮田バスターズ

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sakurasakura

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